その日は朝からムラムラしていた。こんな日に限ってあさみともれいともセックスするチャンスがない。自慰をする気にもならずそのまま塾に来たが、やはりムラムラはおさまらない。
「センセーこんちは!」
彩花が声をかけてくる。第2ボタンまで開けたシャツの胸元から黒いブラジャーがチラチラ見える。ムラムラしている俺には目の毒だった。
「おう」
俺は素っ気なく答えた。
「なに?元気ないじゃん」
「そんなことないよ」
「そう?」
「ああ……」
彩花の笑顔を見てさらに興奮する。相変わらず中学生なのにエロすぎる身体をしているからだ。スカートも短く太ももを露出させている。まるで誘惑されているようだった。
「じゃあ教室でねー!」
そう言って彼女はスキップしながら去って行った。
授業中、彼女のことを考えるとどうしても集中できない。生徒のことをそういう目で見てはいけないと思いつつも目が離せないのだ。今日は特に酷い。彩花のことを考えて股間が痛くなるほど勃起してしまった。ズボン越しでも形がはっきり分かる。
どうせならこの昂りをそのままぶつけてやりたい……。いつもは彩花から仕掛けてくるのに、こういうときに限って何もしてこない。立場上こちらから誘うわけにもいかない。しかし……一度火のついた劣情は簡単に収まるものではなかった。なんとか落ち着かせようと深呼吸してみたが効果がない。結局その後の授業では勃起したままになってしまった。
「先生、質問して良いですか?」
俺が個別授業を担当している中学二年生の杏珠が話しかけてきた。真面目な子で、自習時間にこうやって質問をしてくることも多い。
「構わないよ」
「この問題なんですが…」
杏珠の髪からシャンプーの甘い香りが漂ってくる。白のセーラー服からは水色のキャミソールが透けていた。普段であれば何てことはないのだが、異常にムラムラしている今の俺には堪らない。油断すると目の前の杏珠に襲いかかりそうだ。
彩花のムッチリとした身体も良いが、杏珠の細身で中学生らしい身体も俺の大好物だ。
杏珠が身を乗り出してノートを見せてくる。顔が近い。吐息がかかる距離だ。下半身が熱くなってきたのを感じた。まずい!勃っていることがバレる前にトイレに逃げ込むしかない。
「先生、これってどういう意味なんでしょうか?」
「これはその……つまりだな……」
俺は勃起を隠そうと前屈みの体勢になる。
「先生、どうしました?具合が悪いんですか?」
杏珠が心配そうな顔をする。
「大丈夫だよ」
俺はそう言いながら股間を手で押さえた。
「でもなんか辛そうですよ?」
「本当に平気だから」
「……」
杏珠は黙ったままこちらを見つめている。これ以上は不審に思われてしまう。
「ちょっとごめん!トイレに行かせてくれ!」
俺は立ち上がって個室へ駆け込んだ。そして便器に座って用を足すふりをしながら右手を動かす。
「あっ……うっ……」
気持ちいい。このまま果ててしまいたいくらいだ。目を閉じて妄想の世界に入る。頭の中では杏珠を犯していた。俺は杏珠のスカートの中に手を入れて下着の中へと入れていく。指先で割れ目に沿ってなぞっていくと湿っていた。濡れた感触を楽しむように何度も擦る。やがて膣内に人差し指を入れた。温かく柔らかい肉壁を押し広げるようにして奥深くまで挿入していく。指を出し入れしながら同時にクリトリスを刺激した。次第に快感が高まっていき絶頂を迎える寸前だったそのとき、コンコンというノック音が聞こえてきた。
「センセーいるんでしょ?開けてよ」
ドアの向こう側から彩花の声が聞こえる。まさかこんなタイミングで彼女が来るとは思わなかった。
「センセー?」
「今行くから待ってくれ」
仕方なく俺はズボンを上げてチャックを上げた。そして鍵を開ける。
「なんだ?」
「あのさー…」
「悪いけど後にしてくれないか?」
「えっ?」
「急いで戻らないといけないんだ」
「そっか……」
「じゃあな」
「うん……」
俺は逃げるようにしてトイレを出た。
危なかった。もう少しでトイレで自慰をしているのが彩花にバレるところだった。しかし結局最後までできなかったので、ムラムラをおさめるどころか余計にムラムラしてしまった。
「先生、もう大丈夫ですか?」
杏珠に声をかけられた。
「あ、ああ。大丈夫だよ。さっきはごめんね」
先ほど自慰中に妄想で犯していた杏珠を直視できない。顔を見るだけで勃起してしまいそうだ。
「いえ、私は別に……」
「次は杏珠と個別授業だったな。始めようか」
「はい!」
俺は杏珠に勉強を教え始める。彼女を見るとどうしても股間が疼いた。
ダメだと分かっていても抑えることができない。授業中ずっと勃起しっぱなしになってしまった。
「先生、ここ教えてください」
「そこはね……」
杏珠が身を寄せてくる。女の子の甘い香りが鼻孔をくすぐる。
「あ、なるほど」
顔を寄せた杏珠の吐息が耳にかかる。今の俺はそれだけで感じてしまう。
「先生、どうかしましたか?」
「い、いや何でもない」
「そうですか……」
俺は教師であるにも関わらず、杏珠の匂いに欲情してしまった。目の前に無防備な女子中学生がいる。手を伸ばせばすぐに抱き締められる距離だ。そんな状況に興奮してしまうのは当然のことだった。杏珠の白い首筋にキスをしたくて堪らない。しかしそれは許されないことだった。生徒に手を出すわけにはいかないからだ。俺は生徒のことをそういう目で見てはいけないと思いつつも、やはり目が離せないでいた。
「先生、ここの解き方なんですけど……」
「ああ、ここはね……」
今日は朝から天気が良くて暑かった。杏珠の首元から汗が流れ落ちる。
「ん?先生、もしかして体調が悪いんですか?」
「い、いや、全然平気だよ!」
「でもなんか今日、元気がないですよ?」
俺は杏珠の問いに答えられなかった。本当は杏珠に発情しているのだ。彼女の汗を見て性的に興奮している。俺の様子がおかしいことに気付いたのか、杏珠が顔を覗き込んできた。
「ちょっと暑くてしんどいだけだよ」
「たしかに今日は暑いですね」
そう言って杏珠はセーラー服の胸元を指で摘まんで引っ張っり、服の中に新鮮な空気を取り込んでいた。胸元が引っ張られるたびに開いた胸元から水色のキャミソールがのぞく。杏珠に悟られらいように目を凝らすとキャミソールのストラップと交差する白いブラ紐も見えた。マグナムに血が巡ってきた。下半身が熱くなる。
「すまん、少し自習しててくれ」
俺は我慢できずに立ち上がって前屈みでトイレへと向かった。そして個室に入りズボンとパンツを下ろしてペニスを握った。いつもより勃起していて硬い気がする。
俺は杏珠にオナニーをするところを見られたことを想像した。杏珠に見られながらするなんて恥ずかしすぎる。それなのに興奮して仕方がなかった。
杏珠が見ている。軽蔑の目でこちらを見ていた。俺は右手を動かしながら左手でシャツのボタンを外す。杏珠に見せつけるように乳首をつまんでコリコリと刺激すると、股間に電流が流れたような快感が走った。
「うっ……あっ……あっ……」
俺は夢中で自分の身体を弄った。杏珠の視線を感じる。彼女の侮蔑の眼差しを想像する。
「杏珠っ……」
名前を呼んでみる。返事はない。ただ黙って俺を見ているだけだ。
「あっ、イクっ……」
絶頂を迎えそうになった瞬間、誰かがトイレをノックした。慌てて手を止める。
「センセー、いる?」
彩花の声だ!
「だ、大丈夫だ!今開けるから待ってくれ」
俺は急いでズボンを上げてチャックを上げる。そしてドアの鍵を開けて外に出ると彩花がいた。
「どうしたんだ?」
俺は平静を装って聞く。
「ちょっと話したいことあって」
「今は別の子の授業中なんだ。後でいいか」
「あ、うん」
「じゃあな」
「うん……」
彩花はどこか寂しげな表情を浮かべていた。
二度も彩花に自慰を邪魔されてしまい、ムラムラは募るばかりだ。