「あ、織斑君!おーい!!」
ファミレスにつくと、席に座っていた南山さんがテーブルから乗り出して手を振っている。すぐ隣で西岡くんが爽やかな笑みを浮かべながら手を降っていた。
「悪いな。遅れてしまって。」
「全然!ちょうど始めようとした所だったよ。」
それはありがたい。何しろ鈴とラウラが寝坊してしまったからな。多分疲れが残っていたのだろう。
ーーー今日は文化祭の振替休日。そしてクラスでの打ち上げの日だ。こんなイベント始めて参加したからワクワクするな!
「じゃあ全員揃った事だし始めよう。みんなグラスは持ったかい?」
西岡くんと南山さんがグラスを持って立ち上がる。俺たちを含めた1年1組達がグラスを持った手を上げる。
因みに四馬鹿は参加してない。手伝いもしなかった癖に熱烈に参加を希望していたのだろうが、あの醜態もあって織斑千冬先生にボランティア活動へと強制連行されたらしい。まあ、、頑張れ。
「文化祭の成功とみんなの頑張りを讃えてーーー乾杯!!」
「「「「「「「「「「乾杯!!!」」」」」」」」」
グラス同士がぶつかり合う済んだ音が聞こえた。よし一口ーーーーー美味い!ただのオレンジジュースなのにどうしてこんなに美味いんだ!!?
「一夏、今日は飲むわよ!夜まで楽しみましょ!」
「鈴さん、それは学生的にアウトなセリフですわ!」
鈴はすっかりと出来上がっているみたいだ。因みにこの世界でも飲酒は未成年はNG。皆が待っているのは普通のジュースだ。なのにこの鈴の仕上がり方、、、将来は飲兵衛だな。
「一夏、、その、グラスを一回交換しないか?そっちも味わってみたいんだ。」
「おういいぞ!俺も気になっていたんだ。」
何故か顔を赤くした箒とグラスを交換して一口。おお!こっちのグレープジュースも美味い!
ーーー待てよ?こ、これって間接キスーーー
「あ、ありがとう一夏。交代だ。」
箒に素早くグラスを交代させられる。彼女の顔はゆでたこのように真っ赤だった。
何度も性行為しているのに何で間接キスで動揺しているのかって?う、うるさいやい。半年前までは恋人どころか女友達までいなかったんだぞ?直ぐに慣れるわけないだろうォオオン?
「い、一夏さんわたくしのアイスティーをどうぞ!」
「あたしのジンジャーエールも飲みなさいよ!」
「僕のレモネードも!」
「私のコーラを飲め!異論は認めん!」
ああ、愛されているな俺。
幸福感に包まれながら俺たちは飲みさせ合いっこしたのであった。顔は全員真っ赤だったけど、、、。
「来い、来い、来い、、。」
「25番、25番、25番、、。」
俺たちが真剣に祈る中、ガラガラから弾が転がり落ちる。それを見た南山さんが顔を上げてーーーーー
「24番!24番です!」
「「うがああああああ!!」」
俺と鈴は揃って天を見上げる。俺、21番、、、。
「ビンゴの人いない?いる?あ、おめでとう!これ、景品ね!という訳で景品がなくなったのでこれでビンゴ大会は終了です!」
鈴と一緒に机に突っ伏す俺。今しがた、打ち上げの余興であるビンゴ大会が終わった所だ。結果は見ての通りだが、、。
「ドンマイだ一夏。勝負は時の運。こういう事もある。」
「箒~~。」
箒に優しく頭を撫でられて尖っていた心が和らいでいく。ああ、癒される~。
「じゃあビンゴ大会も終わった事だし、次は交流会に移ろうか。」
西岡くんがそんな事を言い出した。交流会とは?
「皆せっかく文化祭で一致団結したことだし、クラスでの交流をもっと深めていけたらと思う。新しい友達を増やすチャンスだな。」
なるほど、この機会にクラスメイトの交流を活発にしたいと、、俺は大歓迎だな。
「このくじを引いて、番号の席に変えてほしい。話すのは10分程度。延長したいという人は遠慮なく言ってくれ。」
いつのまにか用意されていたくじを引くと、最初の人はーーーーー
「四十院神楽です。よろしくお願いしますね。織斑君。」
いかにも大和撫子といった風貌のクラスメイトだった。そよ風のように優しい口調だ。彼女は確か原作9巻で、、、
「もしかして、旧華族の方ですか?」
「博識なんですね。ですが古いだけの家柄なので、、他のクラスメイトと同じように接してくれたら幸いです。」
そう謙遜する彼女の恰好は着物。絶対ファミレスに着ていく恰好じゃないだろという黄緑色の新緑を思わせる気品溢れる着物だった。まるで清楚が擬人化したような雰囲気。華族ってスゲー。
「箒とは友達だったりしますか?」
「ええ。入学して間もない時に。織斑君の事も何度か話を聞かせて貰っています。」
「そうなんですか、、箒がお世話になってます。」
「ふふ。こちらこそ。」
箒、ヒロインズ以外に友達がいたのか。まあ原作でもいたらしいからな。何か安心した。
「織斑君と恋人になった時、本当に篠ノ之さんは嬉しそうでした。”ずっと昔から好きだった男の子と友達になれた”と。」
「ーーーそうですか。」
心にズキリと痛みが走ったが、俺は気を取り直して彼女との会話を楽しむ。
話始めると意外と話が進んだ。四十院さんが話し上手というのもあるが、なんと言うのかな?なんか頭の回転が早くなっているような気がするんだ。自分の思った通りの事がスラスラ喋れるというか、、。もしかしてこれもガイちゃんの加護?だったりするのだろうか。よし、今夜は多めにお祈りしよう。
「へぇ、そうなんですか。それは大変でしたね、、。」
「ええ。お見合いだというのに、あのおと、、あの方はいきなりイチモツをお出しになられて、、その貧相なものに鉄拳を入れてやりましたよ。」
「はは、、。」
やっぱり上流階級にもヤバいのがいるのか。大変だなぁ。
「ふふ。織斑君は本当に話しやすいですね。こんなにも楽しく殿方と話したのは初めてかもしれません。」
「そうですか。それは何よりです。」
「、、篠ノ之さんが惚れるのも分かりますね。あの、織斑君。」
四十院さんが雅な、しかし何処か欲を感じさせるような笑みを浮かべる。
「、、、貴方と話していると、、、なんだかここが切なくなって仕方ないのです。どうか貴方の指で鎮めてくれませんか?」
四十院さんはーーー着物を横にずらした。整えられた黒い陰毛に覆われた秘部が姿を現した。秘部はしっとりと湿り気を帯びていた。
「る!?あの、何を!?」
「お願いします織斑君、、。もう、切なくて仕方ないのです、、。」
いや、嫁入り前の娘の秘部を触るのは駄目じゃないか!?いや、でも、、旧華族のお嬢様の頼みを断るのは何かヤバい気が、、、。
「織斑君、、、。」
「わ、分かりました!!」
女子の上目遣いには勝てなかったよ、、、。俺は恐る恐る手を伸ばしてーーー遠慮なく秘部に人差し指を入れた。
「んんっ.....///」
四十院さんの秘部は結構きつくて、手を動かしつからった。この指の先にあるのは処女膜だろうか?傷つけないように細心の注意を払いながらーーーーー
「あっ、もう、我慢できませんわっ、、!」
「る?」
「イックウウウウ♡♡」
四十院さんが盛大に果てた。潮が椅子の下に盛大に飛び散る。
「はぁ...♡はぁ...♡流石一夏君.....。女性の楽しませ方をよく心得ていますね...♡」
「いや、そんな事は、、、単に箒達で慣れているだけですよ。」
「ふふふ、、一夏君は立派な色男ですね。」
、、、なんか距離が近くないか四十院さん?後、呼び方が名前になっているし、目も潤んでいるようなーーー
「時間だよー!皆席を一つずらしてねー!」
「あら、もう時間ですか。楽しい時間はあっという間ですね。」
四十院さんは名残惜しそうに笑うとーーー俺の頬にキスをした。
「ちょっ!?」
「ありがとうございました一夏君。またーーー私で遊んでくださいね。」
四十院さんは牡丹の花のような笑顔を咲かした。
「やっほー。ティナ・ハミルトンよ。よろしくね織斑君!」
「おう。よろしくな!」
四十院さんの次は原作にも登場した、まさにアメリカンなサイズのバストを窮屈そうにTシャツに押し込めた金髪の美少女だった。デカい、、原作だとイラストなかったからここまでとは思わなかった。
四十院さんに続きハミルトンさんも美少女なので、嬉しい反面ヒロインズの視線が怖い、、、ハッ!?違うんだ鈴、浮気とかじゃないから殺気を飛ばさないでくれ!!
「とりあえず乾杯しよ乾杯!せっかく話せるんだし!」
「テンション高いなハミルトンさん。」
「ティナでいいよー。だってずっと織斑君に興味があったんだから!」
それからハミルトンさんは色んな事を話してくれた。文化祭の思い出や鈴の愚痴など様々だった。ここでも鈴と友達なんだな。
(それにしても、、、)
おっぱいがね、、デカいんですよ。まるでバスケットボールか?と見間違えるような豊満な胸がドン!とテーブルに乗っかって、まるで鏡餅かのようだった。あ、ハミルトンさんの動きに合わせて動いた、、、。
「織斑君、、、おっぱい見てるの?エッチだなあ。」
「る!?ご、ごめん!」
「織斑君にだったら全然いいよ、、、、ねぇ、織斑君。もっと間近に見てみない?」
「る?」
ティナさんがシャツを捲り上げた。ぼろんっ!!と肌色の膨らみが揺れる。俺は思わず目を奪われてしまった。
「何を、、!?」
「それだけ私は本気だって事だよ、、、、ねぇ、ここ暖かいよ?」
ティナさん何で俺の手を動かしておっぱいに持っていくんですかね?あ、暖かい、、。それにモチってしている、、。
「揉んでみない?」
「る?」
「織斑君に私のおっぱいの感触、、味わって欲しいな。」
そんな誘惑に耐えられず、、、俺は指を乳房に沈めた。
「んんっ.....!」
ティナさんが軽く身震いした。え、もしかして、、。
「あはは、、イッちゃった。」
「ま、マジですか。」
「気になる男の子に触ってもらえるのってこんなに快感なんだねー。あー、何か股気持ち悪いな、、、脱いじゃおっと。」
ティナさんは立ち上がると、ジーパンとパンツを脱いで下に置いた。流石アメリカ人、、、秘部もドリーム!って感じだなって俺は何を⁉︎
「さ、まだ時間あるし、織斑君の話をもっと聞きたいな!」
「お、おう。」
俺は露わになった彼女の下半身にドギマギしながら会話を楽しんだのであった。
「じゃあまたねー!」
「楽しかったよー!ありがとー!」
「また学校で!」
打ち上げもお開きになり、クラスメイト達が駅に向かったり、親御さんに迎えに来てもらったりしてそれぞれ帰路につく。
打ち上げ楽しかったな。何か俺の思っていたものとは一部違っていたけど、いい思い出だな。
「みんなはどうやって帰るんだ?」
「わたくしは家のものに迎えに来てもらいますわ。」
「僕も同じかな〜。」
「私はシャルと同じ車に乗る予定だ。」
なるほど、じゃあ三人は大丈夫か。箒と鈴は俺が責任持って送り届けないとな。
「一夏〜〜!二次会いきましょ二次会〜〜!」
ーーー鈴が何かテンションが天井知らずだし。顔も心なしか赤くなっていないか?
「一応確認なんだけどアレ本当に飲んでないんだよな?酒?」
「ええ。単なる場酔いだと思いますわ。」
「なら安心か。」
しかし、ジュースであんなにはっちゃけられるというのはある意味羨ましいというか、、。周りのクラスメイトも「やれやれ」と呆れたような視線を向けている。
「では行こうか一夏。」
「そうだな。」
「イェーイ!!」
クルクル踊っている鈴の手を引っ張って歩き出そうとした時だった。
「一夏君。お疲れ様でした。」
「今日はとても楽しかったよ♪織斑君!」
「四十院さん。ティナさん。」
今日の打ち上げで仲良くなった二人が挨拶に来てくれた。
「さん付けじゃなくてオッケーだよ!てか神楽名前呼び?じゃあ私も一夏君って呼ぼうかな。」
「一夏君。どうか私の事は"神楽"と呼んでくれませんか?もっと貴方と親密な関係を築いていきたいのです。」
「そうか。じゃあ改めてこれからよろしくな。ティナ。神楽。」
「「はい(うん)!!」」
どうやら仲良くなれたようだ。新しい友達が増えるのはいい事だな。
「神楽。そろそろ時間じゃない?」
「そうですわね。、、、一夏君。ちょっと顔いいですか?」
「?おう。」
言われた通りに近づけると
ーーーチュ。
両方の頬から生暖かい感触が。二人を見ると、頬を赤くして唇を抑えていた。
「で、ではまた学校で!」
「忘れたりしたら許さないんだからね!」
そしてピューと立ち去ってしまった。ティナはともかく神楽は着物でなんであんなスピードが出るんだ。いや、それよりも、、、
「一夏、、、。」
「ち、違うんだ箒。」
「一夏〜〜あたしもするぅ〜〜。」
「何をだよ!?」
ーーー恋人達を宥めなければな。
結局30分ほどかかった。
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