※この作品はR-18です。

SSSS.GRIDMAN CCC   作:ボルメテウスさん

8 / 36
hirogaru

「これって、一体」

 

 これまで空白だったはずの場所に現れた港。

 

 疑問に思った俺とアカネは、そのままパソコンを見つめる。

 

「あそこ、何もなかったよね。それって、もう1人の私に、関係しているのかな」

 

 不安になりながら、先程現れた黒いアカネの事を気にする。

 

 あれがアカネなのは分かるが、どうしてアカネがいるのかが分からない。

 

 しかし、今はそんな事よりも、重要な事がある。

 

「アカネ、これはどうなっている?」

 

「うーん、ちょっと待ってね」

 

 アカネはパソコンを操作をすると、そこに映し出されたのは地図。

 

「アカネ、何だこれは」

 

「うーん、よく分からないけど、多分、怪獣を倒したのに関係しているのかな」

 

「やはり、そうかもしれない」

 

 怪獣を倒した状況を思い出す。

 

 怪獣を倒す前は、奇妙な空間だったが、倒した後は、普通の空間に戻っていた。

 

 それが、この場所の変化に関係しているのかもしれない。

 

「これからどうする」

 

 そう、アカネが問いかけてくる。

 

「このままじっとしていても、何も変わらないから」

 

「別の空白の場所に向かう必要があるな」

 

 俺とアカネの会話を聞いて、頷く。

 

「とにかく、怪獣との戦いが終わった後だしね。今は」

 

「体力の回復に務めるんだね」

 

 怪獣との戦いで、体力を消耗している。

 

 だけど、ゆっくりしてられない。

 

 危険が迫っているのは間違いないのだから。

 

 とにかく、休む事が大切だと判断した俺達は、そのまま休む事にした。

 

 未だに謎は多い。

 

 グリッドマンに関しても未だに分からない。

 

 あの時、リーリエの心に反応するように現れた槍も。

 

 未だに分からない事が多すぎた。

 

 ただ、確かなのは、この世界が危機なのは間違いない。

 

「とにかく、今は休むしかないよな」

 

 次の戦いは、まだ先だ。

 

 今は、自分達の安全を考えなければならない。

 

 とりあえず、今は休む事にした。

 

 黒いアカネ。

 

 その言葉の意味は、未だ分からないが。

 

 そして、まだ解明された訳ではない。

 

 まるで何かが原因で眠りについているかのようだった。

 

 一体、何がどうなっているんだと疑問を思いながら、眠ろうとした。

 

 けど。

 

「えっ」

 

 俺が休もうとした部屋。

 

 それは、校舎の中で教室の一室。

 

 そこに寝転がろうとしていた。

 

 だけど、そんな所で、俺が寝ようとした時。

 

 目の前に1人の人物が訪れていた。

 

「なんで、ここに」

 

 そうしながら、俺の方を見下している人物に目を向ける。

 

 俺の顔にかかる金髪。

 

 その人物は、今は寝ているはずのリーリエだった。

 

 彼女が、なぜこの部屋にいるのか。

 

「その、あの時の事の話の続きをしたくて」

 

 その言葉の意味に、少しだけ首を傾げる。

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。