因習村でハブられたので、美少女全員嫁にする 作:CloudWagon
――
――祭り囃子が聞こえる。
――銀の水盆の中だ。儀式の準備を待つ。
そうだ。俺は■ちゃんに促されて水盆に入ったんだ。
この水盆は、月と子宮を表しているそうだ。なんでもちゃんと沿革があって、■■■年に一度、こうして儀式を執り行うのだとか。
壇上の上で、誰かが話をしている。銀の髪に金色の瞳。麻呂眉に、狐の耳に似た髪型。側に控える女性も、今日ここに連れてきてくれた女の子も狐のお面をしていたことを思い出す。
女性をよく見ようと思い、目をこらす。豊満な肉体を包むはだけた巫女服。胸の頂が見えてしまいそうだったので、俺は慌てて目を逸らした。
「ほう、いいぞ、冬。此度の選定は、――の忘れ形見か」
「はい。
「ああ、久城も倉持も、よくぞ、男子を残してくれたものよ」
「三狐神様、では」
「良かろう、我が浄階庵主。お前の功績に応えよう」
「ありがたき幸せ」
「では、儀式の、――の柱、――の
「――浩太とする」
「我が国と、我が神威のため、礎となれ、――の神子よ」
声が、聞こえる。
遠く響く山彦のような。
澄んで轟く雷鳴のような。
楚々と鳴る葉ずれのような。
「よしよし、いいぞ、では我が浄階庵主、■よ」
「はい」
「此度の儀、貴殿の
「ありがとう、ございます」
「なに、貴殿の推薦あってのこと。これからも励めよ、■」
声が、聞こえる。
光りから差し、闇に消えるように、声が消えた。
朝だ。
カーテンから差し込む陽光に、ぐっと背伸びをする。昨日はフィオナさんとイチャイチャしながら寝て、今日はいよいよ雪ちゃんが来る日だ。
寝過ごしたことに申し訳なく思いながら、いつものように準備をして一階へ。今日は黒いワイシャツと群青色のスラックスだ。その上から、モスグリーンのエプロンをつける。
確か昨日、しこたまやえのとセックスしたらやえのが帰れなくなり、やえのは今、ついでに雪ちゃんと会うためにフィーナの部屋に泊まっているはずだ。
「おはよう、フィオナさん、フィーナ」
「おはようございます、あなた」
「おはよう、パパ!」
可愛い嫁と、嫁の娘で嫁という女の子に迎えられて朝の作業に参加する。幸い、準備の時間からそう時間は経っていないようだった。ほっと一息吐いて、フィオナさんに並ぶ。
「寝坊しちゃってごめんな」
「いいえ。うなされているようだったから、起こさないでおいたの」
「そっか、ありがとう。お礼のキスがしたい」
「はいはい、ちゅっ、ふふふ、盛り上がったらどうしてくれるのかしら? ちゅっ」
「いかようにも」
「こらー! パパとママでいちゃついてないで仕事しなさーい!」
フィオナさんとバードキスで遊んでいたのがバレて、フィーナに怒られる。フィーナに駆け寄って頭を撫でると、ぷんすこ怒っていたフィーナは、キス一つで許してくれた。
しかし、魘されていた、か。なにか夢を見ていたような気がする。でも、いまいち覚えていないんだよなぁ。辛い夢か、悲しい夢か、楽しい夢か、はたまた正夢か明晰夢か。覚えていればやりようもあるんだが、まぁ、仕方がない。
「……と、そろそろオープンか」
今日は、榎木は休みだ。客として来店してくるそうで、そのときに雪ちゃんを連れてくるそうだ。フィオナさんにコーヒーの淹れ方を教わったりしつつ、穏やかな時間が過ぎた頃、バスが停まる音がした。腕まくりをして来店を待っていると、ドアベルの音が聞こえる。
ぴょんっと楽しそうに入ってきたのは、榎木だった。俺を愉しませるために、セーラー服を着用してくれている。とはいえ私服も見たいから、今度デートにでも誘ってみよう。その榎木の後ろから、ひょっこりと小さな影が現れた。
身長は一四二センチと、藤見よりも小さな背。肩より少し上で切られた前髪パッツンのおかっぱ頭で、もみあげだけ二本伸ばし、赤い組紐で蝶結びに留めている。瞳は鮮やかなエメラルドグリーンで、遠い祖先に海外だかなんだかの血が混じっているそうだ。
当然ながら、おっぱいはおそらくAか、あってもBくらい。肌は抜けるように白く、整った顔立ち。服装は、榎木にそそのかされたのか、セーラー服だ。俺が好きだった冬先輩の妹で中学三年生の少女、
「よう、久しぶりだな、雪ちゃん」
「……」
雪ちゃんは俺を無視する。近頃無視なんかされなくなってきたから、地味に傷つくな、これ。とりあえず、俺は榎木に向き直って両手を広げる。
「幽霊さん! おはようございます!」
「おはよう。ほら、日課のぎゅーと撫で撫でだ」
「えへへー、ちゅっ、んふふー」
正面から抱きしめて、キスをして、頭を撫でる。いつもの光景。
――その光景を、雪ちゃんは、目を見開いて見ていた。
「どう、して」
「ん? 雪ちゃん、どうかしたか?」
「っ……」
小さな風鈴が鳴るような、澄んだ可愛らしい声だ。その声の持ち主は、動揺を封じ込めて俺を無視した。さすがに、色々と幻想とは違ったとはいえ、未だに未練を残す冬先輩の妹だ。「無視するならやりたい放題だぜ、げへへ」とは言えない。冬先輩と向き合うどころじゃなくなっちまうし……今、けっこう幸せだしな。
二人を席に案内する。窓際四人席三セットの内、真ん中の席だ。榎木が窓側で、雪ちゃんが通路側。俺は注文を受け取ると(雪ちゃんの分は榎木がさらっと注文した)、カウンターでフィオナさんと一緒に用意し、配膳する。榎木はココアで、雪ちゃんはホットの紅茶だ。
「雪ってあんまりこういうとこ来ないもんねー。新鮮でしょ?」
「え、ええ、はい。そうですね」
「あ、幽霊さんも座るー?」
「おう、じゃ、お言葉に甘えて」
「えっ」
榎木に誘われて、雪ちゃんの隣に座る。雪ちゃんはあからさまに動揺していたが、気にせず腰掛けた。
「あれ、幽霊さん、そっちに座るの? こっちじゃなくてもいーんだ♡」
「今日は雪ちゃんがいるからな」
「ふぅーん♡ ま、今日は見逃してあげましょう」
艶やかな眼差しで見つめる榎木に、苦笑で返す。榎木はあとで、ハチャメチャセックスのお仕置きが必要みたいだ。雪ちゃんに例の月零真珠の奉納をすると言っていたやえのは、昨日の疲労が抜けてないのかまだ起きてこない。なので俺は、やえのを待つ間、常識改変のあれこれが抜けないか試すためにも、雪ちゃんを気に掛けることにした。
「榎木は部活は?」
「入ってないよ。バイトがあるからね!」
「そういやなんでバイトしてるんだ? 家、裕福だろ?」
「自分のモノは自分で買うのが、榎木家のモットーです!」
「ふぅん、そういうもんか。雪ちゃんは部活は?」
「わ……っ」
雪ちゃんは流れで応えそうになり、ぎゅっと口を噤む。最近、ここまでの反応されることはなかったんだが……接触時間とかも関係あるのか? 要検証だな。
「雪は幽霊さん、見えないの?」
「泉さん、私はそういったものは……」
「はは、俺のことだよ。紛らわしくてごめんな、雪ちゃん」
「幽霊……なぜ」
何故、というとほらあれだ。俺に朝食を与える理由付けとしてフィオナさんが始めた“パパの幽霊”が切っ掛けだ。俺はそのおもしろおかしい経緯を話そうと、して。
「倉持浩太に名が還ってしまった? そんな、姉様の儀式は完璧だったはずなのに」
人に聞かせる気のない音量。
現に、この場の誰も気が付いていない。
だが、俺は、人間の枠を越えて強化されつつある俺は、その声を、受け取ってしまった。
“名前”。
“儀式”。
ほぼ確実といっても過言ではない、二つのプロテクト。
「雪ちゃん、俺さ、実は榎木とセックスしたんだ」
「えっ……っ」
「えへへー、実はそうなんだよね。雪もどう?」
「い、ずみ、さん? あなた、いったい、なにを……?」
榎木はただアホ可愛いだけなんだが、こうしてみると快楽調教で洗脳済みのサイコパスに見えるから不思議だ。俺は榎木のド天然アシストに感謝しながら、雪ちゃんの肩を左手で抱く。
それから、右手で雪ちゃんの小さな顎に指を引っかけて、こちらを向かせた。エメラルドグリーンの瞳に映るのは、怯えと、困惑だと“理解”を進めながら。
「試しに、キスでもしてみようか」
「いいかも! 幽霊さん、キス上手だから!」
「っ、や、です」
雪ちゃんは、顎に置かれた俺の手を振り払う。
……無視っていうのは、無抵抗とイコールだ。完全に無視するような状態だと、俺の手を
そうか。
ああ、そうか。
「雪、おまえだけが、俺を
「っ!?」
驚愕に目を見開く雪ちゃんに、俺はため息を吐く。この子は、俺を苦しめてきたオカルトの影響下にない。ただ、必要だから、自分の意志で、俺を無視していただけだ。
息を吸う。胸にいっぱいになった感情を、冷静に、処理していく。冬先輩の妹だからな。極力、穏便にやってやりたい。息を吐く。大きく、大きく。
「ごめん、榎木。雪ちゃん借りるな」
「はーい」
「えっ、泉さん!?」
「フィオナさん! 悪いけど、二時間か三時間くらい、バックヤード貸してくれ」
「ええ、わかったわ」
「きゃあっ」
雪ちゃんを横抱きにして、厨房に入り、厨房からはす向かいの扉に入り倉庫に出る。倉庫をとおって直ぐ左の扉を開けてバックヤードに入った。冊子や古文書の入った俺のリュックもここだから、ちょうどいい。
俺は雪ちゃんを下ろすと、バックヤード奥の壁沿いに立って貰い、壁ドンの要領で詰め寄る。手を触れていると、手を出してしまいそうだったから、ぐっと堪えた。
「雪ちゃん。乱暴につれてきて悪かった。だが、聞かせてくれ。なんであんたは――俺の名前が、呼べるんだ?」
「! もう、その段階まで、解けているのですね……」
「ああ、やっぱり、そうなのか」
幼い体躯だ。俺は、彼女に暴力を振るいたくない。だから、だから、だからどうか、脅されていたとか、家族のためにしょうがなくとか、どうしようもない理由があったと言ってくれ。
どうか、どうか、どうか、どうか、どうか、どうか、どうか、どうか、たのむから、俺に、この一歩を踏み出させないでくれ。夕焼けの商店で、あの日盗んだ、一歩のように。
「わかりました」
「っ、ありがとう、ありがとう、雪ちゃん」
「ではどうか、私の目を見て下さい」
言われるがまま、俺は雪ちゃんに視線を合わせる。
「【偽装解除】」
「え?」
そうして、雪ちゃんの瞳に変化が訪れる。
エメラルドグリーンの瞳が、溶けて、融けて、解けて、渦巻いて。やがて瞳の奥から花の香りが漂って――瞳の色が、まばゆい黄金に変化した。
「【記憶焦縁】――さぁ、すべて忘れなさい。あなたの葛藤も、苦難も、感嘆も、憎悪も、憤怒も、歓喜も、停滞も、循環も、疼痛すらも、必要なモノだったのです」
記憶。
思慮。
希望。
憎悪。
ゆめ。
きずな。
とけて。
ぐるぐると。
しこうのなかに。
やみにしずんで。
そうして、おれは。
―† ―――†― ―†―― †―†――
卒業式の日。
よくわからない儀式に参加させてたモノの、とくに日常に変化はなく、そのままずるずると卒業式を迎えた。この村は日取りに特別なものがあるから、終業式と卒業式は三月の新月の日にひとくくりで行い、始業式と入学式も同様に、三月の満月の日に行うそうだ。
例の儀式は、三月三日。三、という数字に意味があるそうで、儀式も三の倍数で九十九年に一度、という徹底ぶりだ。だから、三月三日に行った儀式も、結実するのは、儀式から三回目の満月。つまり、三月の満月も一と数えて、五月二十三日に儀式が結実する、とかなんとか。俺は此度の儀式での主役、
とにかく、卒業式だ。俺が天文部の部室に向かうと、卒業生の追い出しを試みる秋山姉妹と、丸山先輩と、それから、冬先輩の姿があった。
「わるい、ちょっと冬先輩と二人きりにして貰って良いか?」
「はぁ!? ちょっとちょっと、卒業するのは冬だけじゃないんだが!?」
「はいはい、丸山先輩も卒業おめでとさん。今度商店にいくよ」
「雑ぅっ! くそぅ、ほら、行くぞ双子ぉ!」
「え? え!? ちょ、このタイミングで!? やだー! 先越される!」
「ちょっとまってまって、私と紅葉が先に――」
「ふっふっふっ――双子、おまえはこっち側だ」
丸山先輩に引き摺られて、扉の奥に消える双子を見送る。ほんと騒がしい奴らだが、来年からはあいつらと天文部だ。新入部員、確保しねーとなぁ。
「と、すいません。お待たせしました、冬先輩」
冬先輩。天文部の部長で、俺を救ってくれたひと。俺に、無理して笑わなくても良いんだって教えてくれた、うつくしくてやさしいひと。腰まで伸びるさらさらの白髪と、エメラルドグリーンの瞳の、俺が、好きな人。
「いいえ、ふふ。卒業が寂しくなるくらい、賑やかだったわね」
「はは、本当に」
「それで、話がある、のかしら?」
「はい、俺、その」
息を吸う。気持ちをたくさん整理して、研ぎ澄ませて。息を吐く。
「冬先輩、卒業おめでとうございます」
「倉持くん……うん、ありがとう」
目を細めて笑う、あなたが好きだ。この気持ちを封じておくことなんて、できなかった。
「それで、その、俺――好きです。俺、先輩が、冬先輩が好きです! だから、俺と」
言え。放て。どうか、保て、俺の心臓。
「俺と、付き合って下さい!」
二人きりの部室に、俺の声が木霊する。頭を下げて、でも、中々上げることが出来ない。
「倉持くんの、気持ち、嬉しいわ」
「っ――じゃあ!」
「ああ――どうしましょう、こんな、私の報償が、自分から落ちてくるなんて。こんなことなら私」
「冬先輩?」
冬先輩は、見たことがない表情をしていた。歓喜と、苦悩が、ない交ぜになったような。
「倉持くん」
「はい」
「私も、倉持くんが好きよ」
「っはい!」
「だから、キスをしてもいいかしら?」
「いいんですか!?」
展開が早くないか、と思いつつ、手汗でびっしょりの手を制服で拭う。毎日歯磨き位しているが、キャンディーかガムでも口に放り込んでから告白しにくるべきだった。
だが、俺とて男だ。好きな人が、俺とのき、き、きすを待っててくれるんだ。くそ、童貞でもないのになんでこんな緊張してるんだ。俺のアホめ。
「い、いきます」
「ええ、ふふ、どうぞ――【偽装解除】……ごめんね」
冬先輩が目を閉じる一瞬、瞳が黄金に変わった気がしたが、緊張しすぎて見間違えたんだろう。俺は冬先輩の両肩に手を置くと、震えながら、彼女の唇にキスをした。
(やわらかい。それに、良い匂いがする)
「倉持くん――【記憶融縁】……また、結実の日に」
「え……?」
足下がフラつく。
膝を突いて、耳鳴りがする頭を抑える。
声が遠くなって、なにもかも、光りに融けて。
「困ったわ。そうね、一度儀式の記憶をなかったことにして、風邪を引いて寝込んでいたことにしましょう、ああ、時間が足りないわ、半端になってしまうかしら。倉持くん、あなたが、ああ、せめてあなたが、久城の子でなければ」
ふゆ、せんぱいの、こえが。
「
とおく、に。
父は言う。
『人の物は盗んではいけないよ。盗んだモノを返しても、盗まれてしまった、盗んでしまった事実は消えないんだ』
母は言う。
『人を傷つけちゃダメだよ。傷はいつか治るけれど、怖かった、とか、痛かった、とか、傷つけられた心は中々治らないんだから』
恩師は言う。
『モノをむやみに壊したらダメ! いーい? 壊したモノとおんなじモノを作っても、そのものに宿った思い出は、なくなってしまうんだからね!』
記憶。
思慮。
希望。
ゆめ。
きずな。
ああ、そうだ。だから俺が一番大切なのは、思いとか、絆とか、目に見えないけれど確実にそこにある、そういうものになったんだな。両親と、恩師に、報いるような人間になりたいな。
それで将来は教師とか、警察官とか、誰かを教え導く職業に就くんだ。両親は旅立ってしまったけれど、せめて恩師には報いたい。
この村に来て、色々あった。
家族のように迎え入れてくれた君恵さんに、報いたい。
馴染み方がわからなかった俺の手を引いてくれたクラスメートに、報いたい。
そして、両親が旅立って、本当の笑い方も忘れちまった俺を、掬ってくれた冬先輩に、報いたい。
報いたい。
ああ、そうさ。
報い
でも、その
約束も守れず、モノを盗んで、強姦して、それで?
そんなやつが、どうして他人に報いることが出来るんだ。
できることは、報復だけだ。
成せることは、復讐だけだ。
記憶が融ける。
超人的な能力。
神秘や霊力と呼ぶべきモノ。
たくさんの人間の純潔と心が、俺を人間じゃない化け物にした。
とける。
とける。
とける。
目を、開ける。
―†―† ―†―― †† †―†―
「あれ、もう目が覚め――きゃあっ!?」
細い身体を壁に押しつける。小さくて、脆い身体だ。壊さないように加減するのは難しそうだが、壊れたら梱包して冬先輩に送ってやろう。
「なぁ雪ちゃん、陵辱ってなんだと思う?」
「なん、で、くぅ……【記憶焦縁】――何故、きかないのですか!?」
「陵辱ってのはようは、暴力で相手の尊厳とか、貞操とか、大事なモノをぐちゃぐちゃにすることだ。俺の大事なモノは記憶や思いってやつ
「は、はなし、離してください!」
「なぁ――俺を陵辱したんだ。自分がされる覚悟だって、決めてきてるよなぁ? 雪」
「ひっ」
頭を掴んで、無理矢理唇を奪う。嫌がるように首を振るが、男の俺に敵うはずがない。べろべろと唇をなめ回し、舌で雪の唇をつついてねじ込み、歯列を撫でる。
「ちゅ、んぅぅ、やぁっ、んんぅぅ」
「キスの一つもまともに出来ないのか? しょうがねぇな」
俺は、バックヤードの机の上に置いてあったスチール缶を手に取ると、雪の目の前で団子のように丸めて捨てる。
「キスに腕はいらないだろ」
「ま、まって、い、いやです。キス、します」
「やればできるじゃねーか」
雪はもう、泣き出していた。他人を陵辱する割にメンタルが弱いヤツだ。ああ、いや、庇護欲を誘ってるのか? 狡猾だなぁ。油断も隙もない。徹底的にやらねぇと。
泣きながら開けられた唇を吸う。細くて薄い舌は吸うには物足りないが、恐怖で染まった唾液の味は、苦くて美味しい。じゅるじゅると吸って、幼い少女のファーストキスを穢していく。
「おっぱいも小さいから揉みごたえないんだよなぁ。ま、視覚で愉しむのもありか。雪、脱ぐのと脱がされるの、どっちがいい?」
「ひ、い、いやです、ぬ、ぬぎたくない、です」
「なるほど、第三の選択肢ってヤツだな」
俺は雪の両腕を、左手で雪の頭上に固定する。
「いたいっ」
「我慢しろ」
「ひ、ぅ」
セーラー服。セーラー服に、なにか思い入れがあったような。ま、どうでもいいか。たいしたことじゃないだろ。
俺は雪の胸元を掴むと、セーラー服を引きちぎる。生意気に肌着も着ていたので、それも破り捨てた。ブラジャーもしてはいるが、さっさと引き裂いて捨てる。
「やぁっ、やだ、やめてください」
「はいはい、被害者面ばっかり上手じゃ将来苦労するぞー。将来なんか、あるかわからんが」
「ひぅ、や、やだ、やだ、いやぁ」
薄いが、ないわけではない。■■長よりはある。藤■以上くらいか? たぶんBはあるな。俺専用のオナホにするなら、育てても良いかもしれない。乳首は背の低い丸乳首だ。吸いにくそうで面倒だな。
おっぱいを揉みながら顔に口を寄せると、雪はぽろぽろと涙をこぼしながら口を開いた。口内を蹂躙し、唾液を飲ませるだけのキスだ。雪は何度かむせながらも、唾液を飲む。
「ちゅ、や、ぅ、ごほっ、ごほっ、ちゅ、ぅぁ、ごく、ちゅ、ごく」
適当に揉みこねていたが、これはこれで悪くない。俺は乳首に顔を寄せると、左右交互に無遠慮に舐める。音を立てて吸って、乳頭をぐりぐりいじめ、息を吹きかけて――“理解”の霊力を用いた神秘で、イイところを探していく。
暴かれることは恐怖だ。暴漢にイかされることは辱めだ。まぁあとは、きちんと濡らしてやらねぇと、俺が痛いからなァ。
スカートを脱がせて、パンツを破り捨てる。雪は毛の一本も生えていないガキ臭いまんこを隠そうと、太ももを擦り合わせる。俺は雪の股間に膝を割って入れると、がに股でびくつく雪を嗤った。
「隠すほど立派なまんこか? ほじくって下さいってお願いできたら、邪魔な足が二度と歩けなくなるのは許してやるよ」
「ひぃっ……うぇ、ぐす、ぅぁ、わ、わたしの、秘所を、もういや、ぐす、ほ、ほじ」
「おまんこって言え。
「ひぐっ、うぁぁ、わ、わたしのおまんこを、ほじくって、ぐす、ください」
「言えたじゃねぇか」
俺は雪のまんこに指を入れる。右手の小指でちょろちょろと触れ、親指でクリトリスを掠め、びらびらを撫でる。すると異物への防衛反応で膣内が濡れ始めたから、中指にまぶして膣肉に触れた。
雪は足をがに股に開いたまま、カチンコチンに固まっている。まんこをほじくられる度に流す涙の量を増やし、しゃくりあげながら、刺激に怯えていた。執拗に奪った唇は赤く充血していて、おっぱいはうっ血痕だらけだ。白い肌に、赤いキスマークがよく映える。
「おいおい雪、おまえさぁ、みてみろよ」
「ぐす、っひっく、うぁ、え……」
膣から抜いた中指を、掲げて見せる。防衛反応で出た潤滑液で、てらてらと光る指を。
「愛液でぐっしょりだぜ、レイプで感じてんじゃねぇよ」
「え、ちが、わ、私、なんで、ちが、ちがう、ちがうんです、わ、わたし」
「言い訳はいいよ。じゃ、もう挿入しちまうか」
「や、やだ、やめてくださいっ、はじめてなんです」
「そうか。で?」
「ひ、ぁ」
引き続き、まんこをほじくる。最初はただの防衛反応でも、“理解”を進めれば女の身体を繁殖可能な反応まで持って行ける。膣肉を開きながら指を進め、処女膜は破らないように中を揉み、Gスポットは刺激しすぎず撫でるくらい。クリトリスは少しつつく程度でいい。主には膣内を指でごしごしされると感じやすい。尿道周りも撫でて欲しい。
「ひ、いやぁ、こわい、くるしいよぅ」
おっぱいを吸いながらほじくられると感じる。乳首はあまり構わず、乳輪を舐めて欲しい。乳頭はときどきつつかれるのが好き。
「ひぁ、え、や、いやです、ち、ちがうんですっ」
あとは繰り返すだけだ。快楽の誘発をし、快感の誘導をし、理性を融解する。
「ぁっ、うそ、なんで、ひんっ、ぁぁっ、なにかきちゃいます、いやです、こんな、ぅぁっ!?」
そうして、雪は絶頂した。涙を流し、暴力でねじ伏せられ、愛液を流す。未成熟のまんこは、痛々しいほど赤い。俺は自分のエプロンを外し、ズボンとパンツも脱ぎ捨ててちんこを取り出すと、雪を床に引き摺り倒し、両足を持って百八十度開脚させ、雪の小さなまんこに宛がう。
すると雪は恐怖から奥歯をカチカチと鳴らし顔面蒼白になると、力なく首を振った。
「ぁ、ぁ、い、いや、やめて、やめてください」
怯える少女の懇願を無視して、ちんこを膣口まで入れる。かなりキツいが……まぁ、奥まで入れちまうか。小さくて細い腰を掴んで、一息に一番奥までぶち込んだ。
「いやぁあああああああぁぁぁっ!!」
「ぐおっ、きっつぅ~。おいおい、緩めてくれよ」
「くるしっ、ぅぁ、そんな、どうし、おなか、おくまで」
目を見開き、衝撃で動くことも出来ず、純潔の証を流す雪。俺はとりあえず挿入だけして動かず、じっくり、じっくり観察する。お腹の上からポルチオに突き刺さったちんこを押し、少しだけ揺らし、身体に触れて。
「や、ぁんっ、ひ、なんで」
「なんで、処女なのに痛くないのか?」
「え、わ、わた」
「なんで、何も言ってないのにわかるのか?」
「私、あ」
「なんで、快楽を得る場所が理解されているのか?」
「ち、ちが」
「なんで……ああ、ふぅん、そういうことか。なぁ雪、誰かに助けを求めないのか?」
「ぁ」
一番奥に挿入したまま、体外式ポルチオマッサージでおへその上を優しく撫でる。労るように、慰めるように、優しく、優しく撫でる。
「ひぁっ、変です、そんなはずが、んぅぅっ、はっ、はっ、はっ」
「身体が熱くなってきただろう? そろそろ動かしてやるよ」
「ま、待って、あぅぅっ、おまたじんじんして、お、おまんこ、きゅぅって」
「飛びそうになったら、イくって言うんだ。いいな?」
「ひぅぅっ、いきます、いきますっ、ぁぁ、うそ、いきますっ!」
雪は宣言して間もなく、ちんこを引き抜こうとしただけでイった。同時に、俺もちんこが引っこ抜けるんじゃないかってくらいの感覚に、足が震える。それを気合いで封じ込めて、ピストンを開始した。
「ぁっぁーっ! いきます、い、いってます! どうしてっ、ぁんっ、あンっ」
「ガキみたいな外見で、ちゃんと女の喘ぎ方するじゃねぇか!」
「ぁっぁっぁっぁっ、いき、できな、ぁっぁっぁっぁっぁっ、きもち、ぁっ」
ピストンの度に身体がガクガクと揺れる雪は、小刻みにたくさん甘イキしているのだろう。処女なのに感じすぎる体質なのか……俺が廻りの一族とやらを全員犯したことで、変わったのか。試しに、雪に精液でも飲ませてみるか。
「いきまっ、ぁ~~~~ーーーーっっ!!??」
「先に絶頂しやがって。罰だ、飲め」
俺はちんこを引き抜くと、雪の破瓜の血と愛液で塗れたちんこを、目から光りをなくした雪の半開きの口にねじ込む。歯が当たっているが、痛いとは感じなかった。
「んぐっ、のめな、んぐ、ごく、ごく、ごく、ごほっ」
「零したら罰ゲームだぞ、雪」
「ひっ、ごく、じゅぞ、ごく、ごく、おおい、ひっ、んぐ、ごほっ、れろ、ちゅ」
雪は苦しみに喘ぎながらも、どうにか全部飲み干したようだ。そして、俺の罰ゲームという言葉に怯えて、床に零した分も一生懸命舐め取っている。俺はその間に、自分のリュックからペットボトルの水を取り出して、ささっと粉薬を混ぜた。
雪に近づき、両足を持ってでんぐり返しの姿勢にして、さらに頭の方に回って固める。丸■先輩にもした、まんぐり固めの姿勢だが、身体が小さいので簡単にできた。
「きゃあっ」
「零したから罰ゲームな?」
「ひ、ぁ、恥ずかしい、です、ああっ、こ、こんな姿勢」
処女を失い絶頂したばかりの、綺麗なサーモンピンクのまんこがひくひくと痙攣している。雪の頭は俺の腹にあり、雪の膝裏を俺の足で固定している、という姿勢なのだが、小柄だからケツの穴までよーく見えた。
俺は雪の顎を持って、ペットボトルを口につけさせる。
「水分補給するぞ。イキすぎて脱水症状になるのはイヤだろう? 姉に情けない理由で失神したから引き取ってくれ、なんて連絡されたくもないだろうしなぁ」
「ひっ、や、やだ、のみ、ます。ごく、ごく、ごく」
言われるがままに飲みきった雪は、己の変化にすぐ気が付いた。
「ま、っまさか、この水は、そ、そんな、ひどい」
「ん? どうした?」
「ひっ、あっ、あの、トイレにいかせてください」
「はは、ここでしろ」
「おねがいです! ダメなんです! い、いや、いやいやいやいやいやっ!」
雪が、今日で一番強い抵抗を見せる。だがそう簡単に動ける姿勢でもなく……雪の抵抗はむなしく、“雫落とし”が始まった。
「いやぁああああああああああぁぁあっ!! やだぁああああああああぁぁぁっ!!」
「お、ぴかぴか光ってきたぞ。はは、なんだおまえ、蛍だったのか?」
「いぎっ、みない、で、ぅぁ、そんな、殿方に、こんな、やだ、ヤダァッ!!」
雪の丸見えのアナルが光り、だんだん、月のような球体が出てこようとしていた。
「なぁ雪、出てくる途中のヤツって押し込むとどうなるんだ? 腸閉塞?」
「ひっ、月零真珠を触るなんて、や、やめてください、こわい、こわいよぅ」
「つついてみるか。そら」
「いぎぃっ!?」
出現途中の月零真珠を撫でると、アナルの中でボールペンの先っぽみたいに少し動く。それだけで、雪はまんこから愛液を噴き出した。
「閉月の秘薬ってなんなんだ? 言わないと押し込むぞー」
「ひぃっ、閉月の秘薬は、ぐすっ、ぁぁ」
「返答が遅いから、まんこ弄って暇つぶしするな?」
「ひやぁぁっ! いま、さわらな……ぁぁんっ!!?」
むき出しのまんこに右手を当てて、ほじくる。ちゃんと全部の動きが快楽になるように調整してやると、雪は甘い嬌声を上げながら、一個目の月零真珠を吐き出した。ごとん、と、重い音がして、月のような球体が床を転がる。
雪のアナルは、ゴルフボールサイズのものを出したことで一時的にぽっかり穴が広がり、花の香りの潤滑液でぬらぬらと濡れていた。
「ぐす、ぁぅ、閉月の秘薬は、生命流転の奇跡を信仰と捉え、転化し
「生命流転の奇跡だぁ?」
「ぁっぁっ、うぅ~、つらい、つらいです、ぁぁ、ぎっ」
まんこをほじりながらだと、どうやら雫落としの感覚が過敏になるようで、雪はまんこから噴出した愛液で、お腹までべとべとにしていた。
やがて二つ目の月零真珠が生成されると、それはまた、音を立てて床に転がる。どうやら、雪も■え■と同様で二つ程度みたいだ。
「子を孕み、産むということです。生命流転の奇跡は三狐神様に捧げ、ぁんっ、おまんこ、ほじほじ、だめぇ、ふぅ、ぁ、村の住人は、孕月の儀の際に、一時的に生命流転の奇跡を返却されます。一回に集中させることで、孕月の儀における妊娠確率は十割にのぼります」
言わせながら、まんこをほじくる。雪はだんだん顔をとろけさせ、膣口はちんこを欲しがってひくひくと動いていた。このままねとねとのまんこをほじり続けてもイイが、俺も気持ちよくなりたい。
俺は雪を解放すると、小さな身体をひっくり返して、俺の上に馬乗りにさせた。
「じゃ、自分で挿入してみるか」
「む、むりです、こんな、おおきい」
「なら、腹をザーメンでたぷたぷにしたら、もう一回雫落としだな」
「ひっ、やります、ぐす、やらせてください」
「俺のことはご主人様だとでも思って、頑張って腰を振るんだぞ」
「は、い」
雪は俺の勃起ちんこの上にがに股で跨がると、場所を見極めてゆっくり腰を落とす。騎乗位なんて可愛い姿勢ではなく、う●こでもするときみたいに踏ん張る姿勢で挿入すると、一番奥まで腰を下ろし、ぶるぶると震えた。
「んっ、ぅぁ~っ、きもちいい、なんで、んぅぅっ」
「好きに動いてみろ」
「は、い。いぁっ、これ、だめです。ぞわぞわして、子宮がご主人様を求めてしまいます、ぁぁっ!」
雪はがに股のまま、足の力でちんこを締め上げながら腰を上下する。これも一種の防衛反応だ。快楽を得れば痛い思いはしない、という。
「で、供譲の神子ってのは?」
「ぁぁーっ! ぁぁーっ! ひぃ、ひぃ、気持ちいいですっ、んぅっ」
「聞こえてない、か。ま、しょうがねぇな」
俺は雪の腰を掴むと、強引に俺の腰にまんこを叩きつけるように打ち下ろす。すると雪は、まんこをぎゅうぎゅうに締めて絶頂した。
「ひぁぁぁっ、いきました、いきましたからぁっ、ぅぁ、んぅ、はぁ」
「よしよし、気持ちよかったな? じゃあ情報を……」
「はい、気持ちよかったです。苦しいとか、窮屈とか、ぜんぶぜんぶ、おちんちんでおまんこをヨシヨシして下さっている間は、全部わすれられて、あぅ、わ、わたし、ご主人様のおちんちんにヨシヨシして貰うために生まれてきたんだって、もう、嫌なことも怖いこともしなくてよいのだと思うと、おちんちんが愛おしくて、それで、私」
雪は顔を上げる。情欲と、愛で浮かれた表情だ。金色の瞳が蕩けて、口元から流れる涎を拭おうともしない。
「私……ごめん、なさい。うぁ、ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさいっ」
俺に縋り付いて泣く雪に、どうしていいかわからない。どうしてこんなに泣いているのか。どうして俺に縋り付いているのか。どうして、と、わからないことだらけの中で、砕いて壊してバラバラにしたはずの、とっくに死んだはずの“俺”の破片が、暗がりの中でなにか叫んでいる。
「なんで、謝ってるんだ? ひどいこと、されてるんだぞ」
「でも、ご主人様は泣いています。わた、私が、ひどいことを、したから」
雪は、俺の頬に手を当てる。泣いてる? 俺が? なぜ?
わからない。わからない。わからない。わからない。わからない。
自分のことは、いつだって、なにもわからない。
「わかった、いーよ、ちょっと一回、互いに気持ちいいこと、してみるか」
「は、い」
わからない、から、傷のなめ合いをしてみよう。ここにはどうせ、傷ついた人間しか、いないのだから。
「キスしようぜ」
「はい、ちゅ、ん、あれ、ちゅ、ちゅ、おいしい? ちゅ、ちゅ」
「待て待て待て、ちゅ、いきなりキスに夢中に、ちゅ、なるな、ちゅ」
雪は身体を起こした俺に、背伸びをするようにキスをする。その間もちんこは挿入しっぱなしで、腰はへこへこと動いていた。さっきまで苦かった唾液は、もう、甘い。
雪はキスから離れると、俺の胸板に手を置いて、いやらしく腰を前後させる。ぬこっぬこっという愛液混じりの音を響かせながら、雪は俺のちんこで勝手にイった。
「ぁぁーっ、んぅ、もう一回。ぁっぁっぁっ、んぅぅっ、もう一回、あんっ、あっあっあっ、きもち、いい、です。ぁぁぅ~~っ、もう、いっかい」
「そろそろ出すぞ」
「では、口で受け止めます。ひゃんっ、抜くの、きもちーです」
雪は俺のちんこを引く抜くと、髪を掻き上げ耳に引っかけながら、鈴口にキスをする。
「あむ。んぅ、ごく、ごくごく♡ ちゅー、れろ、ちゅ、れろ、ごく♡」
「おいしいか?」
「はい、ご主人様。もう一度いれてもいいですか?」
「…………………………かまわない」
「ありがとうございます、ぁんっ、おっきぃ」
雪は俺のちんこに跨がると、また、ぬこぬこと腰を振り始める。きゅうきゅうに締まるまんこも、小さな肉
だが、なんか、なんだ、なんて言えば良いんだ。俺より雪の方が愉しんでねぇか? わからない、から、“理解”を進める。それしか、俺に出来ることはないから。
辛い日々。
苦しいこと。
嫌なことがあって。
怖いこともしていて。
それで、誰かが助けても。
そうだ。
誰にも助けを求めない、ということは。
誰にも助けを求められない、という意味は。
「雪」
「あんっ、ぁっぁっぁっ♡ は、い?」
「おまえ、冬先輩が怖いんだな」
「ぁ――どうし、ひぁっ、イくっ、んぅ~~っ」
絶頂の寸前、雪は確かに、動揺を見せた。俺に縋り付いて快楽の余韻を楽しむ雪を、俺は抱きしめる。彼女の体温がどこにもいかないように、
「なぁ、雪。俺のものになれよ。もう怖いことも痛いこともしなくていい。姉からも守ってやる。気持ちいいことと楽しいことだけして生きろ。俺の側で、俺と雪のために生きろ。俺と雪の、生きる理由になれ」
「――はい。一生、おそばにおります」
小さく頷く雪の頭を撫でる。俺に縋り付いて、雪は、震えるように泣いた。
「あの、ご主人様」
「なんだ? 雪」
「もう一発よろしいですか?」
「空気って読めるか??? いいけどさ」
「では失礼しまして。ぁんっ、私のためのおちんちん、きもちいいですっ」
「いや別にちんこは雪のためのものじゃないからな?」
結局、四発搾り取られて。
雪は俺のちんこを挿入したまま、眠りについた。
ちんこを抜く際、膣肉が引っかかってもう一発注ぐはめになった。