因習村でハブられたので、美少女全員嫁にする 作:CloudWagon
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湊姉妹を散々食い散らかした後、一息吐いて山田の家に向かうと、もう夕方になっていた。山田の家は学校よりも俺の家にほど近い山間部にあり、名のとおり山と田の間に位置する。
俺は家に寄って君恵さんにキスして元気を貰ってから、黒のジーンズとライトブルーのワイシャツに着替えて、原チャリで山田の家に来た。山田の家は、斜面に面していて、道路に面した二階部分が書店、斜面に面した一階側が住居、という変わった造りだ。だから家の底が抜けないように、店頭に並べる本以外は家の隣の納屋にしまっていて、この納屋が俺たちの遊び場だった。
(前だったら疲労困憊で爆睡しているところだが……なんでか体力は有り余ってる)
この体力も含めて、なにもかもが
もっとも、肉体的には元気だが、精神的には堪えた。やはり共感性羞恥は心に来る。次にヤるときは、もうちょっと羞恥心を捨てられるように頑張ろう。ドSはいいんだ。別に演技じゃ無くていけるから。ただ問題は、甘々の方だ。
俺は納屋の入り口をノックする。納屋は中で二部屋になっていて、これは中で本の解析が出来るようにそうしたのだとか。だから、入り口の引き戸を開けると廊下があり、左が壁で、右に二部屋続いている。ついでに長期滞在用に廊下の正面には洗面台とトイレがある、という、簡易離れと言った方がいいような空間だ。
「はーい、どちらさまー?」
「よう、基子」
扉を開けて堪えてくれたのは、黒いボブヘアに赤いリボン。ホットパンツに柄物Tシャツという格好の基子だった。相変わらず、山田の妹とは思えないかわいらしさだ。
「だっ、だれもいないなぁー、あははー」
そういや、基子は前から散々可愛がっていたのだし、甘々とやらの練習台にしてもいいかもしれない。なるべく自然に、演技ではなくぬるっと可愛がる言葉が出てくるように、ドラマとかを参照――いや、元カノを基準にしよう。俺が重すぎてフラれた三番目の彼女がいいかな。
俺は、頑張って俺を無視しようとする基子へ向かって一歩踏み出すと、基子を腕の中に収めるように抱きしめる。ちょうど、頭を下げれば基子のつむじにキスが出来る、くらいの位置関係だ。
「つれないこと言うなよ」
「ぴっ」
「はは、なんだそれ。まーいいよ、基子がしてくれることならなんだって嬉しいさ」
「ぱっ」
「あったかいな。良い匂いがする。シャワー後だったか?」
「ぷっ」
「わるいわるい、デリカシーなかったな。抱きしめる口実が欲しかったんだ」
「ぽっ」
「――好きだよ、基子。会えてうれしい」
「ぬっ」
「キス、してもいいか?」
「にっ」
「基子? おーい、基子ー?」
「きゅぅ」
俺の腕の中で、顔を真っ赤にして気を失う。キス以上のことはとっくにしてるのに、恋人みたいな空気には耐えられなかったか。今度やえのにもやってみよう。
玄関先に基子を寝かせて、奥へ進む。手前の部屋が談話室代わりに使っている居間で、奥が蔵書だ。とりあえず奥の部屋に進み、本を確認。きちんと整頓されているので見やすい。背表紙を撫でながらタイトルを見る。
(娯楽小説がほとんどだな。山田のエロ本もある。少女漫画は基子か? 『僕の方が先に好きだったのに』……って、これは田中、か? 冊子もあるが、村誌みたいなのはないか? うーむ、儀式は口伝って、
木の棚に収められた本の数々。地面に平積みにされた本の山。骨が折れる光景だったが……それっぽいのはA4くらいの用紙
ひとまず、四角に折られたこの一枚だけをたたみ直す。それから、ゆっくり眺めるために、隣の部屋に行き、襖を開けた。
「基子、遅かったじゃないか。来客は誰っ――」
「よう山田。田中と玲菜もいるな? ちょっと邪魔するぜ」
「――たー、田中。おまえに言いたいことがあったんだよ!」
六畳半の畳の部屋で、座布団に座っていた山田が顔を上げ、俺に気が付いて無茶な話題転換をする。入り口から向かって正面に山田。左に田中で、右に玲菜。真ん中には卓袱台があり、湯飲みが四つ。手前に敷いてある座布団が、基子のスペースだったのだろう。一番入り口に近いから、来客対応をさせられたワケだ。
三人はそれぞれ漫画を読んでいて、三人の脇にはそれぞれのジャンルの漫画や小説が積まれている。入り口と反対の壁には窓があって、差し込んだ夕日が山田のいがぐりを照らしていた。
「お、おれにか?」
「そっ、そうだ!」
それは無茶じゃないか。基子って言ったろ。そう思いつつ、俺は基子が戻ってきた場合に備えて、玲菜の方へ。ジャージの上下なんていう野暮ったい格好の男子二人と違って、玲菜は二の腕が眩しいボタンシャツに七分丈のスカートと、可愛らしい格好をしていた。ところどころ跳ねた黒いセミロングも、今日は少し整えている。
俺は玲菜の後ろに回ると、軽い身体を持ち上げて、俺の膝に乗せる。玲菜はいつものようにぼーっとした表情でみじろぎすると、あぐらをかいた俺の上で良い感じのポジションを見つけ、俺に体重を預けた。
「玲菜、今日は可愛くしてるんだな。髪を整えてくれたのは俺のためか?」
「……」
「はは、勝手にそう思っておくよ」
俺と玲菜のやりとりに、硬直する二人。山田は気を取り直して、田中に指を突きつける。
「田中おまえ寝取られ云々言うなら、せめて寝てから言えよ!!」
「な、んだって……?!」
「いいか、田中。オレだってスケベ伝道師としておまえに夢を諦めろと言っているんじゃ無いんだ! 友として聞いてくれ! 告白すらしてないんだろ?! だったらおまえのそれは、BSS――
田中は山田の言葉に仰け反り、歯がみし、卓袱台を叩いて俯いた。
「たっ、確かにッ! おれが間違ってたよ、基助! 寝取られジャンルに身を置くなら、おれは玲菜と付き合わなければならなかったんだな!!」
強姦魔の俺が言うことじゃないが、やっぱりこいつ、
なぁ田中、こういう身近な関係の女の子をキレさせたとき、一番困るのはおまえなんだぞ? どうやっても、もう、おまえじゃ機嫌とれないだろ。しょうがない、元友達として俺が玲菜の機嫌取ってやるか……。
「玲菜、シャンプー替えたか? 良い匂いだな」
「……ぁぅ」
「と、ごめんごめん、玲菜を抱きしめてると安心してさ。痛かったか?」
「……」
「そっか、良かった」
“理解”の特技をフルパフォーマンスで発揮。膝に乗せている、みたいな都合上、密着している分、玲菜の感情が手に取るようにわかる。玲菜は、あー、俺みたいな強姦魔のクズに惚れちまうのは危険だが、本来距離感が非常に近い女の子だ。去年までは好きな人がいたから意識していなかったが、思えば、けっこう近くにいることが多かった。
そして、女の子はやはり、キスが大事だ。嫌いなやつとキスは出来ない。最初にセクハラしたときも、キスを嫌がらずに受け入れてくれて、今日もこの距離感で
「おごごごご」
「大丈夫だ、田中。BSSだと思えば、興奮しても良いんだ」
「山田……おれ、おまえと友達で良かった」
「よせよ、へへ」
興奮される側の許可を取れ許可を。気になって神棚の手入れの用紙をじっくり見ていられないので、折りたたんで胸ポケットにしまうと、とりあえず機嫌が急降下しつつある玲菜の腹に手を回す。
ゆらゆら前後に揺れながら、つむじにキスを一つ落として、より強く密着した。玲菜が手に持っているのは、純愛イチャイチャ少女漫画だ。これで似たり寄ったりな趣味だったらまだしも、田中おまえ本当にさぁ……。いやもちろん、純愛イチャイチャと言われると、俺も怪しい。俺も等しくクズ野郎なのは百も承知だからなぁ。
「玲菜、向きを変えてもいいか?」
玲菜は返事の代わりに、卓袱台に本を置いて少しお尻を浮かしてくれる。俺は玲菜に甘えて彼女の体勢を百八十度変えると、真正面から抱き合うような形にした。
「田中。クズ野郎レベルで言えば、実際に手を出す俺の方が数倍クズだろうさ。だが元友人のよしみだ。観客になるくらいは良いだろうさ」
「くらもんんんっ! や、山田、ちょっと俺にしばらく話しかけないでくれ!」
「へへ――良いぜ、我が友よ」
田中はそう言うと、ティッシュ箱を手元に置いて、そっとちんこを露出させた。実況したくはないが、フル勃起で人差し指くらいのサイズで、皮が被っている。別にサイズなんてみんな自己申告だろうし差別するつもりはないが、あのサイズでこの村の平均だ。そう考えると、都会で平均ちょい上の俺のサイズはけっこうデカいのかも知れない。こんなことで井の中の蛙をしたくもないがね……。
とにかく、田中おまえ、俺が玲菜の向きを変えたら“ご対面”してさすがに終わっちまうだろ。駐在さんどころか村の役人からも無視される俺と違って、おまえは逮捕されちまうんだぞ……?
「ハァーーー……気を取り直して。玲菜」
「? ……ん」
玲菜の顎を右手で持ち上げて、唇を合わせる。左手で後頭部を支えてやり、右手は顎から腰へ移す。最初は唇を押しつけ合うだけの子供みたいなキスを。何度か交わしたら、頬や瞼にキスをして、もう一度唇へ。
「ちゅ、ちゅ、ちゅ、んふ、ちゅ」
口を開けてキスをして、離して、下唇を
柔らかくてちょっと短い舌をつつき、誘い出して絡める。玲菜は、舌同士を絡めさせるのがけっこう好きなようだ。
「ちゅ、れろ、ちゅ♡ ちゅぅ、ちゅ♡」
だんだん、玲菜の身体に熱が籠もってきた。右手を腰からシャツの下にくぐらせてお腹を撫でる。すると玲菜は、自分でシャツのボタンを外し始めた。
俺は右手を腹から上へ登らせていく。ブラジャーは黄色の花柄だ。ブラの上からおっぱいを撫で、下乳を触り、掴むように揉む。布地の上からワイヤーを撫でて、キスを深めながら後頭部に置いていた左手を背中に回し、シャツの上からホックを外すと、右手で緩んだブラを上にずらした。
「んっ、ちゅ、んっ、んっ、ちゅぅ、れろ、ごく♡」
両手をおっぱいに持って行くと、乳輪をやわやわと揉む。持ち上げたり、大胆に掴んでみたり、少し絞ってみたり。玲菜の手もまた自身のおっぱいに向かい、下から掬うように持ち上げて固定した。俺は玲菜との共同作業のつもりで、乳輪を揉みながら少しずつ陥没乳首にアプローチを始める。
舌を絡め合う銀の橋の峡谷から、甘い吐息が零れ、嬌声が音になって木霊する。いやらしい粘着質の水音が、舌と舌から熱を持って溶け出していくようだった。
「ちゅ♡ ごく、ちゅ、ちゅ、ん、ちゅ、ふふ、ちゅ、あんっ、ごく♡」
両手の指を両側の乳首にそれぞれ突き立てる。ずぶずぶと埋めて、乳頭を優しくひっかき、ちょっと頭が出てきたら優しく弾いて、また埋めて、ひっかいて、弾いて。
「やぁんっ♡ れろ、んぁっ、ちゅ、ちゅーっ♡ ごくごく♡」
唾液をたっぷり飲ませて、あるいは飲んで、ひょっこり出てきた乳首を、指の腹で労るように撫でてやる。すると、玲菜の身体が気持ちよさそうに跳ねたので、そのまま愛撫を続けてやった。
舌を絡めながら、乳頭をかりかりとひっかく。乳首を揺らすようにこねて、撫でて、刺激に慣れてきたらちょっとだけ摘まんで、親指の腹で乳首をごりごりと削ってやると、玲菜の身体がまた跳ねた。
「ぷはっ……玲菜の乳首、可愛いな。吸ってもいいか?」
玲菜は返事をしない。だが座り込んでいた体勢から膝立ちになって、おっぱいを吸いやすくしてくれた。俺は少し腰を折って屈むと、玲菜の背に手を回して抱きつくように、玲菜の左乳首に吸い付く。
「んっ、ぁ、ふぅ♡ ぁっ、おっぱい、きもちー♡」
音を立てて吸い付き、離し、唇で潰すように食み、乳房ごとかぶりつくように口に含んで、また、ちゅうちゅうと吸う。乳頭を舌でぐりぐるとしてやると、玲菜の腰が跳ねた。
俺は右手を玲菜の膝の間に潜り込ませると、スカートの中をまさぐり、形の良いお尻を撫でる。左乳首を離して右乳首に移りながら、お尻の割れ目に指を当て、尻たぶを揉み、鼠径部を撫でて恥丘を押す。
「ぁっ、ぁっ♡ はぁーーっ♡ ん、ぁっ♡ いたずら♡ だめっ♡ ふぅーっ♡」
ささっとちんこを取り出して、玲菜の左手に握らせる。そのまましごくようにアシストしてやると、玲菜はおそるおそる、けれど確実に、アシストされているフリをして自分で動かし始めた。俺は玲菜の乳首を舌でじっくりねぶりながら、右手でまんこに触れる。人差し指と薬指でまんこを開いて、中指で膣口をノック。愛液がじゅくじゅくと溢れてきたので、中指を膣内に侵入させると、親指でクリトリスを撫でた。中は熱くとろとろで、クリトリスを撫でる感覚が楽しい。
「んっ、ちくびきもちー♡ あんっ♡ ふふ、おっきい♡ んんっ、ふぅーー♡」
「玲菜。挿れるぞ」
「……♡」
右手でパンツをずらして、左手で調整。玲菜がしごいてくれたおかげでカウパーがこぼれ、潤滑液には十分そうだった。そのまま膣口に亀頭を当てると、玲菜の腰に手を添える。玲菜は好奇心と歓喜の感情を瞳に浮かべて、まるで俺が腰を掴んで押しているかのように、自分から腰を下ろし始めた。
ミチミチと、肉を掻き分ける感覚。愛液が滑りをよくして、肉
「ふぅ♡ ふぅ♡ ふぅ♡ んんんぁぁ♡
対面座位で、腰を下ろす玲菜。玲菜のまんこから零れ出た純潔の証は、愛液と混ざって濁る。玲菜は俺のちんこを受け入れたまましばらく動けずにいたが、俺と目が合うと、そのままキスをした。玲菜からキスをしてきたように見えたが、きっと気のせいだろう。
俺はキスを交わしながら、腰を揺らして、手でアシストして腰を上下させる。ぐりぐりと回すようにグラインドして、腰を振って奥をつき、アシストして玲菜の身体を上下させる。
「ちゅ、んんふ♡ んっ♡ ちゅぅっ♡ あんっ♡ んふふ、ちゅっ♡ んっ」
時々乳首を撫でて、少ししごいてやって、どんどん腰の速度を速めてやる。そうすると、散々性感を高めたおかげか、限界は玲菜の方に来た。唇を離して、ほとんど自分から腰を振り、一番気持ちいいところを探る玲菜。
俺はそんな玲菜のおっぱいを揉み、唇を撫で、腰のくびれをがっしり掴んだ。
「ぁっ」
「いくぞ。受け止めろ、玲菜ッ!」
「ひぁぁ~~~~ーーーーーーっっっ!!!!?」
どちゅん、と音がして、一番奥で射精する。玲菜は悲鳴のような嬌声を上げて、縋り付くように俺に抱きついた。思わず抱き返してやると、強い快感からもたらされる痙攣が、玲菜の背と膣内から断続して伝わってくる。
俺は玲菜の肩越しに、偶然、田中の姿を視界に収めて。
(田中、おまえ)
――田中は、座禅を組んでいた。右手は輪を作り、左手にティッシュを持ち、穏やかに微笑む田中。田中は、悟りを開いたのだ。
(じゃあまぁ放置で良いか)
俺は玲菜の背を優しく、労るように撫でる。それからゆっくり俺から引き抜いて、抱きしめた。
「気持ちよかったよ、玲菜。辛くはないか?」
無意識か、どさくさか、耳まで顔を赤くして頷く玲菜。そんな玲菜を横抱きにしてから畳の上に寝かせる。自力で起き上がれるようになるまで、側にいるとしよう。
さて、そうなると、確認しなければならないことがある。仏になった田中と基子の様子を見に席を外した山田は放置して、胸ポケットから用紙を取り出す。
(えーっと、なになに、白い布の上に神具を置いて掃除して……まぁそんな感じだよな。で、確か鏡が中に……ない? お供え物は清酒、米、榊。ご神体を取り出し、清めた水で穢れを払い……ご神体?)
可愛くデフォルメされたご神体の絵。都会の学校で勉強した限りじゃ、普通の神棚だとご神体は鏡だったと思うんだが、木彫りの狐が描かれている。稲荷の神棚でも、狛犬みたいな感じで稲荷の人形が置かれたりはするらしいが、どうみてもご神体として稲荷の人形が飾られている絵だ。形は普通の神棚なのか? 神社をそのままミニチュアにしたような形で、扉の内側に障子が貼られていて……だめだ、そもそも普通の神棚の形、そんな詳しく覚えてねぇ。
神棚を置く方角も、普通は東向きだかなんだかだが、ここには神社の方向へ、と書かれている。そもそも、なんか、妙だ。
(……急にわけわかんなくなってきたな)
掃除の時期は、毎月三日に行われる。大掃除、は、三月三日? 嫌な汗が、背中を伝う。三月三日といえば、俺を生贄だかなんだかに捧げることが決まった、例の儀式の日だ。しかし、三がなにか関係あるのか? 卒業式は儀式の翌週の三月十日で、始業式と入学式は二週間後の月曜日にやった。別に三の倍数でもない。
そしてなにより、子供向けで全部ひらがなで書かれているせいで、解読できない言葉もある、というところだ。
(さぐじさま……か)
用紙をひっくり返す。発行は、村で唯一の商店の名前だった。
とりあえず、今日はもういい。遅くなると、外灯の無いこの村じゃ、野生動物が怖くなる。となると明日。夜が明けたら、行ってみよう。
村の流通の要。
――丸山商店へ。