※この作品はR-18です。

転生インフィニット・ストラトス学園   作:赤い髪の勇者

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第五十二話 テスト対策開始

「一夏、あんた馬鹿じゃない?」

 

「返す言葉もございません。」

 

放課後の自分の部屋で、俺は正座をしてヒロインズに詰問されていた。何故こんな事に、、。

 

いや、原因はわかってる。あの後(前話)、俺と田中達が期末テストで決闘するという話は瞬く間に学校中に広がった。「凄いぞ、祭りが始まる」と大騒ぎになってしまったのだ。俺はクラスメイトから揉みくちゃにされ、更には千冬先生から田中達と一緒に「期末テストをなんだと思っているのだ貴様ら。」と、お叱りの言葉をいただいてしまったのだ。ごもっともである。

 

まぁ、「やるからには勝て」と励ましの言葉をもらったよ。隣の田中達が愕然としていたな。

 

「とにかく、受けてしまったものは仕方ない!あんた達気合い入れていくわよ!」

 

「「「「おおーー!!」」」」

 

「え?なんで鈴達が気合い入れているんだ?」

 

もしかして期末テストの応援か?いや期末テストの応援ってなんだよ。体育祭じゃあるまいし、、。

 

「決まっているわ!一夏、私たちと一緒にテスト対策するわよ!」

 

ビシッと某団長みたいなポーズで俺を指差す鈴。ガイちゃんから聞いたけどあのラノベ新作MV出したらしいな、、じゃなくて!

 

「どうしてみんなとテスト対策するんだ!?」

 

「当然!あんたを勝たせる為よ!」

 

「いや、俺がみんなに勉強を教わるのはフェアじゃないんじゃ、、。」

 

「そんな事ないわ。アイツらに一緒に勉強してくれる彼女がいないのが悪いんじゃない。」

 

「そこは言わないであげて!?」

 

いつになく辛辣な鈴。どうやら遠足の件を未だに何持っているみたいだな。いや、確かに俺もあれはどうかと思ったけどさ、、。

 

「それにこれはお前だけの為ではないぞ。」

 

「え?」

 

箒はため息をつくとジロリと睨みつける。、、、鈴とラウラを。

 

「鈴とラウラはどうやら成績は芳しくないみたいでな。織斑先生から何とかしてほしいという相談を受けたのだ。」

 

「そ、それは言わない約束じゃない!」

 

「き、貴様裏切るのか!?」

 

「そんな約束はしてない。」

 

マジか、、ラウラは意外だか鈴はなぁ、、授業中も居眠りしてたし。まぁアクティブなやつだからな。夜も活発に活動してるんだろ。

 

「この際だから私たち全員で勉学に励もうと思ってな。共に成績を上げるぞ!」

 

グッと握り拳を握りながらそう宣言した箒。おお、体育会系だ、、。

 

「い、一夏。私は軍人だからあまり勉強をする時間が足りなかっただけだ。決して頭が悪いと言うわけではないぞ!」

 

「わ、私も!私もよ!」

 

「貴様は一般人だろうが!」

 

いや、軍人でも普通に勉強はすると思うぞ?エリートなんだし。

 

「全く、鈴さんは仕方ないですわね。アレほど勉強を見てあげましょうかと誘ってあげましたのに。」

 

そう言ってやれやれとため息を吐くセシリア。おそらく上から目線の態度が気に食わなかったんだろうな鈴は、、原作でも大人が嫌いみたいな事言ってたし。

 

「そういえばセシリアとシャルは勉強出来てるのか?」

 

「ええ。オルコット家次期当主として当然ですわ!」

 

「僕も予習と復習は欠かしてないよ〜。日本の勉強は独特で面白いもんね♪」

 

「せ、セシリア、、アンタは欠点があって初めて親しみやすさが出るのよ、、何処に需要があるのよ、、。」

 

「世界、、ですわね!」

 

はえー、、やっぱ上流階級とともなると勉強出来る人が多いんだな、、そういえば田中は上流階級なんだろうか?

 

「みんな、とりあえずこのプリントを解いてみてくれ。織斑先生からもらったのだが、これは過去の期末テストの過去問らしい。今現在学力がどのくらいあるかと言うのを知りたい。」

 

箒、いつのまにそんなプリントを貰ってきたのか。確かに何をするのにも基準は大事だよな。鈴とラウラが顔を青くしてきたのが気になるが、、。

 

「分かりましたわ!」

 

「僕も問題ないよ♪」

 

一方こちらは何だか明るい印象を受けた。そりゃそうか。

 

「じゃあ配るぞ。」

 

テーブルの上にプリントが置かれる。なるほど、、ところどころ習った覚えがある問題があるな、、これは無様な姿は見せられないな。

 

「では始めてくれ。」

 

俺たちは一斉にプリントにとりかかる。お、この問題あの先生が「テストに出るぞ」と言ってくれた所だ。聞いてて良かったー!

 

「ええと、、。」

 

「こ、これ間違えて大学の問題出してない、、?」

 

やはり鈴とラウラは苦戦しているようだ。そんな事は流石に無いと思うぞ鈴。

 

やがて俺たち全員はプリントを配り終わり、採点の時間になったのであった。

 

「「、、、、、」」

 

「、、、、、、鈴とラウラはこれから毎日テスト勉強だな。」

 

「「ぐはぁぁ!?」」

 

ああ、二人は撃沈してしまったか、、後でドンマイと励ましておこう。

 

「流石に二人だけには任せらないから家庭教師をつけよう。セシリア、シャル。任せていいか?」

 

「任せてくださいまし!」

 

「大船に乗った気持ちでいてよ♪」

 

おお、箒は徹底しているな、、だけど気持ちは分かる。あの二人が自主的に勉強するビジョンが思いつかないもんな。

 

「そして一夏。」

 

「は、はひ!」

 

「よくやったな。点数が学年の平均点よりも高い。これならテストでも高得点が狙えるだろう。」

 

「お、おお!」

 

良かった、、俺も箒から叱られるかと思った、、本当に良かった!

 

やはり毎日予習と復習をして、授業中も毎日真面目に聞いていたのが功をなしたようだ。前世の学生時代は勉強からは逃げて逃げて、逃げまくっていたのだが、大人になってから勉強の楽しさや大切さ?が分かってきてな。つい熱心に取り組んでしまったよ。

 

「だが、所々ケアレスミスがあるな。そこを抑えれば問題ないだろう。今回のテスト対策で取り組んでいこう。」

 

「お、おう!」

 

「箒、、、一夏にだけ甘くない?」

 

「何 か 言 っ た か ?」

 

「な、なんでもありましぇーん、、。」

 

こうして俺たちは、一揆団結してテスト対策に取り組むのであった。

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