痴女を引き寄せる男の快楽日記 作:由波紫原
小笠原博は、学校に向かう電車に乗るために、駅にやってきた。
先週末、大澤雪乃に対する、半ばレイプのようなセックスに博は後になって反省していた。あの時、雪乃に訴えられなかったのは奇跡とも言えるのかも知れない。
だから、博は、今日は雪乃に出くわしませんように、と祈りながら朝7時22分に駅にたどり着いたのだった。
小笠原博は、雑踏の中を進んだ。ICカードは通学定期券化しているため、学校に向かう路線以外の場所に行かない限りは券売機などでチャージをする必要は無い。今日の学校の授業は午前中のみ。昼飯を学食で安く済ませてから、街歩きをしつつ、本屋めぐりをしよう。博は今日のスケジュールを頭の中でそう組み立てた。
朝の駅のホームは、相変わらず大混雑していた。今日は快晴で、夏の始まりと言えるくらい暑い。だから、周りの人々の多くは薄着で、博自身も、半袖のポロシャツと薄手のジーンズ、ベージュの野球帽という格好で、テキストやノート、ペンタブ、筆記具、USBメモリが入った鞄を肩から下げている。
博は、駅の中で飲み物を買って飲むべきだったと後悔した。だが、あと4、5分程で学校の最寄り駅に向かう快速電車がやって来るし、この混雑を考えると、とてもそんな余裕があるとは思えない。
そんなことを考えていると、博の隣に若い女性が立った。ボブカット茶髪で蒼い瞳、白い肌の欧米人か、欧米系のハーフの美女だ。半袖の白いブラウスと、膝丈の藍色のフレアスカート姿だ。博は、目だけを動かし、彼女の姿をちらりと見た。そして、いつものように空を見上げる。この駅は、乗り換え路線がありながら、ホームには簡易的な雨避けと転落事故防止のためのホームドアがあるだけで、空を見ることができる。時折、カラスとスズメの鳴き声が聞こえてくる。
やがて、電子合成されたチャイムと音声が流れ、快速電車がやって来ることを知らせる。程なくして、電車がホームに入る。停止した電車のドアが開くが、相変わらず、降りる乗客は僅かだ。だが、その降車した客の数倍の人間がこの駅では乗り込む。確かにうんざりするが、この快速電車に乗らなければ、博は朝の学校の授業に間に合うように登校できない。なので、博は周りの人間に押し潰されるように電車に乗り込んだ。
朝の快速電車は、相変わらず、身動きが取れないほど人間を詰め込んでいる。そして、博の目の前には、先ほど、隣に立っていた茶髪のハーフ美女が立っていた。
車内の人間は、それぞれが密着状態なので、博の下腹部には、必然的に目の前のハーフ美女のお尻が密着する格好になる。そして、電車が揺れる度に、彼女の柔らかいお尻の感触が、博のジーンズの股間を直撃する。
茶髪のハーフ美女は、年齢は20代半ばから後半と言ったところだ。身長は女性にしては高い方で170センチくらいあるだろうか? ちょうど香水のいい香りが漂ってくる。まるでモデルのような美人だ。博はそんなことを考えていた。すると……。
電車がガクン、と揺れ、博の股間がハーフ美女のお尻に強く押し付けられた。
茶髪のハーフ美女が、突然、びくん!と背中を震わせ、後ろを見た。
博は反射的に謝る。
だが、茶髪のハーフ美女は、それを無視するような形で顔を下に向け、俯いている。
博は、腰を後ろに引こうとするが、周囲の人間の圧力でどうにもならない。
そして、博は、ハーフ美女のお尻が押し付けられる度に感じる快感で、つい勃起してしまった。その固くなった博のモノは、博のズボンとハーフ美女のスカートの薄布越しに、彼女のお尻の割れ目にぴったりとフィットしてしまった。
ハーフ美女は、俯いているので、その表情は見えない。ただ、耳まで真っ赤にしている。
電車が急カーブを曲がると、ハーフ美女の臀部に博のモノが、グイグイと更に強く押し付けられる形になった。彼女の下腹部の柔らかさと体温が、さらに博を興奮させることになってしまう。
(ま、まずい。これはまずい・・・・・・)
博は、なんとか興奮を抑えようと試みるが、ハーフ美女のヒップの柔らかい感触と体温を感じると、どうしても股間は反応してしまう。
そして、ハーフ美女が、その透き通ったエメラルドグリーンの瞳で博をちらりと見る。博は、気まずそうな表情を作った。すると、ハーフ美女は恥ずかしそうに目を背けた。
だが、ハーフ美女は、博の予想外の行動に出た。彼女は、腰を後ろに突き出し、その柔らかく引き締まったお尻を博の股間に押し付け、左右に振り始めたのだ。
博のモノは、ハーフ美女の柔らかいヒップに押し潰され、グリグリと刺激を受ける。
(うっ!きっ、気持ちいいっ!)
博のモノはさらに固くなり、ハーフ美女は、さらに強く腰を振り始めた。彼女の柔らかいヒップが押し付けられ、ハーフ美女の体温と柔らかさがダイレクトに伝わってくる。ハーフ美女の腰が左右に振られるたびに、彼女の尻肉が博の股間を擦る。
博は、なんとか勃起を抑えようとするが、ハーフ美女のお尻が股間に押し付けられると、どうしても興奮を抑えられなくなってしまう。
だが、博の肉棒がびくびくと動くと、ハーフ美女は、一旦尻コキを中止した。
(た、助かった・・・・・・)
安堵の気持ちと共に博の興奮は冷め、それに伴って固くなった男根も力を徐々に力を失う。
だが、次の瞬間、博は自らの間違いを自覚する。
ハーフ美女が今度は尻コキを再開したのだ。しかも先程よりも強く、お尻を博の股間に擦り付けてくる。
(うっ、うわわっ!)
ハーフ美女は、更に、博にとって予想外の行動に出た。彼女は、博の右手を掴むと、その手のひらを外側に向けさせ、自分のお尻を博に触らせ始めたのだ。
彼女の柔らかなお尻が、博の手のひらに押し付けられ、指がハーフ美女のヒップに埋もれていく。
(うわあっ)
博は、思わず拳を握る。だが、ハーフ美女は、博のその右手の拳を自らの尻の谷間に埋め込むように押し付ける。そして、ハーフ美女は、再び背後にいる博を見ると、博のズボンの裾を両手で摘まむ。そして、再びお尻を博の股間にムニュッと押し付け、腰を左右に振りながら尻コキをする。
電車が揺れるたびに、ハーフ美女の柔らかなヒップが博の股間に押し付けられ、ズボン越しにその柔らかさと体温、そして尻肉の弾力を感じる。さらに彼女の腰が振られる度に、そのお尻の感触をダイレクトに感じることができる。
(ああぁ・・・)
博は快感で頭が真っ白になりそうになる。だが、ここは満員電車の中なのだ。周りの人間に気付かれないように我慢しなければならない。
やがて、ハーフ美女は、博の股間に押し付けている尻を上下に動かした。そのせいで、博の男根の先端が、ズボンとスカートの生地を挟んでいるが、ハーフ美女のアヌスを突き上げる格好となる。
博のズボン越しに、ハーフ美女のお尻の割れ目と肛門の感触を味わうことができた。その柔らかいヒップが押し付けられる度に、博の興奮は増し、下半身に血流が集中していくのがわかる。そして、ついに、博のモノは限界まで勃起し、ハーフ美女のスカート越しでもわかるくらいになってしまった。
(まずい!)
だが、そんな思いとは裏腹に、ハーフ美女は更に激しく腰を動かす。彼女の尻が上下に動かされ、そのたびに博の肉棒は脈動する。
そんな時、電車が減速する。車内のモニターを見ると、次に停車するのは、博が通う専門学校の最寄り駅だ。
博のモノは、ハーフ美女のスカート越しとは言え、彼女の尻肉の柔らかな感触を味わい、はち切れんばかりに膨張していた。万が一、快感に負けてしまい、射精してしまったら一巻の終わりである。しかし、ハーフ美女は一向に離れていかなかった。むしろ腰を振る速度が早くなり、尻コキは更に激しくなっていく。そして、やがて彼女の尻肉の動きが速くなると……
そこで電車が止まった。ドアが開き、人が降りていく。
博は、周りの人を掻き分けるようにして、慌てて電車から降りる。ホームに立った時、軽く肩を叩かれる。
博が振り返ると、そこにはハーフ美女が立っていた。電車の中とは違い、その表情には笑顔が浮かんでいる。そして彼女は言った。
「明日もこの電車に乗るかしら?もし、そうなら、明日はちょっと付き合ってもらうわよ」
彼女は名刺を差し出す。それには、彼女の勤め先と部署、電話番号、そして名前が書いてあった。勤め先の名前から推測するに、どうやら、語学学校の講師らしい。
大河原レイチェル。
それが、彼女の名前のようだ。
「私は、あれじゃ満足していないの。次は満足させてくれるわよね」
大河原レイチェルは、その場から立ち去った。博は、少しの間、呆然としていたが、ふと我にかえり、学校に向かう。
博は、今日の授業に集中していれば、大河原レイチェルのことは頭から抜け落ちてしまうだろうと思った。しかし、それはとんだ勘違いだったのだ。