※この作品はR-18です。

転生インフィニット・ストラトス学園   作:赤い髪の勇者

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10月なのに暑い、、。今日出かけた際に母から聞いたのですが、2002年だと、この時期道行く人はマフラーにコート姿で「寒い寒い」言いながら歩いていたそうです。信じられませんね、、。

お待たせしました。投稿です。


第五十七話 夏休みの計画

「いやー、今日はたくさん運動したわね!」

 

「運動だったのか、、?ん?」

 

あのインモラルな終業式の後、俺たちは学園の近くにある喫茶店で一息ついていた。おかしいな、俺の知っている運動と齟齬があるぞ?なんで他のみんなも「そうだね」みたいな雰囲気を出しているんだよ?

 

「それで、何故我々はここに集まったんだ?長い夏休みだ。遊ぶのは明日からでいいだろう。」

 

「もー、ラウラったら、日本の学生は終業式の日に打ち上げをするものなんだよ?」

 

それには俺も同意する。やっぱり終業式の日には打ち上げだよな!

 

「確かにそれもあるけど、本題は別にあるわ。夏休みの計画を立てましょう!」

 

ドン!と鈴が擬音を立てそうなテンションでそう告げる。あまり大きな声を立てるなよ。他のお客さんの迷惑じゃないか。

 

「ほう。日本の学生は長い休みに計画を立てるんだな。」

 

「鈴って結構真面目なところがあるよね~。」

 

そうなんだよ。鈴はガサツに見えてしっかりとしている所があるんだ。あと学生全員がそういう訳ではないぞラウラ。

 

「なるほど、悪くないな。」

 

「せっかくの夏休みですもの。有意義に過ごしたいですわね。」

 

箒とセシリアも同意見のようだ。因みに俺も同意見だ。せっかくの夏休み、思い出に残るような事をしたいよな!

 

「一夏もこれから参加しなさいよね!小学生の時みたいに毎日寝てばっかじゃ承知しないわよ!」

 

「、、る?」

 

「え、噓でしょ?」

 

「嫁よ、、。」

 

「それは、、怠惰すぎるのでは無いでしょうか、、。」

 

鈴の指摘に、俺は目が点になる。え、、マジで?俺ずっと寝てばかりだったの?小学生の時なんて夏休みが一番楽しい時期だろ?森で虫取りしたり、海に泳ぎに行ったり、、ちょっとそれは確かに怠惰にも程がある。

 

そりゃセシリアたちも「マジかこいつ、、。」みたいな目を向けるわ!箒もやれやれとばかりに頭を振っているし、、俺は思わず机に突っ伏してしまう。あ、やめて!俺をそんな風に見ないでください!

 

「ほら、そんな風に冷たい目で見られたくなかったら、今年の夏休みは計画的に過ごそうな?」

 

「あい、、。」

 

思わず幼児退行してしまった、、、仕方ないじゃないか、こんな大恥かいたんだから。

 

「ま、まあとりあえず!みんなで楽しい夏休みのスケジュールを組みましょう!こんな事がしたい、こういう所に行きたいという意見があったらどんどん行ってね!」

 

バンッ!という擬音がなるような迫力で、テーブルに大きな紙を広げる鈴。こんな事をして大丈夫なのだろうか、、。だから大きな声を立てるなって。

 

「皆ここに何処でもいいからやりたい事を書いて!遠慮しないでね!」

 

「スケジュール帳用の紙ではないのか?」

 

「まずはみんなの希望を可視化するって所ね。スケジュールはまた明日組みましょう!」

 

なるほど、予定を組み立てるのは後日って事か。確かにいきなり細かいスケジュール帳を組み上げるっていうのは大変だもんな。ていうか鈴、”可視化”っていう言葉知っていたのか、、。まあ、遊びの時にだけやる気を出すのは若者あるあるだしな。

 

そして俺達は各自配られた色ペンで、予定を書き込んでいった。海に行きたい、誰かの家でゲーム大会をしたい、今度の夏にこんなイベントをしているからみんなで参加したい、、。

 

最初真っ白だった紙は、たくさんの色文字でどんどん埋まっていった。なんかいいなこれ。上手く説明できないけど、青春って感じがするぜ!

 

「まあ、こんな所ね!」

 

「結構出たものだな、。」

 

「鈴よ、スケジュールを立てるのは何処でやる?」

 

「一夏の家でやりましょう!」

 

「俺の!?」

 

鈴が「当然でしょ?」みたいな目で俺を見てくる。いや、全然嫌じゃない、っていうかむしろ嬉しいんだけどさ、、みんな事あるごとに俺の家に集まってない?

 

「一夏の家が居心地がいいのだろう。私が保証する。」

 

「いきなり俺の心を読まないで?」

 

まあ、そう思われて悪い気はしないが、、というか箒ずっと俺の家に入り浸ってない?この間も泊まっていってたし、、家族とか心配しないのだろうか?

 

「お待たせしました。アイスコーヒー3つとアイスティー2つ、それとアイスチャイですね。」

 

「ありがとうございます店員さん!さ、ひと段落したことだし休憩しましょう!」

 

「テンション高いなぁ。」

 

それから俺たちは飲み物をお供に夏休みの予定や、一学期の思い出などの話題に花を咲かせたのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「まだまだ明るいわね。」

 

「夏だもんな。」

 

喫茶店から外に出ると、多少日は傾いているが、まだまだ青い空が広がっていた。

 

「何というか、不思議な気分になるな。」

 

「分かる~。ついこの間だったらもう暗くなっていたもんね。」

 

ラウラとシャルの気持ちも分かる。何というか、季節の変わり目だと日照時間がガラッと変わるよな。前世でも夕方遅くまで遊んでいたら、急に真っ暗になって怖くなったものだ。あの頃が懐かしい、、。

 

「明日からいよいよ夏休みね!目一杯遊ぶわよ!」

 

「ああ、そうだな!」

 

「二人共~?夏休みの宿題もわすれないでね?」

 

「「ぐっ!?」」

 

シャルの指摘に鈴とラウラが胸を抑えてうずくまる。夏休みの宿題か、、、なるべく早めに終わらせておきたいよな。今度みんなで集まって進めようか。恋人たちと一緒に夏休みの宿題、、絶対楽しいに決まっている!

 

それだけじゃない。海、山、夏祭り、、楽しいイベントが目白押しだ。ああ、口角が吊り上がってくるのが抑えられない。

 

「一夏、楽しそうだな。」

 

「当然だろう!箒やセシリア達と夏を過ごせるんだぜ!楽しみ過ぎる!!」

 

これは俺の偽りない本音だった。数奇な運命を辿って、推しの小説のヒロインたちとサマーを過ごせるのだ。これでテンション上がらない奴はファンじゃない!

 

「ふふ。一夏はいつでも楽しそうだな。」

 

「ありがとな!これも箒たちのおかげだな!」

 

「っっ!!、、、そ、そうか。そうかそうか///」

 

おお!箒のテレ顔だ!ありがたやありがたや~。幸先がいいな!

 

「あら、随分楽しそうですわね。」

 

「!?、、せ、セシリアさん、、。」

 

「いやですわね、別に怒ってはいませんわ。恋人たちが仲良くするのは当然ですもの。」

 

よ、良かった、、心の中で胸をなでおろす。ここが原作世界だったら、レーザー飛んできていたな。間違いない。

 

「、、、ですが、他の方と仲良くしていると、少し妬いてしまいますの。一夏さん、失礼しますわ。」

 

「ん?、、るぅ!?」

 

うおおおおお!?セシリアが俺の腕に抱きついているだとおおおおお!?あああ柔らかいものが俺の左腕にいいいい!

 

「ああっ!?何してるのセシリア!?」

 

「おおい!抜け駆け禁止だぞ!」

 

「あらゴメンあそばせ。一夏さんへの愛が溢れ出してつい♪」

 

そう言ってペロリと舌を出すセシリア。可愛い(脳死)。

 

「、、、、、(ゴゴゴゴゴ)」

 

ああ、箒からとんでもないオーラが!ステイステイ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ステイステイ!」

 

「何を怖がっているんだ一夏。別にお前を傷つけるつもりはないぞ?」

 

夜。家に帰ってきた俺はーーー全裸の箒にベットまで追い詰められていた。

 

「一夏、お前にとって私はなんだ?」

 

「正妻です、、。」

 

「そうだな。分かってくれているならいい。」

 

箒の圧が強い、、そもそも正妻とかってまだ決まってないだろ?だって結婚していないし、、。

 

「なら、時には夫婦で愛を確かめ合う事が大事ではないか?」

 

「それはそうかもしれないけど、、。」

 

「最近御無沙汰だったし、私も溜まっていた所だ。何、安心しろ。一夏は壁の染みを数えているだけでいいからな♡」

 

「いや、明日また集まるし、疲れたから眠むぐっぅ!?」

 

話している途中で強引に唇を奪われて、ベットに押し倒されてしまった。

 

ーーーそれから先はとにかく疲れたとだけ言っておく。

 

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