因習村でハブられたので、美少女全員嫁にする 作:CloudWagon
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放課後になると、人は疎らに帰り始める。俺は山田の家に行くわけだが、あいつらはどうせ夜まで入り浸ってそのまま泊まり込むだろうし、学校で出来ることをやっておこう。
というのも、本を調べようと思ったとき、そういえば学校の図書室に触れていないことを思い出したからだ。屋根裏部屋でさっさと着替えて、図書室へ向かう。図書室は一階に配置されていて、五階相当の屋根裏部屋からはまぁまぁ遠いのだが、妙に体力が増えているからか、駆け上がっても降りても息一つ切れることは無かった。
(図書室は誰がいるんだったか……)
うちのクラスの図書委員は、瀬戸だ。天然パーマでやたら声が可愛い。だが図書室を覗いてみると瀬戸はおらず、他学年の子が図書室入って左手のカウンターに座っていた。図書室は教室のように二つ入り口があり、向かって右と左。左の入り口から入るとカウンターがあり、カウンターの後ろから図書準備室に入れる。で、カウンターの前は八人掛けの学習机が二セットあって、図書室後ろ三分の二くらいのスペースに本棚が並んでいる、という構造だ。
カウンターに座っている女子は大の本好きで、人が入っても気が付かずに本を読んでいることから、“図書館の妖精”なんて言われている女の子だ。背中に揺れる二本の緑の三つ編みと、前髪を星形のピンで留めた女の子。背は小柄でおっぱいはうちのクラスのデータマン、後藤によるとBカップ。瞳は緑がかった黒色で、鼻は低め。歳は一つ下で秋山姉妹のクラスメート。名前は確か――
「よう、穂村。なに読んでんだ?」
俺は、穂村が俺に気が付いていないのをいいことに、さっとカウンター越しに本を奪い取る。すると、重ねて読んでいたようで、何故か二冊の本が俺の手にあった。
「なっ、なにするんですか! 返し――ぁ、ぅ、風かぁ」
こんな風あるか。
穂村は本を奪ったのが俺と気が付くと、絶望の表情で項垂れる。まだなにもしていないから怯えなくても良いんじゃないか? と思ったが、手に取った本を見て納得する。
「ハードカバーの歴史書の裏に官能小説とか、ベタすぎるだろ。家で読め」
「ぅぅぅ」
まさか俺に正論を言われるとは思わなかったのだろう。穂村は顔を真っ赤にして俯いてしまった。とりあえず、俺は穂村の手に歴史書を戻すと、官能小説を預かる。それから学習机の方から椅子を引っ張ってきて、カウンターに入って穂村の左隣に並んだ。
「さて、穂村の趣味でも拝むかね」
「ぁぅぅ」
えーとなになに……『超絶鬼畜レイプ 無抵抗女子高生の快楽調教拷問』???
俺は目を見開いて穂村を見る。穂村は顔を赤くしたまま、睨み付けるように歴史書を読んでいた。おいおいまじか……図書館の妖精にこんな趣味が……。
「えーっと、『家族を人質に取られた少女は、鬼畜強姦魔に、快楽調教されながら日常生活を送ることを強要される。少女は決して折れず耐え抜くことを誓うが、鬼畜強姦魔は少女の性欲を解放し、理性を溶かしていく……』って、ハードだなぁ」
「ころしてください」
「何か言ったか?」
「わ、わぁ、信長ってえっちですぅ」
信長はえっちじゃないだろ。いや、えっちな創作物にえっちな信長はいるかもしえんが、授業で使うような歴史書にえっちな信長はいないだろ。歴史書をなんだと思ってんだ。
俺は穂村に呆れた眼差しを向けながら、官能小説を読んでみる。妹を人質に快楽調教する強姦魔ぁ? ぜったい妹は既に餌食だろ。
「うわ、濡れてもいないのにバイブ突っ込んでるぞこの強姦魔。快楽調教じゃなくてただの拷問になるだろ。ひでぇことするな」
「ぅぅ」
「家から学校に遠隔バイブ? 電波強度やばいな。それで食っていけるぞこの強姦魔」
「ひぃぃ」
「処置もしてないのにケツの穴に突っ込んだら、互いにたいへんなことになるぞ……」
「ぁぅぁぅ」
「普通の処女がいきなりぶち込まれて絶頂するかよ。なんだこれ」
「ぃぐぐぐぐ」
「童貞の妄想か? 出版社どこだ? ん? ISBNがないな。自費出版か? 作者は……んんん? 焔☆ベル……ほむらべる……穂村美涼?」
「ぐすっ」
歴史書を読みながら泣き出す穂村に、さすがに申し訳ない気分になってくる。おまえ、わざわざ学校まで持ってきて自費出版のエロ本持ってきて読んでたのか? ちょっと、うーん、あんまり擁護できねぇな。
いやしかし、シチュエーションそのものには理解は出来る。スケベ伝道師山田も、矜持と性癖は捨てられないって言ってたしな。
「よし、わかったよ穂村。俺がちゃんと、穂村が官能小説を書けるように協力してやる」
「はぇ」
「……創作に必要なのは実体験だそうだ。そりゃあ全部体験して書いてる作家なんてそうそういないだろうが、少なくとも、知識に経験が伴えば、厚みが出るだろ?」
「っ」
俺の言っていることがなんのかわかったのか、穂村は息を呑む。だが、潤んだ瞳には隠しきれない好奇心と性欲への興味があって、穂村は小さく生唾を飲んだ。
「歴史書、ちゃんと持ったまま落とすんじゃないぞ? もし落としたらひどいことするからな?」
「ひどい、こと」
「校内放送で著者紹介つき官能小説朗読会」
「ぴっ」
穂村は顔を赤くしたり青くしたり忙しそうだ。さて、そんな忙しそうな穂村でも労ってやるかな。
俺は穂村の左隣で穂村に身体を向けるよう座り直す。まずは右手を太ももに置いて、プリーツスカートの上から太ももを撫で、左手を肩に置いて、肩から背中を撫でる。
「男に触られるのは初めてか? 肩の力は抜いていた方が気持ちいいぞ」
「っ」
穂村は言われるがままに、肩の力を抜く。
「そうだ。いいか? 穂村。おまえは俺に弱みを握られて、脅されている」
「……?」
「だから――快楽を享受するのは、
「!」
誰かに強制されているから、しょうがない。そう言い訳がつけられる状況で、かつ、俺相手なら他人に見つかっても本当に「無視しなきゃいけないひとにいじめられている」からしょうがない、となる。
その状況は、穂村の
俺は席を立つと、穂村の後ろに回る。それから、本を読む彼女の腰を掴んで、ブレザーの上から細い胴を撫で、二の腕に触れ、首を撫で、顎を触り、頬に指を這わせた。
「はぁー、はぁー、ふぅー♡ ふぅー……」
呼吸の間隔を覚え、色が混じるまで全身を愛撫する。性感帯にはふれず、腹を撫で、唇を撫で、つむじにキスを落とした。
「ふぅー♡ はぁーっ♡ ふぅ、ふぅ♡ はぁ♡」
性欲が高まってきたところで、次の行動へ。エロ思考の女の子なら一度は考えるであろうシチュエーションだ。
俺は穂村の椅子を引くと、カウンターの中に潜り込み、椅子の脚を持って穂村ごと引き寄せる。穂村は小さく悲鳴を上げて、なにをされるのか察したようだ。
「穂村、朗読されたくなかったら、わかるな?」
「っ」
理由付け。それだけで、穂村は両足に込めていた力を解いて、足を開く。飾り気のない白いパンツは、まぁまぁ大きなシミを作っていた。エロ小説読んで興奮してたんだろうな。
俺は穂村の柔らかい太ももを撫でて、わざとらしくスカートを持ち上げ、離す。見られているという緊張感は、穂村には快楽にしかならないだろうが。両手をスカートの中に潜り込ませて、パンツを下ろす。足首まで降ろし、右足だけ引き抜いて、パンツそのものは左足にひっかけたままにしておいた。
「もう二年生なのに、一本も生えてないのか?」
「っ」
プレイの一環としての羞恥なので、三年生にもパイパンがいることは黙っておく。
太ももの内側にキスをすると、穂村の身体が僅かに跳ねる。まんこはぴっちりとじていて、割れ目から愛液を零していた。こんだけ濡れてたらいきなり突っ込んでも大丈夫かも知れないが、今日の俺は善意のアドバイザー。ねっとり進めてやろう。
左手でまんこを開く。びらびらは控え目で、形は整っている。膣口は小さく、クリトリスも完全に隠れていた。色合いは綺麗なサーモンピンクで、実になまめかしい。いきなり指も怖いだろう。俺はぐっと頭を近づけて、膣口に舌を這わす。
「ひゃんっ!? ふぅ、ぁ♡ なに、これぇ?????」
そりゃあ、舐められる感覚なんか妄想じゃわかんないか。せっかくなら堪能して貰おうと、敏感なクリトリスには触れず、まんこ全体を味わうようにじっくり舐めてやる。
「んぁぁっ、くすぐった♡ ひぃんっ♡」
快楽に翻弄された穂村の口か瞳か、涎か涙が零れてスカートにシミを作るのを、スカートの下から見上げる。愛液は次から次へと溢れてきて、俺がちょっと舌で奥をつつけば目一杯量が増えるものだから楽しくなってきた。
と、まんこをねぶって愉しんでいると、ドアを開く音が聞こえて思わず耳を澄ます。快楽を愉しんでいた穂村もまた、ぎゅっと太ももで俺の顔を圧迫し、緊張を見せた。
「やっほー美涼ちゃん。本の返却に来たよー」
「ん。ついでに本を借りに来た」
明るく跳ねた声。聞き覚えのあるテンション。俺のよく知る双子の姉、紅葉。
一定のトーンと聞き覚えのあるフラットな声。俺のよく知る双子の妹、青葉。
「ちょっとちょっと、勉強もしに来たんでしょ? 私、今度の小テスト落としたら弓道部の練習に出られなくなっちゃうんだからね?!」
そして、高身長ポニーテール。四谷姉妹の姉。弓道部二年の
とはいえ、そんなこと知る由もない穂村は、緊張に固くなっていく。だが、真のすけべはここからが本番だ。誰か居る、バレるかも、という状況は……燃える。
「え、ええ、返却用紙はこっち。貸し出しはこっち。勉強は好きにして」
「えー、なんだか美涼ちゃん、急いでなーい?」
「早く続きが、んっ♡ 読みたいのよ」
「んー?」
真面目に、普通に対応しようとする穂村のまんこに、俺は無造作に中指を入れる。とても狭いが、さんざんほぐしたおかげでぬるりと指が埋まった。根性で嬌声を我慢した穂村としては、これ以上のいたずらは嫌がるだろう。
けれど、愛液を垂らしながらひくひくと痙攣する穂村のまんこは、早くかき混ぜろと自己主張を繰り返す。素直なのは身体だけってことか?
(青葉と愛奈の声が聞こえなくなった。となると、怪しがって穂村に近づいているのは紅葉だけか)
穂村の中は熱く、また、緊張で締め付けが強い。俺は極力、穂村の言葉に合わせて、中指を動かしていく。こういう羞恥プレイの感覚は、官能小説の役に立つだろうし、彼女のマネージャーになったつもりで精一杯のサポートをしてやろう。
スカートの中で震える足。俺の中指を締め付けるまんこから滴る愛液が、ぽたりぽたりと図書室のカーペットにシミを作る様子は、まだまだ幼げな容姿の穂村を、色を覚えた女に仕立て上げる。
「その分厚い歴史書のどこに楽しみにするような続きがあるの?」
「ひんっ♡ んっ、の、信長が、っ♡ えっちで」
「ふーーーーーーん? ま、いいわ。貸し一ね?」
「んぅっ♡ へ?」
紅葉はそう、机の下の俺に聞こえるようにそう告げる。俺としては別にどっちでも良かったんだが、まぁ今度キッチリ可愛がってやろう。だが紅葉よ、そういうところで青葉に寝取り女扱いされているんだと思うぞ……。
「青葉ちゃん本決まったー? 美涼ちゃん、騒がしくして半ギレだから部室行こうよ。愛奈も使って良いからさ」
「うん。じゃあまたね、美涼」
「私はもう、勉強できるならどこでもいいよ……」
紅葉に連れられて、青葉と愛奈が立ち去る。ドアが閉じた瞬間から膣に収まった中指のストロークを始めると、穂村は腰をガクガクと揺らしてイった。
「へぁっ!? なっ♡ ぅんんんんんっっっ!!!!?」
俺はカウンターの中から這い出ると、律儀に歴史書を持ったまま震える穂村の右隣に立ち、イったばかりで震える彼女の顔を覗き込むようにして唇を奪った。
「んむっ!?」
強引に唇を合わせ、音を立てて離し、何度も何度もキスをする。穂村は顔を真っ赤にして、けれど抵抗もできず、耐えていることしか出来ないようだ。だから俺はキスをしたままリボンタイを外し、シャツとブレザーのボタンを開け、ブラジャーを上に押し上げる。
手探りで揉む穂村のBカップおっぱいは、お椀型で揉みやすい。乳輪をくるくると回すように刺激して、おっぱいをやわやわと揉み、乳首を焦らしていく。そのもどかしさに穂村が口を開けたので、俺は意気揚々と舌を潜り込ませて、穂村の少し厚みのある美味しい舌を舐めしゃぶった。
「んぅっ♡ ちゅ、んぁっ!? あむ、ん♡ ちゅ♡ れろ、ちゅ、んんっ♡」
舌を堪能しながら、両手でおっぱいを愉しむ。絞るように持って揺らしてみたり、持ち上げて離してみたり、回すように揉んでみたり。穂村は、自分のおっぱいを玩具にされているように感じるだろう。
だが、穂村がどんなに身をよじって、愛液を流して快楽を訴えてきても、乳首は触ってやらない。穂村の官能小説では、やたら乳首を弄っていた。なんだったら乳首責めだけバリエーションが豊かだった。それはつまり、穂村自身が乳首が好きという証左なんだろう。
「ぷは……おいおい、顔がとろけてるぜ? 穂村。強姦魔の拷問でイっちゃだめだろう?」
「はぁ♡ はぁ♡ はぁ♡」
「さ、本を離すなよ? そのままケツをあげるんだ」
「ひ♡♡♡」
本を離させないまま、ケツを上げさせて椅子を引く。すると、椅子から愛液の橋がつぅと伸びた。スカートを大きくめくって腰に引っかけると、むき出しの尻がゆらゆらと揺れ、処女まんこが快楽を求めてひくひくと震えている。
俺はちんこを取り出すと、尻の割れ目の上に置く。そして、何が置かれているのかわかるように、尻の上で前後させた。
「穂村、聞け。今からおまえは強姦魔のちんこで処女喪失するんだ」
「ごくっ」
ごく、じゃないんだが。
生唾を飲んで期待する穂村に、吐きそうになったため息を呑み込むと、俺はさっさと気を取り直して穂村のまんこを指で開いた。
とろとろのまんこだ。これなら行けるだろう。膣口に亀頭をめり込ませると、狭い膣肉がミチミチと掻き分けられていく。
「イ、ひぃぃっ♡ しょ、処女なのにっ♡ は、はじめてなのにっ!?」
「おまえがそれだけ淫乱ってことだろ? 一番奥で自覚しろッ!」
「んあぁぁぁっ♡♡♡」
官能小説を書く上で、淫靡な快楽を求めたことは何度もあったことだろう。その過程を経て処女ということは、(この村にあるかは知らんが)ディルドみたいなものを使うのではなく、せいぜい乳首オナニーが限度だったんじゃないだろうか。
溢れた性欲が、膣肉のうねりとなって俺を締め付ける。俺はそれでも一番奥に突き刺したまま動かず……穂村の前側に手を伸ばして、両方の乳首をきゅっと摘まんだ。
「イ♡ ぁぁっっ~~~~~!!!!!?? イくぅっ♡ ぁっ、と、とまらなっ♡」
「ぐっ、おいおい、もうちょっと弱く絞ってくれ。ちんこが好きだからってがっつきすぎ」
「ぁっ、ひゅぅ♡ はっはっはっ♡ すぅ♡ ふぅ♡ ぅぁっ♡」
乳首をかりかりとひっかき、乳頭を押し、指で弾き、優しくこねて、断続的にこねる。穂村は子宮口に密着して滞在する俺のちんこを、一生懸命搾り取ろうと肉
「動くぞ」
「へぁ? ――ひぁっ♡ まっ♡ はげしっ♡ ぁっぁっぁっ♡ イくイくイくっ♡」
「イってる、の間違いだろうが! サボってないで腰を振れ、美涼ッ!」
「イぁぁ~~~~~~~ーーーーーっっっ!!!!??」
肉を掻き分け進み、搾り取られながら引く。この村の女はどいつもこいつも、ちんこを一度挿入したら離さないというパワーを感じる。腰を引く度に脳天を掛ける強烈な快楽を、歯を食いしばって耐えながら、イキっぱなしの穂村の膣をいじめ抜く。
肉を打ち付ける音は、最初から水気を含んでいた。乳首から手を離さずにピストンするのは大変だが、穂村は乳首で快感を受け取る度に身をよじらせて悦んでいるから、これが最適解なのだろう。
「そろそろイくぞ! 受け止めろ!」
「はにゃぁあああああああああああああぁぁぁっっっ♡♡♡♡♡」
乳首を強めに引っ張るのと同時に、穂村は絶頂する。そうして、律儀に歴史書を手放さないまま、穂村は意識を手放した。
「ふ、ぅ」
ちんこを引き抜くと、愛液と精液があふれ出す。俺は素早く穂村のパンツを戻してやり、椅子に座らせる。穂村手製の官能小説は、屋根裏部屋にでも置いておくとするかね。
図書室の蔵書をあらかた確認し、俺は屋根裏部屋へ向かっていた。その途中、屋根裏部屋に向かう階段の手前に、見覚えのないものを見つけた。
(お香、か?)
盛り塩のように階段手前両脇に置かれた、白い小皿。その上には線香のような棒が立っていて、じんわり煙を上げている。だがなんの匂いも感じず、首を傾げながら階段を上がった。
踊り場までくると、今度は人の気配がする。とっさに階段の陰に身を隠して、気配の主を覗き見た。
「ね、ねぇお姉ちゃん、本当にやるの?」
水色のウルフカット。湊と同じ髪色だが、背は湊よりも頭一つ半も小さく、後頭部から細長く一本、尻尾のように長い髪を赤いリボンで留めている。陸上部の一年生で湊の妹、
「うん、お願い」
となると、眞紀が会話をしている相手は当然、姉の
「で、でも、男子生徒が来たら……」
「来ない。天文部の双子が、人払いの香を焚いていたもの」
「ああ、ええっと、銀木薬局だよね。あの、なんだっけ、
上裸看守????
銀木薬局といえば、冬先輩の住居だ。卒業後、
神社の麓にある銀木薬局は、秋山姉妹の住居と近く、二人はよく遊びに行って、冬先輩の妹――来年うちの高校に進学する中学三年生、
なお俺は、
「あのひと、そんな痴女じゃないでしょ。ジョーカー
ジョーカー阿修羅????
まずい、陸上部で好成績を収めるこの姉妹は、あんまり成績が良くない。もう少し真っ当な人間から聞きたかった情報なんだが……なんもわからん。
上裸看守とジョーカー阿修羅になんの繋がりがあるんだ? 痴女とテロリストで犯罪繋がりってか? やかましいわ。
「そんなんだっけ?」
「そうそう。そんなことより、今必要なのはこれ」
「うぅ、いくらお香があるからとはいえ、本当に効果あるの?」
効果? てっきり怒りで俺のことを待ち伏せ闇討ちするか、この先猛獣注意のチラシでも貼っているのかと思ったが、本当になにをしてるんだ?
「ある。……あいつ、あそこまでしておいて最後までしないとか、私のことを舐めているに違いない。眞紀、あなたと二人で構えれば、ぜったいむしゃぶりついてくるはず」
「お姉ちゃんの話、なにも伝わってこないんだけど……うぅ、でも本当に、ストレス発散になって快眠効果もあって、小テストの成績が良くなるんだよね?」
「うん、間違いない。さぁ、行くよ、眞紀」
意気揚々と扉をくぐる二人。図書室で愛奈が頭を抱えていた、小テスト落ちると部活禁止の約束がここに響いているようだ。確か東先生の数学の小テストだったと思う。
三年生がやるのは知っていたが、一年生と二年生にもやるのか。中間試験で補修にならないよう、小テストに落ちても一日二日の部活禁止で足りない知識を補填させる、という東先生の優しさ、だったはずだ。
(まぁとにかく、張り紙はなんなんだ?)
屋根裏部屋から物音が聞こえなくなったタイミングで、屋根裏部屋の扉のドアガラスに貼られたチラシを見る。どうやら眞紀が作成したようで、綺麗にまとまっていた。
湊――ああいや、妹と被るな。眞美でいいか。その、眞美が作るとこんなに綺麗にまとまらない。
『【必見!】女子限定・ストレス発散・快眠獲得・肌つやアップ!
やり方は簡単♪ スカートとパンツを脱いで膝を立てて開脚!
手を後ろに立てて上体を起こしてくつろいでいれば、準備完了♡
あなたのもとに屋根裏の妖精があらわれて、魔法をチョイッ!
とっても気持ちが良い時間が過ぎれば、効果抜群! 試してみてね♪』
頭を抱えて目頭を押さえる。そうか、いやそうか、あんなに羞恥陵辱した以上、眞美は身体は堕ちても心は堕ちないだろうと思っていたが、そうか……おまえ……。
息を吐く。何も知らない妹を巻き込む根性は中々だが、快楽のために妹まで利用するほど俺のことを気に入ってくれているのなら、応えなければならないだろう。俺は息を吸って呼吸を整えると、屋根裏部屋の扉に手を掛ける。
期待には応えてやらないと、男が廃るってもんだろうからなァ。