※この作品はR-18です。

転生インフィニット・ストラトス学園   作:赤い髪の勇者

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2泊3日の関西旅行から戻ってきました。とても楽しかったです!何事もなくて良かったです。いいインスピレーションになったので小説に活かしていきたいと思います。あ、家には1月5日に帰ってきました。

おまたせしました。投稿です。


第二十六話 恋人たちとの夜。

結構ぎりぎりだったが、俺たちは何とか集合時間に間に合うことができた。チェルシー・ブランケットさんが最短ルートを案内してくれたおかげだな、、なんで集合場所までの最短ルートを知っていたのだろうかこのメイドさん。

 

「来たか。」

 

そう言って俺たちを出迎えて(?)くれたのは、俺の姉である織斑千冬先生だった。

 

「出来ればもっと余裕も持って集合してほしかったがな。まあ遅れなかっただけ褒めてやる。」

 

「あ、ありがとうございます。」

 

優しいのか厳しいのかよく分からないなこの人。キャラがブレブレなんじゃないか?

 

「ん、、お前たち、、。」

 

織斑先生が怪訝そうに俺たちを見つめたかと思うと、何かを納得したかのような顔をした。

 

「ど、どうしたんだよ織斑先生。」

 

「いや、、お前も一歩を踏み出したと思ってな、、愚弟だと思っていたがやるじゃないか。」

 

どこか寂しげな顔で俺に微笑むと、織斑先生は箒たちに向き直った。

 

「一夏を頼む。知っての通り無鉄砲でそそっかしいところがあるからな、、支えてやってくれ。」

 

織斑先生は箒たちに深々と頭を下げる。

 

「はい、任せてください。義姉さん。命にかえても一夏を守ります。」

 

「お任せくださいお義姉さま!次期オルコット家当主の名に懸けて一夏さんは必ず幸せにしてみせますわ!」

 

「あ、あたしも一夏を大切にします!」

 

「みんな、、。」

 

3人ともそんなに俺のことを大切に想ってくれていると思うと、胸がジーンとくる。なんなら大声で泣きたいぐらいだ。他の生徒たちがいるからやらないけど。

 

「一夏。」

 

「は、はい。」

 

「良い奴らじゃないか。守ってやれよ。」

 

「っっ!はい!」

 

彼女たちは俺にとってかけがえのない存在だ。だったら守り抜くのが男というものだろう。とりあえずスポーツジムに登録しようかな、、。

 

「さ、そろそろ時間だ。早く列に並べ。揃って点呼したら班ごとにバスまで戻るからな。」

 

そう言うと織斑先生は立ち去っていく。俺たちはクラスごとに並びに行く。なんとか間に合ったと一息つくと、後ろからかなりの嫉妬と恨みがこもった視線が送られてきた。何かと思って顔を向けると、視線を送ってきたのは、昼に俺たちとひと悶着あった男子たちだった。

 

(またあいつらか、、こんなことしているからモテないんだよ、、。)

 

おそらく織斑先生との会話を盗み聞きしていたのだろう。かこ最大級の嫉妬の視線だった。まあ、俺はスルーすることにした。これから彼女持ちになるわけだし、こういう視線にも慣れていかないとな。

それから俺たちは班ごとに山を下っていった。所所で箒たちが他のクラスメイトの女子から色々と質問づけに会っていた。彼女たちはあたふたしながらも、どこか嬉し気だった。ちなみに俺も声をかけられた。「彼女たちは絶対に幸せにする。」と宣言すると女子たちはきゃあきゃあと言っていた。この言葉が噓にならないように頑張らないとな。

 

 

生徒たちを乗せたバスが安全運転で学校へと向かっている。窓の外の風景は、夕暮れ時を迎えて、淡いオレンジ色の光に包まれている。遠くの山々は陰りを帯び、雲は厚くなり、空全体が静かな美しさに満ちていた。車内に流れる音楽は、どこか穏やかで、生徒たちの遠足で疲れた体をほぐしてくれるようだ。

学園では泣く子も黙る鬼教師として知られる織斑千冬は、座席に座っている生徒たちを見渡す。遠足の後だからか、目をつぶりながら舟を漕いでいたり、友達同士で寄り添いあい、静かに寝息を立てる生徒たちをみるその顔は、いつもとは違い、どこか柔らかかった。千冬は生徒一人一人に目線を向けていたが、ある生徒たちで動きが止まる。

目線の先には、端正な顔立ちをした少年と黒いポニーテールの少女、金髪の高貴そうな少女、栗色のツインテールの少女が寄り添いあうように体を傾かせ、静かな寝息を立てている。その様子を生徒たちとそう年齢が離れていない女性が、聖母のような表情で彼らを見つめていた。その女性は千冬に気づくと、指を唇に当てながらウインクをした。千冬はふっと微笑むと、バスの前の方へと体を向けた。その背中はどこか誇らしげでもあり、どこか悲しげでもあった。

 

 

「鈴さん!あなた、唐揚げを取り過ぎですわよ!」

 

「いいじゃない少しぐらい!育ち盛りには栄養が必要なのよ!」

 

「鈴さん、体の老化は二十二歳から始まるのですわよ!そんなに食べて将来後悔するのはあなたですわ!」

 

「お前たち、まだ唐揚げはあるから喧嘩するんじゃない!」

 

俺の家で三人娘がわちゃわちゃと夕食を食べている。なぜこうなったかと言うと、学校で解散する時に、鈴がせっかく恋人になったのだし、今日ぐらいは俺の家に泊まりたいと言ってきたのだ。それにセシリアも便乗して、俺+三人娘+メイドさんのお泊り会が決定したのだった。

 

「一夏様。お茶はいかがですか?」

 

「あ、ありがとうございます。チェルシーさん。けど本当に大丈夫ですか?チェルシーさんだけ夕食が後で、、。」

 

「お気遣いありがとうございます。メイドですからね。みなさまの夕食のお世話をするのが仕事ですから♪」

 

「そうですか、、。」

 

確かにそうかもしれないが、他の人が食事をしているのに自分だけ食べれないのは相当だろう。全く、このメイドさんには脱帽だな。

 

「もーらいっ!!」

 

「あ!!」

 

そんなことを思っていると、鈴が俺の唐揚げを一つかすめ取ったではないか。なんて不届き千万。

 

「何するんだ鈴!」

 

「あんたがチェルシーさんにデレデレするのがいけないんでしょ!それにこの唐揚げが私に食べられたいって囁いてきたのよ!」

 

「お前、いつから食べ物の声が聞こえるようになったんだ!?」

 

俺の渾身のツッコミもいとも介さずに、鈴は俺の唐揚げをほおばった。くそ、いい笑顔しやがって、、。

 

「い、一夏さん。わたくしの唐揚げはいかがですか?」

 

「え?」

 

なんて天使。わざわざ自分の分を分けてくれるなんて、これが原作で高飛車お嬢様だったなんて信じられない。高飛車お嬢様だったのは最初だけだったけど(多分)。

 

「おお、サンキューセシリア!」

 

「ふふ、こんなのお安い御用ですわ。で、では、あーん。」

 

「る?」

 

なんとお嬢様はあーん(するほう)をご所望のようだ。え、マジで?俺にそんないちゃらぶ展開が許されるのだろうか?いや、許されるとも!俺はハーレム主人公(暫定)だからな!

 

「じゃ、じゃあ、、あー、、。」

 

「で、ではどうぞ。」

 

「あぐっ、、。」

 

セシリアに口に入れられた唐揚げを咀嚼する。カリッカリとした衣に、柔らかくも嚙み応えのある肉の感触がたまらない。さらには、嚙めば嚙むほどあふれ出てくる肉汁がとてもジューシーだった。これマジでうまいな。美少女にあーんしてもらったからか、美味さが際立っているように思えるぜ。

 

「ありがとうセシリア、、ほんとうにうまいぜ。」

 

「ふふ、よかったですわ。」

 

「、、一夏。この唐揚げを作ったのは私なんだがな。」

 

「それと私もですね。」

 

やべ、俺のファースト幼馴染がお冠だ。てかチェルシーさんも作っていたのか。唐揚げを作るメイドさんとか斬新じゃないか?

 

「ごめん、箒。ちょっとほったらかしにしすぎていたよな。」

 

「まあ、分かったのならそれでいい。では、い、一夏。あーん。」

 

「る?」

 

なんと箒もこちらに唐揚げを持ってきた。しかもあーんを要求してきた。いや、普段の箒からは想像でき、、いや、セッ○スしてからは割と甘々だったわ。

 

「一夏!あーん!」

 

なんか鈴も便乗してきた。いや、お前さっき俺の唐揚げ取ってたやん。

 

「一夏さん、あーん♪」

 

セシリアもあーんのリピートをご所望だ。正直そんなにいっぺんに食べられないと思うんだが、ここで誰か一人を選んだら戦争が起こることは火を見るよりも明らかだ。

結局俺は皿から無くなるまで唐揚げを口につっこまれたのだ。

 

 

「あー、、胃が重い、、。」

 

夕食の後、俺はソファーでだらんとしていた。チェルシー・ブランケットさんが入れてくれたお茶を口に含むと、ほのかな渋みがあって重い胃に染み渡るようだ。

 

「隣、良いか?」

 

「おう。」

 

俺の恋人であるファースト幼馴染が俺の隣に腰を落とした。手をふとももにちょこんと乗せて行儀よく座っていたが、どこか落ち着かない様子で俺のほうをちらちらと見ていた。

 

「?どうしたんだよ箒。」

 

「いや、、やっと私は一夏の恋人になれたんだと思うと嬉しくてな、、。まだいまいち実感が持てないがな。」

 

「箒、、。」

 

なんてかわいい事を言うんだ。もし俺が陰キャじゃなかったら抱きしめているところだ。

 

「それを言うなら俺だって実感がわかねえよ。こんなにも可愛い彼女が3人も出来て。」

 

「、、お前は私を可愛いと思ってくれるのか?」

 

「当然だろ。お前が可愛くないというやつはよっぽどの馬鹿やホモだけだ。」

 

「そうか、、お前はいつもそうだな。私が欲しかった言葉をためらいもなくくれる。十歳の時だって、、。」

 

「?」

 

なんだろうか。俺、そんな小さい時に何か言ったっけ?いや、俺はこの世界に来て2~3ヶ月なんだ。多分俺じゃない織斑一夏だろう。

 

「鈴さん、あなたシャンプーを使いすぎですわ!?」

 

「いいじゃない!これぐらい使わないと頭洗った気にならないのよ!」

 

「「これぐらい」で済ませていい量ではありませんわ!」

 

浴室からセシリアと鈴のかしましい声が聞こえてくる。さっきからあんなんばっかだなこの2人。

 

「全く、仲がいいのか悪いのか、、あの2人が落ち着いたら私も入らせてもらうことにしよう。」

 

そういいながら浴室の方を見て微笑む箒が、子供を暖かく見守る母親のように見えたのは俺だけの秘密だ。

 

 

今、俺はとてつもなく緊張している。何故ならこの家に美少女が4人もいるのだ。これで緊張しないのは男じゃない。俺が部屋の中を行ったり来たりしていると、ドアがノックされた。

 

「一夏。入っていいか?」

 

「お、おう。」

 

ガチャリと開けられたドアの方を見た瞬間、俺はビシリと固まった。

 

「ど、どうだ一夏?変ではないだろうか、、。」

 

何故なら箒が赤いスケスケなネグリジェを着ていたからだ。更にはこれまた赤い扇情的な下着を履いている。やべぇ、めっちゃエロい。

 

「箒、、その格好、、。」

 

「ああ。チェルシーから男性はこの格好をすると喜ぶと聞いたのだ。どうだろうか、、?」

 

俺は心の中でチェルシー・ブランケットさんに全力のグーサインをした。

 

「い、一夏さん。失礼しますわ。」

 

「あ、あんたのために着たんだから感謝しなさいよね!」

 

次に入ってきたセシリアと鈴も、同じような格好をしていた。セシリアが青色で、鈴がピンクだ。

なんてこった。俺が愛していたラノベのヒロインたちがこんなにもエロい格好をしてくれている。こんなに幸せなことがあってもいいのだろうか。箒たちはベットにたどり着くとコロンと寝転がり、俺に向かって手を伸ばした。

 

「さあ、一夏。思いきり愛してくれ。」

 

「美味しく食べてほしいですわ♪」

 

「こ、今夜は寝かせないんだからね!」

 

「みんな、、!」

 

こんな事を言われてたぎらせないやつは男子高校生にいない。俺は彼女たちに向かってルパンダイブで飛び込んだ。今夜のことは幸せながらもとても大変だったと記載しておく。

 




一応大きなトラブルは発生しなかったのですが、最終日にお土産屋さんでスーツケースを忘れてしまいました、、幸いすぐに見つけることが出来ましたが本当に危なかった、、。

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