因習村でハブられたので、美少女全員嫁にする 作:CloudWagon
――焔☆ベル先生のプロデュース・二日目――
――祭り囃子が聞こえる。
――水盆の中、たくさんの女性に囲まれている。
――女性の数は、二十八人。ぐるりと一週、なにか紙を顔に貼り付けて。
「ほう、―――、―。此度―選定―、――の忘れ形見か」
「――。三狐神様」
「ああ、久城も倉持も、よくぞ、男子――――くれた――よ」
「―――様、では」
「良かろう、我が――庵主。――の功績―応え――」
「ありがたき――」
「では、――の、孕―の柱、――の―子は」
――銀の髪。
――頭の上には、■の耳。
――臀部当たりから、■の■。
「我が―と、我が――のため、―となれ、――の―子よ」
――祭り囃子が聞こえる。
――冷たい水と暖かい月が。
――俺に、降り注いで。
目が覚めた。
「ふわ……なんか、夢を見ていたような……?」
身体を起こす。
昨日は確か、フィーナを抱き枕にして寝たはずだが、フィーナはとっくに腕の中にいなかった。イエローを基調とした可愛い部屋の中。不意に窓の外を見ると、ずいぶん太陽の位置が高い。どうやら珍しく、昼過ぎまで寝てしまったようだ。
伸びをして軽くストレッチ。汗を掻かない程度に筋トレをして、着替える。やっぱり制服にわざわざ着替えて、あくびをかみ殺しながら洗面所へ。コップに立っている三本目の歯ブラシ。青が俺のだ。顔を洗って歯を磨いて、気分をシャキッとさせたら喫茶店部分へ。
二階から降りてくると、その先は厨房だ。だから、靴は二階の階段の先が
「おはよう、フィオナさん。寝過ごしちゃってごめん。手伝うよ」
「……」
袖まくりをして隣に立つと、フィオナさんはわざとらしく、ショップエプロン(大)を荷台に置く。それはもしかしたらこんな日を想定して作ったのかも知れない、男性用のエプロンだった。俺はそれを身につけると、一緒にグラスを磨きながら、仕事を手伝う。
「いつか、さ。コーヒーの淹れ方を教えてくれ。フィオナさんの旦那として、できるようになっておきたいんだ」
「っ……ふふ」
「笑ってくれたね、かわいいよ、フィオナ」
目を見開き微笑むフィオナさんと、合図をした訳でもないのに、触れるだけのキスをする。穏やかに流れる時間の中、それ以上の会話は必要なく、時折響くリップ音が日常を彩った。
――午後も過ぎると、ドアベルと共に陽光のような空気が満ちる。
「おはようございます!」
「あら、
「よう、
「わっ、幽霊さんのエプロン姿……かっこいい……」
紫色のロングヘアにぴょこんと伸びるアホ毛。胸はEカップと発育は良いが背はそう伸びていない。濃い緑色の瞳を輝かせる姿は、年相応に可愛らしい。黒地に白ライン、白スカーフのセーラー服は、ここ、伊那穂村の中学校のものだ。実は初恋の人がセーラー服を着ていたから俺はセーラー服フェチ……いやこの話はいいか。
この、俺に対する常識が崩れつつある喫茶店の中、駆け寄ってきた榎木は、俺の姿を見て呆然と呟いた。俺はそんな榎木を、真正面から抱きしめる。
「ひゃっ」
「今日の約束の分、な?」
昨日、色々とやり過ぎた際に交わした約束。会ったとき、最初に抱きしめてキスして頭を撫でる、を完遂する。
「わっ……ちゅっ、えへへ……ちゅっ」
榎木はもう、それはもう嬉しそうに、アホ毛をぴょこぴょこさせながら受け入れてくれた。頭を撫でると、目を細めて喜ぶ。可愛い子犬みたいに見えてきた。
「幽霊さんなら特別に、私の身体、どこでも“ヨシヨシ”していいですよ」
「榎木、おまえなぁ、えっちで悪い子だ。好きだよ、泉」
「きゃっ、えへへ」
抱きしめた手。左手をお尻に回して、右手をおっぱいに。ブラジャー越しだと感触はそう気持ちよくはない。ただセーラー服に包まれたおっぱいと柔らかいお尻を撫でているだけで、興奮はひとしおだった。
布地の上から、ぷりぷりとしたお尻を撫でる。セーラー服を身に纏った美少女が、俺からの愛撫で微笑み、うっとりと目を細めている、というだけで興奮と喜びが募る。
「ふぅ、セーラー服だとやりすぎるから、ここまで」
「へ? ふーーーーん、幽霊さん、セーラー服すきなんだ? んふふ、わかった。じゃあまたあとでね」
そう言って、バックヤードに消えていく榎木。そんな榎木を見送ったのは、ちょうど榎木に次いで入ってきたフィーナだった。フィーナは俺の方に近寄ると、バックヤードに行く傍ら、背伸びをして俺に告げる。
「中学のセーラー服、私まだ似合うから、あとで着てあげるね? パパ」
「えっ、い、いいのか? 嬉しい。や、恥ずかしいが、ああ、ありがとう」
「えへへ……良いこと聞いちゃった♡」
バックヤードに駆けるフィーナを、フィオナさんと一緒に見送る。フィオナさんは俺と視線を交えると、暖かく微笑んでくれた。な、なんか気恥ずかしいな。
次いで喫茶店に入ってきたのは、見覚えのある四人組だった。焦げ茶のふわふわの髪と低い背、鳶色の瞳。小柄なフィーナよりさらに小さいツルペタ小動物系美少女。
「あーっ! いないと思ったらこんなところに!!」
「静かになさい、
「だって
「情緒を整えなさいな」
「わ、ほんとだ。良かったぁ、いなくなっちゃったらどうしようかと」
「だから言ったでしょ、緑。フィーナと南と眞美がつやつやしていたもの」
「美穂だって心配してたのに」
緑がかった黒髪のセミロング。おしとやかながらおっぱいはDカップ。Eの榎木とそう変わらないサイズに見えるのは、榎木のアンダーが細すぎるせいだろうな……。呉服屋の娘で姿勢が綺麗な女の子、
それから四人組の最後尾。灰色の髪を首の高さで二つ結びにした女の子。おっぱいはCカップくらいで、身長は藤見以上委員長以下の、抱きしめやすい背。クラスでもつるむことが多かった女子にして、この村で最初にセックスした少女、
「いらっしゃい、俺はこの喫茶店の幽霊だ。好きな席へどうぞ」
「じゃあわたし、幽霊さんの膝!!」
「残念、俺の膝は席じゃない」
「えー……あ、あれ、なんだろう。胸がぽかぽかする」
藤見はそう、首を傾げながら四人席へ。窓際の四人席三セットのうち一番ドア側。窓側に梓川と掛川が並んで座り、通路側に委員長と藤見が並んで座る。
藤見のぽかぽかの理由は……会話だろうな。教室のときと違い、今は圧倒的に会話が出来ている。おかげで、藤見は喜んでくれているのだろう。可愛いヤツだ。
藤見の頭を撫でていると、また、ドアベルが鳴る。入ってきたのは二人組。ちょっと珍しいデコボココンビだった。
「ひっさびさの、喫茶店♪ って、あー!! 見てみて玲菜!」
「愛里咲、うるさい。……あ、エプロンしてる。カッコイイね」
「ぼんやりしすぎじゃない?! ボク、びっくりしたんだけど?!」
「二人とも、コントは良いから席に着いてくれ」
黄色いセミロングの髪と、両サイドでちょこんと結んだ髪型。八重歯の可愛い小柄ツルペタ女子、
というかなんだ。このモスグリーンのショップエプロン、この村の女に刺さるのか? そうなのか? 試しに柏木に近づいて、会話を聞いてみる。
「腕まくりしてエプロン、最高じゃない?」
「うん、わかるよ、愛里咲。筋張ったところ、いい」
「筋肉いいよねぇ! ボクさ、大きい手とか性癖なんだよね!」
「うん、わかる。シチュエーション談義、よくするもんね」
シチュエーション談義……って、そうか、柏木は自称オタク女子で、玲菜は書店経営の山田家に出入りしている。二人とも、漫画が好きって共通点があるのか。
「柏木、ちょっと試しに好きなシチュエーション言ってみろ」
「はぅあっ!? ……す、す、すきなシチュエーションは、手を握られながら愛を囁かれること、みたいなー」
俺は柏木右隣に座ると、左手で肩を抱いて、机の上に置かれた柏木の右手に、俺の右手を重ねた。それから、軽く肩を抱き寄せる。
「好きだよ、愛里咲。俺以外の男に、おまえの手を握らせるんじゃないぞ」
「ひゃい」
柏木がふにゃふにゃになって突っ伏すと、玲菜がすっと手を挙げる。
「私は片手で目隠しされて、片手で悪戯されながらヤンデレして欲しい」
「お、おう。待ってろ」
俺は今度は玲菜の後ろに立ち、左手で目隠しをする。それから、右手をシャツの中に入れ、ブラジャー越しのおっぱいを掴む。
「ヤンデレってなんだ? 素で良いか。――玲菜、俺の玲菜。おまえの身体も心も全部俺のモノだ。逃がしてやれない。ごめんな? 一生俺のものだから、逃げないでくれよ? 乱暴には、したくないんだ」
「へぁ……う、うん。すき。どこにもいかない。ずっと好き。一生好き」
玲菜から離れると、玲菜も机に突っ伏した。おまえら、その姿勢好きだな?
ふと見ると、両手を高らかに掲げている藤見が見えるが、その前に、ふらふらの足取りで入店してきた穂村の世話が必要だろう。俺は穂村に近寄ると、カウンター席に案内した。
一番手前から二番目の席だ。穂村は頬を緩めながら、「エプロン、うへへ」と呟いていた。おっさんか。
「さ、今日の分のシチュエーションプレイやっていくぞ、穂村」
「ぁっ」
「えーと、『二日目。悪魔人間は大作家焔を拘束しなかった。猿ぐつわをされないということは、嬌声を上げ、絶頂するとイったのがバレてしまうという、悪魔の残酷な罠だったのだ。悪魔は焔に告げる。「二日目は喫茶店に訪れる人間の欲望を解放し、一番好きなシチュエーションでセックスする。最愛の人間だと思い込まされる女達の痴態を拝むと良い。わはは」と、悪魔は高らかに告げた』……シチュエーションプレイすればいいのか? じゃあまあ、穂村に寸止めしたら始めるか」
カウンターに保管していた穂村のリクエスト小説を読み上げる。俺は制服を着た穂村の薄い肩に手を置きながら、喫茶店の来客に話を通しておくことにした。
「みんな、悪いが今、こいつのリクエストに従ってプレイをしてる。今日はシチュエーションセックスするから、希望のシチュエーション考えておいてくれ。いいか、これは、シチュエーションプレイを強要されているから、
店内の空気が変わる。常識を貫通しやすくなった状況下で、どうやら女たちは、各々自分の好きなシチュエーションを発散することに決めたようだ。
……そして、俺もまた一つ、新しく気づいたことがあった。常識を改変する最中、おそらく、常識のプロテクトには段階が設けられている。例えば、性感帯を刺激されて愛液を出す、みたいな生理現象まで縛ったら、気が狂うかもしれない。だから、無視をする、と一言に言っても、段階が設けられて、優先順位が決められているのだろう。
(そして、優先順位の最上位はおそらく――
怒りが。
憎悪が。
苦悩が。
疼痛になって、胸を締め付ける。
(いや、いい。今は幽霊で構わない。だが必ず、報復はする。覚えておけよ、首謀者)
「ぁっ、あっ、ぁっ、あーっ」
「……と、すまない、イかせるところだった」
「うぅ、イ、イきたいよぅ」
一瞬、我を忘れかけて夢中で穂村のまんこをほじくっていた。だが途中で我に返り、穂村のまんこから指を抜く。とろとろの愛液が、椅子と床を淫靡に塗らした。
穂村から離れると、まずは委員長の下へ。肩に手を置いて、花とは反対の左側にしゃがみこむ。
「委員長」
「……私は、キスだけで良いわ。あとはあなたの好きにして」
「わかった。勝手にくみ取るよ」
委員長の座席を持って九十度回転。俺の方に向かせると、頬に手を添えてキスをする。唇を食み、音を立ててキスして、歯列を撫で、舌を絡めて、唾液を交換する。シンプルで深いキスをしていると、前よりもずっと深く、互いの感情が交換できるような気がして、胸が熱くなる。
柔らかい舌。甘い唾液。熱い視線。心が、行き交う。安心する場所。落ち着く空間。委員長とのキスよりも優しいキスを、俺は知らない。
――最近どうだ?
――誰かさんが居なくて、寂しかったわ。
――それは悪かった。落ち着いて考えたいことがあったんだ。
――まったく、しようのない人。
――苦労掛けるよ。
――いいわ。
――嫉妬もさせるし苦労も掛ける。でも、結婚して欲しい。
――そうねぇ。一つだけ、条件があるわ。
――ああ、言ってくれ。
――最後の最期は一緒に居て、手を握ってくれたら、それでいいわ。
――わかった。最後の最期は、一緒だ。二人きりで、いこうな。
――……うん。
唇を離す。委員長を持ち上げて、俺が椅子に座り、委員長を跨がらせる。対面座位になって、もう一度唇を合わせる。今度はどちらからともなく、舌を絡めた。委員長は俺のズボンのベルトを外し、両手で支えるようにちんこを取り出す。俺は委員長のリボンタイを抜き、シャツのボタンを外し、ブラジャーを上にずらしておっぱいを露出させた。
Aカップのおっぱいは、薄いながらも膨らみがあって、手のひらで潰すようにこねると楽しい。早々にちんこは勃起して、委員長の足の間から、おへそにくっついた。
――おっぱい、小さくてつまらないでしょう?
――まさか、委員長のおっぱい、好きだよ。
――あら、おっぱいだけかしら?
――全部好きだよ、杏。
――ちゃんとどこが好きか言って。
――いつでも、変わらない態度で接してくれるところ。すらっとした身体。
――いいわ、合格。ねぇ、挿入、する?
――する。でも、ちゃんと濡らしてから。杏は濡れにくいから。
――面倒じゃない?
――いいや、楽しい。
――もう。
乳首をしごき、乳頭をくりくりと刺激する。そのうち左手だけ離して後ろに回して、触り心地の良い肉感的なお尻を撫で回した。おっぱいを触っていた右手もまんこに移して、クリトリスを触りながら膣内に触れると、濡れてきたことがわかる。
俺は委員長の腰を持って持ち上げて、委員長は自分でパンツをずらしてくれた。ゆっくり挿入して、一番奥で止める。
――苦しくないか?
――きもちいいわ。でも、前より大きくないかしら?
――成長期なんだ。
――……ばか。
――動いて良い?
――良いけれど、一つ条件があるわ。
――ああ、はは、なんでも言ってくれ。
――とびきり、優しくして。
――実は優しくするのが一番得意なんだ。任せてくれ。
――期待しているわ。私の旦那様。
息を吸う。しっかり腰を掴んで、息を吐く。唇を離して、委員長の目を見て、もう一度キスをした。腰を揺らして、柔らかいピストン。腰を緩く前後させるスローセックス。出し入れしながら感情を交わして、熱を交わす。
「出すよ、杏。受け止めて」
「ふっ、ふっ、んっ、うん、いっしょにっ、は、あんっ、いき、たい」
「ああ。いこう。二人きりで、いこう、杏」
「うれ、しい。~~~~ーーーーっ」
静かな絶頂。熱い膣内に射精すると、委員長は言葉少なく受け止めた。ゆっくり引き抜き、体勢を変えて椅子に座らせる。最後にもう一度キスをすると、委員長は微かに微笑んだ。
さて、最高に気持ちよかったが、ひとまず次だ。周囲を見回すと、みんな、俺たちの静かなセックスを、真っ赤な顔で見ていた。
「藤見、どうする?」
「へぁ!? えーと、えーと、き、キスだけでイけるように調教してほしい、です」
「ん、わかった」
藤見のことだからもっとコテコテの恋愛劇でもやらされるかと思ったが……やはり、こんな状況でも、基本的には俺を無視することと矛盾がないように、受け身の選択肢を選ぶように思考が働いている、と見て間違いないんだろうな。
俺は藤見を持ち上げて藤見の席に座ると、藤見を横抱きにする。受動的なせいで言えないことは、俺が代弁してやろう。
「好きだよ、花」
「えっ」
「口を開けて、可愛い舌を見せて。できるか?」
「うぁ、ふぁ、ふぁい」
口を開けて舌を突き出した藤見の、短くて可愛い舌を吸う。それから、お腹を触って体外式ポルチオマッサージを行いながら、キスをしたり、頬を舐めたり、首をひっかいたり、猫のように扱う。
キスでイけるようにっていうのは、イく瞬間にキスをして脳をバグらせるのが確実だ。ようは、俺との接触を全て快楽に繋げたい、という恋人らしい可愛らしい願いだから、俺はそれをくみ取ってイチャイチャしていく。藤見は敏感で、とてもイきやすい。そのためポルチオマッサージにも直ぐに適応し、イきそうになっていた。
「え? え? え? お腹だけでイっちゃ――んむ!?」
「ちゅ、はは、イったな? 良い子だ。可愛いぞ、花」
「はぅ。あ、あぅ」
藤見の反応が過敏になるまで二回イかせ、藤見の顔がとろけるまで三回イかせ、藤見がお腹を撫でられただけでイけるようになるまで四回イかせ。
「やぁっ、イく、ちゅぅ、イっちゃ、ちゅぅ、ちゅ、イ、ちゅぅ♡」
「上手にイけて偉いぞ。じゃ、もう一回」
「すき、すき、ちゅ、すき、ちゅぅ、ちゅぅ、すき、ちゅっ、んんぅっ♡」
「かわい。はは、そら、なでなで」
「ちゅっ、いくいくいくっ、ちゅ、はぁ、ちゅ、ちゅ、イやぁんっ、ちゅ」
藤見はパンツもスカートも俺の下半身もエプロンもびしょびしょにして、絶え間なく絶頂を繰り返した。
俺は体勢を変える。藤見を椅子に座らせて、両手を恋人繋ぎにして、藤見とキスをする。藤見はもう、舌に触れるだけでイく身体になっていた。
「ちゅ、ちゅ、ちゅ、イってる♡ からぁ♡」
「ごめん、花。ちゅ、俺の方が止まれない、ぢゅっ」
「んっ、ぅんっ、ちゅ、ちゅっ、求められるの、ちゅっ、うれしい♡」
「花、花、花、花っ、ちゅ、はな、ちゅ、ちゅ、ちゅ」
「ちゅぅ、ちゅっ、れろ、ちゅっ、ごく、ごく、ちゅっ、ちゅぅ」
終わりは唐突に訪れた。舌を吸った瞬間、藤見の身体からかくんと力が抜ける。連続絶頂に耐えきれず、失神してしまったようだ。俺は藤見の身体から離れると、頭を撫でて、そのまま寝かせてやった。
ちょうど水のおかわりを持ってきたのだろう。近くで榎木が、真っ赤な顔で藤見を見ている。キスだけで絶頂失神は、さすがに刺激的だったのだろう。
「あわわ……今度、雪ちゃんも連れてきて一緒にやってもらお。一人じゃこわいし」
いや榎木、雪ちゃんびっくりしちゃうだろ。やめてやれよ。
順番的には、次は藤見の正面の席の掛川か。掛川を見ると、彼女は真っ赤な顔で、深呼吸をしてから告げた。
「すぅ、はぁ……付き合って数日の恋人同士なのに私が焦らしてばかりいるからついに我慢できなくなった幽霊さんがとても強く口説きながら強引にコトに及ばれて私は口先だけで嫌がるのだけれど大好きだから身体は否応なしに反応してしまい結局色んな体位とかプレイとか全部許してしまういちゃいちゃ甘々レイプ風合意セックスがしたいです」
一息で言い切る掛川にドン引きしたのは、長年彼女の親友だった梓川だった。
「み、緑、いつの間にかそんな欲望を」
「うぅ、だってどうせ美穂が全部持って行くと思うと、やれるだけやっておきたくて」
「ちょっと待った。緑の中の私ってどんな印象なの!?」
ま、まぁ、これだけ細かくリクエストしてくれた方がやりやすい。俺は掛川の手を取ると、ソファー席に誘導し、二人で並んで座る。俺の左手側に掛川が腰掛けた形だ。
「なぁ、掛川。そろそろ良いだろ?」
「っ、だ、だめだよ、幽霊さん、まだお付き合いを始めて一ヶ月も経ってないのに」
「掛川みたいな美少女の彼女がいて、我慢できない。キスだけでも、ダメか?」
「か、かのじょ。えへへ……じゃ、じゃなくて、えーと、き、キスだけなら」
左手で肩を抱いて、右手を太ももに置く。掛川はキスだけ、と言ったが、キスの時の体勢は指示されていない。それでも唇を寄せると、掛川は目を閉じてくれた。
「ちゅ、ぁぁ、キスだ。えへへ」
「掛川の唇、おいしい。ちゅ、なぁ、舌入れてもいいか?」
「し、舌はダメだよ」
「じゃあ、キスにする。ちゅ」
「ひゃあっ、首はだめっ」
どこにキスとも言っていないので、首筋や頬、耳元、瞼にキスをする。
「そ、そんなところ、キス、だめ」
「キスは良いって言っただろ? 嘘、ついたのか?」
「ご、ごめんなさい、キス、は、いい、よ」
「焦ったよ。なら、舌もいいよな?」
「ぁう、う、まぁ、焦らしてしまったし、うん」
チョロい。心配になるチョロさだが、都合が良い上にそういうプレイなので、掛川の唇を舌で割って、強引に舌を入れる。入れてしまえば、掛川もそれ以上拒むことなく。舌を絡めてくれた。そんな俺たちの背に、外野から声が聞こえる。柏木と玲菜だ。
「い、いいなぁ」
「たしかに羨ましい。愛里咲もお願いしたら?」
「いや、ボクは他に、なんだかんだ優しい幽霊さんがやらないことをお願い、したいから」
「ふぅん。私も、どうしてもして欲しいプレイがあるから、また今度」
……俺になにを頼むつもりなんだ? あの二人。
気を取り直して、舌を絡めながら、太ももに置いていた手をおっぱいに移動する。掛川の重量感のある右のおっぱいをシャツとブラの上から揉みしだくと、掛川はぴくんと反応した。
「ちゅ、ま、待って、ちゅぅ」
「れろ、ん? ちゅ、ちゅ、ちゅぅ」
「んっ、んっ、ま、待って、ちゅ、止まって」
言われて、唇を離す。その間もおっぱいは触ったままだ。
「あ、あの、それはまだ許してないよね?」
「それって?」
「お、おっぱ、うぅ」
「おっぱい、生で触って良いか? 頼むよ」
「な、生はダメ!」
「わかった、じゃあ服越しで我慢する」
「う、うん、ごめ……あ、あれ?」
肩を抱いていた左手を離して、背中へ移動。シャツとブレザー越しにブラのホックを外して、今度は腰を抱く。服の上からおっぱいを揉んでいると、だんだんブラジャーがずれてきたので、ディープキスをしながら服越しにおっぱいを摩り、ブラをおっぱいの下に落とした。ホックが外れていれば、おっぱいが大きい分、ズレたら戻せないところまで落ちる。
「ちゅ、ちゅ、ん? あ、あれ、ブラジャー落ちてる、どうして?」
困惑する掛川を余所に、ブラがなくてダイレクトに柔らかさが伝わるおっぱいを、ふよふよと愉しむ。ダイレクトな刺激に乳首が立ってきて、シャツ越しにくっきりと形を見せた。
シャツ越しの乳首を、すりすりと触る。指を掠めるように弱い刺激を与え続けると、掛川はもどかしそうに肩を震わせる。
「あ、あの」
「なんだ?」
「乳首、その」
「直接触って良いのか? ありがとう、嬉しいよ」
「えっ」
手早くシャツのボタンを外して、直接おっぱいを揉む。下から掬い上げるようにたぷたぷと揉み、形が変わるのを楽しみながら揉みしだく。散々俺に開発されたおっぱいはたったそれだけの刺激で気持ちいいのか、掛川から甘い嬌声が溢れ始めた。
「ぁんっ、んっ♡ ぁっ、ぅぅ~、だ、だめ、そうじゃなくて」
「ああ、ごめんごめん。許可が下りたのは乳首だったな」
「や、ちが、ひぃんっ」
乳首をつまみ、こりこりとしごく。ピンクの乳首を刺激される度に、俺におっぱいを押しつけるように仰け反って甘イキする掛川が、かわいい。乳頭を指でぐりぐりとほじくると、刺激が強すぎるのか、掛川はいやいやと首を振り、俺の手に縋り付く。
「きもちいいっ、きもちいいからぁっ」
「うん? なるほど、わかったよ」
「へぁ?」
「左の乳首も触って欲しいんだな?」
「ちがっ……やぁんっ♡」
右の乳首から左の乳首に移って、指先で乳頭をかりかりひっかく。掛川はついに嫌がるよりも嬌声の方が強くなって、形だけの抵抗を見せ始めた。赤らんだ頬、白い肌に張り付く汗が谷間に落ちる。
「掛川、シたい。だめか?」
「だ、だめだよぅ、ひぁんっ」
「わかった。うん? 掛川、水、零したんじゃないか? 足下が濡れてるぞ」
「えっ、ぁっ、ちくびだめ、ちくびだめ、こりこりしちゃだめっ、あっ、あっ」
「拭いてやるな?」
適当なことを言って、快楽を求めてへこへこし始めた掛川のパンツに右手を伸ばす。とろとろのまんこを刺激するように、パンツ越しに何度も何度も撫でた。その間も、腰に回していた左手を外して、左乳首の愛撫に移動する。
「やぁんっ、そこ、ちがっ」
「違う? じゃあ、こっちか?」
「ひぃんっ♡ そこも違うのっ」
「そこ、じゃわかんないよ。見ても良いか?」
「みちゃだめぇっ、あと、ち、ちくびぐりぐり、も、だめっ」
「じゃあせめて、そこがどこか教えてくれよ」
「ちくび、きもちいい、んっ、あ、え、えっちなお豆、さわっちゃやだぁ」
言われたので、素直にクリトリスはやめて、パンツをずらして膣口に中指を入れる。するともう止めどなく溢れてきた愛液が噴き出し、俺の手をぐっしょり濡らした。
「掛川。そんなに言うならわかったよ。ちんこ、当てるだけで良いからさ」
「ちくび、きもち、ああっ、おまんこもすきぃ……う、うん、いいよ、あてて♡」
「じゃ、ちょっと持ち上げるぞ」
「え? きゃあっ」
俺は掛川を持ち上げて対面座位の形にすると、掛川のパンツを剥ぎ取って、膣口にちんこをめり込ませる。手を離すとスカートが落ちてきてよく見えなくなるが、ソファーに膝立ちになった掛川が足から力を抜くと、挿入されてしまう形だ。
俺は左手を掛川の腰に置いて逃げられないようにすると、直ぐ近くの掛川の唇にむしゃぶりつき、右手を左乳首に当てた。
「ちゅっ、ちゅっ、ちゅっ、ちくび、ちゅ、ちくび、もっと」
「もっと、どうするんだ?」
「ちゅうちゅうして♡」
唇を離して、開いてる右乳首に吸い付く。舌でねぶり、吸い付き、転がし、甘噛みし、乳頭を舌でぐりぐり押す。掛川はついに耐えきれなくなったのか、足を滑らせ、ちんこに落ちてきた。
「あぅんっ!!? か、は、おおきい、よぅ」
「ぐおっ……散々焦らしたのに自分から挿入しやがって。もう許さねぇ」
「ち、ちがっ、そんなつもりじゃ……ああんっ♡」
そのまま立ち上がって、駅弁の要領でピストンする。掛川は足をピンと伸ばし、おっぱいを揺らしながら喜んでいた。あんまりにも嬉しそうに揺らすから、揺れるおっぱいにむしゃぶりつくと、ただでさえアツアツでぎゅうぎゅうのまんこを締め上げる。
掛川は俺のエプロンをぎゅっと掴み、身体を丸めながら絶頂を堪えていた。可愛いな、本当に。
「行くぞ、緑! イチャラブセックスでイっちまえッ!」
「だめだめだめだめきもちよすぎてだ――ああっ~~~~ーーーーー!!!!!」
俺の手の中で絶頂し、がくりと力を抜く掛川。俺はそんな掛川をソファーに寝かせると、頬にキスを落として席に戻った。
「ふぅ……さ、梓川。こんな格好ですまないな。掛川のヤツにズボンとパンツとエプロンをダメにされちまった」
俺は下半身丸出しかつまだまだフル勃起した状態で、梓川の前に立つ。灰色の髪を首の高さで二つ結びにした少女。おっぱいはだいたいCカップ。身長は掛川より少し低くて、顔立ちに幼さは残るが凹凸のある身体。
「いいわ」
「うん?」
「これから、ハードなプレイさせられるんでしょうし、私くらいは好きにさせてあげる。そうね、好きにして。なんでも言うこと聞くわ。それが私のリクエストよ、幽霊さん?」
悪戯気に笑う梓川に、俺は生唾を呑み込む。同時に、そういうところだぞ梓川美穂、と思わなくもないが、今は良い。俺の女がそこまで言ってくれてるんだ。言わないわけにはいかないだろう。
梓川の隣の、掛川の席まで歩く。椅子を横に引いて梓川の方を向き、梓川の席も、彼女ごと九十度回転させて、俺と向き合う形にした。周囲を見ると、フィオナさんとフィーナはグラスを洗っていて、穂村は震えていて、榎木は真っ赤な顔で俺たちを見ている。藤見は寝ていて、掛川もソファーでぐっすりで、柏木と玲菜もこちらへ視線を向けていた。委員長は早くも復活し、ホットコーヒー片手に読書を始めている。さすがすぎるだろ。
俺は改めて梓川に向き直る。梓川は足を組み、両手を組み、どーんと顎を引いて俺の言葉を待っていた。覚悟完了とでも言い出しそうなその仕草が、コミカルで可愛らしい。
「梓川。俺の前で、今ここで、全部脱いでくれ」
「……へんたい。いいわ」
梓川はそう頷いて立ち上がる。ブレザーを脱いで椅子に掛け、リボンタイを抜いてシャツの胸ポケットにしまう。ローファーを脱いで、靴下を脱いでローファーに入れて机の下へ。スカートのホックを外して椅子に掛け、シャツのボタンを上から一個一個外して椅子に掛けた。
上下白いレースの下着だった。梓川は俺に下着を見せるように、手を後ろに回して視線を逸らす。紅潮した頬がかわいらしい。
「清楚でよく似合ってるよ」
「……ふん」
梓川はブラジャーを外し、思い切ってパンツも脱ぐと、纏めて椅子に掛ける。それから、小さく「全部ね」と呟いて、髪ゴムを外した。肩甲骨くらいまでの長さの灰色の髪が、さらりと空調の風に揺れる。一糸まとわぬ姿の梓川は、芸術品のように綺麗だった。
「きれいだ」
「……うん」
「見ても良いか?」
「どうぞ」
席を立って、間近で見る。項の見える身長。なで肩から綺麗に映える鎖骨とおっぱい。それから、お腹からくびれて、小ぶりなお尻と綺麗な足のライン。後ろに回り込むと、ピンと伸ばされた美しい姿勢と、可愛いお尻が視線を愉しませてくれる。
手を取って脇を見る。ムダ毛の一本も生えていない、美しいラインだ。前に戻ってしゃがみ込み、足を肩幅に開かせる。薄い陰毛の生えた恥丘。あんなにセックスしたのにぴったり閉じたまんこ。内ももが、緊張でぴくりと震えた。
「座って」
「うん」
裸のまま、椅子に腰掛ける梓川。触れてはいけないような神聖さが立ちこめる。梓川の家は確か、神事に用いる弓具を造る家で、八重垣家や銀木家に弓を卸すこともあるのだとか。梓川もまた、将来は後を継ぐことが決まっているそうだ。
俺は梓川に近づくと、両手を太ももに置く。すべすべした足をなぞるように腰へ、腹へ、下乳からおっぱいを持ち上げて、乳輪に触れながら鎖骨へ滑らせ、首筋を撫でながら顎へ。頬に両手を置いて持ち上げると、梓川は目を閉じた。
「ん、ちゅ」
触れるだけのキス。それから、舌を絡める深いキス。甘い唾液を飲んで、飲ませて、唇を離す。俺の両手は梓川の首から肩を抜けて腕へ、肘を撫でて、前腕を指でなぞって、指先へ。左手だけ持ち上げて、薬指にキスを落とした。
両手を離しておっぱいへ。下から持ち上げて、やわやわとした感触を確かめる、ゆるく指を沈ませて、持ち上げて、揉み込んで。
「ぁっ、ぁっ、ぁぅ、ふふ、おっぱい気持ちいいかしら?」
「ああ。柔らかくてすきだ」
「たべてもいいわよ」
「ありがとう、いただきます」
ピンク色の乳首を口に含む。心臓に近い左から、乳房ごとむしゃぶるように大きく口を開けて舐め、乳輪を下でくすぐり、乳頭を潰すようにつつく。
「んっ、ふふ、べろ、きもちー……」
音を立てて吸い、甘噛みして離す。唾液でてらてらと濡れる乳首が恋しくて、また口に含んだ。
「右のおっぱいが寂しいわ。んぅ」
「ごめん。ちゅっ」
「うん、あんっ、ぁっ、ありがとう。きもちいいわ」
梓川は口ぶりこそ余裕そうだが、心臓はどきどきしっぱなしだった。それはおそらく、俺もかも知れないが。音を立てて肌を吸い、乳首を舌で転がす。口を離すと、唾液でべとべとになった乳首がなまめかしくて、生唾を飲んだ。
しゃがみこんで、梓川の膝を撫でる。内ももに手を入れて左右に開くと、愛液で濡れたまんこが見えた。右手の指で愛液を掬って陰毛に絡めると、いやらしくてらてらと光る。股の間に入り込んで、ぴったり閉じたまんこを舌でこじ開けて、愛液を舐め取り始める。すると梓川は、ぎこちない手つきで俺の頭を撫でてくれた。
(狭くて、柔らかくて、熱くて、甘い。果実のような濃厚な甘さだ。美味しい)
びらびらを舐め、膣口を舌でつつき、愛液を飲む。膣内に舌を挿入し、鼻先でクリトリスを刺激し、再び溢れた愛液を啜る。
「ぁっ、んぅ、ぁっぁっ、ひぅ、ぁっ、ぁっ、んっ、ぁっ、ぁぅっ」
やがて、梓川は大量の愛液を俺に飲ませる形で絶頂した。口元を抑えて痙攣する姿が、なにより愛おしい。
「椅子に手を付いて、こっちにお尻を向けるんだ」
「ん、は――うん。こ、こう?」
椅子に手を突いて、お尻を突き出す梓川。立ちバックと呼ばれる体位だ。
「ああ。上手だよ、梓川」
お尻を撫で、尻たぶにキスをする。それから、充分濡れた膣肉をこそぐように、勃起したちんこを挿入した。ずぶずぶと押し入って、子宮口をノックする。相変わらずいいまんこだ。色んな方向から締め上げ舐め上げ、快感を増長させる。
「愛してる。好きだよ、美穂」
「ひぅっ、きゅ、きゅうになまえっ」
「イってるとこ、見せてくれ」
衝動と熱に任せたピストン。子宮口にちんこを叩きつけるような、激しいストローク。
「ひぁっ、ぁっ、はげしっ、うぅんっ、ひんっ、ぁっ、すごいのっ、ひんっ」
「美穂、好きだ。美穂、美穂ッ」
「うん、ぁっぁっ、ぁンっ、わたし、も、っ、すき、すきっ、すきっ!」
腰を持って、筋肉と体重を使って激しくピストンをする、最初は手を突いていた梓川も、今はもう椅子に突っ伏して、ただただ俺にまんこを差し出していた。健気で、かわいい。
「行くぞ、美穂! 出すぞッ!」
「うんっ、すきっ、来て、きてっ、すき、すきよ、ぁっぅぁ~~~!!!」
絶頂し、腰を跳ね、強く締め付ける梓川。そんな梓川からちんこを引き抜くと、白濁液がとぷとぷと溢れた。俺は梓川を椅子に腰掛けさせると、俺のブレザーを掛けて、頭を抱きしめる。
「気持ちよかった。可愛かったよ、美穂」
「うん……ありがと。私も気持ちよかった。えへへ」
「ほんっとかわいい」
「えっ」
つむじにキスを落として、一度伸びる。
「榎木、お冷やくれ」
「う、うん、どうぞ、幽霊さん」
「んぐ、んぐ、ありがとう」
「えへへ」
頭を撫でて、榎木にグラスを返す。それから、窓辺角席の玲菜と柏木に近づいた。すると、柏木がぴんと手を伸ばす。
「はい、柏木。どうした?」
「あのさ、玲菜を先にしてボクを後回しにして欲しいんだけど、先にボクのリクエストを聞いて欲しい」
「? おう」
イエローのセミロング。頭の横からちょこんと二つ結んだツーサイドアップ。黄色い勝ち気な瞳と可愛らしい八重歯、そして、藤見に負けず劣らず低身長とツルペタボディに、むちむちとしていて触り心地の良い太もも。
「ボク、今日玲菜とシチュエーション談義のために徹夜しちゃって眠いんだよね。一度寝たら中々起きないから迂闊に眠れなくてさ」
「ふむ?」
「で、その、あの、リクエストなんだけど……
「ほう?」
「寝ている間にめちゃくちゃにして、起きたら快楽漬けで立てない、みたいなのお願い!」
「なるほど。いいぞ。ソファーで寝てこい」
「やった!」
柏木は俺の了承に、飛び跳ねて喜ぶと、ソファーに睡眠を取りに行った。となると次は玲菜だ。最近櫛を入れるようになったぼさぼさの黒髪。どこを見ているかわからないぼーっとした眼差し。性への興味関心が強い女の子。
田中玲菜は、相変わらずぼーっとした眼差しで、ぼんやり虚空を眺めながら、アイスティーを飲んでいた。
「玲菜、おまえはどうする」
「目隠しして手を縛って好き放題して」
「は、ぁ、いいのか?」
「うん。じゃ、よろしく」
それっきり、玲菜はティータイムを再開した。俺は穂村用に持ってきた目隠し用の黒い布と、手を縛るためにネクタイを外す。可動域が狭いブレザーを脱がせ、首が絞まらないためにリボンタイを引き抜くと、玲菜の目に目隠しをして、両手を後ろに回させて、血が止まらないように気をつけながら後ろ手を縛った。
玲菜の飲みかけのアイスティーを飲み干す。シロップを入れすぎていて甘い。しかし、好き放題か。困ったな。俺はSっ気があるからやりすぎることがあるんだが……そうだ。
「玲菜」
「?」
「本当に嫌なときは、ストップ! って言うんだ。いいな?」
「わかった」
SMプレイでよくある、禁止ワードだ。いやとか止めては気分で言うことがあるが、ストップならそうそう普通には言わない。これで、本当に嫌なことは止めてやれる。
安心した俺は、玲菜のシャツを引きちぎるように、前を開けた。はじけ飛んだボタンが、音を立てて床に転がる。
「えっ」
ついで、ブラジャーを掴んで、ホックを壊して引きちぎる。ぷるんと揺れるおっぱいに、陥没乳首が可愛らしい。俺は玲菜の顎を持って上を向かせると、呆然と開いた口に舌をねじ込んだ。甘くて柔らかい舌だ。ずっと舐めていられる。
「んむっ!? ちゅ、んんんっ、ごく、ごく、ちゅ、れろ、ごく、ぷはっ」
一歩離れて、椅子を掴んで玲菜ごと回転させる。玲菜をカウンター向きにすると、机で隠れていない分だけ玲菜の身体がよく見えた。無惨に引き裂かれたシャツ。むき出しのおっぱいと陥没乳首。少し不安なのか、もじもじと擦り合わせた内もも。
俺は玲菜に近づくと、むき出しのおっぱいを両方持ち上げた。期待と不安だろうか。玲菜に鳥肌が立つ。無言のまま、右のおっぱいだけ左手で持ち上げて、右手で唐突におへそをひっかいてみた。
「ひぅっ」
「はは。ほら、よーく集中しないと。次はどこに触れるか、考えてみるんだ」
目隠しされていると、視覚以外の感覚が鋭敏になっていく。次はおっぱいか? 太ももか? 急にまんこに触れるかもしれない。陥没乳首を弄られるかも知れない。ただでさえ少ない情報の中、耳に舌をねじ込むと、玲菜は身をよじって嫌がった。
「れろ、ぢゅっ」
「やぁっ、ひ、みみ、ぞくぞくして」
「じゃあこっちだ」
「あんっ、きゅ、きゅうに、ふともも、だめぇ」
「乳首が寂しそうだぞ」
「やぁんっ、んむ!? ちゅ、キス、んむ、ちゅー」
言葉で言うのとはまったく違うところを責めたりもする。乳首と言ってキスをして、手マンで弄ぶと言って乳首をほじくり、やっぱり急にキスをする。玲菜の柔らかい舌を吸うと、どんどん気分が高揚していった。
玲菜の小さな顔から、ダマになった涎が落ちる。俺の左手に落ちたそれを掬い上げると、俺はそれを舐め取った。甘くて、美味しい。
鎖骨に舌を這わせ、音が出るほど強く首元を吸う。ほんのり赤くうっ血したキスマークを舐め取ると、玲菜の細い肩が揺れた。
「は、ぁん」
「玲菜、おまえが俺の女だって印、いっぱいつけような?」
「ぅん、うれ、しい♡」
右のおっぱいを左手で持ち上げたまま、陥没乳首に舌を突き立てる。乳頭を責めるようにぐい、ぐい、と舌で押すと、玲菜は過敏なった神経で快楽を捉え、顎を上げてイった。
「やぁんっ! おっぱい、とれちゃうっ」
「ぢゅっ……はは、もう出てきたぞ。あむ」
「噛んじゃだめぇっ! おっぱい吸われるの、好きになっちゃうっ」
「もう好き、の間違いだろ? 舌でぐりぐりしてやるからなー」
「やぁっ! ぐり♡ぐり♡だめぇっ♡」
左のおっぱいは陥没したまま期待に震えているのに、右のおっぱいだけ乳首がビンビンに立っていて可哀想だ。左の陥没乳首に唐突に指をねじ込むと、玲菜は腰をへこへこさせて甘イキした。
「いきなりっ、ぁぁっ、んぅぅ、ゆび、すき♡」
「舌は? ほら、舌先でぐりぐりしてやるな?」
「ひぃぃっ、感じ過ぎちゃうっ、ぺろぺろ、きもちいい、もっと欲しい♡」
両方の乳首が完全に立った頃には、玲菜は大きな目隠し越しでもわかるほど顔をとろけさせていた。俺が玲菜の両乳首を持って引っ張ると、玲菜はリードを引かれた犬のように前に出て、ぺたんと床に座り込む、
「ぁっ、引っ張ったら♡ のびちゃう♡」
両手を後ろで拘束され、目隠しをされた美少女が、ビンビンに立った乳首を隠すことも出来ずに座り込んでいる。こんなにも無防備で好き放題にしろ、なんて言ったらどんな目に遭うのか、後学のために教え込む必要がある。
俺は勃起したちんこで、玲菜の頬をぺちぺちと叩く。玲菜は、なにを貼り付けられているのか、わかっていないようだった。
「なに、これ? すんすん。えっちな香りがする? すぅー、はぁ、へん。あたま、くらくらする。すぅー、はぁ」
「舐めてみてもいいぞ」
「? れろ、ちゅ、ちゅ、れろ、はむ、れろれろ、んー?」
玲菜は目隠しされている上に両手も使えないから、一生懸命匂いを嗅いだり、キスをしたり、舐めてみたり、頬ずりしてみたりして検証を繰り返していた。その微弱な刺激が興奮を誘い、俺は我慢できなくなって、玲菜の頭を撫でるように持つ。
「え、ぁ、まさか――むぐっ!?」
「歯を立てるなよ?」
「ん、んむーっ、んむーっ、ちゅ、ん、れろ、はむ、はぁ、んむ、ん」
玲菜は口に突っ込まれたちんこを、どうにか気持ちよくさせようと必死で舌を動かす。本能のままにオスを気持ちよくさせようと努力する玲菜は、普段のぼーっとした眼差しが隠れて、より健気に見えた。
「いいぞ、上手だよ、玲菜。俺も動くぞ?」
「ふぁえ? んぐ!? じゅぼ、じゅっ、えふ、じゅぅ、はむ、んぐっ」
もどかしさに耐えかねて俺から動くと、玲菜は苦しそうに喘ぎながらも、イラマチオを歓迎してくれる。じゅるじゅるに蠢く舌がちんこに絡みつき、玲菜の喉の粘膜をぐりぐりと刺激する。玲菜はえづくこともなく、うっとりと俺のちんこを舐めていた。
「はぁー、気持ちいいぞ、玲菜の口まんこ」
「んっ、んっ、んむっ、あぶっ、んぐっ、ぐっ、んぁっ、むぁっ」
「そろそろ出すぞ。受け止めろ、玲菜!」
「んんんっ、ごく、ごく♡ ごく♡ れろ、じゅぞぞ♡ ごく♡ おおい、ごく♡」
ちんこを口から引き抜くと、玲菜は俺の精子を味わうように、口の中でもごもご動かす。そして、飲み込める分だけゆっくりと喉を上下させ、ごく、ごく、と飲み干した。
「ちゃんと飲めたか? 口を開けて見せるんだ」
「ふぁい」
玲菜の口に精子は残っていない。本当に綺麗に飲み干したんだ。健気でエロいその姿に我慢が利かなくなり、俺は玲菜をその場に押し倒すと、スカートに手を突っ込んでパンツを剥ぎ取った。既に準備万端のとろとろまんこを指で開いて、中を見る。ひくひくと震える膣内が愛おしい。
正常位なんて呼ばれる体位だ。足を広げてまっすぐちんこを貫く。腰を進める度に、狭い膣肉をメリメリと掻き分けて、そのたびに玲菜は腰を跳ねさせた。
「ぁっ♡ ぁっ♡ ぁっ♡ ぁっ♡ 挿入、きもちいいっ♡ ぁっぁっぁっ♡」
「ほら、子宮口にこつんと当たったぞ。わかるか?」
「きもちいいっ♡ きもちいいっ♡ おなか、きゅんきゅんして、きもちいいことしかわかんにゃいよぉっ♡」
顔を振り、涎を垂らし、髪を乱れさせ、まんこを締める。俺はそんな玲菜の姿に興奮して、挿入したまま勃起乳首をごしごしとしごき始めた。
「だめぇええええっ!! いま、ちくびごしごし♡♡ だめぇっ♡♡♡」
「じゃあ、おまんこパンパンは?」
乳首の手を止めて、腰を振る。ポルチオを俺のちんこで揺らされると、玲菜はがたがた震えて快楽にとまどった。
「うぁっ♡ へんだよ、ぞわっとして、気持ちいいのがあふれてっ♡ ぁぁんっ♡ へんなこえ、んぁっ♡ でちゃうよぉっ♡」
玲菜はもう、自分でもなにを言っているのかわからない様子だった。乱れた姿が可愛らしくて、腰を振る。感度が高まった肉
先に限界が来たのは、玲菜だった。玲菜は腰を跳ねさせながら絶叫し、果てる。
「やぁっ、イくイっちゃ~~――」
「自分だけ満足するなよ、玲菜。俺のイかせてくれ」
「――ひゃぁぁぁっ!? ひぃっ♡ らめっ♡ ぁうぁぅぁぅっ♡」
玲菜は絶頂を繰り返し、俺のちんこを締め上げ、それでも――ストップ、とは、言わなかった。嫌がる素振りを見せながらも、ちんこを抜くなと全身で表現している。俺はそんな玲菜に答えるように彼女の腰を掴んで、全力でピストンを繰り返した。
「出すぞ、玲菜! もう一度イっちまえ!」
「ひゃぁぁぁぁっぁぁぁっぁっぁあああぁぁっ!!!!??」
「ぐぅっ」
子宮内に注ぎ込む。あんだけ出したのに勢いは弱まらず、出しながらちんこで子宮口をぐりぐりと押しつぶすと、玲菜はまた、絶頂した。赤らんだ頬から弾ける汗が、板張りの床を染める。ぐったりと力を抜いた玲菜からちんこを引き抜くと、愛液と白濁液が混ざって、床のシミに落ちた。
「はぁ、はぁ、ふぅ、取るぞ、玲菜」
「ひゃい」
「可愛かったよ。ありがとう」
「うへへ……」
玲菜を持ち上げて、椅子に座らせる。体力が底を突く前に、休み休み、ヤることをヤっておこう。
俺はソファー席に近づくと、すっかり寝入った柏木を見る。気持ちよさそうに寝ているから、本人の要望どおり、もっと気持ちよくしてやろう。
リボンタイを引き抜き、ブレザーを脱がし、シャツも脱がしてスカートのホックを外す。水玉模様のパンツとブラジャーを外し、慣れた手つきで柏木を全裸にした。一糸まとわぬ姿にされても、柏木はむにゃむにゃと寝言を繰り返すばかり。
「立てない……動けないほど気持ちよくってのは、難しいからさ」
確実にリクエストに応えるために、机の上に柏木を寝かせる。足を大きく開脚させて机の脚にくくりつけ、両手も同様に。そもそも動けなくしてやれば解決っていうトンチだな。
俺は素っ裸の柏木の、小さなおっぱいを揉む。脇下から下乳までのスペンス乳腺を刺激しながら、おっぱいを掬い上げるように揉み、乳首をこね、しごき、押し、はじき、乳頭をカリカリとひっかき、押し込む。
「ん、ん、ふ、ん、は」
寝入っていながらも、反射で嬌声を零す柏木。俺はそんな柏木の反応をじっと観察・“検証”しながら、開発状況を“理解”していく。幾度目かの愛撫で、柏木は愛液を噴き出した。机から滴った透明な液体が、床を塗らす。
目が覚めたらおっぱいでイける身体になってました、なんて、柏木も喜んでくれることだろう。俺は充分に濡れた柏木の丸見えの膣肉に、ちんこを挿入する。相変わらずキツいが、とろとろのまんこは子宮までの道のりをあっさり開いた。寝ているから生理現象以上の反応はないものの、ピストンを繰り返す度に締め付ける膣肉が、気持ちが良い。
「そうだ……榎木、ちょっと来い」
「あ、う、ひゃい」
「そこ、座ってくれ。口を開けて、側に」
ピストンを繰り返す光景の、直ぐ横の椅子に榎木を座らせる。榎木はどぎまぎした様子ながら、興味津々といった様子で、小さな身体に出し入れされるちんこを見つめていた。
「うわぁ、こんなに小さくても入るんだ……これなら
だから榎木、おまえは親友を売ろうとするんじゃない。雪、とは、榎木と同じく中学三年生で、他ならぬ冬先輩の妹だ。早い内に会っておきたいが、冬先輩の妹をレイプしたいわけじゃない。
俺はピストンの最中で柏木からちんこを引き抜くと、柏木の愛液と俺のカウパーで濡れたちんこを、榎木の口に突っ込む、榎木はそれだけで理解して、口内に放たれた精を、丁寧に飲み干した。柔らかい舌がじゅるじゅると巻き付く感覚が、気持ちいい。
「んぐ!? んむ、ごく、ごく、ごく、んぐ、ぷはっ」
「偉いぞ。じゃあもう一回」
もう一度、柏木のまんこに戻す。じゅぶじゅぶといやらしい水音をさせながら、眠る柏木のまんこを堪能する。俺がイきそうになったら抜いて、榎木に飲んで貰う。榎木は上目遣いのまま、文句の一つも言わずに飲み干してくれた。
「射精のときの顔、かわいい……」
「ふぅ、ふぅ、ん? なにか言ったか?」
「な、なんでもないよ!」
柏木の膣肉が締め付けるタイミングを覚え、一番気持ちの良い角度を探り、クリトリスを刺激して、ポルチオを揺らし、連続でピストン。いつしか柏木は愛液を噴き出し続け、常にイき続けて戻れなくなっていた。
ちんこを抜いて、柏木のぽっかり口を開けたまんこを見学する。指を入れてほじくると、水鉄砲みたいに噴出するまんこが面白い。
「柏木。そろそろ起きないと、ほんとに戻れなくなるぞー」
「むにゃむにゃ……はふ、もう朝――にゃぁぁぁっ!?」
起き抜けに少し太ももに触れただけで、柏木は潮を吹いて絶頂した。
「んひぃっ、あ、まって、らめいくいくいくいくっ♡ こんな♡ つもり♡」
「挿入するぞ」
「まっへ♡ おまんこ♡ へこ♡へこ♡しちゃって♡ 戻れてないからぁ」
「そうだな? 可愛いぞ、愛里咲」
言いながら、挿入する。それだけで柏木はまた潮を吹いて、まんこを強く締め上げた。
「強い強い。すこし緩めてくれ」
「むりっ♡ むりっ♡ ぼくのおまんこ♡ きもちいいだけのオナホになっちゃった♡」
「しょうがないな。じゃ、挿入したまま遊んでやる」
手を伸ばして、乳首を摘まむ。それだけで柏木は絶頂した。
「にゃぁぁぁっ!? なんでちくび♡ こんなにきもちーのっ!?」
へその上からポルチオの位置を探して撫でる。それだけで柏木は絶頂した。
「らめっ♡ おなかしゅごいからぁっ!」
挿入したまま腰をグラインドさせる。それだけで柏木は絶頂した。
「はにゃあぁっ♡ きもちいいっ♡ おんなのことして♡ だめになっちゃう♡」
「もう限界だ。動くぞ、愛里咲」
「ぁ、ま、まって、ボク……ああーっ、ああーっ、いってる、イってるぅっ!」
「イき続けたまま中に出してやる。受け止めろ!」
「にゃぁぁああああああああぁぁぁぁっ!!!!!??」
一番奥に擦りつけて、射精する。柏木は身動き一つとれないまま、顔を上げて絶頂した。ちんこを引き抜いてもガクガクと震える身体は止まらず、涎も涙も愛液も全部流しっぱなしにして、気絶した。
「榎木、すまん、片付け手伝ってくれるか?」
「……うん。いいよ、幽霊さん♡」
他の子達の後片付けをしてくれているフィーナたちに申し訳なく思いながら、柏木の拘束を解く。抱き上げて額にキスを落とすと、柏木はにへにへとだらしなく微笑んだ。
「さて。穂村?」
「ひゃい」
「足を開けてまんこを見せろ」
「ひゃい」
カウンターに座る穂村に近づく。完全に観客として痴態を愉しんでいた穂村には、きっちり壇上に上がって貰おう。俺は穂村の足下にしゃがむと、とっくにパンツを脱ぎ捨ててびしよびしょのまんこを晒す穂村のクリトリスに、しゃぶりついた。
「やぁんっ♡ あっ、だめだめだめ、いま敏感で、イ――」
「はい、終わり」
「――ぅにゅ、ぅぅぅ」
「おまえも片付け、手伝えよ」
「ひゃい」
ため息を一つ。これで、あと一日。明日のリクエスト小説はどんな内容で、果たして誰が来るのか……気にはなるが、今は片付けと介抱に専念しよう。俺は柏木に服を着せながら、やれやれと肩をすくめた。