エロシーンの続きです。
「も、もっと」
ごく小さな声で水輝が言うと佑が笑って手を止める。水輝は眉を寄せ、息を殺して懸命にこみ上げてくるものに耐えた。無意識に力が放出されて髪と瞳が冴えた青色に染まり変わる。
「こういうのは、どうかしら?」
意味ありげに笑った佑がスカートをたくし上げる。誘われるままに水輝は佑を見つめた。ショーツを引き下げた佑の股間にはいつの間にかペニスがそそり立っている。水輝は驚きに息を飲み、猛烈にこみ上げてきた欲求にごくんと喉を鳴らした。ふふ、と笑った佑がまた水輝のペニスを握り、肛門に触れる。水輝はごくささやかな刺激に焦らされてシーツを強く握りしめた。自然と呼吸が荒くなり、声が漏れる。
「さあ、水輝さん。腰を振ってわたしをねだってみせて。これは命令よ」
くすくすと笑って佑が首を傾げる。水輝は命令を貰う時の特有の快感にうっとりと顔を緩め、言われるままに腰をくねらせた。
「もっと、中に、ちょうだい」
甘い声でねだって水輝は佑を見つめた。快楽を求める水輝のペニスの先端からは透明な雫が滴り落ちている。
「素直でいいわ。挿れてあげるわね」
そう囁いて佑が肛門にあてがっていた指をゆっくりと押し進める。水輝は意図的に下半身から力を抜いた。長く掠れた声を漏らす水輝の腸内に佑がじりじりと指を潜らせていく。体内に触れられる快感に水輝は思わず仰け反った。
「あっ、ああんっ! 佑っ」
何度も馴らされた腸内を弄られて水輝は掠れた声で佑を呼んだ。嗤いを浮かべた佑が細い指を腸内で動かす。
「感じてるのね? ぐちゃぐちゃよ。水輝さんって本当に変態ね」
くすくすと笑いながら佑が水輝の腸壁を指の腹で突き始める。水輝は目を見張って腰をひくつかせた。佑が少し指を動かすだけで突き抜けるような快感が全身を走る。水輝は無自覚のまま、ペニスから白いものを漏らしていた。細く垂れ落ちた精液を佑が右手の指先でペニスに塗りつける。ペニスと腸内とを同時に刺激されて水輝は反射的に腰を揺すった。
「あっ、くあああんっ! いいっ! ああうんっ!」
女を抱く時には決して得られない質の快楽に水輝はあられもない声を上げた。自然と足が開き、もっと佑にいたぶられたいという欲求が次々にこみ上げる。水輝は我慢出来ずに自分からベッドに這いつくばった。膝立ちになって尻を高く持ち上げて腰をくねらせる。
「水輝さん、ほら、もっと腰を振ってみせて。わたしの、欲しいんでしょう?」
そう言いながら佑が水輝のペニスを握る手に力をこめ、腸内に潜らせた指の動きを止めてしまう。水輝は切羽詰った声を上げて夢中で腰を揺すった。
「もう、水輝さんってば、はしたないわね。本当に水輝さんって変態ね」
楽しそうに佑がくすくすと笑う。水輝は荒い息を吐きながらのろのろと肩越しに佑を振り返った。
「そうだ、水輝さん。自分は変態だって、言ってみせて」
「な……んで」
佑の言葉にぞくりとしたものを感じつつも水輝は掠れた声で問いかけた。すると佑が少し不機嫌そうに眉を寄せる。ペニスを強く握られた水輝は悲鳴に近い声を上げて身体を震わせた。全身に汗が一気にふきだす。
「命令だって、いちいち言わないとだめなのかしら?」
冷たい口調で言って佑がゆっくりと指を引く。腸内から徐々に佑の感触が消える。水輝は首を強く横に振って腰をひくつかせた。シーツを強く握ってごくん、と唾を飲む。
「お、おれは、変態、です」
掠れた声で告げた瞬間、水輝の腸壁を佑の指が勢いよく突いた。待ち望んでいた刺激に水輝は声を上げて仰け反った。
「どうしてほしいの? 指だけじゃ不満でしょう?」
嗤いを浮かべて言いながら佑が指を激しく動かす。腸内を指で勢いよく抽迭されて水輝は腰をくねらせた。目を見張って開けた水輝の口から涎がシーツに伝い落ちる。佑がしっかりと握っているにも関わらず、水輝のペニスは白いものを次々に垂らした。
「くぅ! あっ、ああんぅ!」
頭が真っ白になるような快感が襲ってくる。水輝は衝撃にも似た快楽に弾かれたように身を起こした。絶頂に達した水輝のペニスがびくんと脈打ち、精液を撒き散らす。それと同時に佑の指に絡みついた水輝の腸壁はびくびくと脈打った。
「指だけでいってしまうなんて。お仕置きが必要ね」
ベッドに力なく手をついて水輝はごめんなさい、と掠れた声で呟いた。佑が水輝のペニスを強く弾く。力任せに指で打たれた水輝は痛みに顔を歪めて身体を丸めた。
「痛かった? ごめんなさいね」
くすくすと笑って佑が水輝の肛門から指を抜く。急な喪失感に水輝は嫌がりながら佑を振り返った。佑に打たれたペニスはじんじんとまだ痛んでいる。が、その痛みが何故か猛烈な欲求を水輝に与えていた。緩んだ肛門からは愛液がしとどに漏れている。
「どうしてほしいか、訊いたわよね? なぜ返答しなかったの?」
佑が指先だけで水輝の尻を撫でる。水輝はごめんなさい、と再度佑に詫びた。気持ち良すぎて答えられなかったのだ。呼吸を乱しつつも水輝は何とかそう答えた。
佑がノリノリですねw