因習村でハブられたので、美少女全員嫁にする 作:CloudWagon
・沈魚(投与)
冬先輩と雪を散々イかせた、翌日のこと。今日は日曜日で学校は休みだ。俺は用事があり、適当な黒い半袖のワイシャツとスラックス、ライダージャケットに身を包んで銀木薬局に来ていた。
朝、ポストに手紙が入っていて、俺はまた冬先輩に呼び出された。朝の銀木薬局に赴き、勝手口から二階に上がって書斎――の隣の、冬先輩の部屋へ直行する。雪はなにか用事でもあったのか、姿は見えなかった。
「来たぞ」
『はいってちょうだい、浩太君』
「ああ」
冬先輩の部屋は、畳とローテーブル、座布団、本棚という非常にシンプルで簡素なものだ。奥に布団が敷かれていて、冬先輩はその上で毛布を被って横になっていた。
「こんな格好でごめんなさい、浩太君」
「いや、いいさ。体調は大丈夫か?」
「ええ。ただちょっと腰が立たなくなってしまったの」
「あー、うん。ちょっとずつ鍛えられるよう手伝うよ」
「ぁぅ、そ、そうね」
俺は冬先輩の横にあぐらを掻いて座る。冬先輩は恥ずかしいのか、ほんの僅かに頬を染めていた。このまま世話を焼いても良いのだが……とりあえず、用件を聞くことにしよう。
「以前から、私が秘薬の改良に着手していることは知っている、わよね?」
「ああ、昨日の
「ええ。それでね、今日、本来だったら改良した“波紋の
冬先輩はそう言って、身体を起こそうとする。けれど「いたた」とこぼして、もぞもぞと布団に戻っていった。
「無理させたな、ごめん。次はもっとゆっくり、優しくしような?」
「あの、えっと、求められているという感じがして好きというか――こほん」
まぁ、“理解”していたからそれはわかる。わかるが、翌日まで後引くような行為にはならないよう、求め倒しつつ考えよう。俺は冬先輩の頭を撫でながら、心にそう誓っておく。
「と、とにかく、改良した沈漁の香をその家――小沼に持って行って欲しいのよ」
小沼、と聞いて思い浮かぶのは、我らが伊那穂高校二年生に在籍する三姉妹だ。小沼
なんでも小沼の家は村の中でも自治・自警……警察機構のような役割を持っていて、その不思議パワーの中に、沈魚の香に関わる物がある、ということのようだ。
「で、効果と効果時間は?」
「元々沈魚の香は意識や興味を逸らし、散らすような役割だったのだけれど、この改良した沈魚の香は、使用方法で効果が異なるわ。具体的には、香炉を用いて焚くと従来の使い方になり、落雁の香のように
「つまり?」
「ふふ。透明人間になれる、ということよ。効果時間は、服用時間の十倍。一時間の服用で十時間が上限ね。それ以上は危ないから、効果がなくなるよう調整したわ」
「なるほどなぁ」
村で俺を無視するよう働きかけた“儀式”の最中であれば、嬉々として性的な悪戯に利用したことだろうが……俺の女を怖がらせるような使い方をするつもりは、毛頭無い。
俺は冬先輩の指示に従って、押し入れを開けて煙管と、手提げ付きのミニチュア箪笥のようなもの……
「身体に害はないから安心して」
「ん、わかった」
「それともう一つ……そろそろ、連絡手段がないと不便でしょう? これをあげるわ」
「これは、あー、笛? いや、犬笛、か?」
冬先輩が布団の脇から取り出したのは、長さにして五~六センチくらいの笛だった。
形状は木製の平べったい筒……いや、硯のような箱型。音階を調整する穴はなく、ホイッスルのように吹くところと音の鳴るところのみが空いている。笛本体には風に乗る狐の彫刻が施されていて、美しい。
「
「へぇ、これが件の、伝書鳩ならぬ伝書狐ってやつか」
「ふふ。そうよ」
「ありがとう、今度、ラブレター書くよ」
「えっ、あぅ、ありがとう、楽しみにしているわ」
冬先輩の頭を撫でて、照れる彼女に見送られつつ冬先輩の部屋を後にする。六月も半ばを過ぎると、さすがに気温も上がってくる。梅雨時ではあるが今日は見事な快晴で、ため息にすら熱が籠もっているような気がした。
「あついな……」
木造建築の薬局を出て、境内から階段を下り、原チャリに煙管と煙草盆を収納。小沼の家は……そういや知らないな。せっかくだから、伝書狐とやらを使って小沼に使いでも出してみようか。
俺は冬先輩に貰った笛をポケットから取り出して、吹いてみる。犬笛のように音はないが……なんというか、“理解”の力が、人知を超えるなにかが動いたことを、俺に知らせてくれる。
目を閉じて。
意識を澄まし。
気配を覚えて。
(なにか来た)
三叉路の外れ、森の中からなにかが来る。目を開けると、ちょうど目の前にするりと現れたのは、美しい銀の毛並みの狐だった。
「おまえが、伝書狐、か?」
問いかけると、狐は一鳴きし――その場でくるりと回転する。すると、なぜだかコミカルな白い煙に包まれて、狐は、人間の姿になった。
(はぁ????)
ぴょこんと立った大きな狐の耳。年の頃はおそらく雪くらいで、顔立ちは命に似ている。麻呂眉と柔らかい目元。小さな口に形の良い鼻。服装は何故かロゴ入りの白いシャツワンピで、足には狐のロゴつきの白いスニーカー。ワンピの下から伸びるのは、もふもふで毛並みの良い尻尾だ。尾の先の毛は白い。
「呼ばれて飛び出てこんここーん!
立て板に水とでも言うべきか、伝書狐――魂はすらすらと口上を述べると、親指に中指と薬指をつけて人差し指と小指を立てる、狐の手遊びを掲げてウィンクをした。
銀の瞳の奥に見える縦に割れた瞳孔は、確かに人間のものではないが……なんか、この村で一番現代的じゃないか?
しかし……いや確かに、俺も伝書狐が動物だとは一度も聞いていない。そして、命という前例がある以上、人型という想定もできないことはない。いやわかるか。なんだよそれ。
「知っていそうだが……俺は倉持浩太。よろしくな、魂」
「はい! ではここは敬意を払い
「なんでそのラインナップなんだよ? 好きな風に呼んでくれたら良い」
「あなた様は我が主、三狐神様の旦那様ですからね。やはり気に入られませんと。人の仔はこういうのに弱いと、紅葉様の“ふぁっしょん”雑誌で学びましたゆえ」
後輩の双子、秋山紅葉。彼女は確か、ファッション雑誌を見るのが好きだったはずだ。“町”からの通販なんかも使っているらしく、村で一番お洒落だと思う。もしや魂のこの服装も、紅葉を参考にしたのか?
「自分で言ってちゃ世話無いな……まぁいいさ。魂がその、伝言なんかを伝えてくれるってことでいいのか?」
「はい! お困り事ならなんでも仰ってください! 言伝時報に道案内から新聞配達までなんでもござれ! もちろん、主様が希望なさるのでしたら――」
魂はそう言うと、右手で狐の手遊びを作るとそれを自分の唇に当て、左手でワンピの裾を軽く持ち上げた。陽光の下、白い太ももが曝け出される。
「――“せくはら”をなさっても構いませんよ」
「はは、セクハラねぇ」
俺は魂のふわふわの頭に手を置いて、柔らかく撫でる。外見年齢は雪くらい。雪よりも少し華奢で、おっぱいもAカップくらいだろう。あざとさよりも、背伸びした子供という印象が勝つ。
「おお、主様の手、気持ちが良いですね……ではなく、わたしが生殖可能な雌だと信じていませんね?! では、こうしましょう」
魂はぷりぷり怒ってそう言うと、落ちていた木の葉をその場に投げる。
「【
(ん?
すると、葉っぱは白い煙とともにその形を変える。背もたれがハート型の二人がけソファー、色はワインレッド。境内の麓に置いてあって良いデザインじゃねぇ。
俺は魂に促されるまま、ソファーに並んで腰掛ける。俺の右側に魂が座る形で、魂は大きな尾を器用に自身の左側に流していた。しかしセクハラ、と言われても――本当に大丈夫なのか? 魂の幼い体躯は、穂村姉妹の末妹、中学二年生の涼乃とそう変わらないように見える。
「主様、外見の年齢を気にされてますね?」
「はは、そうだなぁ」
涼乃に手を出している以上、一概にも年齢云々を言う資格は、少なくとも俺にはない。そうではなくで、未知の霊術やらなんやらの疑問……“検証欲求”を抑えている、というのが正しいか。儀式のごたごたが終わってなお、初対面の女の子の身体を検証するのも、という。
「主様は謙虚であられる。ですがどうかご安心を! これでもわたし、先代の神子――
「それって……」
言葉が止まる。一瞬、鋭く息を吸い込んで、それから瞑目した。旧姓・
ああ、でも、俺は父さんの過去を知らない。父さんが何故、母さんを選んだのか。父さんはこの村で、儀式を経て“孕廻の柱”――子を孕ませるだけの人形になるはずだった。それを、俺と違って村で育った父さんは知っていたはずだ。なにを思って、どうやって、どうして、生きていたのか。
そうか。俺は父さんと母さんのことを、なにも知らないのか。
「ん? ええ、そうです。主様の父上、浩希様とその
「はは――ああ、そうだな」
「おや? 乗り気になりました? ふふん、ではどうぞ、口を割らせて下さいな? んふふ」
可愛らしく笑う雌を、右手で引き寄せる。唇を舐めるようにキスをすると、察した魂は目を閉じ、緩く唇を開いた。唇、頬、舌。全部が暖かい。動物の体温、という感覚だ。ほのかに甘い唾液を絡めて飲み込み、逆に俺の唾液も飲ませる。体液の交換。
悪戯げに笑う魂の口から八重歯が見える。もう一度キスをして舌先で舐めると、八重歯ではなく少し鋭い犬歯だ、とわかった。戯れのような口づけに、艶美に笑う魂。
俺よりも遙かに年上というだけあって、外見から受け取る印象と異なり、その仕草からは老獪さすら垣間見える。俺は右手を魂の後ろから回すように伸ばして、魂の肩を抱く。それから、左手を伸ばして、魂の右足の膝に乗せた。肌触りは滑らかで、指を這わせると触り心地の良さにゾクゾクする。
「……年上って割には、幼い外見なんだな」
「外見年齢はある程度自由にできますが、私はこれを気に入っておりますゆえ」
「へぇ?」
指を這わせる。太ももを撫で、内股を触ると、魂は緩く足を開いてくれた。
「ええ。人の仔はいずれも愚鈍といえど、連綿と引き継がれてきた貧者の知恵は侮れません。ですがこちらが矮小な稚児であると見なせば、慈悲だの庇護だのとむしろ侮ってくれますでしょう? わたしとしてもそちらの方が都合が良いのです」
「狡猾だな」
「くふふ、
内ももを撫でながらシャツワンピの中へ指を滑らす。鼠径部まで登ってくると、パンツを履いていないことがわかった。
魂の肩を抱く右手は、彼女の細い首を撫で、鎖骨をなぞり、頬に触れて眦を撫でる。人間の耳に当たる箇所には毛髪しかなく、頭の耳が本物であることが窺えた。
「ん、ふぅ。主様は撫でるのが
「そうか? だったら良いんだが」
「ささ、遠慮なさらず、好きなところを撫でて下さいな。この雌は、主様が思うがままに暴いて、辱めて、嬲って、犯してよい雌ですゆえ」
にんまりと笑う魂の、上気した頬にキスをする。
「俺に好き放題にされるのはいいのか? 愚鈍な人の仔、なんだろう?」
「んぇ? ぷっ……あっはっはっ、面白い冗談ですねぇ。
腹を抱えて笑う魂にため息を吐く。そろそろ俺も加減が難しくなってくるんだが……手のひらの上、と言われても否定できない。
「経験はあるのか?」
「それはもちろん、主様がご自身の目と指と
「違いない」
左手がまんこに触れる。陰毛は生えていない。中指で割れ目をなぞると、粘着質な水気が指に絡みついた。俺は右手で魂の耳を揉みながら、慎重にびらびらを掻き分けて膣口を撫でる。中指で、決してナカには挿れず、親指でクリトリスをつつきながら、ゆっくりと。
「お♡ んっ、ふふ、良いです、主様、ん」
魂は俺の愛撫に内ももを震わせながら、蕩けた瞳で快楽を享受していた。快楽を受けることに慣れている雌の反応、だが……うーむ。膣口は狭く、ナカに挿れるのも一苦労だ。無理に押し進めると痛いんじゃないか、とすら思う。
この村の女は、基本的には俺の愛撫で痛がったりしない。反面、道具を使うとほんの僅かな刺激でも痛みを訴えるから、ローターなんかも使えないのだが。けれど、そのルールが妖怪変化みたいなことを名乗るこの子に通じるのか、と問われると、わからん、というのが本音だ。
(まぁいいか。イかせるだけイかせれば、どのみち痛みはなくなる)
俺はまず、中指から小指に替えてほんの僅かに膣口に侵入する。既にどっぷりと濡れた肉
「ふぅー……」
「気持ちいいか? 魂」
「はい、主様の指、気持ちようございます。もっとくださいませんか?」
「だめだ。まだ良くなれるだろう?」
「いけずですねぇ」
魂も十二分に愉しんでいると思うんだが……まぁいいさ。
俺は熱い膣肉を掻き分ける感触を楽しみにながら、小指をずっぽりと魂のナカに挿入した。小さな膣は簡単に良いところに当たってくれるものだから、俺は小指を曲げるだけで魂をイかせてやることができた。
「ぁぅっ、主様、ぁぁ、達してしまいます、はぅぅ」
魂は小刻みに揺れながら甘イキする。銀の毛並みの尾は絶頂とともにぴんと伸び、くたりと力を抜いてソファーの上で揺れた。俺は魂から小指を引き抜くと、潤滑液で柔らかくなった膣穴に中指を挿入する。今度は深く、奥を撫でるように。
「ぁぅぅっ、主様の指、太くて、固くて、気持ちよいです」
「魂のナカも熱くて気持ちいいよ」
ところで……いや、勘違いかも知れないが、処女膜がないか?
ううむ、にしては快楽に慣れすぎている。性交渉の快楽は、オナニーとはやはり違う。単純な快感の強さじゃなくて、他人から与えられる予想のできない快感は、困惑と動揺を生んだりするんだが、魂はどうすれば気持ち良く快楽を享受できるか、知っているようだった。
女性同士で経験があるとか、長い人生で何度も自慰に更ける内に、快楽に慣れてしまった、とか? わからん、が、身体に聞けば良い話でもある。
――中指を曲げて、クリトリスの裏から奥まで愛撫する。
「ぁんっ、ぁっっ、ぁぅ、主様、達して、達してしまいますっ」
――膣肉をこそぐようにひっかきながら、俺の腕の中で悶える彼女を“検証”する。
「ぁぅぅ、そこは弱いところなのです。そのようにしては、ぁんっ」
――蕩けた表情。シャツワンピを押し上げる乳首。上気した肌。
「達しますっ、ぁぁっ、ぁーっ、そのような、ぁぅんっ」
――三狐神……命の眷属だったか? なら、命から話を聞くのもいいか。
「あるじさまっ、あるじさまぁっ、もう、それ以上は達せませ、ぁぅぅっ!」
――Gスポットをぐにぐにと押すと、膣肉が指を締め上げて気持ちが良い。
「たっしますっ、きゅーっ、きゅーっ、な、生意気を申したことをお怒りなのですか!?」
――時折狐のように鳴くのも可愛らしい。反応が見たくて、親指でクリトリスを揉む。
「やぁぁっ、あたまがチカチカするのですっ、あるじさまぁっ、あるじさまぁっ♡」
――親指で上手いことクリトリスを剥いてこね回すと、魂は潮を吹いた。
「かんにんをっ、ひぁーっ! かんにんしてくださっ、ぁーっ! おゆるし、ぃーっ」
――しかし狭いな。女の身体はある程度伸縮性があるとは言え、もう二~三日ほぐすか。
「ぁ゛ ぁーっ!! ぁーっ!! おゆるし、ひぁーっ、っ~~~!!!!??」
不意に、我に返る。魂は呼吸の仕方も忘れてしまったかのように、ひゅーひゅーと酸素を拾いながら、シャツワンピをぐしょぐしょに濡らしていた。すっかり肌を上気させた華奢な足は、ぴんとつま先立ちになっていて、ガクガクと痙攣している。
俺は指を引き抜くと、濡れた自身の指を舐めてみる。甘い、甘いが、まだ堕ちきっている感じでも無いな。完堕ちするまで挿入はお預けでいこう。
「魂、魂、大丈夫なのか?」
「ぁぅ、主様ぁ、ひ、天上からもどれません。どうか、このしとどに濡れた蜜壺に、主様の慈悲をいただけないでしょうか……?」
魂はそう言うと、震える足で俺の前に立つ。それから服の裾を持って、左右に広げるようにたくし上げた。さんざんほじくったまんこは未だぴったりと閉じてはいたが、ソファーから水の跡を残しつつ、未だ割れ目から愛液が流れ続けている。
「処女かもしれないんだろう? そう焦るのももったいない。じっくりやろうぜ」
「もしや主様は鬼畜であられるのでしょうか? ……処女ではありません。これでよいですか?」
「はは……おいで」
期待を孕んだ目で俺に近づく魂。俺はそんな魂の前でちんこを取り出した。魂は俺のちんこに釘付けになりながらも、ふらつく足ですぐ前まで来て。
俺は、魂を抱き上げて、もう一度、俺の隣に座らせた。魂はなにが起こったのかわからず、上気した頬で首を傾げる。
「――嘘を吐いたな、魂」
「ぇ」
頬に触れる。この子は、俺と触れあえば触れあうほど“理解”されるということを、知らなかったのだろうか。あれほど、吸い付くように快楽を求めておきながら、俺がなにも“理解”できないと侮っていたのだろうか。
何故か快楽の受け取り方には慣れているようだが、間違いなくその膣は男を受け入れたことがない。別に処女ではないと言い張っているだけなら、現実にしてやっても良いんだが……。
(俺を現人神と謳いながら、俺に、人間に、憤っている? うーん、わからん)
どうしてそうまでして、俺とセックスしたがるのか。そのことをちゃんと理解しきるまで、手を出すのはリスキーだ。これも俺と魂、どちらからかは定かではないが、身から出たさび。
事情がわかればヨシ。事情がわからなかったら、身体だけでも完堕ちさせてから食えば良い。ヨシ。これでいこう。
「主様、わたしは、その」
「ダメだ。罰だよ、魂」
「い、いつまで、我慢すればよいのですか……?」
「自分で考えるんだ。どうすれば、良いのか」
まさか完堕ちが条件とも言えず、涙目の魂に告げる。すると魂は、苦虫をかみつぶしたような表情でため息を吐いた。
「主様はもしや雌が哀れに許しを請う姿がお好きなので? 都会ではこういうのが“とれんど”なでしょうか。では主様に生殺しを強いられている哀れな雌として、せめてその大きな魔羅をしゃぶりとうございます。お許しいただけませんか……?」
「ああ、いいよ」
魂は瞳に涙を浮かべ、俺の肩にしなだれかかる。俺はそんな魂の唇を舐めて舌を絡めると、魂を俺のちんこに導いた。俺の右手側から膝枕をされるときのようにうつ伏せに倒れる魂。彼女の細い背中と、シャツワンピから覗く銀の尻尾がよく見える。魂は俺のちんこを呑み込むように口に含んでくれたので、俺は左手で魂の頭を撫でながら、右手で尻尾の付け根を撫でた。
魂はみじろぐようにぶるりと震えると、喉の奥までちんこを咥え、頭を上げて引き抜き、強く吸いながら舐め、実に巧みにちんこを刺激してくれる。直ぐに出してしまうのはまったいない口淫に抗うように、俺は右手を魂の脇から前へ入れ、小さなおっぱいの先端をひっかいた。
「ん、はむ、じゅぞぞ、んっ、んぅ、れろ、ん」
小さな頭を前後させ、一生懸命ちんこをしゃぶる魂。静かな石段の前、ミスマッチしたシートの上、口淫の音が波紋のように森に溶ける。
「そろそろ出すぞ」
「ふぁい」
「呑み込め、魂ッ」
「あぐ、むぅっ、んぐ、ごく、じゅぞぞ、じゅる、ごく、ごく……ぷはっ、お、おおいです、主様ぁ、んっ」
小さな口に、せり上がってきた興奮と精液を吐き出す。射精感がいやに気持ちよくて、俺は魂の乳首を摘まみながら、口内に射精する。魂は文句のようなことを口走りながらも、きっちり最後まで啜って、飲み干してくれた。
「はふ。おいしゅうございました、主様」
「お粗末さま。気持ちよかったよ、魂」
「では、お慈悲を?」
「そろそろ用事を済ませよう。案内頼めるか? 魂」
「主様は本当に“さでぃすと”であられる。はぁ、わかりました、わかりましたとも。従順で物わかりの良い魂は、主様に付き従いますとも。獣ですゆえ」
深々とため息を吐きながらも、魂はくるりと回転すると今度は銀色のマフラーになって俺の首元に巻き付く。季節外れで少々熱いが……俺に興味津々な女の子の可愛い悪戯だ。甘んじて受け入れることにしよう。
俺は原チャリに跨がると、耳元から聞こえる魂の可愛らしい案内に従って、エンジンに火を入れる。目的地は小沼の家。この村における、自治組織の大元である。