※この作品はR-18です。

相姦遊戯その後(家族相姦編想定)   作:XX(旧山川海のすけ)

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4つ目のゲーム開始


第33話 過去の襲来

 次に気が付いたら僕は、白いタキシードのような服を着ていた。

 

 というか……

 

(これ、花婿衣装だな。結婚式の)

 

 ドラマや創作物で腐るほど見た気がする。

 周囲を見回すと……

 

 教会だあ。

 間違いない。

 

 参列者は……なんかいる。

 いるけど……

 

 見覚えが無いな。

 知らん人たちがいっぱい参列者の席に座ってる。

 

 そして……

 

 僕の両サイドに花嫁が居た。

 

 無論それは……

 

「……これは……」

 

 はじめてのウエディングドレスに戸惑いと喜びを感じているゆり。

 綺麗だった。

 

 良く似合っている。

 新妻感が半端ない。

 

「綺麗だ。ゆり」

 

 僕の存在に気づき、ゆりは嬉しそうに微笑んだ。

 感激してるみたいだ。

 

「ゆうじさんとの結婚式……夢みたい」

 

 そして

 

「ゆりちゃん綺麗ね」

 

 幸せそうに眼を細めて祝福するのはあおい。

 あおいも同じように純白のウエディングドレスを身に付けている。

 

 ……2度目、なのかな……?

 

「あおいも美しいよ」

 

 僕が褒めると

 

「ありがとうございます。旦那様」

 

 僕に愛の籠った微笑みを返してくれた。

 

 

 

 しかし、花嫁2人で、花婿1人。

 これでどう結婚式するのと思ったんだけど。

 色々変則的だった。

 

 特に指輪の交換の概念が良く分かんなかったけど、一応指輪を嵌める場面があったね。

 

 3人、同じデザインの指輪を左手薬指に嵌めたんだ。

 妻2人には僕が。

 僕にはあおいとゆり、一緒に手を携えて嵌めてくれた。

 

「それでは誓いのキスを」

 

 見るからに神父役の人が祭壇に居る。

 普通に考えてキリスト教だと完全NGなんだよなぁ。

 

 重婚だし、近親婚だし。

 いいのかこれ?

 

 そんなことを頭の片隅で考え、小さく苦笑。

 

 そして神父の言葉に従い、2人の妻のヴェールを上げてキスを……

 

 しようとしたとき。

 

「ちょっと待てお前たち!」

 

「このクソ女!」

 

 怒声が。

 

 そしてバン、と。

 教会の出入り口の大扉が蹴り開けられる音。

 

 僕らは視線を向けてしまう。

 向けざるを得ない。

 

 そこにいたのは2人の男。

 

 ……1人は……

 

「父さん……!」

 

 40代半ばの威厳ある男性。

 年齢相応の姿だけど、身体はだらしなくなくて、少し小柄。

 僕の背が低いのはおそらくこの人が原因。

 

 連日の激務で白いものが髪に混じってる。

 

 僕の父さん……鹿島祐一。

 

 父さんは僕らに激しい怒りの表情を浮かべていた。

 それは鬼のようで。

 

 ……こんな父さん、見たことが無かった。

 幼少時に叱られたことが何度もあったけど、こんな顔をしていたことは無い。

 

 僕の血の気が引いていく。

 

 そして

 

「ゆり、これは一体どういうことだ……?」

 

 もう1人は見覚えのない若い男。

 年齢は多分、僕より年上で……

 

 高校生くらいに見えた。

 

 見た目は軽薄な感じで、悪っぽい雰囲気が。

 不良……?

 

 でもまあ、予想はつく。

 

 こいつ、僕がゆりを孕ませるときに身代わりにした奴か……。

 

「……祐一さん」

 

「……矢木くん」

 

 あおいとゆりの呟き。

 2人とも、動揺があった。

 

 僕ら夫婦3人の秘密の結婚式。

 

 そこに僕らが踏み台にした男2人が乗り込んで来たんだ……!




主人公たちが犠牲にしたものたちが襲ってきた
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