※この作品はR-18です。

SSSS.GRIDMAN CCC   作:ボルメテウスさん

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umi

「ここが、地図にあった」「空白の場所」

 

 俺とアカネは、そう言いながら目的の場所に辿り着く。

 

 周囲を見渡せば、そこは。

 

「ここって、本当に森の先にあった光景なの」

 

 アカネの言葉に同意しかなかった。

 

 周囲は薄暗くサンゴの様な岩が立ち並び、水が流れている様にも見えるため、深海に見える。

 

 先程までの森の中とは正反対の光景。

 

 その光景を見ながら、俺とアカネはゆっくりと歩く。

 

「ここに、何か秘密があるのかな」

 

 アカネはそう呟きながら、目の前の岩に手を付ける。

 

 だが、その瞬間、岩に亀裂が入りアカネの体を弾き飛ばす。

 

「うわあ!」

 

「アカネ!」

 

 アカネが岩に弾かれると同時に、俺も駆け寄る。

 

 アカネは何とか無事だったが、一体何が起きたのか。

 

 俺はアカネを抱きかかえ、辺りを見渡す。

 

 すると、アカネが手を置いていた岩の亀裂が徐々に大きくなる。

 

「大丈夫か?」

 

「うんっ、ちょっと痛かったけどね」

 

 アカネは痛みから立ち直り、辺りを見渡しながら俺の手を握る。

 

 それと共に、何か地響きがした。

 

「っ」

 

 それを聞いた俺はすぐに岩陰に隠れる。

 

「一体何が」

 

「あれは」

 

 そこに立っていたのは、怪獣。

 

 巨大なクラゲを思わせる怪獣がそこにいた。

 

 その怪獣を見た俺とアカネは呆然としてしまう。

 

 だって、俺達が知っている怪獣だと言うのに、どうして、目の前にいるんだ。

 

 クラゲの様な怪獣は辺りを見渡している。

 

 俺達は見つからない様に息を潜めていた。

 

 ここで見つかればどうなるか分からない。

 

 だから、静かに息を潜めて気配を消していた。

 

 だが、そんな俺達の願いは叶わず、怪獣はこちらに気が付いたのか。

 

 その触手を、真っ直ぐと伸ばして攻撃してきた。

 

 それは、まるで槍の様に俺達の方に伸びてくる。

 

 俺はアカネの手を引っ張り、アカネを庇うように抱きしめた。

 

「これって」

 

「分からない、けど」

 

 やるしかない。俺はそっとアカネを降ろす。

 

 そして。

 

「アクセスフラッシュ!」

 

 俺は、その言葉と共に、その身体を、アルターグリッドマンの巨人へと変わる。

 

 眼前で、未だに謎の怪獣は、こちらを見つめる。

 

 その姿は、逆さにした金魚鉢からガラス細工のような質感の触手が生えた、クラゲ。

 

 そんな特徴を持つ謎の怪獣は、そのまま触手をこちらに向かって、放つ。

 

 俺は、そのまま獣のように四足歩行を思わせる体制に構え、跳ぶ。

 

「ハァッ!」

 

 迫る触手。その触手に対して、手刀で斬り裂く。

 

 見た目がクラゲである事もあり、手刀で簡単に斬り裂く事が出来る。

 

 斬り裂かれた触手の断面。

 

 それは、水面のような何かだ。

 

 しかし、それはすぐに変わった。

 

「ッ!」

 

 その側面が泡のように膨れ上がると共に、新たな触手が現れる。

 

 その触手は、そのまま俺を掴もうとする。

 

 俺は、それをバク転で避けた。

 

「これは……」

 

 以前、戦った怪獣とは違う。

 

 すぐにその身体を再生するなんて。

 

「ハァッ!」

 

 そのまま俺は、謎の怪獣に向かって、蹴りを放つ。

 

 その攻撃を受けて、謎の怪獣は吹き飛ぶ。

 

 その蹴りも、普通に放った一撃だ。

 

 しかし、怪獣はそのまま地面を跳ねるように吹き飛ばされていく。

 

「……ッ!」

 

 その謎の怪獣を追撃するように、俺は再び跳ぶ。

 

 空中で跳び蹴りを放つように構え、そのまま空中で回転。

 

「ハァッ!」

 

 そのまま、謎の怪獣に向かって飛び蹴りを放つ。

 

 跳び蹴りを受けた謎の怪獣は、吹き飛ばされながらも、その身体を再生させる。

 

 そして。

 

「なッ!」

 

 そのまま、怪獣は触手から次々とエネルギー弾を放っていく。

 

 その攻撃を俺は、空中で何とか避ける。

 

「ハッ!」

 

 空中で回避行動を取った俺は、そのまま怪獣に向かって跳びかかる。

 

 そのまま、空中から腕を振り上げ、攻撃を行う。

 

 しかし、俺のその攻撃を受けても、怪獣はその身体を再生させながら反撃をする。

 

「くっ」

 

 俺は、その攻撃を受けて、地面に着地。

 

「……っ!」

 

 このままでは、まずい。

 

 あの怪獣は、いくら攻撃を与えても、すぐに回復する。それに、こっちの攻撃もほとんど効いていない。

 

 このままでは、こっちが先に力尽きてしまう。

 

 どうすれば……。

 

 そう、悩んでいた時だった。

 

「ジュワ」(んっ?)

 

 謎の怪獣を攻撃をしている間、見つめる。

 

 それは、謎の怪獣の中に何か光が見える。

 

 それが一体何なのか分からない。

 

 だけど。

 

「シュゥゥ」(あれが何か分からない。けど)

 

 この状況を打開する。

 

 その為に、俺は走り出す。

 

 それに対して、謎の怪獣は、俺の行動を見て、すぐに触手での攻撃を行う。

 

 しかし。

 

「フッ!」

 

 俺は、手刀で全ての触手を斬り裂く。

 

 そのまま、一気にその怪獣との距離をつめる。

 

「ハァッ!」

 

 そのまま、謎の怪獣に向かって攻撃する。

 

 その攻撃は、謎の怪獣の身体に命中。

 

「シュゥゥ」

 

 謎の怪獣は、その攻撃を受けても、すぐに再生していく。

 

 しかし、俺の手は、その場所に手を伸ばす。

 

 その瞬間、俺の身体は光に包まれる。

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