相姦遊戯その後(家族相姦編想定) 作:XX(旧山川海のすけ)
「ここ、観覧車じゃないの?」
思わず僕がそう洩らすと
「……そうですね。観覧車って言われるとしっくりくる部屋ですね。外は見えませんけど……」
「ドアなんてそれっぽいよね」
僕の言葉に、あおいとゆりも同意してくれた。
奥さんたちもそう思うか……
で、これでどんなゲームをするの……?
困惑して部屋を見回していると
『特別ゲームに挑戦。その勇気を讃えます』
部屋にはスピーカーがあって。
そこから声が。
声は続ける。
『このゲームの勝利条件はただひとつ。生きて外に出ることです』
……その内容を聞いたとき。
僕は変な汗を掻いてしまう。
そういうゲームなんじゃないか?
うっすらとそんな予想はしてたんだ。
運任せじゃない代わりに、失敗したら死ぬ。
そんなデスゲーム。
……一体どんなデスゲームなのか……?
僕は集中した。
説明を聞き逃すと、致命傷になりかねない。
『この観覧車がスタートして20分後。ドアのロックが外れます。その後、タイミングを計ってドアを開けて下さい。その瞬間、あなた方はその時点での外に放り出されます』
……ああ、つまり。
この観覧車のゴンドラが高い位置にあるときに、外に出たら墜落死を免れないわけね。
タイミングを計るって、どう計れば良いんだ……?
すると、一応のヒントが
『この観覧車は1周1時間です』
……1時間……!
つまり、最初のロックが外れるまでの時間をモノにすれば、そこからそれを2回。
それができるなら単純なゲームではあるんだけど……
いや、無理だろ。
体感で20分を計るとかできるわけないじゃん。
……何かヒントは無いか……?
僕は必死でこのゴンドラ内部を観察した。
だけど、何も無い。
思わせぶりな印とか、文章とか。
そんなもんが一切無いんだ。
あるのは……
お客様への注意書き。
このゴンドラ内でゴミを捨てないで下さい。
このゴンドラ内で痰を吐かないで下さい。
このゴンドラ内でセックスはご遠慮願います。
このゴンドラ内でウンコを垂れないで下さい。
このゴンドラ内でおしっこは厳禁です。
以上の行為をしたことが発覚した場合、強制的に降りていただき、その後罰金として1000LSコインを徴収します。
……そんな、意味不明の注意書き。
ゴミはともかく、その他はするかボケ! って言いたくなる内容。
どこの野蛮人だよ!
しないよ! ここでウンコやおしっこなんて!
馬鹿にしてんのか!?
そう思いながら必死で他に何か無いかを探しまくる。
床に這いつくばってまで、手がかりを求める僕。
お嫁さん2人も同じように各々手がかりを探してくれている。
そのとき
ポーンという音がして
『20分経ちました。ドアのロックを解除します』
……真のゲームスタートが宣言されたんだ。
手がかりが無いのに、迫る時間。