ピピピピー
「う、うーん。」目覚ましの音ともに意識が覚醒し、俺はベットから体を起こした。
「なんか凄い夢を見たな、俺があの女子をかばって死んで、女神様に転生させてもらえるなんて、、」
そう思いながらベットから降りようとすると、ふと違和感に気づいた。
「なんだ、この部屋、、俺の部屋じゃないぞ!?」
あらためて辺りを見渡すと、本棚や机などが自分の知っているものではなくなっており、汚部屋だった自分の部屋とは思えないほど綺麗に整頓されていた。
「俺が寝ている間に両親が模様替えしてくれたのか?」いやあの人たちにそんな優しさあるわけないよなと考え直しながらしばし呆然としていると、更なる違和感に気づいた。
「俺の体ってこんなに小さかったか?それになんか引き締まってるような、、声も違うぞ!?」ペタペタと身体を触っていると細身ながらも筋肉がついており、腹をみてみると見事にシックスパックに割れていた。
「いやいや、ありえないだろ、、」寝ている間に悪の秘密結社に人体改造でもされたのか?と思っていると、いつもとは違う自分の声に聞き覚えがあるような気がした。この声は画面越しに聞いていたあの声そのものだった。「まさか、、」慌てて部屋にあった、姿見を覗き込むと、「嘘だろ、、」そこに写っていたのはラノベやアニメで数えきれないほど目にしてきた「インフィニット・ストラトス」の主人公、「織斑一夏」の顔だったのだ。
「なんで俺の顔が織斑一夏になっているんだよ!?」もしかしてまだ夢を見ているのか?そう思って頬をつねってみると確かに痛みを感じた。「これは現実なのか、、?」訳がわからず部屋の中をグルグル歩き回っていると、ガイちゃんという女神というにはかなりゆるい女性のことを思い出した。『悪い転生先ではありませんし、あなたならきっと気に入ると思います♪』「もしかしてあれは夢じゃなかったのか、、?ガイちゃんは俺がインフィニット・ストラトスのファンだと知っていて、俺を織斑一夏に転生させてくれたのか、、?」俺の感情が感謝半分、困惑半分でごっちゃになっていると、部屋のドアが誰かにノックされた。
「うはああい!?」思わず奇声を発すると、
「一夏、開けるぞ?」
と声が聞こえてきた。その声もよく聞きなれた声だった。まさかと思っていると、宣言通りドアが開き、一人の高校生ぐらいの女子が入ってきた。
(うそだろ、、?)
ポニーテールに結んだ長い黒髪、釣り目ながらも綺麗に整った顔立ち、少女とは思えない巨乳。間違いなくインフィニット・ストラトスのメインヒロイン、篠ノ之箒だった。
俺が硬直していると、篠ノ之箒は呆れ顔で俺に話しかけてきた。「なんださっきの奇声は、十五にもなろう男子がそんな情緒不安定では先が思いやられるぞ。」「じゅ、15?いや俺は25、、」「なにを言っている。お前はそんなに歳をとってないだろう。私と同い年ではないか。」
篠ノ之箒の言葉に俺は動揺を隠せなかった。彼女の言葉が本当なら俺は10年ほど若返ったことになる。頭が混乱していると篠ノ之箒はさらなる爆弾発言を告げた。
「ほら、朝食はもう作ってあるからさっさと着替えろ。高校の入学式に遅刻するわけにはいかないだろう?」「に、にゅうがくしき?」「まだ寝ぼけているのか?今日は私たちが通う事になる学校、「インフィニット・ストラトス学園」学園の入学式だろう。ほらさっさと着替えろ!」
どうやら俺はこの世界でも高校生活を送るらしい。いい思い出が一つもない、あの陰キャにとっての監獄に。(冗談じゃない、もう一回あの悪夢を経験しろってか!?)そう思ったものの篠ノ之箒の釣り目がさらに吊り上がってきたため、仕方なく着替える事にした。壁にかけてあった高校の制服らしき上着とズボンを手に取り、俺は篠ノ之箒に声をかけた。
「あの、篠ノ之箒、、さん?」「なんだ?」「いや、着替えるからいったん部屋を出てほしいんだけど、、。」「なんでわざわざ部屋をでなければならないんだ?」「いやいや、男の着替えている時に女性がいるのはおかしいでしょ!?」「何を言っている?
自分の妄想を垂れ流しているだけなので原作キャラクター達が若干どころか、かなりキャラ崩壊しているかもしれません。
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作者の好きでいいと思う。