多分子供向けTCG世界か何かに転生したっぽいが、俺だけ成人誌の世界なんだが? 作:輝く羊モドキ
カタ……カタカタ……
「……ふう、とりあえずこんなものかな」
私は今日の分の絵を投稿し、伸びをしながら椅子から立ち上がる。
ふと作業部屋兼リビングを見れば、女の私から見ても美女美少女達が思い思いの体勢で寛いでいた。
広いソファベッドの上に今回のコミケの戦利品を広げながらわちゃわちゃしてる、妖精のような羽を背中から生やした美少女達。
ゲーム機を大型テレビに接続し、ドタドタとフィットネスゲームをしている大柄な赤い美女。
そのゲーム機の後続機を手に持って、レースゲーム内のキャラクターがカーブを曲がると一緒になって身体を傾ける赤い美少女達。
端の方では四人で卓を囲んで、13牌の手札を一つづつ順番に入れ替えては一喜一憂する美女、美少女達。
そして、この家に居る唯一の男性である少年は、大柄な黒い美女をソファ替わりにしながら床にカードを大量に並べてデッキを組んでいた。
こんな彼、彼女らだが、ひとたび絵の仕事となると一人一人が私以上の手の速さで確実な仕事を熟し、この世界に様々な存在の痕跡を残していた。
絵の仕事だけではなく、データ入力、CGクリエイター、プログラミング等、多岐にわたる仕事をパパパっと熟して好き勝手生きるに十二分な量の金額を稼いでいた。
そんな彼女達は、この世界の人間ではなかった。それどころか少年を除いて、全員人間ですら無かった。
彼女達は、私が描いた漫画『スピリット・ワルツ』シリーズの住人であるカードの精霊であり、そんな彼女らを使役する少年は人間にして神様でもある。どういう事なの。
なぜ、そんな漫画の世界の住人が、現実世界に居てしかも私の家にいるのか。それは私にも分からない。ただ一つ言える事は、こんな生活もそれほど悪くはないという事だ。
◆
彼、
その当時の私は割と気が狂っていて、週刊誌の仕事と月刊誌の仕事を同時に請け負っていた。締め切りに追われる日々。溜まるストレス。別に書きたくもない話を、金の為に捻出しながら描き上げる。そうして爆発したストレスがいつの間にかワイルドカードを描き上げて配布していた。
お気に入りのショタを虐げるのは本当に気分が良くなる。自分の性癖全てを詰め込んだキャラクターを描き、それを精神的にも性的にもイジメ倒すと考えると絶頂する。
しかし精神的に絶頂しても、肉体的には欲求不満が溜まっていた。有体に言うと、非常にムラムラしていた。
コミケで配布を終えた帰り道、私は打ち上げの誘いを全て断って真っすぐに自宅へ向かっていた。自分で描いた、自分用のイラストを見ながらお気に入りのディルドでマン穴を穿り回す。当時から異性にモテてはいても性癖が終わっている私は男性経験皆無のアラサー喪女だった。
当時から今なお住んでいる広い豪邸。かつては両親と共に住んでいた家だが、両親二人とも鬼籍に入ってしまい住むのは私一人だけとなった家。
暗い夜。家の中に入れば、何故かリビング兼仕事場としている部屋のど真ん中に倒れている人を見つけた。
自分の知らない人が、自宅の中で倒れている。普通の人間なら、即座に緊急通報をするだろう。
しかし当時の私は、あいにく普通ではなかった。
倒れている人は子供のような背格好で、漫画の世界から飛び出してきたかのように整った顔たちで、私の理想そのものだった。
帰って即座にお気に入りディルドで自分のマン穴穿り回すつもりだった私は、倒れる人に跨って衣服を破り捨て、レイプをした。
意識を失っている子供の口を貪り、その股間のイチモツを今まで自身の指か無機物しか経験したことの無い処女マンコで咥え込み、脳内麻薬でキまった身体を上下に揺らし続けて犯した。
ギリギリ精通を迎えてそうな子供。そのイチモツは、意識を失っていても機能していた。
ビュッ、ビュッ、と精液が膣内に迸る度、私の脳はバチバチと脳内物質を弾けさせていた。
何度目かの射精の後、私は倒れているショタの脚を抱え上げてその小さくて柔らかな陰嚢にむしゃぶりつく。
垂れた精液の味とショタ金玉の味を堪能し尽くし、迸る脳内麻薬によって涙を流しながらお尻の穴の中まで味わい尽くした。
夜が明けて日が昇るころ。目の前で倒れるショタの身体で舐めてない所が無い程に味わい尽くした私は何度目かも分からない騎乗位を行っていた所。
ショタの目が、開いた。
脳内が麻薬漬けになってイカレていた私は、咄嗟にショタの喉を絞めようと両手を首に掛けた……その直後。
私の身体が宙に浮いていた。
「おげっふぅ!!?」
それは魔法的な力ではなく、ただショタが私の腹に脚をぶち込み、自身の力と床の反動を攻撃力に変換した鋭い蹴りだった。
アラサー女の人体が浮くほどの強さでもって蹴られた私は物理法則にしたがい、放物線を描いて壁に背中から叩きつけられた。
強いストレスを浴び続けた私の精神と、脳内麻薬漬けになってバグった私の肉体は身体を壁にぶつけた衝撃であっさりと意識を手放した。
目を覚ませば、乱れた衣服を整えられた上で全身を光る縄のようなもので雁字搦めに縛られていた。
顔を上げれば、そこには数人の人影が見えた。
一見して幼い少女に見えたが、よく見れば羽の生えた妖精のような姿の子が『ねえどんな気持ち?ねえ今どんな気持ち?』と踊りながら私の周りを回っている。他にも同じように羽の生えた妖精がトーンを切る用のカッターを持って『処す?処す?』と飛び回っている。
赤肌の大柄な女性が右手に持った金棒を左手に打ち付けながら睨みつけ、その横には赤肌の女の子達が刀と鈍器にもなりえる分厚い辞書のようなものを持って佇んでいた。
部屋の天井ギリギリまで大きな体の黒い半透明の女性が、感情の読めないその真っ黒な眼で私を見下ろしている。
そして私の半分以下の身長を持つショタが排水溝に溜まったヌメリを見るかのような眼で私をみおろしっひゅぅ~~^^
じょろろろろろ……
生暖かく臭い立つ液体が縛られた私の股から流れ出る。いっけねイケショタの眼で股間が漏れた。
ショタ以外の全員が私を見る目が一つに変わる。かつて学校に通っていた際に、ショタへの溢れんばかりの愛を絶叫しながら描いた絵を同級生に見られた時と同じ目だ。コイツマジかよという変態へ向ける目だった。
ショタの私を見る目が排水溝に溜まったヌメリからドブ川から這い出てきたゴキブリの群れを見る目に変わり、私の股間から溢れる黄金色の液体は勢いを強めた。ふへっ。
全身から漏れ出たショタへの愛がようやく止まった時、ショタが何処からともなく身の丈を超えるギロチンじみた大斧を取り出して私の首目掛けて振り下ろそうとするも周りの女性達が必死になって留めていた時。ようやく私は、目の前の女性達が私の描いた世界に出てくるクリーチャー共とほぼ同じ姿形をしている事に気が付いた。
聞けば、彼女達は全員が『ぐちゃぐちゃに叩き潰された終わった世界』からコッチに世界移動してきたばかりだと言う。そして、その彼女達が仕える
彼の名は、罪火胤 遊祇。何の偶然か、少し前に配布したスピリット・ワルツ・ワイルドカードの主人公と同じ名前である。その苗字もワイルドカードでは公開していない裏設定として考えていたものと全く一緒であった。
彼の姿形こそ、スピリット・ワルツ・ワイルドカードの主人公とは似ていないものの、やはり見れば見る程長い時をかけて心を苦難と絶望でぐちゃぐちゃに
「だぼらァ!」
「ボミ゜ッ」
彼に飛び掛かった私を迎撃するは、大斧の持ち手側の根本、石突で私の顎を粉砕し、床に倒れる私に向けて断頭台じみた大斧が私をみじん切りにした。
「はぁッ!?」
バッと目が覚めれば、そこはやはり私の仕事場兼リビングとして活用している部屋。
全身を貫く激痛が先程の死が夢ではなかったと主張し、顔をあげると私好みのイケショタが居たので服を脱いで襲い掛かる……直前、赤肌の大女が私の両腕を押さえ込む。
「【エルフの鎮静剤】」
ショタが何処からともなく取り出した水薬を、入れ物のガラスごと私に向けて投げて中の薬が私にぶちまけられる。
バリン!
ガラスが割れる音と共にすごい落ち着いた。
割れたガラスが容赦なく私の身体を切り裂いて珠のような肌がズタズタになったがすごく落ち着いている私は大した痛みを感じていなかった。
「【ゴブリンの傷薬】」
再び放り投げられるガラス瓶が私の身体にぶち当たって中身をまき散らすが、今度はズタズタに切り裂かれた皮膚が逆再生のように元に戻ってツヤツヤの珠の肌になった。
ものすごく落ち着いている私は、彼女達がようやくこの世界のモノではないという事を理解した。
曰く、彼らは『ぐちゃぐちゃに叩き潰された終わった世界』に、次元的に開いた穴から飛び出してきたと言う。
曰く、主たる彼は『終わった世界』とはまた別の世界から魂の結びつきを目印に跳躍してきたと言う。
曰く、主たる彼は2万年以上もの精神修行を超え、更に別の世界に転生した先で現人神として生まれ、10数年の肉体修行によって世界の理を捻じ曲げる力を得たと言う。
そうして彼はカードの力をほぼ自在に現実へ呼び出す力を持ち、彼の仲間を『終わった世界』から回収して、次元的に開いた穴から飛び出した先がこの部屋だったと。ただ連続した次元跳躍によって一時的に力を使い果たした彼はこの部屋の中央で気絶し、たまたまその時帰ってきた私に昏睡レイプされたと。ありがとうございます。
すごく落ち着いている私は、彼らが所謂漫画の世界の住人という事を理解した。そして彼らにとって私はある意味創造神に近い存在でもあると。
しかしそうは言っても、現実の私はただの忙しい漫画家であり、彼らは次元跳躍が出来る程の異能的存在である。畢竟、革命は成った。既に成っていた。
先ほどのように、創造神を生かすも殺すも自在な彼とその仲間達は、何もない『終わった世界』に居るよりかはとこの世界に来たが、この世界に来たところで特段やることも無いと。
恨みつらみを晴らさんと世界を無茶苦茶にする破壊神となっても良いが、『終わった世界』となる直前にほぼ同じような事をやっていた事もあり、はっきり言えば
ならば、なればこそは。彼らの生みの親として、創造神として。私は彼らに生きる意味を与えよう。
描いたキャラクターが実際に目の前に現れ、生きている。なんとも漫画家として、創作家として、これ以上ない程の誉れよ。
彼らに住む家を与えよう。一人で暮らすには余りに広い家を。
彼らに価値ある仕事を与えよう。多くの人を喜ばせる名誉ある仕事を。
彼らに生きる実感を与えよう。誰かに喜んでもらったという確かな証拠は、彼らの人生をより豊かにする物と交換できる。
ものすごく落ち着いている私は、彼とそのオマケを家に住まわせ、彼らにアシスタントの仕事を任せる事にした。
彼は2万年以上の精神修行の際に、カードに描かれていた絵を模写する事もやっていたらしく一目見た絵を完全にコピーする事が出来るとの事。
そして彼の仲間達も、彼ほどではないにしても『終わった世界』で他にやることも無く永い間地面に絵を描いたり、誰も居なくなった世界でパソコンを弄ったりしていたらしい。
彼らは、この世界にあっという間に適応した。
◆
彼らとの生活は、既に10年以上経っていた。
彼らが居た世界程ではないが、この世界にもスピリット・ワルツというカードゲームが浸透し、多くの人々が楽しんでいた。
世界大会が何度か開催され、その景品となる特別仕様のカードが何枚も世界に散らばっている。カードゲーム漫画家としては大成功を納めていると言っても過言ではないだろう。
……だが、それでも『彼』は満たされていなかった。
「……ターン、エンド……」
「俺のターン。ドロー、からの一斉攻撃します」
「……参りました」
「ありがとうございました」
敗者の差し出す手に、一切の迷いなく右手を返して握手をする『彼』は、何処かつまらなさそうに世界大会の決勝戦を終えた。
まあ、ある意味当然の結果ではある。スピリット・ワルツというカードゲームが世界に広まり、今や世界規模で開催される大会も行われる程に人気を博したカードゲームとなったとしても。
『彼』の過ごしてきた2万年以上の年月を超えられる者は現れなかった。
【認識阻害の仮面】を脱ぎ、【
全力で戦う相手に対して、彼は本気ではあれど全力ではない力で戦い、そして勝ってしまう。つまり、彼はカードの精霊に愛されているという絶対的なアドバンテージが無かったとしても、世界大会で優勝してきてしまうのだ。彼にとって、スピリット・ワルツは仲間との絆であれど勝つか負けるか分からない、魂が燃えるような”楽しいゲーム”ではとうに無くなってしまっていた。
それが彼女らにはとても悲しい事ではあった。
そして何より、”ソレ”を生み出した私にとっても。
だから、というわけではないが。
既にこのまま老後まで過ごせるほどの印税を稼いでいるから余暇としての執筆、というわけでもないが。
彼らに合わせて、
私は、彼の……
元々はただぼんやりと考えていた、世に出す事は考えていなかった私だけの裏設定。
ちょっと目を離した隙に好き勝手しやがったアニメスタッフに思わず苦言を呈してしまったけども。
妄想にも劣る様な、カスみたいな裏設定だったけど。
『彼』の話を、仔細にわたって紙に描写して。
『私』の狂気を、『彼』の正気を、そして『
何の意味もない行動かもしれない。
何の意味をなさないかもしれない。
でも。私は。彼らの創造神だから。
被創造物を思いのままにするのは私の権利で、被創造物を幸せにしてやるのが
そうしてコミケで、
私の前に多くの人が列を成している。
そして、私の前から離れた人はすぐ隣の、『彼』の前に列を成していく。
事前に彼には、
彼の圧倒的な力に心折られた人が列から離れていく。
それでも。
私は。
私が、創造神だから。
「オレのターン、ドロー!ッ来たぁ!!手札からプレストカード【財宝への抜け穴】発動!」
「連弾発動します。プレストカード【スライム充満落とし穴】」
「墓地から連弾発動!【緊急停止遮断弁】」
「同じく墓地から連弾発動【墓地墓地の僻み】」
「除外ゾーンから連弾発動【異次元殺法コンボ!】」
「手札からスピリットカード【超次元偵察部隊】をゲームから除外にして無効にします」
「……今、何連弾?」
「6連弾……まさか!?」
「そのまさかだ!
「……この連弾で発動した相手のカード全ての効果を無効にし、自分はカードを連弾数と同じ数ドローする」
「効果解決!ロイド先生のカード効果はすべて無効になってオレは【6首連弾】までの7連弾分カードドロー!そして【異次元殺法コンボ!】で除外ゾーンからスピリット2体呼び戻し、【緊急停止遮断弁】は既に【スライム充満落とし穴】は無効になっているから不発、最後、【財宝への抜け穴】で俺のフィールドに存在する全てのスピリットは直接攻撃出来る!さあワルツフェイズ!先ずは除外ゾーンから来た【
「……ふふ」
「【
「ふふふ……」
「【
「くっふふふふ」
「オレの場にいるスピリット全て攻撃した……が、まさかこれで終わりと思わないよなぁ?」
「手札が7枚あって終わるわけが無いだろ?」
「当然!オレは手札のサンライズとムーンシューターを選択してプレスト発動!【【
「失ったライフから【不幸を告げる妖精】を召喚!」
「構わねえ!ムーンシューターは貫通能力持ちだ!妖精に攻撃!」
「手札からプレスト発動【ダウンフォース】!」
「ならオレは連弾発動【スイッチヒッター】!ダウンフォースの効果をサンライズに移す!攻撃続行!妖精は破壊して貫通!これでロイド先生のライフはゼロだ!」
「くはは」
「そして手札から【チェンジ/バスター】発動!サンライズとムーンシューターに重なってる【
「手札からプレスト発動【アルティメットボム】!」
「アブソービートの効果でコイツを墓地に送って無効!トドメだ!!!」
「くはっはははは!お見事ッ!負けました!!!」
「ありがとうございましたァ!!!!」
「「「うおおワルツロイド先生に勝ったあああ!!!」」」
ほらね。
世界は広いものだから。
貴方は、スピリット・ワルツで笑顔になれる。
貴方は、この世界で幸せになれる。
だって
世界が、貴方の幸せを求めているから。
◆
カタ……カタカタ……
真っ暗闇が外の世界を覆い隠す時間に、リビングにキーボードを叩く音が響く。
今この部屋に居るのは私と、まだデッキを弄っている彼だけ。後の皆は寝室で眠っているだろう。
静かな唸り声をあげる機械に繋がっているモニターには、阿鼻叫喚と言うに相応しい文字列が流れていっている。
「『救いは無いのか』ねぇ」
「ンな?」
目の前に映る文字を無意識に読み上げると、その声に釣られた無意識ショタボイスが私の耳を打つ。
その舌ったらずな声を聞いて椅子から立ち上がりながら衣服を脱ぎ捨て、愛液でべちゃべちゃになったパンツをショタに被せようとした瞬間に眼前に迫りくるガラス瓶。
ガシャンと音を立てて中身が飛び散り、私はすごい落ち着いた。
「で、何だって?」
「いえ……」
脱ぎ捨てた衣服を着なおし、再び椅子に座る私。
ペトペトと生足音を立てながら椅子の横に立ち、画面を覗いてくる遊祇君。
「何だこれ、掲示板か?」
「ツイッターに投稿できないような『剥き出しの声』を見るのに丁度いいから」
「ふーん……『悪食くんに救いの手を』ねぇ」
遊祇君の吐く息を吸う。なんだろう、多分必須アミノ酸とか含まれてる味がする。
「……この世界に来て良かった?」
「ああ、まあな」
そう言ってニヤリと笑う遊祇君。
「楽しいゲーム、美味い飯、何をしてもいいし、何にもしなくていい自由な日々」
ペトペトと生足音を立てて、残り香を残してテーブルに戻っていく遊祇君。
「そして何より、全力を出した俺より強いヤツがまだ居るっていうんだ。ワクワクするだろ?」
前よりも厚みを増したデッキをケースにしまい、残ったカードを片付けていく。
「どうせ永遠に近い時間を生きるんだ。道中は楽しむだけ楽しまなくちゃな」
スピリット・ワルツのカードを、大切に、大事にしまっていく。
「救いは無いのか、だって?十分救われてるよ俺は」
その眼は、黒く。深く。闇のように吸い込まれるような眼で。
「一緒に生きる家族が居て、仲間が居て、友達も居る。一度全部投げ出して諦めて滅茶苦茶にしたってのに、またチャンスが来た」
それでも、その眼はブラックダイヤモンドのように力強く輝いていた。
「もう、間違えない。馬鹿みたいなこだわりは捨てた。それだけの話さ」
彼の言葉に、私は―――
「あの」
「何だよ」
ぶっきらぼうに彼が答える。
「もう一人、作らない?」
彼の返事はガラス瓶だった。
おわり
輪廻転生を繰り返す現人神
罪火胤 遊祇 ざいかいん ゆうぎ
↓
鳴羅 遊祇 なるら ゆうぎ
鳴羅とおる作『スピリット・ワルツ・ワイルドカード』の世界に生まれ、何度か輪廻転生を繰り返した果てに神となった元人間。
スピリット・ワルツのカードを具現化出来る能力を持ち、その力を使って別世界に渡る事も出来る。
過去別れてしまった仲間達を回収するべく、魂の繋がりから『スピリット・ワルツ』異世界編の世界から『ワイルドカードが終了した後の世界』に移動し、その後次元的に開いた穴から『鳴羅とおるが居る現実世界』に移転した。
『ジョーカー』においてグラトニーのカードが燃え尽きた後も主となる意識は無かったが生存はしていた。しかし本編終了直前に財華院最華が逮捕され、その後遊条の所に世話になるもメンテナンスが出来る者が居ないため10年で壊れた=死亡した。
その後、異世界編と呼ばれる世界に転生したが、2万年以上もの魂の情報を持っている遊祇は生まれながらにして現人神としての力を持ち、その力を十全に扱えるように産まれた直後から修行を行い、10数年で完全に覚醒した。
魂の繋がりを辿り、異世界編の世界から『ワイルドカード』にたどり着き、仲間を回収。そして現実世界へと転がり込んだ。
現実世界に移転した後は作画担当、及びストレス解消担当として精を出していた。
遊戯王カードとポケモンカードも持っている。
実は遊戯王カードとポケモンカード及びその他TCGカードも一通り具現化出来る。
世界をまたぐ忠義者にして寵愛者
暴食スライム グラトニー
罪火胤遊祇を主とし、その魂を分かつ者を産んだ。結果、『ワイルドカード』時空においてグラトニーは2枚(自分+悪食との子供)存在していた。
自身とその子供は同一でありながら別個体として存在していたが、『ワイルドカード』世界が終了し、別世界へと向かう主の魂を追いかけて1体のグラトニーが『ジョーカー』の世界へと行った。
本編の通り『ジョーカー』において依り代となる《グラトニーのカード》は燃え尽きたが、魂そのものは実質的に遊祇と融合していたので、遊祇の死後は一緒に異世界編と呼ばれる世界に転生した。その後『ワイルドカード』に移動した際に元々存在していたグラトニーと遊祇の魂と融合していたグラトニーは再び合一し、その記憶が完全に同期した。
現実世界に移転した後は主に作画担当を行っており、鳴羅とおると同じ絵柄で週刊連載を描いていた。
週に5回くらいねっちょんねっちょんした。いっぱいデキちゃった。
地獄の番人長 カグラ
タイムスケジュール管理、肉体労働担当。
各々の仕事の納期確認。必要に応じて護衛等を行っていた。
週に3回くらいずっこんばっこんした。まあまあ産まれちゃった。
番人長補佐 キリエ・キリカ
アシスタント。
細かい作業やカラー塗り等を行っていた。
週に2回くらいパコパコした。そこそこ産まれちゃった。
欲望妖精ズ
コンピューター関連担当。
データ入力からCGデザイン、プログラミングなんでもござれ。ただしウェブ会議だけは勘弁な!
週6でちゅっちゅした。ぽこじゃか増えた。
暗黒の不死鳥
家事・料理担当。
自分を料理する事は無くなったが、それでも鶏肉料理は欠かせない。
週1で朝チュンした。玉子は食べた。
世界喰らう大顎門
オカルト対策担当。
現実世界に居る『悪いモノ』を排除している。
夢の中でぎゅってしてる。赤ちゃんが出来る行為はしていない。
その他の精霊達
思い思いの方法で何らかの仕事をしてお金を稼いでいる。
少なくとも週に1回はチョメチョメした。いっぱいぽっこりした。
鳴羅とおる
原作・原案・原画・月刊誌・ファンボ担当。
第一子は順調に育っているがそろそろ二人目欲しいんだけどな~チラッチラッ
二人目と言わずに何十人何百人こさえても良いんだけどな~チラッチラッ
避妊してても良いんだけどなぁ~~~チラッチラッ
なお遊祇とその仲間達の手によって性癖矯正がされた模様。