※この作品はR-18です。

妄想雑記   作:Mmmmmmmmm

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優秀な才能を持つ女子が、機械で拘束されて強制妊娠・出産を繰り返す羽目になる近未来の話。


118 優秀卵子保護法

21世紀を迎えた今、世界中で国家の垣根を越えて問題とされている、いくつかの懸念事項があります。

それは、少子化に、不登校児童の増加、晩婚化、出生率の低下、社会不適合者の増大など……

これらの問題の根本を辿っていくと、一つの原因がはっきりと表れます。

それが、一夫一妻制の恋愛結婚というシステムに則った出産システム。

つまり、「愛し合う男女が一組そろわなくては子供が生まれない」というシステムにあります。

 

また、この結婚というシステムそのものにも問題があります。

それは、恋愛して結婚して出産するというあまりに時間がかかる点、そして特に女性側の時間的・肉体的負担があまりにも多い点です。みなさんご存じの通り、男性と女性は異なる性別ではありますが、どちらが優位でどちらが劣っているということはなく、男性のには男性の、女性には女性の良さがある。

もちろん、女性の中でもとりわけ素晴らしい才能を持った優秀な女性というものがたくさんおります。

しかし、そうした優秀な女性が、恋愛が下手であれば結婚できず子供ができない。

結婚して子づくりして出産しなくては子供ができない。

子供ができなければ、その女性のたぐいまれなる素晴らしい才能は全て淘汰されてしまいます。

 

また、結婚までこぎつけたとしても、子供を産んでいる間はその女性の優秀な才能が発揮できる時間が不当に奪われるという事実。

子供は宝ではありますが、その子供を2人、3人、4人と産んだら、それだけ本人の才能は発揮されないわけです。

これは、才能をどぶに捨てるようなもの。

せっかく素晴らしき女性たちがいるのに、恋愛と結婚と子づくり出産に不当に時間が割かれてしまうのは、非常によろしくない。

 

そうした考えのもと、現代社会の抱える問題に対し、その根本である一夫一妻制かつ恋愛結婚というシステムに介入を試みたのが、20XX年に施行された"優秀卵子保護法"なのです。

 

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前置きが長くなりましたが、要するに。

「優秀な才能を持つ女性は、その才能を次世代につなげる、つまりその才能を持った子供を産むことに集中していただく」、そしてこれを国が主体となり法律に則って行うということになります。

 

具体的には、国家予算をかけて開発された"才能診断AI"ですべての国民の才能を診断します。

才能の有無に関しては、その子の身体データと血統、性格、心理状態など全ての情報を統合的に判断して行われます。

そして、その中でも才能ありと診断された若年女性は、法律に従って"優秀卵子保持者"として扱われます。

この優秀卵子保持者に選ばれる若年女性は、基本的には25歳未満が多く選ばれます。

AIが判断した場合は、中学生や小学生や、未就学児も可能性があります。

 

優秀卵子保持者に選ばれた女性は、その時点で人権を停止されます。

そして、学業や就労は国の権限で強制ストップとなり、優秀卵子保護センターまで直ちに出頭することが法律で義務付けられます。

ただし、自分が優秀卵子保持者に選ばれたことを受け入れられない女性や、情報伝達が遅く自分が優秀卵子保持者に選ばれたと知らないまま生活してしまう女性が生じる可能性も考慮し、優秀卵子保持者に選ばれた女性は法律のもと警察に補導されます。

 

そうして優秀卵子保護センターに隔離された女性たちは、その場で全員服を脱いでいただきます。

全裸になって、その場で優秀卵子保護カプセルに入っていただきます。

今後優秀卵子期間が完了するまでは服を着ることを許されません。

外部との連絡も、優秀卵子の不当な外的ストレスとなる可能性を考慮して遮断しています。

 

優秀卵子保護カプセルの中では、優秀卵子の保護という目的において最適な環境を維持しつつ、高性能アームが優秀卵子保持者の四肢を拘束し、四肢の代わりに働きます。

カプセルの中では、優秀卵子は指一本動かすことなく、快適に過ごしていただくのです。

そして、優秀卵子保持者の仕事は、その優秀な卵子をすべて国家に提供し、一つも無駄にせず優秀な次世代を生産すること。

よって、毎日男性との性行為を行っていただきます。

 

毎日何人もの男性と性行為を行っていただきます。

もともとは、卵子のみを摘出し子宮外で受精および妊娠をする案もあったのですが、倫理委員会の判断のもとに「直接膣内に射精していただいて、可能な限り自然な形で妊娠してもらう」という方針になりました。

遺伝子の偏りのないように、性行為を行う男性はAIがランダムに選び、一人の優秀卵子保持者につき毎日6人と性交してもらいます。

これは、AIに選ばれた男性が満足に性交するにはおそらく3時間は必要だろうという倫理委員会の協議結果に基づく時間です。

必然的に毎日18時間は休みなく性交に費やすため、残りの6時間が睡眠時間となります。

食事の時間は性交の邪魔にならないように点滴で栄養剤が投与されます。

 

性交において、女性側の負担をできるだけ減らすため、栄養剤だけでなく女性の感度および性的興奮を増大させる薬剤、いわゆる"媚薬"を投与します。

また、効率よく卵子を受精させるため、排卵調整薬も同時に投与します。

遺伝子の多様性を維持するため、可能な限り卵子は一度に1個しか使用したくはないのです。

効率よく、周期的に排卵し、その卵子に受精・妊娠していただきます。

 

また、性交で男性側も苦痛を伴わないように、性交中は男性側が優秀卵子保持者の身体を好きなように弄りまわして構わないというルールとなっています。

男性側が希望した体勢で性交できるように、高性能アームで優秀卵子保持者は拘束・操作されます。

男性は望むのであれば、アームで咽頭性交(フェラチオ/イラマチオ)や肛門性交(アナルセックス)や、両方の乳房で陰茎を挟む行為(パイズリ)などをさせることも可能です。

ただし、どんな性交で快感を得ても構いませんが、必ず1回は膣内射精を行い、子供を作るという目的は果たさなくてはなりません。

 

優秀卵子保護カプセルの提供する妊娠しやすい環境と、妊娠に向けたホルモン調整薬および媚薬の影響で、性交を開始してから1-2週間でほとんどの女性は妊娠をします。

妊娠してからは、安全な出産のための"出産モード"に変更となります。

妊娠モードでは、点滴の栄養剤を調整し、生まれてくる児童がなるべく早く成長するようにします。

 

また、優秀卵子保護法に則った新時代の妊娠システムのために開発された、"妊娠期間短縮薬"も投与し、妊娠してから1か月で問題なく出産できるようにします。

この妊娠期間短縮薬は、本来の10か月かかる妊娠期間を1か月に短縮しつつ、その後の子供の成長に影響を出さないという新薬です。

その代わり、優秀卵子保持者は本来10か月かかる妊娠を1か月で経験させられるため、かなりの負担となりますが、倫理委員会の協議の結果「25歳までにすべての卵子を受精・出産させるためには仕方のない犠牲である」として、なんとか受け入れていただく方針となっています。

こうして、優秀卵子保護カプセルと妊娠期間短縮薬によって、優秀乱視保持者を1か月1回のペースで妊娠・出産を繰り返させることに成功しました。

 

もちろん、妊娠から出産までの時間を無駄にすることはなく、全て未来の才能あることどものため、そしてそうした子供を滞りなく出産していくために、時間を有効活用していきます。

具体的には、優秀卵子保持者が妊娠している間に、胎児に影響のでないタイプの媚薬を常に投与し、優秀卵子保持者を常時発情させます。

また、次回の性行為でより女性側の負担を減らし、かつ男性側の満足のいく性交を行っていただくため、妊娠中は常時性感帯の開発を行います。

これは、AIが個々の優秀卵子保持者の最も好みのタイプの自慰行為を判断し、適切なセルフプレジャーグッズを用いて快感を与え続けます。

こうして、個人差はありますが概ね2-3回出産経験を経れば、どの優秀卵子保持者も"どんな男性と性交しても満足に絶頂できる、性感度の極めて高い女性"になれるのです。

 

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以上が優秀卵子保護法及び優秀卵子保護センターの基本的な概要となります。

続きまして、これまでの優秀卵子保護法の実用例をご紹介します。

 

まずはこちらの女性。

こちらはAIによると千年に一人の美少女とのことです。

生後早期から優秀卵子保持が確認されており、早々にセンター送りになっていました。

センターでは、妊娠可能な年齢になるまで毎日媚薬の投与と性感帯開発が行われ、今後の性交に耐えられる性器となるように育成されました。

妊娠可能、つまり初めての排卵が確認されたその日から実際の性交が始まりました。

それからは毎月のように妊娠と出産を繰り返し、一つの優秀卵子をも無駄にすることなく、15歳を迎えて卵子が枯渇しました。

優秀卵子が枯渇したため、優秀卵子保持者ではないのでセンターを出所となりましたが、生後すぐに連れてこられてからは特に教育も施さずに媚薬漬けの毎日を過ごしながら15歳を迎えたため、"顔だけは千年に一人の美少女な、無知で愚かな少女"となりました。

センター出所後はどう生きるかは本人の自由であったため、簡単に小学校入学手続きなどの説明をしましたが全く理解できていない様子で、とにかく性行為による快楽を求めている状態でした。

妊娠する可能性はゼロですから、今後はその類まれなる美しい顔を武器に、性産業界隈で才能を発揮するのが一つの筋道ではないかと思われます。

 

続いて、こちらの女性。

天才ピアニストと判定された16歳の女子高生でした。

すでに卵子を5年分失われていたうえ、性交歴もなく、ここから毎月の妊娠・出産を繰り返す生活にするのは困難かと考えられたのですが、優秀卵子保護センターの見事な手腕により、無事すべての優秀卵子を受精へと導くことができました。

この例により「優秀卵子保持者と発覚した年齢にかかわらず、センターに収容することで残存する優秀卵子の保護につながる」ことがわかり、より多くの優秀卵子保持者を保護する流れができました。

こちらの女性も、19歳で優秀卵子が枯渇しセンターを出所となりましたが、その後は「元優秀卵子保持者のピアニスト」として世間の注目の的となったようです。

ピアノの腕のブランクはあれどすぐに復帰して優秀なピアニストになるかと思われましたが、本人は媚薬の耐性がなかったようで、センター出所後もピアノの練習の代わりに自慰行為にふけり、そのままSNSで誰でも呼び出して性交可能な女性になったようです。

いくら膣内射精しても決して妊娠しない、性感帯の開発された優秀な女性というのは、それだけで男性からすれば極上の女性となるわけです。

こうした元優秀卵子保持者への行動を介して、この国を支える若者たちの活力の支えになっていただければ幸いだと考えています。

 

続いてはこちらの女性。

金メダリスト確実と言われた、新体操界のエリート神童女子です。

この子も早くから目をつけられていたため、7歳で捕獲となり媚薬漬けの毎日。

妊娠可能年齢である12歳から妊娠と出産を繰り返し、15歳で出所となりました。

優秀卵子としての質もよく、生まれてきた優秀ベビーたちは早くから新体操の英才教育が行われているようです。

この子を筆頭に、スポーツの才能のある女子はスタミナも優秀で適応能力が高い個体が多く、15歳に卵子が枯渇しセンターを出所した後も、ブランクを気にせずスポーツの世界に復帰し華々しい活躍をみせることが多いです。

媚薬漬けになって性感帯が開発されたことが、スポーツへの活力と結びついてより一層の活動性へとつながっているのではないかと考えている専門家もおり、今後「性欲の高さや性行為の頻度が、スポーツの才能にいかに影響を与えるのか」を研究するプログラムも、現在政府主導で検討しているとのことでした。

なお、やはり活動性の上昇に伴い性欲も上昇しているようで、このようなスポーツ系の才能を持っていた元優秀卵子保持者は皆、妊娠リスクなしで膣内射精可能な自らの性器を売りに、様々な国の選手と性交に及ぶ傾向にあることが分かっています。

性交で親交を深めあうことは政府としても喜ばしい状態と考えており、妊娠リスクがないためコンドームの使用が不要という点も環境に配慮できていてよいとの意見も見られています。

 

続いては、こちらの女性。

優秀な学力をAIに判定され、13歳にしてセンター収容となった女子生徒です。

一度見た・聞いたことは決して忘れない記憶力と、持っている知識を柔軟にフル活用する機転・柔軟性・応用力を認められたとのことです。

彼女は自らセンターに出頭し、「AIに優秀卵子として認定されて光栄だわ。早速だけど、効率化のために卵子の摘出をお願いできないかしら」と依頼してきた記録が残っています。

センター職員はそのような個人的以来には対応していないため、応接室に連れて行ったところで即アーム拘束し、そのまま優秀卵子保護カプセルに収容されたようです。

特に犯行が強く、アームから抜け出そうと暴れる様子が複数回確認されており、性行為の間もずっと男性の精子提供者に対し罵詈雑言を浴びせるといった問題行動も見られていたようです。

そのため、現場の計らいで性感帯開発システムを2倍に増強し、自分が優秀な卵子を提供"させていただいている"立場なのだということをわからせる方針で運用されていたようです。

それでもこの子の減らず口は続いていましたが、そんな生意気な少女が成功のたびにだらしなく絶頂を繰り返し、喘ぎ声しか上げられなくなる様子が好評だったとのアンケート結果が残っています。

結局この子は16歳で卵子を使いきって出所しましたが、その後はここでの経験を活かして「より強烈な快楽を味わえる薬剤」の開発や、「一度の性行為でどのようなプレイをしたら最も快感を得られるか」といった研究に没頭し、去年わいせつ物陳列罪で逮捕されました。

 

最後は、こちらの女性。

この子は経営能力の高さをAIに判定された、日本有数の大財閥○○財閥のお嬢様です。

このような社会的地位の高い女性は、センター収容時に不要なトラブルを起こす可能性が高いとして、事前発表やセンター入所依頼はせず、AIが判定したその日のうちに直接訪問して穏便にセンター入所していただく方針となっています。

しかし、経営能力の高さ故か、訪問を見越してすでに国外逃亡をしていたため、倫理委員会の承認を得て超法規的手段に出ることとなりました。

財閥は解体し、○○財閥の経営にかかわる一族を全て逮捕しました。

肝心のお嬢様はすでに両親とともにプライベートジェットで離陸済みでしたが、着陸予定地点を計算して待ち伏せし、到着と同時に身柄を確保となりました。

お嬢様は当然優秀卵子保持者のため、即刻センター収容・管理となり、その日から体内に宿していた優秀卵子の妊娠・出産業務にあたってもらいました。

その後は18歳で出所となりましたが、財閥は解体され無一文で、超法規的措置のつじつま合わせで前科持ちとなった彼女が、生まれ持った経営スキルでまた財界に返り咲く日を心待ちにしています。

 

また、このお嬢様のセンター収容にあたって、財閥経営にかかわっていた一族を全員身柄を確保しましたが、その身柄拘束とお嬢様の捜索・確保にかかった時間と経費あは全てそちらの財閥から吸い上げた資産でまかなえたようです。

それだけではなく、「不要な手間暇をかけさせたのだから、国としても何か措置が必要ではないか」との意見もありました。

そのため、お嬢様以外の一族のうち、卵子の残っている女性を"標準卵子提供者"と神明して、優秀卵子保護センターの一角に収容する方針となりました。

ちなみに、標準卵子提供者以外は、超法規的措置のつじつま合わせとして全員無期懲役として国中の刑務所に分散して収容する運びとなりました。

 

このたび新しく設けられた"標準卵子提供者"は、優秀卵子保持者に準じた扱いを行い、宿している卵子を全て国が管理することとなった女性のことです。

ただし、優秀卵子保持者ではなく人数も少なくないため、全員に優秀卵子保持者と同等の待遇を施していては税金の無駄遣いにつながるという意見もあり、優秀卵子保持者と比較して一部の待に差異があります。

具体的には、全員全裸で個室に隔離されますが、栄養剤の点滴や妊娠期間短縮薬の使用はせず、本来の妊娠期間のまま膣内射精・妊娠・出産を行い、それらを卵子が枯渇するまで行います。

また、標準的な卵子でしかなく、AIの管理でランダムに男性をあてがう必要はないと思われるため、標準卵子提供者は顔や性器の写真と年齢・本名・来歴などをまとめた情報を公表し、ボランティアの男性による指名式で膣内射精してもらう方針となっています。

必然的に50歳近くの年齢になるまではセンター管理となりますが、40を過ぎたあたりで卵子の質は低下し妊娠可能性が下がるだけでなく、膣内射精希望者も減少していきます。

そのため、1か月間指名のつかなかった標準卵子提供者はセンターでの管理は不要と判断され、速やかに卵子提供業務を中止し全国いずれかの刑務所へ輸送されます。

最終卵子の妊娠・出産が確認されるまでセンターにいられた個体のみが、センター出所し前科者として社会生活に復帰する権利がありますが、現在のところ卵子提供業務を完了してセンターを出所となった個体は認めていません。

 

以上で挙げた例は、優秀卵子保持者の中でも一部にすぎません。

しかし、彼女たちが提供し、受精・妊娠・出産した優秀卵子由来のベビーたちは、すでにその才能の片りんを見せています。

その中でも特に優秀な才能を持つ個体は、再度AIに優秀卵子保持者として判定され、生まれた時から妊娠・出産の英才教育を施されているといったこともあるようです。

彼女らに提供していただいた優秀な生命が、この国、いや、世界中が抱える問題を解決する糸口になることを祈って、我々優秀卵子保護センターは今日も稼働し続けております。

皆様の明るい未来を、一緒に育んでいきましょう!

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