「ねぇ一夏!僕放課後行きたい店があるんだ!一緒に行こうよ!」
「一夏よ。私たちは生涯を共にする仲だ。放課後、一緒に家族計画を立てよう。」
シャルとラウラが俺の恋人になってから早数日。シャルとラウラが今までの遅れを取り返そうとひきりっなしに俺に構ってくる。まるで大型犬と猫の如し。
いやぁ、参った。ハーレム主人公って辛いわぁ。(全然参ってない。)
シャル達が俺と結ばれたという知らせは瞬く間に学園中へと広がった。二人は女子生徒たちにむみくちゃにされて祝福されてたよ。二人は大変そうだったけど、満更でもなさそうだった。この笑顔を曇らせないように俺も頑張らなければな。
「こほん。シャル、ラウラ。二人はこの所ずっと一夏と遊びに行ってるだろう。そろそろ私たちの番だと思うが。」
「そうよ!独占禁止!」
「条例違反ですわ!」
そうギャンギャンと突っかかる箒、セシリア、鈴の三大ヒロインズ。だがシャルはすすすっと俺に近づき、腕に抱きついた。
「だけど僕たちは一夏の恋人になって日が経ってないんだよ?少しぐらい独占してもバチは当たらないと思うな♪」
「そうだな。やはり正妻である私に一夏もベッタリであるべきだろう。」
「せ・い・さ・いは私だ!」
そう怒髪天をつく箒。だ、大丈夫だよな、、日本刀を振り回したりしないよな?
「一夏!選んでくれ!私とラウラ、どちらが正妻に相応しいと思う!」
「もちろん、私に決まっているよな、嫁よ。」
「ええと、、、とりあえず仲良く、、。」
「「、、、、、(バチバチ!バチバチ!バッチバチ!!)」」
「あ、無理だわこれ(悟り)。」
と、そんなふうに箒たちに囲まれた学園生活を送る俺。
「「「「、、、、、。」」」」」
それが原因だろうか。俺は離れた席から放たれる視線に気がつかないのであった。
「ちくしょう、、織斑のやつ、、。」
「ひ、ひ、一人だけ良い思いしやがって。」
「箒たん達はおでのものだったのに、、。」
「そろそろあの男には田中家嫡男の恐ろしさを知らしめねばならぬようだな、、。」
放課後の薄暗い教室。そこではある四人組が会議を開いていた。まぁそれだけなら良かったのだが、、。
「あの織斑一夏を野放しにしていたら学園中の美少女が手をつけられるぞ。早くなんとかしないと、、。」
「そ、そ、そうだ!あいつ、あいつは学園をハーレムにする気だぞ!」
「そんな事許されるはずがないんだな!」
「全くだ。本来あの立場は僕のものだったのに。」
「「「それはない」」」
その会議の方向性がおかしかった。教室が薄暗いのもあって、なんだか陰気なオーラがバンバン出てきた。電気つけろ。
彼らは例の遠足以来、「四バカ」のあだ名で一括りにされている四人の男子達だった。彼らはどんどんハーレムを拡大していく一夏を危険視して、その立場からどのように転落させるかを話し合っていた。
「とにかくあいつをそのままにしてなるものか。何かいいアイデアはないか?」
「は、はい!織斑は女子を自分の性処理道具としてしか見てないと噂を流す!」
「馬鹿野郎!もし俺たちだってバレたら大事になるじゃないか!」
「はい!こうなったら力で分からせるんだな!」
「馬鹿野郎!もし俺たちがボコボコにしてもチクられればおしまいじゃないか!」
「まぁ待て。要するに後ろめたい事をせずとも織斑をわからせれば良いのだろう?なら、ちょうど良い機会があるじゃないか。」
「「「?」」」
四バカの一人、(口調だけは)貴族っぽい男子、田中がニヤリと口元を歪ませた。
「待っていたぞ!織斑一夏!」
「?」
朝、教室に行くと遠足の時に箒達に絡んだ四人の男子が綺麗な横並びで立っていた。何故横並び。
「織斑一夏!俺たちはお前を倒し、箒ちゃん達を解放する!」
「い、いつまでも彼女達を縛り付けていられると思ったら大間違いだ!」
「学園の平和は、俺たちが守るんだな!」
そう口々にそういう男子達。いや、、人を悪の総統みたいに言われても、、。
「織斑一夏。僕たちは君に勝負を挑む。逃げることは許されないぞ。」
「勝負って、、俺は荒事はごめんだぞ?」
「安心したまえ、僕も同意見だ。さぁ、これを読むんだ。」
「ん?」
男子達の一人(確か田中だったか?)が、手紙っぽいものを差し出した。なんで対面なのに手紙なんだ?口で言えよ。
「ええと、、何々、、なんだって?」
仕方なく手紙を開いて読んでみると、とんでもない?内容が書かれていた。
「期末テストで勝負?」
「そうだ。君も知っての通り、この学園のテストの成績は順位で掲示板に張り出される。そこでより成績が高いものが勝者だ。」
「つまりランキングが高いやつが勝者って訳か?」
「まぁそういう事になるな。」
なるほど、、期末テストで勝負、、、ラノベっぽくて良いじゃないか!
「分かったぜ田中!この勝負乗った!正々堂々と戦おうじゃないか!」
「なんでそんな乗り気なんだな!?」
「ち、ち、ちくしょう、調子乗りやがって!」
何故か狼狽える男子たち。お前らが勝負を仕掛けたんじゃないのかよ。
「ふん。威勢だけは良いみたいだな。どちらが箒さん達に相応しいのか、はっきりさせてあげるよ。」
「おう!望む所だぜ!」
バチバチ!バチバチ!バッチバチ!!
俺と田中はお互いに笑みを浮かべながら、激しく火花を散らすのであった。
「おはよう〜、、、え?何これ?どういう状況?」
あ、シャル。おはよう!
どんなエッチの二次創作を見たいですか?
-
原作キャラ達(この小説と同じ)
-
オリジナルキャラ
-
原作キャラ&オリジナルキャラ
-
作者の好きでいいと思う。