※この作品はR-18です。

SSSS.GRIDMAN CCC   作:ボルメテウスさん

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tomodati

 これまでの世界を考えれば、常識で考えてはいけないと考えていた。

 

 だけど、この景色は、はっきりと言えば想像以上だった。

 

「これって、あれだよな」

 

「……いわゆる、ファンタジーの世界よね」

 

 眼前に広がる光景。

 

 それは、ゲームで出てくるファンタジーゲームにでも出てきそうな光景。

 

 緑に覆われながらも広がる荒野と岩場のような場所。遠くには巨大な山脈が見えている。

 

 ただ、どれもゲームのようなデフォルメされた外見をしていて、襲ってくる気配はない。

 

 これは、どうみても……。

 

 俺達は言葉を失いながら、眼前の光景に見入っていたのだった。

 

「それにしても、ここにまた怪獣が出てくるのか、それも」

 

「まぁ、周囲には人はいないし、街らしきものも見えないけどさ」

 

「というか、どうやってここにきたんだろうね? まさか夢じゃないと思うし」

 

 そう言い合いながら周囲を見渡していると。

 

「トモダチ」

 

「……」

 

 聞こえて来たのは、何かの声。

 

 俺達は、互いに顔を見合わせた後、声がした方向に目を向けてみた。

 

 するとそこには、黒い何かがいた。

 

 それは、おそらくは雲だろう。

 

 だけど、それが一体何なのか。

 

 俺は疑問に思っていた。

 

 だけど、その正体を、一人、アカネは知っていた。

 

「まさか」

 

「アカネ、知っているのか?」

 

 俺は、その正体を知る為に、アカネに聞く。

 

 すると、黒い雲の中から現れたのは、エイやペンギンを思わせる妙に愛嬌のあるボディに、凶悪な悪魔のような面構えの小顔を持った異質な怪獣。

 

「あれは」

 

「ガゾート、っていう怪獣みたいよ」

 

「怪獣?」

 

「うん、ちょっと違うけど、似たような存在らしいわね」

 

 アカネの言葉に困惑しつつも、眼前の小さき怪獣から視線を外す事は出来ない。

 

 すると次の瞬間、

 

「キュイ──!!」

 

 甲高い鳴き声と共に、こちらに向かって突っ込んで来る!! 

 

「きゃあ!」

 

「うぉ!? なんだ?」

 

 俺達はすぐに避けてしまう。

 

「ガゾートって一体」

 

「ガゾートは、元々共食いをしているクリッターが合体した事で誕生した怪獣、そして人間も食べようとしてくるの! だから注意して」

 

「おいっ、なんか来たぞ!」

 

 突如として空から降りてきたのは、四体ほどの、先ほどガゾートと呼ばれた小さき怪物だった。

 

「数が多く来るのかっ、だからって」

 

 そのまま、俺はすぐに構えた。

 

 こいつらを相手に、戦うしかない。

 

「アクセス・フラッシュ!」

 

 その言葉と共に、俺はそのまあグリッドマン・アルターへと変身し、そのまま構える。

 

 これまではタイマンでの戦いが主に行っていたので、こうして複数での戦いは始めてだが、構えるしかない。

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