※この作品はR-18です。

SSSS.GRIDMAN CCC   作:ボルメテウスさん

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Fantomu

 ガゾートの暗雲から抜け出すと共に、俺達はすぐに空に飛んでいた。

 

 周囲は、未だにガゾートの大軍がこちらを睨んでいる。

 

 それは、ガゾートを形成する為の核となる彼女を連れ出したからだ。

 

「「「ガアアァァァァ」」」

 

 ガゾート達は、そのまま口を開き、こちらに向かって叫ぶ。

 

 それは、同胞を奪われた怒りの声だろうか。

 

 いや、違う。

 

「お前ら自身の証明する為の道具がいなくなったような感じか」

 

 その言葉は、同胞に向ける声ではない。

 

 ガゾート達は、そのまま、こちらに向かって行く。

 

 空を、これまで飛んだ事のない俺にとって、この状況はマズイ。

 

 本来ならば。

 

「力を、貸してくれ!」『アクセスコード! ラーフフィスト!」

 

 その叫びが聞こえる。

 

 それは、まるで戦闘機であり、そのまま空を飛ぶ、

 

 その戦闘機、ラーフフィストが、そのまま俺に向かって行く。

 

 それが分離しながら、俺と合体していく。

 

「「鬼神巨人! ファントム・グリッドマン!」」

 

 その言葉と共に、背中には、四本の腕が、ラーフフィストがまるで翼のように生えていた。

 

 それこそが、ファントム・グリッドマンとしての姿だった。

 

 ガゾート達は、そのまま俺に向かって、襲い掛かる。

 

 それに対して、俺は。

 

「グリッド・セイバー!」

 

 その叫びと同時だった。

 

 ラーフフィストの2本の腕から、二つの光の刃が現れる。

 

 そのまま、迫るガゾートの攻撃である電撃を一つの腕で斬り裂き、防ぐ。

 

 同時にもう一本の手で、ガゾートを斬り裂く。

 

「なるほど、このファントム・グリッドマンの力、理解した」

 

 そうしながら、迫って来るガゾート達。

 

 それに対して、俺は背中にある4本の腕を組み合わせて、戦う。

 

 本来ならば、たった1人ではある。

 

 しかし、背中にある4本の腕となっているラーフフィストによって、攻撃が出来る。

 

 そして、その4本の指からはビームが出るし、光線も放てる。

 

 それだけでも、十分な戦力だと言えるだろう。

 

 実際、俺は背中の4本の腕で迫りくるガゾートに対して、攻撃を仕掛けていく。

 

 それと同時に、ラーフフィストの掌からも、レーザーのような光を放つ事が出来る。

 

 これまでの、数で押してきたガゾートは、混乱しているだろう。

 

 そして。

 

「「必殺」」

 

 それと同時に、俺達は構える。

 

 四本の腕は、そのまま、伸びたのは、巨大な光の刃。

 

「「グリッド・ファントムパレード!!」」

 

 そして、周囲にいるガゾート達は、瞬く間に消滅した。

 

「なんとか、倒せたか」

 

 さすがに数での戦い。

 

 それはこれまでとは違った。

 

 その戦いを終えると共に、周囲を見渡す。

 

 だけど。

 

「……」

 

 その目の先から感じる違和感に俺は、確かに感じた。

 

「この違和感は、一体」

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