※この作品はR-18です。

いばら姫ヨル・フォージャーがマードック・スワンのセックスフレンドにされるまで   作:柊雪華

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いばら姫ヨル・フォージャーがマードック・スワンのセックスフレンドにされるまで

【1】

 

 マードック・スワン47才。イーデン校第2寮寮長である彼は、名前のスワンからは想像もできないほど弛んだ頬と他人を見下した目をしていた。体格も極めてだらしなく、腹が出ても気にせず足を組むような不格好な中年男である。

 他人からの評価ではこの男にはあまり関わりたくないというのが本音だ。

 なにせ、先代校長の一人息子というだけでイーデン校で働いている男だ。なにかにつけて親の話を持ち出し、生徒列びに教職員を見下すことは日常茶飯事であった。

 

「ほほう……興味深いな……」

 

 寮の自室で赤く腫れた鼻を押さえながら、資料に目を通していた。

 

「あの女、確かに普通の女とは違っていたが、このような経歴があったとはなぁ」

 

 マードックの手にあるのはヨル・フォージャーという女性に関する資料だった。

 数日前、イーデン校親子面接において、やたらとエレガントとうるさい第一寮長が気に入っていたフォージャー家の妻である。

 赤く腫れた鼻の原因でもあるこの家族をマードックは訝しんでいた。どこか奇妙でちぐはぐな関係にみえたのだ。そう、あの歪な家族構成には必ずなにか隠されている。マードックの長年の経験が直感で訴えてきた。

 そこで探偵を雇って調べさせたのだ。

 

「まさか殺人鬼、いや殺し屋だったとはなぁ。しかも、なんだ、いばら姫……たいそうな名前をつけてるじゃないか。ほぉ~ん」

 

 資料に貼り付けられている一枚の写真。ヨルが昼間の職場である市役所で働いている姿を写したものだ。普通の職員にしか見えないが、正体が殺し屋だと知っているマードックにとっては恐ろしいものにみえた。

 資料を再度確認する。

 ヨル・フォージャー。黒髪の女。背が高く、体型はスリムながらも胸は大きいほうだ。

 27才という話だが男性経験は過去に存在する気配がない。

 旦那のロイド・フォージャーとの関係だが、探偵の調査では殺し屋であることは隠しているとのことだった。

 肉体関係についてはまだ調査の段階となっていたが、夫婦二人きりで過ごす夜がないため、二人の間にあるかどうかは定かではないとある。

 

「さすがに27で処女なんているはずないよね。でもこの身体……しゃぶり尽くしてみるのも一興かなぁ」

 

 ニヤついた顔を隠しもせず窓に目を向けた。

 入り込む日差しよりも股間の逸物が熱を帯びる。

 ただの人妻を陵辱したところで面白い話ではない。これまでもイーデン校に入学した若く、綺麗で、良家の妻を食い物にしてきた。

 立場を利用すればたいていの女は首を縦に振る。我が子の将来のためと股を開くのだ。なかには普段から肉欲の劣情に飢えた女がいる。そういう時は女からくる。

 

「あの女じゃ自分から来るとは思えんな。むふふ、相手は殺し屋さんだ、手を回しておかんとねぇ」

 

 火遊びをするのも悪くない。

 マードックはヨル・フォージャーへ連絡をとることにした。

 

【2】

 

 ヨル・フォージャーはひとりでイーデン校に赴いていた。

 校舎ではなく、直接第2寮の寮長室に向かう。

 呼び出したのはかのマードック・スワンである。面談のとき、料理ができないことでキツい言葉を浴びせてきた中年の男だ。今度はなにを言われるのかとヒヤヒヤしたが怒られはしなかった。

 なんでも学校に関する大事な用事ということだけを聞かされた。

 身なりを整えてやってきたが気乗りはしなかった。ただアーニャが何か粗相をしたのかと気がかりで不安にかられていた。

 昼間の寮には子供の姿がない。反響する足音を聞きながら長い廊下を歩く。

 寮の奥の奥にある寮長室に到着すると意を決してドアをノックした。

 

「入りたまえ」

「失礼しま……す。ヨル・フォージャーですが……」

「うむ。入って座りたまえ」

 

 穏やかな声で迎えられる。

 緊張しながらソファーに座るとマードックが対面に座った。

 手には分厚い紙の束が握られている。

 

「あのう本日はどのような件で呼ばれたのでしょうか。アーニャさんのことですか」

「ん? ああ、用件は来たらいうという話だったか」

 

 どうでもよさそうに言うと紙を机の上に放り投げた。

 

「いやな、いろいろと臭くてな。調べさせて貰ったらこれだ。いばら姫さん」

「ッ?! なっ……ッ!!」

 

 机の上には自分の写真。

 昼間の姿から、夜の現場まで完全に写真に撮られている。

 いばら姫がスポットライトを浴びた舞台の上で立っているようだった。

 外灯の明かりを受けたいばら姫の顔が晒されていた。

 これまで犯したことのない失態に、背筋が凍り、反射的に行動をはじめる。

 机の上に置かれていたペンを手にして飛びかかった。

 

「殺しますッ!」

「馬鹿な真似はやめたほうがいいぞ」

「ッ!?」

 

 押し倒して首にペンを突き立てようとしたが何かがおかしい。マードックの表情に恐怖が微塵もない。ペン一本でも首の頸動脈に突き刺せば人間は死ぬ。

 それくらい分かっていそうだが、マードックは表情を変えていなかった。

 

「死ぬのが怖くないんですか、馬鹿な真似とはなんです」

「頭を冷やしなさい。わざわざ呼んで死ぬような馬鹿がいるものか。お前が来ることは学校も知っている。来客名簿に記載したろう。もし、わしが死んだら疑われるのはお前だぞ」

「で、でも……」

 

 手に力が入らなくなってしまう。

 

「娘のアーニャを人殺しの娘にするつもりか……おっともう人殺しの娘か」

「やはり殺す。あなたを殺したあとに考えますっ!」

「わしが死ねばお前の悪行がバレるぞ。そうかっかするな。いばら姫であることはもう各所に伝わっているんだ、ふふっ、わしが死ねば新聞でも公表されるぞ」

 

 殺意が消える。

 ペンを机において立ち上がると見下ろした。

 無様な格好で倒れているマードックが自分の胸や腰に視線を向けていることはわかった。

 

「好い身体しとるな」

「ひぃっ?!」

「その反応はもしかして、処女か、いいぞぉ、わしは年増の処女も好きだな」

 

 立ち上がるとスーツの襟を正して寮長机に移動した。席に座ってヨルをみつめる。

 

「黙っているつもりだったが……さっきの無礼は許せんなぁ、旦那と娘にヨル・フォージャーという女が殺し屋であると連絡してやろうか。一家離散は免れんな」

「やめてっ!! お願いです……お二人には、関係のないことです。それに……」

「それに?」

「あの二人には感謝していて、私は……幸せなんです……この暮らしを壊したくないんです」

 

 マードックの求める言葉だった。

 殺し屋いばら姫。探偵の話によれば十数年前から働いているらしい。長年、人を殺して生きてきた女が懇願する姿は悦楽の極みになる。

 

「バラされたくないか。幸せか。よくいうなぁ、自分の立場がわかってないんじゃないの?」

 

 とぼけた顔をしていった。

 あの面接のときと同じように小馬鹿にしたような顔だった。

 

「ッ……」

 

 今度は助けてくれる人はいない。

 マードックを怒らせてはならない。殺してもならない。

 どうしていいか、わからず立ち尽くしているとマードックが歩み寄ってきた。

 

「さっきの反応。27にもなってこの身体を使ったことのないからわからんでもないが……」

「ぃっ、やっ!?」

 

 腰に手がまわってくる。

 肩を撫でられ、中年男の吐く息が首筋にあたる。

 

「可愛らしい声を出すな。ここまで言ってわからんかな、わしとセックスすれば見逃してやるという話なんだがな」

 

 首筋の匂いを嗅がれ、胸を揉まれた。

 ブラジャーをしていたがマードックの手の形や感触が伝わってくる。

 ショーツが食い込むくらい強く揉まれた。

 

「……すれば黙っていてくれるんですね」

「そうだな。とりあえず黙っておいてやる。従順な牝になれば、今後のことも考えてやろう」

「わかりました、で、でしたら、んっ!? んんっ、あっ、んっ……」

 

 マードックの手が全身をなで回してくる。

 服のボタンを外されて、胸を露出させられる。抵抗できないまま、じっとしているとスカートのホックも外されて、下着姿にされてしまった。

 

「おおっ! 綺麗な肌しとるなぁ。あの旦那とはセックスしてないんだな」

「ロイドさんとはしてませんっ、んん゛っ゛……」

 

 脂っこい手で肌を撫でられ揉まれる。

 殺し屋として活動してきたヨルの身体はいざとなれば筋力が増して武器となる。だが、普段は普通の女と何ら変わりない柔らかさをしていた。

 マードックの手によって四肢を隈無く触られると胴体が熱を帯びてきた。

 

「んっ……もうやめて……こんなことしても楽しくないでしょ……」

 

 異性との経験は皆無。

 キスの経験さえないヨルにとって悪夢そのものだった。

 

「愉しいぞ。体裁を取り繕ってないでヨルも楽しめ。男と女の間柄だ、身体だけの付き合いというのも覚えた方が良いぞ」

 

 止める気配はない。

 マードックの手が尻に絡みつく。純白のショーツの生地が破れてしまいそうなほど力強く揉まれるとヨルは歯を噛みしめた。

 

「はぐぅっ?! んんっ……」

「ほほう、感度はなかなかだな。ほれ、お尻のほうはどうだね」

 

 左右の尻肉を交互に持ち上げながら力を込めて練り上げる。

 

「んっ……そんな、あっ、やめてっ、あっ……ひっ、ぁあぁっ……ぐっ……」

「まだ声を我慢しているな。だがこれはどうかな」

 

 ヨルの身体を検査するように指が股座へと潜り込んだ。

 ショーツの上からつーっと滑ると割れ目が痺れた。

 

「あああぁぁっ、んんっ、あぁぁ、んぐっ!! もう止めてください、私はこんなことされたくないんですっ、あぁぁっ、あああぁぁっ、いやいやっ、ああ!」

「おお! いい反応するじゃないか。ほれ机に手をついて尻を出せ」

 

 言われた通りするつもりはなかったが、マードックの指に逆らえない。逆らえば正体が知られてしまう。

 机に寄りかかって尻を突き出すと処女膣の入り口を執拗に指が這う。

 

「んっ、もうやめてくださいっ、これじゃ、おかしくなっていまいますからッ」

「たまにはおかしくなることも覚えろ。ほれ、ほれ、ほれ」

 

 ぐいぐいと割れ目を指が圧してくる。

 滲み出てくる愛液がショーツに染みこむ。

 マードックが愛液の存在に気づくと割れ目のなかへと指を入れた。

 

「はうっ?! あぁぁあぁ、もう、だめですっ、ああぁぁぁぁっ! あっ! あっ! あっ! あっ!」

 

 指の動きは執拗かつ繊細。処女膣に性の快楽を覚えさせる。

 我慢できない声が漏れ、ヨルの膝は震えだした。

 

「ほれイけ。わしの指で絶頂しろ」

 

 膣の奥へするりと指が入り込んだ。

 

「ッッ!? なにっ、これはっ?! ひっひぐっ?!」

 

 殺し屋いばら姫が中年男の指であっけなく絶頂した。

 人生初の絶頂はヨルの正常な思考を奪い去る。27年間知らずなかった性の感覚が芽生えると欲望が強くなってしまう。

 

「今度は自分でしてもらおうか。オナニーしなさい」

「オナニー……ってなんですか……」

「オナニーだよ、オナニー。自慰。自分でここを弄ってイクってこと」

 

 マードックは怒らなかった。

 ヨルの知識はゼロそのものだ。嘘はついていない。完全に天然の処女であった。

 だからこそ、調教のしがいがある。男にとっては楽しみを増やしてくれるイイ女でしかなかった。

 机の上を指さして乗れと命じるとヨルは従った。

 

「これでいいのでしょうか……はしたないような……んんっ!?」

 

 押し倒され、机の上で仰向けにされる。

 

「これでいい。ほらさっさとオマンコを弄れ。今なら感覚も良い具合だろう。もっと気持ちよくなれるぞ」

「はい……んっ、自分でここを弄る……はぁぁぁっ、あぁっ、あぁぁっ、気持ちいいです……あぁっ、ぁあっ!」

 

 股座に手をやると割れ目を開いて指を挿入する。

 溢れてくる愛液を掻き出す。

 

「ああぁあ、あぁっ、ぁぁぁぁ、これがオナニー……んっ……こんなことをさせてんぅ?!」

「おおっ、いいぞぉ、色っぽい声を出すじゃないか」

 

 クチュクチュと音が鳴るなか、ベルトを外す音がした。

 マードックだ。ベルトを外してスラックスごと下着を落とす。

 

「ひっ?!」

「なにを驚いている。そうか、チンポを見るのもはじめてか。ほれ、よく見ろ」

 

 数多の人妻を犯してきた中年男の鬼畜肉棒がヨルの顔の上にやってくる。

 肌の色よりも黒く、血管が浮き上がった、グロテスクな出で立ちをしている肉棒。

 おぞましい形をしているのに嗅いだことのない甘い香りがした。

 

「こ、これがチンポ……なの……」

「どうした。見た感想を述べてもらおうかな」

「いえ、そんな……感想なんて何もないです」

「それはおかしいだろう。ほれ、ここはどうだ? んん?」

 

 肉棒を持ち雁首の溝や先端を見せつける。人生ではじめて見る男性の生殖器に目をこらすしかなかった。

 

「す、すごい……これがチンポ……ぁぁぁ!? んぐっ!?」

 

 指の動きが速くなる。

 膣のどこを触れば気持ちいいのかもう理解していた。

 特に気持ちよくなれる場所を重点的に押して、擦って、衝く。

 

「ぁはぁっ、はあぁはぁはぁぁぁぁ! くっ、なんて匂いをしているんですか……臭くて鼻が曲がってしまいます」

「強情だが発情しているな。チンポの匂いが好きとは恐れ入る。そうだぞ、お前のオマンコにこいつが入るんだ。女を気持ちよくさせるための形をしているのがわかるか」

 

 勃起しきったペニスを扱くと先端から我慢汁が垂れた。匂いの元ともいえる水滴がヨルの顔に落ちる。

 

「ふぅ、んぉぁぁっ、んっ……汚い汁を顔に掛けないでください」

「汚い汁だとぉ!? こいつはお前を気持ちよくさせてくれるんだぞ」

 

 マードックがヨルの顔にペニスを押しつける。

 生臭い匂いが顔中につくと同時に熱い滾りに頬が灼かれるように思えた。

 

「んっ?! んん゛ん゛ん゛ん゛ッ!!」

「おおっ?! スベスベとした肌をしているなぁ。顔もなかなか好みだぞ、とくに厭がっているときの顔はそそられる」

 

 顔中に我慢汁を塗り終わると再度見せつけた。

 

「ほれ、よくみろ」

「……なら言いますが、こんな形は最低です! 卑猥な形にすぎませんっ」

「卑猥なぁ。ここを見ろ。この雁首のエラはな、女の膣壁を掻き毟ってやれるんだぞぉ。この長くて太い竿は女の膣をドスドスと行き来するためのものだ。どれもこれも、女を満足させるためのものなんだぞぉ」

 

 特大の亀頭から透明の汁が垂れ落ちる。

 顔に付着した粘液と同じ匂いだった。

 

「ど、どうだってかまいません! あなたの勝手に付き合う気なんてないんですっ!」

 

 突っぱねたところでマードックのやることは変わらなかった。

 己の逸物を扱く。

 

「その顔を見ているだけで射精できるぞ。おお゛っ、お゛っ、お゛!!」

 

 ビュッビュッビュルルルルルウウウウウウウウウウウウ!!

 

 苦しそうな声をあげたあと、白濁液が放たれた。

 自慰行為に身体が熱くなっていたヨルの顔にかかった。

 

「あぁ!? ん゛ん゛ん゛ん゛ッ?!」

「ふぅ。いやぁ、ヨルのオナニーを見ていると射精してしまったな。ほれ、これが精液だ。子供を作るための種だぞ」

 

 顔にペニスを擦りつけると熱い精液が染みこんでいく。

 管に残っていた精液まで鼻に塗られると呼吸の度に強烈な匂いが肺に流れてくる。

 

「ぁぁあっ! すんっ、あぁぉぉ、ぁっ、ぁっ、お゛ぅ、あぁぁあぁ!?」

 

 クチュクチュクチュクチュクチュクチュクチュクチュッ!!

 

 精液を浴びると秘部を弄る指が激しくなった。

 

「あぁっ、ぁっ、くるっ!? きてしまいますッ! さっきのイクがきますっ!」

「精液の匂いでイクか」

「違いますっ、んぬぅぅ?! はいっ、匂いでイク! この匂い、だめぇ、あっぁぁあぁあっ! だめだめだめっ!! 感じたらイク! もうきてしまいますっ、あぁっ……ぁああああああ!!」

 

 ヨルの身体が机の上で跳ねた。

 はじめてのオナニーで加減がわらかなかったのか、かなり激しく弄っていた。

 そのためか膣に与える快感が大きすぎた。

 ヨルにとって、オナニーとは、激しい快楽を与えてくれるものとなった。

 

「こんな姿を見せられてはもう我慢できないな」

 

 ヨルの顔に塗りだくった精液を指ですくうとティッシュで拭いた。ヨルの顔を見ると汚れはほとんど見られない。薄く施された化粧もまだ残っている。

 

「精液の匂いがする女もいいもんだ」

 

 ヨルの足の方へ回り込むと避妊具を付けていない肉棒をあてがった。

 

「まっ」

「まさか待ってくださいとでもいうのかな。ヨルのオマンコは濡れきっていて、男をほしがっているじゃないか」

 

 肉棒が割れ目を擦り上げた。

 

「ん゛~~~~~~~~~~~~!!」

「ほれ、もうイク寸前だ、今ならお願いしたら挿入してやるぞ」

「あぁぁ……ふざけないでください! 私のオマンコは玩具ではないんです、だ、大事な、ことのためにあるんですっ!」

「大事なことか。子作りかね?」

 

 マードックの手に身体は素直に言うことを聞いてしまう。

 股が広げられると膣肉が盛り上がり、丘陵を作り上げてしまった。

 いきり勃った肉棒は丘陵を押しつぶすように迫ってくる。

 

「あああぐっ?! ぅぅぅぅぅぅっ!」

 

 呼吸を整えようとしても無駄だった。肉棒を擦りつけられると下腹部が猛烈に熱くなる。

 マードックが何もすることなく、足が開かれていった。

 ヨルの隙にすかさず腰を突き出す。処女膣へ中年男の熟練肉棒が潜り込んだ。

 

「ぃ゛ぃぃぐぅぅっ!? ああぁああ゛あ゛ッ!? ぐっぐぁぁぁ!」

「おおう、痛かったかな。わしのデカブツはヤリ馴れてる娼婦でも苦しいらしいからな。だが容赦はせんぞ。いばら姫」

「いっ、ぐっ……私のはじめてを……こんな形で、ぃ゛ッ?!」

 

 肉棒が未開通の膣肉を割り裂く。

 

「処女膣といっても濡れているな。すぐに気持ちよくなるから安心するといい」

「なにがっ、安心ですかっ?! そんなこと、ぐっぐううぅぅぅぅぅっ!」

 

 肉棒が膣奥に到達した。

 結合部から鮮血が流れ出した。

 

「破瓜の証だな。いいぞ、ほれ、このまま動かしてやろうな」

 

 奥まで挿入した肉棒を引き抜く。割り裂かれた膣肉に肉傘が擦れるとヨルは歯を食い縛った。いばら姫たる彼女ですら膣粘膜の裂傷は涙が出るほどの痛みを伴っていた。

 

「あ゛っ! ぐっぅぅぅぅ!! 殺しますっ、あなたを必ずっ!」

「無理だよ。そんなことしたら家族崩壊。ヨルくんもこの国にいられなくなる」

 

 処女の膣肉を割開き子宮口を押しつぶす。

 

「ああぁああぁぁぁぁああああ゛あ゛あ゛あ゛!!」

 

 想像できていなかった。

 マードック・スワンという男の力を。

 女の膣肉は彼の肉棒に従順になるように設計されているようだった。

 

「あぁあっ、なにっ、なぜ、こんなっ!?」

「感じてしまうのか、かな?」

 

 マードックの顔が近づく。

 

「わしのチンポはなかなかの優れものだよ。一度味わったらやみつきになる。顔に塗りだくった精液も同じだ。もう犯してほしくてたまらないんだろう」

「誰が、そんなこと思いますか! ああぁぁっ、ぐっ、んんっ?!」

 

 女として得られる快楽の壮絶さ。

 全身の神経が焼き切れるかと思うほどの壮烈な甘美。

 ヨルは肺の中の空気をすべて抜くと子宮口を灼く肉棒を受け入れていく。

 

「んん~~~~~~~~~っ♡ これがセックスなの、あぁぁ、ぁぁ、あぁぁっ!! 奥が焼けてしまうの」

「まだ挿入だけだろ。セックスというのは腰を動かして……まあいい。ほれオマンコでちゃんと感じろ」

 

 腰をグリグリと動かす。ピストン前の確認だった。

 机に手を置き、顔を近づけると腰を動かし始めた。

 

「いやです! あぁあっ♡ あぐっ♡ 抑えられない、すごいですっ、膣内で暴れてっ! あぁああっ! 違いますっ、感じてなんか! ひっ?! チンポすごいことになってます♡ あぁああああ゛あ゛あ゛♡」

 

 挿抜運動の往復毎にヨルの感覚が狂う。

 痛みはどこかへと消え去り、膣肉を摩擦する巨大な怪物がやってきた。粘膜が擦れると全身がむせび泣くほどの快楽が迸ってくる。

 

「所詮、女だな。一皮剥けば殺し屋も女ってところか」

 

 肉棒が膣内を掻き回す。

 はじめての性交だというのに、もう馴れている。

 

「ほらっ、こうして膣奥を押したらどうだ」

 

 腰を強く突き出した。

 子宮口に衝突するとさらに奥へと押していく。

 

「あぁぁあっ! ぐっぐぐうっ♡ 響いてくるっ! 私の奥の奥になにかあるようで、あぁぁ♡ これだめぇぇえええっ?!」

「そうかそうか。好きか。ならもうわしを殺そうなんてするなよ」

「ええっ!? あ゛、あ゛、あ゛、イヤです! お断りですッ! 必ず殺してっ、ひひぐうううううううううう!!」

 

 マードックの指が陰核を抓った。

 

「急所を晒しているということを忘れるなよ、いばら姫」

「ひぃひぃひぃっ! ひっぐうううううううううううう!!」

「お前なんぞ、膣奥を叩いてクリトリスを抓れば簡単に絶頂させられるんだぞ」

 

 腰の速度は変わらない。だが、力の入れ方が違っていた。

 膣奥に当たる瞬間だけ殴りつけるように動かしている。

 

「あぁあ゛~~~~~~~~~~っ!! わかりましたっ、マードックさんは殺しません! 殺さないと誓いますっ!」

「よしよし、いい子だ、ん?」

 

 膣奥を衝くとヨルの乳房が暴れる。

 マードックはブラジャーを引きちぎるように取ると投げ捨てた。

 

「なかなかの乳房だな。弾力もあって乳首も綺麗だ」

 

 腰を前後に動かしながら乳房を鷲掴みにした。

 乳頭を絞り上げるとむしゃぶりつく。

 

「ひぃあぁぁっ♡ そこはっ♡ 大事なところですから、舐めたりされると困ります」

「大事なところだから舐めてるんだろう。こんなに勃起させてなにが困るんだ」

 

 中年の身体はまるで性交するためだけにあるようだった。

 舌を撓らせ乳首を舐めると唇で咥えて赤ん坊のように吸い立てる。

 

「あっ♡ ひぁああぁあぁっ♡ もう、もう、イク♡ イクんですっ♡ 私っ♡ もうイッてしまいます、ぁぁぁあ゛ッ♡ んん゛!?」

 

 絶頂への昂ぶりのなかで、唇が塞がれた。

 マードックの舌が口内へと入ってくる。ヨルは抵抗できなかった。それどころか、子宮口を押しつぶされると舌が出てしまった。

 

「れろっ、れろちゅちゅべろっ♡ キスは好きな人とするものであはぁあっ♡ れろれろっ♡ ぢゅぢゅちゅちゅ♡」

 

 唾液が口の周りについても気にならない。

 

「わしを好きになればいいだろうが」

「んっ、んっぅぅううううううううう!!」

 

 舌同士、粘膜が擦れ合うと昂揚する。絶頂の感覚が何倍にも膨れ上がっていく。

 

「ちゅれろっ、このまま射精してやる。わしのチンポを覚えろよ、ヨル!」

「ああぁあ゛♡ はい、覚えます♡ 射精してくださいっ♡ 壊れるっ?! あぁぁぁぁ♡」

 

 その声のあと、マードックは唇を塞いで舌を絡めた。

 ヨルの膣奥に肉棒を挿入し執拗なまでに掻き回す。

 膣肉が熱くなり、また絶頂の波がやってくる。身体の主導権を渡すと肉棒の形がはっきりとしてくる。

 

「あぁぁぁあああっ♡ イク♡ イクんです♡ わたし、もうだめっ♡」

「ふううんんっ!!」

 

 ぶびゅびゅびゅうううううううううううううう!!

 

 膣奥に叩きつけると共に大量の精液を放った。

 ヨルの子宮口に熱い迸りがかかる。

 二人は舌を絡め合ったまま何分も抱き合っていた。

 やがて射精が終わり、性臭が部屋に立ちこめる。男女の情事が交わされた部屋の中でマードック・スワンは自慢の肉棒を引き抜いた。

 

「これからお前はわしの女だ。わしが呼べば必ず来るんだ、いいな!」

 

 陰核を指で擦りながら怒鳴る。

 

「嗚呼……はい♡ あなたの……女です……いひっ♡ ひぎゅっ♡」

「なあに娘のことは気にするな、お前が従順な女である限りはむしろ助けてやる。た~っぷりと可愛がってやるぞ、ヨル」

 

 ショーツを元に戻すと愛液と精液が滲んだ。

 

【3】

 

 マードック・スワンとの関係を持ったあと、ヨルの日常は一変した。

 仕事の最中であっても彼からの電話が職場にやってきた。ねっとりとした声で仕事が終わったあとにイーデン校へ来るように言われるのだ。

 なにをするのか聞かなくともわかる。

 しかし、その誘いを断ることができない。

 声を聞くだけであの日の熱い滾りが蘇り、子宮が溜まらなく男を求めてしまう。

 マードック・スワンとの性行為はそれほどまでに彼女の疼きを満たしてくれた。

 10日が過ぎる頃にはすっかり通い妻に変わり果ていた。職場に掛かる電話を楽しみにするようになり今日はどのような下着を身につけていこうかとさえ考える。

 ロイドとアーニャへの罪悪感がないわけでない。むしろ二人への後ろめたさが興奮の材料にまでなっていた。

 

「……失礼します」

 

 マードック・スワンの寮長室に足を運ぶ。

 先日も同じ時間にやってきて子宮口へ熱い肉棒をぶち込んでもらったばかりだ。

 膣は思い出して濡れていた。

 

「入りなさい」

 

 ヨル・フォージャーという性知識皆無の女生徒と、マードック・スワンという性経験豊富の中年男性教諭。

 まるで教師と生徒の関係のようだった。

 

「お仕事の途中でしたか?」

「うむ、まだ仕事が片付いてなくてね。いいからこっちに来なさい」

「…………」

 

 無言で立ち尽くす。

 

「警戒するな。それとも……わしに反抗するかな?」

「しません……」

 

 言われた通りに近づくとソファーに座ろうとしたが手招きされた。

 なにか言われるのだろうか、と緊張しながらも近づくと椅子の下を指差した。

 

「そろそろフェラチオもできるだろ。その綺麗なおっぱいもつかえ。いつまでもわしがしてばかりなんて面倒くさいぞ」

「わかりました……フェラチオ……おっぱい……」

 

 上半身を着飾る衣服を脱ぎ去る。ブラジャーも外して机と椅子の間に入り込んだ。

 マードックはヨルの顔に向けて股間の逸物を滾らせたまま、手を動かし始める。

 

「さっさとしろ」

「はいっ、失礼します」

 

 通い妻のスイッチが入るとジッパーを下ろして熱くなった肉棒を取り出した。

 

「あのう……ほかの女性と性交しましたか」

「したぞ。学生の母親でな。ヨルよりも三つ上か……欲求不満の人妻だ。それがなんだ」

「いえ、なんでもありません」

 

 スーツから、股間の逸物から、女の香りが匂う。仕事をしている間に別の女を犯していただろう。だから仕事が間に合っていない。

 

「はぁはぁ、れろっ♡ れろっ♡ ちゅちゅっ♡ ちゅっちゅっ♡ れろれろれろっ♡」

 

 犯してくれた男根への奉仕をはじめる。

 下品に舌を伸ばして鼻の頭が当たるのも厭わず根元から先端にむかって舐める。女の匂いを舐めて消すように何度も執拗に舐め回した。

 

「ぢゅれろ♡ れろれろっ♡ ちゅちゅううううううううううっ♡」

 

 我慢汁とともに溢れてくるしょっぱい汁。舌先を痺れさせる液体はおそらくアレだ。

 だが、ヨルの奉仕はとまらない。肉棒を上下に扱き、完全に勃起すると今度は乳房をもちあげた。

 

「ではおっぱいでします……」

「パイズリっていうらしいな。ヨルのおっぱいでパイズリだな」

「パイズリさせていただきます」

 

 傅くメイドのように言い直す。

 抱えた乳房をマードックの腰に太ももに乗せ、肉棒を挟み込む。

 

「おふぅううっ」

「気持ちいいですか」

「いいぞ。ヨルのおっぱいは柔らかくてスベスベしている」

「んんっ! んっ、んっ! んっ! マードックさんのチンポが熱くて♡ 私のパイズリでガチガチになってきてます♡ んっ♡ んっ♡ 私のおっぱいで気持ちよくなってください♡」

 

 肉棒を強く挟んで上下に扱く。

 殺し屋いばら姫としての活動では使われなかった女の武器。いわば射精は任務の完了。

 ヨルは男女の肉体関係に只ならぬ興奮を感じていた。

 

「あぁぁっ♡ ますます熱くなってきました♡ いつも私の子宮口を押しつぶしてくれるチンポ♡ んんっ♡ んっ♡ んっ♡ んっ♡ 射精できそうでしょうか♡」

「……ふむ」

 

 マードックは喋らずに腰を引くとヨルの顔を見た。

 

「なかなかいいんだけどね、それだけだと、刺激が弱いな」

「え……だめですか……えぐっ!?」

 

 ヨルの口に指を突っ込んだ。思わずかみ切りそうになったが止める。

 

「口の奥、使うから」

 

 興奮しているのか目が血走っていた。

 

「わ、わかりましたッ」

 

 指が抜けると口を広げたままになる。マードックはその口めがけて腰を突いた。

 口のなかへ入ると同時に頬裏の粘膜を擦りあげながら奥へ向かう。上顎から喉の入り口を叩いて滑り込んだ。

 

「ん゛~~~~~~~~~~ッ?! んぶっ♡ んっぐぅっ♡ ふぅふぅ!?」

「おおおお゛お゛お゛っ、ヨルの喉マンコはなかなかだな」

 

 巨大な肉棒が喉へ潜り込んでいる。

 呼吸しようと喉を動かすとキュッキュッと絞まる。

 

「ん゛っ!? ん゛っ?! ん゛ん゛ん゛っ!!」

「動くぞ。このままパイズリもしてもらおうかな」

 

 女を手懐ける方法をいくつも持つ中年男はヨルの苦しみなど無視していった。

 

「ん゛んぐっ♡ んふッ♡ んぐ♡ んぐ♡ んぐ♡ んぐ♡ ん゛~~~~ッ♡ げほっ! はぁはぁはっ!!」

 

 喉奥を数回衝いたあと肉棒が抜ける。

 

「フェラチオとイラマチオはセットだぞぉ、できないとかいうんじゃないよ」

「いいません。少し驚いただけです♡ も、もう一度、させてください♡」

 

 息苦しさは嫌いではなかった。

 マードックの肉棒がまた喉奥に入り込む。今度は微かに空気を取り入れられる隙間を作った。

 

「んくっ♡ ン゛ン゛ン゛ン゛ン゛ッ♡ っぶ♡ ごこっ! ぶぶっ♡ ん゛ッ♡ ん゛ッ♡ ん゛ッ! ん゛ッ!」

 

 暴れる肉棒に耐えながら乳房で扱く。

 

「んぅっ♡ ンッ゛♡ ンッ゛♡ ンッ゛♡ ンッ゛♡ ンッ゛♡ ンッ゛♡」

 

 肉棒の挿入をサポートするように乳房で作った乳洞窟で迎える。

 ヨルの全身が男のためにつかわれる。

 

「ぢゅぢゅずずっ♡ ンッ♡ ンッ♡ ンッ♡ ンッ♡ ンッ♡ ぢゅぢゅっ♡ んぐっ♡ んぐっ♡ んぐっ♡ んぅぅうううっ?!」

「ヨルの喉マンコはいいね。おっぱいも弾力豊かでもう射精してしまいそうだ」

 

 竿が膨張する。

 射精がはじまる瞬間の合図だった。

 ヨルが乳房をさらに締めつけてくる。

 

「ぬおっ?! このまま喉奥に射精するぞ、飲めよ」

 

 マードックの手がヨルの頭を掴む。思い切り腰を押しつけるとジッパーの金具が顔に当たった。

 

「んぶぅっ?!」

 

 喉を割開く長物。傍から見ても分かるほど膨れていた。

 

 どびゅぶぶぶぶううううううううううううううううう!!

 

 灼熱の白濁液が吐き出された。舌は脈打つ肉棒の感触と生々しい生殖器官の味だけを伝えてくる。直接胃に向かう粘液にヨルの感覚が壊れていく。

 

「んん゛~~~~~~~っ♡ ん゛~~~~~~~っ♡ ん゛~~~~~~~っ♡」

「喉奥での射精はクセになるだろ。わしの熱いチンポがドクドクと吐き出してるんだ、感謝しろ。それとぉ~、こいつを引き抜いたときに一気に吹き出す精液の匂い。覚悟しろ」

「んぶっ?!」

 

 マードックの精液は災害級の匂いがする。汚らしいとは違う。究極の甘い香り。ヨルを根底から作り替えてしまうほどの媚薬とでもいうべき代物だった。

 喉を灼きながら胃に向かって落ちる粘液に恐怖し、期待する。

 

「ん゛♡ ぅっ♡ ぅっ♡ ぅうううっ♡」

「うっ、おっ! そんなに喉を唸らせられると出てしまうぞ」

 

 引き抜こうとしたペニスがまた膨張した。

 

 ぶびゅびゅびゅるるるるるるううううううううううううう!!

 

「んぶぅううっ?! んぐっ♡ ふぅふぅふぅっ♡」

 

 口内で射精がはじまったのだ。肉棒の抜けた喉から逆流してくる強烈な性臭と口のなかの精液が合わさる。

 ヨル・フォージャーの下腹部は燃えるように熱くなる。

 

「んんぅ゛ぅ゛ぅ゛♡」

「飲め」

「ごくんっ……ぐぅっ、ごくっ、ごくっ……ごくっ、ごくっ!」

 

 躾けられた雌犬が喉を鳴らして精液を飲み込む。

 彼女の股座から洪水のように愛液が垂れていた。

 すべての精液を飲み込んだがマードックの目つきは終わっていないと告げていた。両手で頭を掴むと腰を前に突き出す。またイラマチオかと思ったがどうにも違う。

 

「射精のあとは小便が出したくなるんだ、覚えておけよ」

 

 管に残った精液を外へ排出するための生理現象だ。

 マードックはヨルの喉にがっちりと雁首をはめると小便をはじめた。

 

 ジョボボボボボボボボボボボッ!!

 

「ん゛!! ん゛ぅぅぅううううううううううううううううう!?」

 

 口や喉が便器にされて感じてしまう。

 

「ふううううううう。ヨル、お前の身体は相性がいいな。これからは通い妻兼便所だ。いいよね」

「げふっ♡ はぁはぁ……うぷっ♡ なんてことを……」

「わしの小便くらい飲め。お前は便器だぞ」

「はぁ……はぁ……はい♡ マードックさま……私はあなたのお便器です♡」

 

 空気を吸うと喉奥から小便と精液の匂いが吹き出してくる。

 触られてもない膣が何度も締めつけられて、絶頂に至っていた。

 

「よし、今日はもう帰っていいぞ」

「え……」

 

 完全に発情していた。

 今ならどれほどの快楽を得られるのだろうか。

 期待で胸を高鳴らせるがマードックは机の上の書類に目を向けた。

 

「わしはまだ仕事がある。そんなにシタければ帰って旦那にいえばいいだろ」

「……で、でも……こんなに……」

 

 立ち上がるとスカートをめくってショーツをみせた。

 濡れた陰唇に張り付く大人のショーツ。しかし、マードックは見ることもなかった。

 

「そうだな。わしのチンポが好きだもんな。でもだめだ。三日後にまた電話する、そのときにしてくれ」

「はい……三日後、三日後オマンコしてくださいねっ、絶対ですよッ」

 

 マードックは肯いた。

 好いているわけで決してなかった。身体が服従していたのだ。

 中年男の巧みな性技に肉体が屈服してしまっていた。

 身なりを整えたあと、ヨルは発情したまま帰宅するのであった。

 

【4】

 

 約束の三日後までヨルは悶々とするしかなかった。

 考えることはただ一つ。マードック・スワンとの交尾。喉奥を犯して小便をしてくれた逸物に早く子宮を犯されたい。それだけを考えて過ごしていた。

 

「はは、だいじょうぶ? どこにもいかない?」

 

 ふと夜にアーニャにいわれた。

 アーニャと血が繋がっているわけではない。

 夫のロイドとも何かあったわけではない。

 いってしまえば仮初めの家族。

 しかしヨルにとっては彼らとの生活はかけがえのないもの。

 ポトッと涙が流れた。なにを中年男の好きにさせているのかと。

 

「大丈夫ですよ、アーニャさんを置いてどこにもいきません」

 

 アーニャを抱きしめると部屋へと戻った。

 すぐにいばら姫としての装束に着替えるとマードックの屋敷へ向かう。

 殺人の依頼はない。ヨル・フォージャーの意思ひとつで立っている。

 屋敷の周囲には人の気配はない。暗闇に紛れて侵入しマードックの部屋へと突き進む。

 明かりの漏れている部屋の前に到着した。ドアが半開きになっていて中の様子が窺える。

 マードックだ。仕事の資料を見ているのか侵入者に気づいていない。

 ドアを開いて中へ入ると手にした獲物で標的を狙う。一撃で殺せばいい。それでなにもかも終わってくれる。

 背後にまわると腕を振り上げた。

 

「言っとくけど、キミの正体がバレるっていうのは本当だよ」

「ッ?!」

「最初に言っただろ。いばら姫の正体を調べ上げたと。私の仲間が情報を共有してる。なにかあったら世間にバレると」

「ならお仲間さんたちも殺して」

「わかってないねぇ……もう遅いんだよ」

 

 ヨルの首筋にチクリと痛みがはしった。

 

「あっ……」

 

 手で押さえると針型の弾が刺さっていた。

 自分の入ってきたドアに見知らぬ男たちが立っている。

 

「マードックス様!」

「大きな声を出すんじゃない。さてヨルくん、いかがかな」

 

 声を掛けられたあと身体から力が抜けて立てなくなった。

 床に倒れると全身が痺れて動けない。

 

「安心したまえ。死なないよ、ちょっとしたクスリなんだけどねぇ」

 

 男たちがヨルを囲む。

 スーツの上からでも分かるほど身体を鍛えていた。

 

「こいつがいばら姫か。こんな女だったとはな」

「マードック様、いかがなさいますか」

「うん。犯していいよ」

 

 マードックにとってヨルなど遊び相手の一人でしかない。

 男たちはニヤついた笑みを浮かべるとヨルの身体に腕を伸ばした。

 

「ど、どこ……に……」

 

 男たちはヨルを担ぐと屋敷の中を移動する。

 屋敷の奥にある階段を下りると冷たい空気の漂う地下室についた。

 

「マードック様も粋なお方だ。いばら姫を犯していいとはね」

 

 壁につけられている鎖と手首を繋ぐ。

 まだ脱力状態のヨルには外せなかった。

 

「この衣装どうする?」

「着たままヤるに決まってんだろ。いばら姫様だぞ、クックックッ」

 

 漆黒のドレスは男たちを滾らせるためのコスチュームに変わっていた。

 スカートを捲ると陰部をなで上げる。

 

「んんんッ!?」

「すぐに気づいたな。クスリは媚薬効果もあるからな。さしずめ女用の特効薬だ」

「ゲスですね」

「うるせーよ、中年のチンポに媚びまくってた娼婦もどきめ」

 

 指が割れ目を撫でる。

 クスリの効果とはいえ、マードックとの行為と同じぐらいに感じてしまう。

 

「んっ、んっ、んっ、んっ、んっ、ん~~~~~~~~~~~」

「声を我慢するのはよくないなぁ~」

 

 男の指はもう濡れていた。

 膣の奥から溢れんばかりの愛液が流れてくる。

 

「こんな……おかしいです……私はっ、んんっ!」

「ヒヒヒッ、べつにおかしくねえよ。お前はな」

 

 男の一人が肉棒を取り出すと扱きだした。ほとんど愛撫などしてもないのに挿入を試みようとしていた。

 

「いやっ! こんなの間違っています!」

「な~にが間違ってるって~? 人殺しがよ! 仲間呼べよ、今日は全員で犯しまくろうや!!」

 

 肉棒が挿入された。

 

「んぐぅうううっ!?」

「いばら姫様のオマンコはなかなかだねぇ、ほらほらほらっ! しっかり締めつけろ!」

 

 腰を突き上げると膣奥まで潜り込んでくる。

 

「あぁぁっ! あなたにどうにかできるなんてっ、思わないでくださいっ!」

「さ~て、どうかなぁ~」

 

 ヨルの膣を抉るように何度も腰を振る。

 マードックによって開発された膣肉は相手が誰でも媚びるようになっていた。

 

「あぁぁっ、ぐっぐうっ、あぁぁっ、んんんんっ!」

「もう声がでちゃってるねぇ。俺のチンポが気持ちいいのか?」

「知りませんっ、知りませんっ、知りませんっ!!」

 

 男が腰を突き上げるとヨルの身体が地面から離れる。

 肉棒で串刺しにされると膣の奥に当たってしまう。

 

「あぁあぁぁっ、いやぁあぁ、これはだめですっ!」

「これ? これだよな、これ!」

 

 ヨルの尻を掴むとさらに腰を突き上げる。

 感度の上昇している膣奥が男の逸物の到来を悦ぶ。

 

「ああぁぁぁあっ!! だめぇえぇぇえっ♡ いけないっ! このままッ♡ あぁぁっ!!」

「うっひょ! しまりがキツくなりやがった!」

 

 ヨルの方から足を絡め出すと膣肉の締めつける力も強くなる。

 男が力任せに腰を動かすと、自分勝手な射精をはじめた。

 

「おおおおおお!!」

「あぁああ!? 射精てますっ!? 私の、膣内で、あぁぁあぁぁっ?!」

 

 熱い精液が入り込んでくると抵抗する気力も削がれる。

 反抗すると身体を隅々まで犯される。

 マードックを殺したところで殺し屋いばら姫であると世間にバレる。

 そうなればロイド・フォージャーとアーニャに迷惑が掛かる。

 弟はどう思うだろうか。

 

「もう、許してください……逆らいません……服従しますっ!」

「だめだ」

 

 冷たい地下室にマードックの声がした。

 

「ヨルくんには完全に堕ちるところまで堕ちてもらう」

 

 ぞろぞろと男たちが入ってきた。

 いばら姫の前に列ができる。

 

「一晩もあればマードック様好みの女に調教してみせますよ」

 

 一人の男がマードックにいった。

 彼だけは他の男と違っていて、冷たい表情を浮かべていた。表情だけではなく、身体も冷たい。人間の温かみが感じられない。

 彼はマードックと関係のある女性専門の調教師だ。これまで何人もの女を調教しているプロフェッショナルである。一晩で女を快楽地獄に堕とす天才というところだ。

 

「頼むよ。報酬ははずむ」

「ありがとうございます」

 

 すでに多くの男がヨルの身体に手を伸ばしていた。

 クスリで感度が上昇している身体は乱暴に愛撫されても感じてしまう。

 

「ぁぁぁぁああっ!? ぁぁっ! っ! 触らないでくださいっ!」

「身体はもっと触ってほしいって言ってるぞ!」

「ほらほらオマンコがグチュグチュいってやがる!」

「誰か突っ込んでやれ!!」

 

 乱暴な言葉とともに身体の隅々まで弄られる。

 いばら姫の装束は男たちの手によって皺だらけになり、汗と愛液で穢れていく。

 

「だめっ♡ もう♡ お願いですから許してくださいっ♡ あぁぁぁっ♡ あぐぐぐうううっ♡」

 

 与えられる感覚が強すぎる。

 強烈な刺激が何度も吹き上がってくる。

 膣奥が男たちの欲望に晒され、何度も突き上げられた。

 夜が明ける頃、ヨル・フォージャーの身体は白濁液で染め上げられていた。

 いばら姫の装束は引きちぎられていた。

 

「はぁ……あぁああんっ♡ あぁああっ♡ あぁ♡ あぁ♡ あぁ♡ あぁ♡ あぁ♡ あぁ♡」

「いばら姫なる殺し屋と聞いていましたが、一晩でこうなるとは、少し感度を強化しすぎましたかね」

 

 黒髪にも精液が付着していた。

 彼女の身体は精液の匂いに強く反応を示す。

 

「いやいや、これぐらいでいいんだ」

「そうですか。マードック様がそう仰るのでしたら結構です」

 

 調教師が手を叩くとヨルを犯していた男たちが一斉に離れた。

 

「あっ♡ あぁあぁ♡ ちんぽ♡ ちんぽぉ♡ ちんぽぉ~♡」

 

 ぽっかりと開いた膣穴から精液が逆流してくる。

 凄惨な陵辱の後だというのにヨルの意識はまだ残っていた。

 これも調教師の技術のひとつだ。快楽で狂わせてしまってはいけない。限界のギリギリを責めて、本人の意識が堕としきる。

 

「おやおやそんなにチンポがほしいのか」

 

 マードックが近づく。

 

「はい……チンポがほしいです♡」

「もうわしに反逆しないな。したらチンポはもうやらんぞ」

「もうしません♡ チンポ大好きなんです♡ マードック様のチンポを頂けるなら……もう何もしませんからぁ♡」

 

 平伏した。

 精液だらけの床に頭をさげる。

 マードックはヨルの髪を掴む。

 

「今回だけ許してやる」

「……ありがとうございます♡」

「今日は身体を洗って帰りなさい。わしは汚い女を抱く趣味はないからな」

「はい♡」

 

 地上に戻ると風呂場へ通された。

 シャワーを浴び、用意された衣服を着る。

 調教を受けた身体を引きずるようにしてフォージャー家へ帰った。

 

【5】

 

 数日後、第2寮寮長室には黒い装束を纏った殺し屋がいた。

 

「んっ♡ ちゅちゅっ♡ れろっ♡ んじゅっ♡ マードック様♡ はぁはぁ♡」

 

 中年男の太い指で腰をなで回される。

 尻肉を鷲掴みにされながら嬌声をあげていた。

 

「ヨルよぉ、昼間からマンコ濡らしてくるとは甲斐甲斐しいな」

「マードック様のオチンポのことを考えているとオマンコが濡れてしまってお仕事にならないんです♡」

 

 陵辱の夜が明けた後、ヨルは殺し屋の仕事を辞めた。

 マードックから電話があればすぐに駆けつけるセックスフレンドになったのだ。

 

「あぁぁぁっ♡ んっ♡ もう我慢できませんっ♡ お情けをください♡」

 

 いばら姫の装束はマードック専用のコスプレ衣装に成り下がっていた。

 あえてボディラインが浮き出るようにサイズダウンを図り、乳房と尻肉を浮き上がらせている。

 身体を捩ると肉感が視界にはっきりと映り込む。

 

「おほっ! いい身体だ」

 

 尻に手を当て弄るとヨルの切ない声が漏れ出てくる。

 

「はぁ♡ はぁっ♡ マードック様ぁ♡」

 

 スーツの股間に手を当てると硬くなっている肉棒を擦る。

 熱い吐息を吐きながら陰嚢袋を揉む。

 

「あぁっ♡ このぶっとぉ~いチンポでヨルを可愛がってください♡ もうオマンコは準備できているんですよ♡」

「部屋に入ってくるなりチンポ漁りか?」

「だって♡ 好きなんです♡ ちんぽ♡」

 

 頭の中は交尾のことで満たされていた。

 ほかのことは眼中にない。

 

「なら初めての時のように机で横になれ」

「はいっ♡ 確か、こう、でしたよね♡」

 

 破瓜の瞬間を思い出すとヨルの股座が燃え上がった。

 子宮が覚醒すると机の上で仰向けになる。

 足を開いてスカートをたくし上げた。

 この日のために購入した黒の蝶柄ショーツがまろびでる。

 

「そうだ。物覚えがよくて嬉しいぞ、ヨル」

「ありがとうございますっ♡ ああぁっ♡ そんなっ、んんんっ♡」

 

 マードックにとってショーツの柄など関係なかった。勃起した肉棒を濡れた秘所へ突き入れる。

 

「ぁあああああああ゛♡♡♡♡」

 

 歓喜に包まれた声を奏でながら一度目の絶頂に達した。

 マードックに足を絡めて膣肉を蠢かす。

 ヨル・フォージャーは中年男の肉棒に夢中になっていた。

 

 完

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