※この作品はR-18です。

SSSS.GRIDMAN CCC   作:ボルメテウスさん

24 / 36
takaku

 グリッドマン・アルターへと変身が終えると同時に、周囲を見渡す。

 

 ガゾートは、その不気味な笑い声を出しながら、その口を開く。

 

 口の中には電撃が見えた。

 

 ゆっくりと電撃は、真っ直ぐと俺達に向かって、襲い掛かる。

 

 その電撃に対して、回避する。

 

 攻撃を回避した後、素早く拳を握って攻撃を繰り出すのだが、

 

「くっそ、速い!?」

 

 こちらの拳を軽々と避けるように躱すガゾート達。

 

 まるで素早い小動物のように動き回る上に、攻撃を避け続けるので、こちらとしては苛立ちを覚えてしまう。

 

 こちらに向けて、次々と放っていく電撃。

 

「これは、かなり厄介だ」

 

 これまでの戦いでは、こんな敵はいなかった。

 

 集団での戦い。

 

 数の暴力。

 

 それから来る攻撃は、これまで俺が体験した事がない。

 

 この数の暴力に対抗する為にも、すぐにでも合体を行いたいのは本心だ。

 

 だが、この数の暴力の合間をぬって、合体を行う事は至難と言えるだろう。

 

 俺は走りながら、その反撃を行おうとしていた。

 

 しかし、相手は小さいとはいえども、群れを成しているからか、動きが速くて狙いが定まらない。

 

 さらに厄介な事に、向こうの方が機動力が高いのだ。

 

 それに加えて数が多いとなると、やはり不利になるのは当然か。

 

「先輩!」

 

 それと共に聞こえたのは、アカネの声。

 

「ガゾートの集団は、空から来ている! だとすれば」

 

「なるほど、そういう事か!」

 

 それと共に、俺がこれからやる事は決まった。

 

 俺は、その場で、脚に力を込める。

 

 今、籠められる力を全てを。

 

 それと共に、ガゾート達が、俺に向かって、電撃を放ってくる。

 

 集中砲火。

 

 そういうべき攻撃に対して、俺はただ、跳ぶ事だけに集中し、そして。

 

「はぁぁぁ!!」

 

 そのまま跳ぶ。

 

 地面から離れると同時に、ガゾート達の電撃は、そのまま相殺される。

 

 そして、俺は、そのまま雲へと向かって行く。

 

 それに気づいたガゾート達は追いかけていく。

 

 これまでにない戦いを、行っていかなければならない。

 

「これまでのままじゃ、駄目だ! 

 

 このままじゃ、守れない。

 

 だったら、俺は。

 

「もっと高く!」

 

 ガゾート達が、次々と追撃していく中で、俺もまた対抗するように雷撃を放ち続けながらも走り続けていた。

 

 やがて見えたのは巨大な山脈地帯であり、そこで足を止めると、追ってきた三体のガゾート達も止まった。

 

 そんな時であった。上空から迫りつつある気配を感じたのは。

 

 それは、まさしく、目的としている雲に間違いなかった。

 

 それを確認した俺は、手を伸ばす。

 

 その雲の中にあるのを目指して。

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。