※この作品はR-18です。

ラキュースの部屋を覗く   作:カール

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調教的な表現がありますので、ご注意をお願い致します。


調教(調教的な表現があります)

デミウルゴスは、アインズの執務室に許可を貰ってから入室した。

 

アインズは、王都から20キロ程離れた場所で野営をしていたが、アルベドに留守を任せて転移でナザリックの執務室に戻った。

 

「デミウルゴスよ。忙しい所、呼び出してすまない」

 

「もったいない、お言葉!アインズ様の為に、働く事は喜びでございます!」

 

(ラナーの件を、伝えておかないとなぁ・・・。デミウルゴスが褒める程の頭脳の持ち主だ!もしも、俺が、無能だとバレたら不味いもんな!)

 

「しかし、王国と帝国を同時に手に入れる計画を思い付くとは、流石はデミウルゴスだ!」

 

「大規模作戦という言葉の意味を深く考えたら分かりました!気付くのが遅れて、申し訳ありません!」

 

(深く考え過ぎだよ!?かなり焦ったからな!)

 

アインズは、落ち着いてから話し始めた。

 

「ラナーは、どうしている?」

 

「はっ!順調に、アインズ様と漆黒の英雄のモモンが親子であるという噂話を広めています」

 

「そうか・・・」

 

(良し!頑張って考えた、作戦を伝えるぞ!)

 

「デミウルゴスよ。ラナーとクライムを、王都以外の場所で、静かな暮らしをさせる計画を早められないか?ラナーを予備の人材として保護する。問題が起きた時に、協力させる為だ」

 

デミウルゴスは、笑顔で答える。

 

「なるほど、そういうことですか!アインズ様!さすがで、ございます!先の未来の事を考えて、保険という形にしておくのですね!」

 

「そうだな・・・保険だな」

 

(保険?)

 

アインズは、保険の事についての質問ができなかった。

 

「アインズ様が王国の人間達を導く時に、王国の王族や貴族達がアインズ様に対して無礼な行いをした場合の事を考えているのですね!」

 

「まぁな」

 

「その際は、アインズ様との激戦での怪我を癒して表れたヤルダバオトが王族と貴族を殲滅する。その際に、元王族のラナーとクライムの子供がいれば傀儡の王にできますから・・・アインズ様と2人は、面識がない方が良いと考えられたのですね!」

 

「さすがだ!デミウルゴスよ!」

 

(まぁ、これで、ラナーに会う事はないだろう!最後は、引き分けかぁ・・・そうだな、王や貴族達が反乱を起こした時に、俺が動いて皆殺しにしたら民衆の印象が悪くなるもんなぁ・・・)

 

アインズは、アルベドの居るテントに戻った。

 

 

 

 

 

 

 

リ・エスティーゼ王国の国王のランポッサⅢ世が、執務室でヤルダバオトの対応について、10人の貴族と会議を開いていた。

 

他の貴族達は、傭兵や元冒険者を雇って領地の屋敷や別荘等に隠れている。

 

「国王陛下!ヤルダバオト殿の対応を、どうされるおつもりですか!」

 

「ゴウン殿が、強力なマジックアイテムを持っているという噂話は聞きましたが・・・。もしも、勝てなかったら、我々は!?」

 

「ヤルダバオト殿の皆殺し・・・考えただけで、頭が痛い!」

 

執務室に、ラナーとクライムが許可を得てから入室してきた。

 

ラナーは、お辞儀をしてから話し始めた。

 

「皆様、安心して下さい。ゴウン様は、八本指の六腕を1人で討伐した実力者の漆黒の英雄のモモン様の、お父様である事が分かりました」

 

貴族達は、ガゼフを助けたマジックキャスターとしか聞いてなかったので、有名な漆黒の英雄の父親だと知って安心をした。

 

「しかも、帝国のフールーダ・パラダイン殿より、強力な魔法が使える事が分かりました」

 

王国の貴族達は魔法に関する知識をあまり持っていないので、ラナーは大雑把に説明した。

 

「八本指を討伐した英雄が、言うのだから説得力があるな!」

 

「国王陛下!ゴウン殿には、何か討伐後の褒美を用意しないと、帝国側についてしまったら・・・大変な事になりますぞ!」

 

「ゴウン殿が、満足する褒美を用意しましょう!」

 

王国の貴族達は、アインズに期待をするしかなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

会議の後に、国王とラナーとクライムの3人で話し合いをしていた。

 

国王が、会議の場で強く言うとヤルダバオトの討伐の後に、貴族派閥が何か報復してくる可能性があったので何も言えなかった。

 

「貴族達は、ゴウン殿の息子であるモモン殿と王国の貴族の娘と結婚させる計画の話をしたりして、褒美ではなく王国に居て頂く事ばかり言っていて話にならない・・・。褒美はっ」

 

国王の話の途中に、ヤルダバオトが転移して表れた。

 

「ヤルダバオト殿!?何故!?」

 

クライムが、剣を抜こうとするがラナーが止める。

 

「クライム、戦っては駄目よ!ヤルダバオト殿は、予告した日まで行動を起こしたりはしないわ!」

 

国王は、息を整えてから質問をする。

 

「何の御用でしょうか?」

 

「国王に、確認をしたくてね。ラナーとクライムは、結婚したのかな?」

 

国王は、ラナーの方を見てから答えた。

 

「その通りだ・・・。ラナーはクライムと結婚して、王族ではない。戸籍の担当者が証人だ。この部屋に居るのは、最後の別れの挨拶だ」

 

国王は、胸ポケットから手紙を出した。

 

「この手紙は、エ・ランテルに居る信頼できる友人に宛てた手紙だ・・・。元王族であるラナーが、普通に暮らせるように屋敷と護衛の手配を頼むと書いてある。王族を恨む者も居るので護衛は必要だ」

 

国王は、もしもの時の為に手紙を書いていた。

 

「そうか・・・」

 

ヤルダバオトが指を鳴らすと、ラナーが魔法の光に包まれた。

 

「何を!」

 

「姫様!?」

 

「ラナーがクライムと離縁したら、存在が消える魔法をかけただけだよ。私からの結婚祝いだ」

 

そう言ってから、ヤルダバオトは転移して消えた。

 

「姫様!?」

 

「姫様ではなくてラナーよ」

 

クライムは、自分にもっと力があればと思った。

 

「ラナーとクライムは、明日の夜明けと同時に手紙と金貨500枚を持って、エ・ランテルに向かいなさい・・・。浮遊板の魔法で飛べば、10時間程で着くだろう。護衛として、王城のマジックキャスターを2人つける」

 

「はい」

 

国王は涙を流しながら、ラナーを抱きしめた。

 

「クライムよ。ラナーを頼む!」

 

クライムは、真剣な表情で返事をした。

 

 

 

 

 

 

 

 

クライムは、自分の部屋で荷物をまとめた。

 

城の者達には秘密なので、ガゼフと蒼の薔薇のメンバーに挨拶ができないのが心残りだった。

 

クライムは、3時間程で掃除まで終わったので、ラナーの部屋に行った。

 

「片付けは、終わりました」

 

「私も、終わったわ」

 

ラナーの部屋の隅には、大きめの鞄が5個置いてあった。

 

クライムの荷物は、2個の大きめの鞄にまとめられたので、荷物の量は倍以上である。

 

「この部屋で過ごすのは、今夜が最後ね」

 

「明日からは、違う暮らしになります・・・。ラナー様、ヤルダバオトの件がどうなるか分かりませんが、ゴウン様が戦って頂けると信じています!それで・・・落ち着いたら結婚式を挙げたいと思っています」

 

ラナーは、クライムに抱き付いた。

 

クライムは、決意を固めて結婚式の話をした。

 

「えぇ。結婚式を挙げましょう♪」

 

「小規模になると思いますが、ストロノーフ様と蒼の薔薇の皆様を招待しましょう」

 

「そうねぇ〜♪」

 

「ラナー様。明日は、夜明けと同時に出発になります。早めにお休み下さい」

 

クライムは、部屋に帰って行った。

 

 

 

 

 

次の日の夕方に、エ・ランテルに到着してから国王の友人の屋敷に向かった。

 

国王の友人は問題が起きた時に、王族がひっそりと暮らせる屋敷をエ・ランテルの中に用意していたので、その日の内に暮らす準備が整った。

 

屋敷は2階建てで、隣の家で護衛のマジックキャスターの2人が待機している。

 

3日後には、家政婦が昼間だけ来ることになっていて、元冒険者の高齢の男達が交代しながら護衛に付く事になっている。

 

「ラナー様の手料理、美味しかったです。片付けは、自分がっ」

 

ラナーとクライムの手が触れ合って、2人の顔が赤く染まった。

 

入浴をしてから、寝室に入ると大きめのベッドがあった。

 

ラナーは、屋敷の2階をラナーとクライムだけの空間にするつもりでいる。

 

「クライム♪そろそろ休みましょう♪」

 

ラナーがクライムに抱きついた。

 

「あっ・・・ラナー様!」

 

「クライム♪」

 

「ラナー様!必ず幸せにします」

 

ラナーは、優しい口調で話した。

 

「一緒に幸せに、なりましょう♪」

 

ラナーは、部屋の明かりを暗くしてからドレスを脱いだ。

 

ドレスを脱ぐ音が響いて、クライムも覚悟を決めてから服を脱いだ。

 

ラナーは、クライムにキスをした。

 

「あっ・・・」

 

クライムの口の中に、甘い味が広がった。

 

「ラナー様!」

 

クライムは、ラナーを優しく抱きしめながらベッドに横になった。

 

「あっ・・・うぁっ」

 

クライムは、ラナーのブラジャーを外した。 

 

薄暗くてはっきりとは見えないが、ラナーの胸が揺れているのが分かった。

 

「あのっ・・・ラナー様」

 

「どうしたの?」

 

「幼い頃に救って頂いて・・・ラナー様には、心の底から感謝しています」

 

「私も、クライムに救われたのよ」

 

「えっ」

 

ラナーは、クライムのペニスを優しく握った。

 

「そこは・・・ラナー様」

 

「硬いですわ♪」

 

「そこは!あの・・・デリケートな所ですのでっ」

 

クライムは、興奮して息が荒くなった。

 

「呼吸が、荒くなったわ♪」

 

「あっ!はっはっ!?」

 

クライムが、ラナーの変化に困惑していたら、頭の中で声が聞こえてきた。

 

『クライム君、聞こえているかね?ヤルダバオトだ。この会話は、ラナー殿には秘密だよ。まあ、クライム君は、魔法が使えないので、こちらから一方的に話すだけだがね』

 

クライムは、逆らえばラナーの命が危ないと思って指示に従った。

 

『離縁したら存在が消える魔法の注意点について、説明していなかった事を思い出してね。なぁに、少しだけ言動や行動がおかしくなる程度だよ。まぁ、我慢できなかったら離縁すれば良いだけの事だ。では、新婚生活を楽しんでくれたまえ』

 

ヤルダバオトの声が、聞こえなくなった。

 

クライムがラナーの方を見ると、ラナーの表情がとても歪んで見えた。

 

クライムは、ラナーを抱きしめながら話し始める。

 

「ラナー様を、心の底から愛しています」

 

「嬉しいわぁ〜。幸せな世界を作りましょう♪」

 

ラナーとクライムは、楽しそうに笑い合った。

 

ラナーは、クライムのペニスを優しく舐め回していく。

 

「あっ!?ラナー様っ!?」

 

「ここが、気持ち良いのねぇ〜」

 

ラナーが、クライムのアナルを人差し指で軽く刺激すると、クライムが手足をバタバタとさせた。

 

クライムは、魔法の効果だと思って受け入れた。

 

「指を入れるわね♪」

 

「えっ!?」

 

クライムのアナルに、ラナーの人差し指が挿入された。

 

「あだぅ!?うっど!?えっ!?」

 

クライムは、新しい世界が広がったような感覚がした。

 

ラナーとクライムは、激しくベッドの上で動いた。

 

「気持ち良かったかしら?」

 

「はっはっ〜はい!とても、気持ちが良かったです!」

 

クライムの息は荒かった。

 

「クライムにプレゼントがあるの♪」

 

ラナーは明かりをつけて、ベッドの下から大きめの首輪を取り出した。

 

「ラナー様?これは・・・」

 

ラナーの表情は、歪んでいた。

 

 

 

 

 

 

 

 

セバス・ソリュシャン・ルプスレギナは、アインズから言われた罰の計画を実行していた。

 

ソリュシャンとルプスレギナは、岩陰の離れた位置からセバスとレイナースの様子を見ている。

 

「セバス様!上手くレイナースを助けて、レイナースの心を掴んだっすね!」

 

「ちょっと!ルプスレギナ!貴方は、もっと離れた位置からの監視でしょ!私と同じ位置にいたら、全体が見えないでしょう!」

 

「分かってるっすよ!」

 

ルプスレギナは、かなり離れた位置に移動した。

 

ソリュシャンは、セバスがレイナースを抱きしめている姿を見ていた。

 

セバスは、デートの約束をしてからレイナースから離れた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ソリュシャンは、拠点にしている帝都の屋敷に戻った。

 

「第一段階の出会いは、無事に終了ね」

 

「セバス様!レイナースの心を鷲掴みにしたっすね!」

 

「上手くいって、良かったです。私と話す時に、顔の呪の事を気にしていました。早く呪を解いて自由にしてあげたいと思いました」

 

ソリュシャンは、強い口調で発言する。

 

「セバス様!甘すぎます!この先、セバス様がレイナースと結婚をしたら、レイナースのミスはセバス様の責任問題になるのですよ!」

 

「えぇ。肝に銘じておきます」

 

ソリュシャンは、罰と同時に重要な作戦を任されたと思っている。

 

「ソーちゃん!分かっているっすよ!」

 

ソリュシャンは、ため息をついた。

 

 

 

 

 

 

 

 

アインズ達は、王都が見える位置までやって来た。

 

「アインズ様!王都が見えました」

 

「うむ!」

 

アインズは、馬車の中から王都を見ると、大勢の民衆が手を振って出迎えてくれた。

 

「ゴウン様!」

 

「ヤルダバオトを、討伐して下さい!」

 

「王国を、お助け下さい!」

 

アインズは、盛大な歓迎に驚いた。

 

(パンドラとナーベが、民衆を導いたのだな)

 

アインズが、王都へ入る手続きは省略された。

 

アインズが王城に到着すると、貴族達が迎えてくれた。

 

「ゴウン殿!歓迎致します!」

 

「ゴウン夫人も、お会いできて嬉しいです!」

 

貴族達は、アインズが負けたら皆殺しになる可能性が高いので丁寧に対応している。

 

「レエブン侯よ。もう大丈夫だ!普通に振る舞ってくれて構わない」

 

「はいっ・・・」

 

レエブンは、緊張の糸が切れて少し身体が傾いた。

 

(これから、国王に挨拶をしてから第七位階の天使召喚を使用して、貴族達の信頼を強固なものにするんだよなぁ・・・。待てよ!デミウルゴスは、帝国も手に入れる計画だよなぁ〜)

 

アインズは、もっと凄い魔法を使った方が良いのではないかと考えたが答えは出なかった。




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