あ、でも機械相手……なので。あんまり上手く書けてませんけども!(汗)
水輝の身体に鎖が刻まれている。それはいい。鎖は優一郎が施したものだろう。問題はそれ以外の傷の数だ。確かに水輝は人の目に映らない無数の傷を元々負っていた。だがその傷が確実に増えている。それも一つや二つではない。
「何で……あなた、何をしたのよ!」
身を震わせて叫んだ渚の手から水輝が乱暴にシャツをひったくる。
「茜さん?」
恐る恐る呟いた祐をちらりと見てから水輝が黙ってシャツを着込む。ボタンを留めようとして千切れ飛んでいることに気付いたのだろう。水輝が舌打ちをする。
「関係ないだろ、お前達には」
冷ややかな言い方に目を吊り上げて渚は水輝の胸倉をつかんだ。いつもなら振り払われる筈なのに、水輝は簡単に渚に引き寄せられてしまう。
「何をしようとしているの。何を隠しているの。白状なさい!」
「だから関係ねえだろっつってんだ!」
気のこもった声で叫び返して水輝が渚の手を払う。渚は怒りに歯軋りして再度、水輝のシャツをつかんだ。
「いいかげんにしろ。でないと叩き出すぞ」
低い声で言ってから水輝が乱暴に渚の手を払う。それから水輝はおもむろに手を伸ばして祐の肩を軽く押した。油断していたのだろう。祐が焦った声を上げてベッドに引っくり返る。
「しなきゃまずいんだろ?」
淡々と告げて水輝はいきなり祐のスカートを跳ね上げた。慌てた声を上げる祐のショーツを手早く下ろし、膣に挿入されていた張り型を抜く。
「んふっ! 水輝……さん」
弱々しい声で水輝を呼んで祐が困惑した目で渚を見る。渚は無言で水輝を見下ろしていた。手早くジーンズの前を開いた水輝がペニスを引っ張り出す。萎えていたペニスは水輝が指でつつくとあっという間に勃起した。祐の足を開いて膝で寄った水輝が目を上げる。
「別に何も企んじゃいない。安心しろ」
低い声で言いながら水輝が祐の腰をつかむ。引き寄せられた祐の膣に音を立てて水輝のペニスが食い込む。その途端に祐は甘い声を上げて仰け反った。水輝が祐に圧し掛かりながら腰を押し出す。渚は静かな目で交わる二人を見下ろした。
「あっ、んふぅんっ! みずきさんっ!」
水輝の首に懸命に抱きつきながら祐が嬌声を上げる。艶かしく腰をくねらせる祐に抽迭しつつ水輝は淡々と告げた。
「標も金龍神も、いつの時代も勝手にずかずか人の心に入り込みやがる」
水輝に揺すられていた祐が一際高い声を上げて全身を硬直させる。渚はぴくりと眉を上げてそっと息を吐いた。どうやら水輝が予告もなくいきなり射精したらしい。だが水輝はまだ腰を動かしている。
「心配している、とは取ってくれないのね」
静かな声音で告げて渚はベッドに腰掛けた。視線の高さが揃ったところで水輝をじっと見つめてみる。水輝はちらりとだけ渚を見てからふい、と目を逸らした。とても快楽を感じているとは思えないほど不機嫌な顔だ。
「んっ、あっあああんっ!」
とろけそうな表情で祐が身をしならせる。立て続けに二度の射精をしたのだろうに、それでも水輝の表情は相変わらずだ。渚は息を吐いて寂しさの漂う笑みを浮かべた。
「本当は最初から知っていたんでしょう? 彼のものには決してなれないと。それなのにどうして」
訊ねた渚にうるさい、と不機嫌に返して水輝が祐の腰を引き寄せる。腰を浮かせられた祐は水輝にされるがままに喘いでいる。恐らく今の祐には先ほどまでの会話のことなど判らなくなっているに違いない。激しい快楽に晒されて甘い声で喘いでいるだけだ。
「んっ、あっ、くふぅうんっ!」
祐の核に水輝の力が大量に注がれる。渚は感慨のない目でその様子を見て取った。先ほど水輝が現した炎といい、今の力といい、影に見えるほど大きな力ではない。だが極々僅かに闇が含まれているような気がするのだ。だがその闇に見える何かも祐の核に吸い込まれたと同時に消えてしまう。どうやら水輝が射出したと同時に力をかけ、闇に見えるものを根こそぎ焼き尽くしているらしい。
水輝の精を受けた祐が跳ねるように仰け反る。そんな祐の腕をしっかりと押さえつけたまま、水輝が腰を揺する。膣にペニスが出入りする度に粘度の低い愛液が周囲に散る。
「あっ、ああんっ! 水輝さんっ!」
切ない声で祐が水輝を呼ぶ。それまで不機嫌な面持ちをしていた水輝は少しだけ表情を緩め、身を傾けた。優しく祐に口づけつつぴったりと身体を合わせる。
「ほら、ちゃんと吸え」
掠れた声で言って水輝が祐の片足を持ち上げる。片方の足だけを高く上げられた祐は高い声を上げて腰をくねらせた。祐の足の間に割り込む格好で水輝が腰を突き出す。渚はしばし二人の様子を眺めてから静かに立ち上がった。軽く呻いて腰を押し出したところで水輝が動きを止める。それを見計らって渚はおもむろに手を伸ばした。
そういえば切る前は22,000字とかあったんですよね、このエピソード……(汗)