お待たせしました。投稿です。
「ようし!ナイスバッティングよ!!」
鈴が立ち上がってガッツポーズを決める。バッターが二塁ホームに勢いよく滑りつく。相手チームの選手もグローブを振り下ろす。判定はーーーセーフだ。
「やった!」
「これで追いついたね!」
「ですがまだ2-2、同点ですわ。まだまだ気は抜けませんわね。」
鈴とシャルが歓喜の声を上げて、セシリアが顎に手を当てて電光掲示板を見つめる。セシリアの言う通りだ。ここから相手チームの逆転もあり得る。応援しているチームには頑張ってもらいたいものだ。
試合も進んで5回の裏。そろそろ終盤も見えて来た所。そろそろ大きく点を引き離したい所だが、、。
「お、次のバッターは大柄だな。」
「あれは剛田選手ね、豪快なプレイが持ち味の選手よ!試合の流れを掴みに来たわね。」
「そ、そうか。」
前世で読んだ某児童漫画のガキ大将を連想したが、なるほど、確かに素振りが力強い。これはリードもあり得るぞ。
「それにしても暑いな、、。」
「え?」
その時織斑千冬先生が立ち上がったかと思うと、、、ズボンのファスナーを下ろして脱ぎ始めた。紫のレースが刺繍されている黒いショーツが目に飛び込んできた。
「る!?千冬姉何を!?」
「別にいいだろ。服脱ぐぐらいは。」
いやよく無いですよ!?俺の唖然とした視線も気にも介さず、白いカッターシャツのボタンを外すと、勢いよく開いた。黒いブラジャーに覆われた大ぶりの胸がぶるんっ!と大きく揺れた。
「ふう、、やはり脱ぐと気持ちいいな。」
細かい装飾が施されている黒い下着姿になった織斑千冬先生は、ぐーっと背伸びをした。その豊満な胸が動きに合わせて大きく揺れる。
俺はドキドキが止まらなかった。あの織斑千冬の下着姿が拝めるなんて、、しかも野球場で!、、、野球場の意味あったか?
「どうした一夏?まさか姉の下着姿に興奮しているのか?」
「そ、そんな事ないだろ!?実の姉弟だぞ!」
「そうか、、、。」
あれ!?なんでそんなにシュンとしているんだ?別に変な事言ってないだろう!?
「それよりも一夏。試合に集中しなくていいのか?もうツーアウトだぞ?」
「は!?」
その言葉に慌てて電光掲示板を見ると、「S」、つまりストライクのランプが二つ付いていた。つまり剛田選手はツーアウト。後一回アウトしたら三振だ。次の選手へと交代しなきゃいけない。
「何千冬さんに見惚れているのよ!チームのピンチなのよ!?」
いつの間にかオレンジ色のメガホンを手に持った鈴がクワッと凄む。そんなに怒らなくてもいいですやん、、。
「どういう状況なんだ!?」
「最初あの方、、剛田選手はファールなどを連発して相手ピッチャーを威圧してましたわ。ですが相手の方のチームがピッチャーを交代した途端に、、。」
「思うように打てなくなっちゃったんだ!あっという間にツーアウトだよー!」
セシリアとシャルの説明を噛み砕くと、相手のピッチャーが変わった途端に打てなくなったって事か?でもなんで、、。
「なるほどな、、。」
売り子さんから買ったビールを飲んでいた織斑千冬先生がポツリと呟いた。
「あの剛田選手という男は筋力さるごとながら反射神経も見事なものだ。先程のピッチャーは球速が売りの選手だったが、ことごとく捉えられている。」
俺達は織斑千冬先生の言葉をじっと聞いた。俺は彼女の扇状的な下着から目を逸らしながら。
「それだと埒があかないと思ったのだろうな、、交代した選手は球速はまずまずだが球のコントロールが上手い。フィジカルを押し出したプレイスタイルの剛田選手が翻弄されている。」
「確かにあの方は様々な軌道のボールを投げてましたわ。」
「私も見たぞ。何も無い所でボールが下に下がってたな。」
マジか、、要するに見事に対策がはまってしまったって事か!?いくらエースの剛田選手もメタられたらひとたまりもないだろう。険しい顔だし、限界かもしれない。
「そうだ!!相手チームみたいにバッターを交代すれば、、!」
「そうですわ!プロですもの、きっとあの投手に対抗出来る選手がいるかも、、!」
「、、、それは厳しいかもしれないわね。」
と、今度は鈴が意味深な事を呟いたので、俺達は鈴に注目する。彼女は険しい顔で味方チームのベンチを見つめていた。
「今のチームはベテラン選手が何人か引退して、新人の選手が多く入ったわ。世代交代の時期なのよ。今の状況に対抗出来るベテラン選手が全員ホームだから新人に交代するしかない。剛田選手にも抑えられなかったのに、まだ経験を積んでない選手じゃ、、。」
「そんな、、。」
セシリアがショックを受けたかのように口を手で覆う。いや、実際ショックを受けているのだろう。何しろ応援しているチームが不利の中戦わないといけないのだから。
「もう既にツーアウト。後が無いな。」
「せっかく満塁なのに、、。このままじゃあ、、。」
あ、今満塁なのか。剛田選手にばかり注目していたから気がつかなかったわ。
「もうここまでなのか、、。」
ダメなのか、、このまま剛田選手が三振になり、逆転され、俺の初野球観戦は応援していたチームの敗北という苦い結果に、、。
だけど、、俺は気づこうとしなかった。そう、みくびっていたんだーーーーー
ーーーーーこの世界の頭の悪さに!
「こうなったら気力よ!私たちの応援を精一杯届けるのよ!!」
「「「「うん!!」」」」
鈴がそう宣言した途端ーーーーーヒロインズ達が一斉にパンツを脱いだ。
(る!?!?)
推しのチームが負けそうだから応援しよう!←分かる。
だから下を脱ぐね!!←!!?
ーーーーーいやなんでだよ!?
そしてそのまま服を捲り上げて、乳房を露出させる。いやノーブラなの!?
「いけーー!負けるなー!!」
「漢気を見せてくださいましーーー!!」
「まだまだこんなものじゃないでしょーー!!」
「絶対勝ってーーー!!」
「かっ飛ばせーーー!!」
乳房をぶるんぶるん震わせながら(数名)、精一杯の声で応援するヒロインズ。皆んな真剣な表情だった。、、、その格好で?
「やるじゃないか小娘共。私も負けてられないな。」
る?なんでショーツを脱いでいるんですか織斑千冬先生?あ、、ブラジャーを捲り上げてーーーそのメロンを露わにした!?
「見て!!あの子達、あんな大胆に応援している!」
「私たちも続くわよ!!」
「「「オーイエーー!!」」」
続かんでいい続かんでいい!次々と球場のお姉さんがおっぱいを露出させていく。どうして、、どうしてこんな事に?
ま、まぁこんな頭の悪い状況だが、球場中が応援に包まれているのは事実。剛田選手の瞳にーーーーー光が灯る。
冷や汗をたらりと垂らした相手の投手がボールを投げる。剛田選手はじっと動かない。ボールは途中でかくんと下がる。だが、剛田選手の目は、球を捉えていた。
ーーーーーカキンッッ!!
バットがボールの芯を捉えて、勢いよく観客席に突き刺さる。、、、ホームランだ!!
「「「「「やったーーー!!」」」」」
ヒロインズがおっぱいを揺らして、お互いに抱き合う。織斑千冬先生も満足そうに頷いていた。
会場は大音量の歓声と、少量の嘆き声で満たされた。相手投手がヘナヘナと座り込む。
剛田選手含む四人の選手がホームに戻って来た。これで4点追加だ!
「やったわね一夏!!」
「る!?」
思わずニヤけていると、笑顔の鈴に思いっきり抱きつかれた。あ、ヤバい。そんな半裸の格好で抱きつかれたらーーー
「やりましたわね一夏さん、、どうして鼻血を出してますの!?」
「ど、どうした一夏!?何処かぶつけたのか!?」
ち、ちょっと待って、その張りがあるおっぱいを持っている二人が来たら理性が、、、。
大歓声の球場の中、俺はクラクラと頭が回るのであった。
「楽しかったわね、一夏!」
「そうだな!」
球場から外に出る途中で、俺達は熱く感想を語り合った。周りも今日の剛田選手のあの活躍でもちきりだった。
あれから相手チームに逆転される事なく、味方チームの圧勝に終わった。相手も善戦してたが、やはり点の差は大きかった。アレからまた点を取ったもんな、剛田選手。
ヤバい、さっきから高揚が止まらない。コレが野球観戦、、、!
「一夏。」
ふと織斑千冬先生に声をかけられた。ちなみにちゃんと服を着ているから安心してほしい。
「野球観戦はどうだった?」
「最高だったよ千冬姉!来てよかった!」
「そうか。」
何やら安心した様子の織斑千冬先生。どうしたのだろうか、弟の事が気になるのだろうか?
「よく言ったわ一夏!今日はとことん騒ぐわよ!」
「何言っている、お前達はこのまま真っ直ぐ帰宅しろ。私の目が白いうちはそんな事は許さん。」
「、、、、、夏休みという事でどうか一つ、、。」
「な に か い っ た か ?」
「なんでもないでぇーす、、。」
、、、うん!やはり織斑千冬には逆らえないよな!
風の噂(yo○○ube)で聞いたのですが、「スーパー戦隊」の新プロジェクトが始まるそうですね。自分の好きなコンテンツが新しい形でスタートするみたいで、今からワクワクしています。
、、、まさかゲームじゃないよな、、?
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作者の好きでいいと思う。