※この作品はR-18です。

爆乳お姉さんとヤリまくる話。   作:音有五角

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第四章「止まらなくなる」

 ああ、ついに言ってしまった、と思った。

 

 好きって。わたしなんかが、鈴野くんを好きって。

 

 でも、本当に良いのだろうか……。

 

 もっと、自分のことをきっちりさせてから、好きって。そう伝えたかった。

 

 だけど。もう、止まらない……。

 

 こんなにも彼とのセックスは気持ち良くて。こんなにも、求めてしまって。

 

 どうすれば、いいんだろう。

 

 前の彼氏からも、なんだかんだ、連絡が来ている。

 

 きっぱり別れればいいって、わかっている。もう、今更好きになれないから。

 

 全部、私が悪い。わかっている。だけど、どうしても。誠実じゃないって……。これじゃあ、セックスが気持ち良いから、鈴野くんを選んだ、そんな気がして。

 

 そうじゃないのに。そうじゃないのに、会ったばかりということもあって、そういう疑念がよぎってしまって。

 

 もっと、わたしがしっかりしていれば……。

 

 ああ、でも。

 

 もう、やめられない……。

 

 

 ベッドの上で、宮倉さんを正常位で突き上げた。ゴミ箱の中には大量のコンドームが捨てられている。もう何度目かわからないセックスなのに、激しくなるばかり。ギシギシギシ、とベッドが軋む。奥を突き上げるたびに宮倉さんの喘ぎ声は大きくなり、まるで奥にそういうスイッチが入っているかのようだった。

 

「ん、あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ♡ ああああん♡ 鈴、野くん♡ セックス、気持ち良い♡ 気持ち良い、よぉ♡」

「はあ、はあ、宮倉、さん」

 

 僕は宮倉さんの乳首を舐め回す。すると宮倉さんは僕の顔を両手で掴み、ぎゅうううううう、と爆乳に押しつけた。

 

「も、もっと、舐めて♡ わたしのおっぱい、好きに、して♡」

「っ」

 

 めっちゃ柔らかくて気持ち良いのだが、正直に言うと息苦しさすらあった。だが、なんて幸せな苦しみ。僕は爆乳に溺れそうになりながら、乳首を舐めまわす。ピチャピチャ、といやらしく愛撫する。その度に宮倉さんの腕の力が強まり、喘いだ。

 

「はあ、んあ♡ もっと、もっと、舐めて♡ わたしのおっぱいに、君の温もりを刻んで♡♡♡」

 

 腰を動かすのも忘れない。グチョグチョの中をさらにペニスで突き上げる。その度に柔らかく、いやらしくマンコが締め上がり、ペニスを射精へと導こうとする。中から精液を絞り出すかのような、吸引力。

 

「あ、あ、あ、あ、あ♡ ああああん♡ もう、ダメぇ♡」

「宮、倉、さん」

「はあ、ん♡ これ、もう、止まらない、ね♡ わたし、たち♡ もう、ダメ、かも♡」

「っ、ぁぁぁ」

 

 お互いに抱き合いながら、さらに激しく腰を動かす。宮倉さんのおっぱいが僕の体の間でふにゃん♡ と形が変わりとろける。パンパンパン!と突き上げる。あまりの激しさに、ベッドの上に乗せた携帯が落ちる。宮倉さんのだ。なにか着信があった気がした。でも、僕達は夢中で腰を振り合って、ディープキスを交わし合っていた。グチュグチュと音を立てる。お互いの舌と舌を求める。口の中の、温もりを感じる。

 

「で、出る」

「ん、ちゅ♡ いいよ、何度、でも♡」

「っ、出すよ!」

「ん、ああああああ♡ き、た……♡」

 

 パン! と大きく突き上げたのと同時に、射精する。激しい射精はドクドク何度も大きく脈打ち、今日何度目かの射精とは思えないほどに、激しいものであった。

 

 

 

 

 夕方頃になって、さすがにお互いに服を着始めた。お腹も空き始める頃だ。ゴミ箱の中にある大量のコンドーム。僕達は今更ながら我に返って、顔を赤くし合って、羞恥に言葉を失った。

 

「……すごかった、ね」

「は、はい」

 

 宮倉さんの言葉に、僕はアホみたいな返事をする。

 

 ほかにもなにか言うべきこと、ある気がする。

 

 もっと、好きになってもらわないといけない。

 

 前の彼氏から、本当に僕を選んでくれるのか、とか。そういう不安もある。

 

 それなのに……セックスばかりに、没頭してしまった。大丈夫なのだろうか。恋愛ってやつがわからないから、僕は落ち着かなくなる。

 

 ……まあ正直、こんな爆乳お姉さんとヤリまくりなんて、もう最高すぎるんだけど。

 

「ごはん、なににする?」

「ど、どうしましょうかね。なにも考えていないです」

「そうだよね……わたしも、頭、真っ白」

 

 ベッドの上で横になる。こてん、と宮倉さんが僕の肩に頭を乗せた。

 

「一人暮らし」

「え?」

「大変ですか? 宮倉さんみたいな可愛い女の子が一人なんて、危ないですよ」

「ふふふ。大丈夫よ。ここの大家さんはすぐそこだし。隣は同じ大学の友達だし……」

「そうなんですか?」

「うん。だから、その……声、別にいいかなって。で、でもっ」

 

 宮倉さんは顔を両手で覆った。

 

「今思うと、だからこそマズイ気がして……勢いでいいやって、なっちゃって……ううっ。留守だといいんだけど。聞かれていたら、もう、色々と……」

 

 悶える宮倉さんが可愛くて、頭を撫でた。

 

 髪が手の中で溶ける。ああ、気持ち良い。

 

「たしかに、自分の喘ぎ声友達に聞かれたら、クソ気まずいですね」

「だ、だよね。なんでわたし、いいやって、思ったんだろ……」

「我慢しようと思ったら、出来たんですか……?」

 

 宮倉さんはブンブン! と顔を横に振った。

 

「む、無理っ! だって、君、激しいから……」

「激しくしない方がいいですか」

「そ、それはっ……もう! イジワルなこと言わないでっ!」

 

 むうう、と頬を膨らませる宮倉さん。

 

 珍しく、僕は振り回されていなかった。だけど、少しだけ気づいたんだ。宮倉さんはお姉さんぶりたいだけで、本当は結構、乙女というか、Mっ気があるというか。そういう女の子なんだ。だからたまには、僕が宮倉さんを困らせたり、そういうことをしても良いような気がしたんだ。

 

「あはは、宮倉さん、可愛いですね」

「生意気なんだからっ。調子に乗らないで、君だってわたしのおっぱいがないと、もうダメな体の癖に」

「そ、それはまあ、そうだけど」

「君のおちんちんだって、わたしだけのものだから……こういうこと、言っちゃダメ?」

「全然、そんな、ことは」

「本当? やったぁ。じゃあ君のは、わたし専用だね♪」

「う、うん」

 

 どぎまぎさせられる。

 

 結局。すぐに、逆転されてしまうんだ。

 

 ……今日、泊まっていこうかな。

 

 そんな邪な気持ちが、脳裏をよぎった。

 

 ★

 

 宮倉さんと一緒に行ったのは、まあ平凡なファミレスであった。僕達はパスタを頼んで、お腹を膨らませた。会話はそこそこだった。そうして二人並んで、帰路へと着く。僕は勇気を振り絞って、手を繋いだ。めちゃくちゃセックスした仲なのに、今更そんなことで躊躇するのも不思議な感覚だが、外で手を繋ぐというのは中々にハードルの高い行為であった。

 

「ん……手、温かいね」

「宮倉さん、ちょっと冷えていますね」

「この手で、わたし……あ、なんでもない……」

 

 宮倉さんが顔を赤くしてうつむく。

 

 やっぱりこの人、案外、純情というか、お姉さんぶっているんだよね。

 

「いやらしいこと考えたんですか」

「ち、ちがっ。それは、君の方でしょ!」

「え?」

「ごはん食べているとき、しょっちゅう胸の谷間見ている」

「ご、ごめんなさい」

「いいけど。エッチだなーって。うふふ♡」

 

 宮倉さんが慌てて体勢を立て直す。うーん。どうしたら宮倉さんをMモードに出来るのだろうか。今の流れ、結構いい感じだと思ったんだけど。

 

 まあ、いいか。きっと僕も、その内慣れてくる。

 

 宮倉さんは腕を組んできた。もたれかかる。二人で歩きづらくなるが、それでもいい。ゆっくりと、前へと進む。交差点に引っ掛かる。宮倉さんは小さく、けれど甘えた声で、僕の耳元で囁いた。

 

「今夜は、泊まってほしい……どこにも、行かないで」

「……はい」

 

 信号が青くなる。僕は宮倉さんの手を引いた。

 

 今度は、歩みが早くなった。

 

 少しでも早く、彼女の温もりを求めたくなったから。

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