リブグラス「それにしても、この星の法律っておかしいですね」
ルイ「どうしたんですか?」
リブグラス「うん、ほら犯罪犯したとしても、短いじゃないですか、まあそこより上級国民っていうのですか、逮捕逃れられるというのはおかしいと思いましてね」
ルイ「確かに、そうですね」
リブグラス「惑星リブラスではいかなる理由があろうと犯罪は犯罪でしてね、上級国民だろうがそうでなかろうが同等の扱いをするんですが、地球は違うようですね」
ルイ「そうですね、でもなんでそんな話に?」
リブグラス「そうですね、これですよ」
ルイ「そういえば、有名店でそういう事件ありましたね」
リブグラス「それで賠償金だけで済むってのがおかしいと思ってましてね、それではまた同じことを繰り返すのが目に見えてましてね、惑星リブラスなら賠償金では済まないと思いますがね」
ルイ「そうなんですね」
リブグラス「それに、このようなぬるい法律だから犯罪が増える一方だと思いましてね、こういう場合ってどこに行けばいいのですか?」
ルイ「多分、裁判所かな、もしくは国会ですね」
リブグラス「ではちょっと行ってきましょう」
ルイ「えっ、ちょっと」
リブグラス「どうしました?」
ルイ「えっ、本当に行くんですか?」
リブグラス「ええ、法律を扱う者としてさすがに見逃せないんですよ」
ルイ「ちょっと落ち着いてくださいよ」
リブグラス「そうですか」
ルイ「あのさすがに乗り込むのは」
リブグラス「そうですか・・・分かりました、そうだ、寿司食べたいですね」
ルイ「だったら実家が寿司屋なので」
リブグラス「そうでしたか」
ルイ「でもなんでお寿司を?」
リブグラス「ええ、前テレビを見てたら特集をやっていたのでね」
ルイ「そうだったんですね」
そして20分後
ルイ「ここが私の実家です」
リブグラス「なかなか立派な家ですね、法律専門の私が来ても場違いではありませんか?」
ルイ「大丈夫です、ただいま」
高嶺兄「ルイか」
ルイ「ちょっと知り合いがお寿司食べたいって言ったから」
高嶺兄「知り合いってそちらの」
ルイ「はい」
リブグラス「いつもルイさんにはお世話になってます。私は惑星リブラスの国王リブグラスです、簡単に言えば私は法律関連ってことですかね」
高嶺兄「えっと」
ルイ「気にしないで、えっと何を食べます?」
リブグラス「そうですね、そちらに任せます、あと酒があればいいのですが、ありますか?」
高嶺兄「お酒か?あるから持ってくる」
リブグラス「申し訳ありません」
そして20分後
リブグラス「それにしても、お寿司というものはとてもおいしい食べ物ですね」
高嶺兄「来ないな」
ルイ「どうしたの?」
高嶺兄「宴会をやるって言ってたお客さんがこなくて」
ルイ「電話は?」
高嶺兄「通じない」
リブグラス「それはいけませんね、無断でキャンセルするとなると店側の迷惑を考えない、その電話番号ありますか?」
高嶺兄「あるけど」
リブグラス「電話がつながらないとなると偽計業務妨害となりそうですね、こちらの星の法律を利用するのであれば、懲役は軽く120年はかかりますね、とにかくこの電話の主を見つけ出して裁判にかけてきましょうか」
高嶺兄「それはいいが、裁判の費用は?」
リブグラス「必要はありません、こちらは仕事なので、ではこちらはそろそろ、お金はこちらに置いとくので、ちょっと電話番号の主を裁判にかける準備が必要なので」
ルイ「えっ、ちょっと、今日はありがとうね」
高嶺兄「ああ、まったく面白い人だったな」