ラキュースの部屋を覗く 作:カール
アインズは、王都に到着してから国王と面会した。
会議室には、アインズとアルベドと国王とレエブンの4人が居る。
国王は、他の貴族達も参加したいと訴えたが報酬等の話もあるので内密にしたいと言って断った。
「リ・エスティーゼ王国の国王のランポッサⅢ世だ。この度の要請に、応えて頂いた事に感謝致します」
国王は、頭を下げた。
「国王陛下。丁寧な挨拶をありがとうございます。私は、アインズ・ウール・ゴウンと申します。こちらは、妻のアルベドです。アルベドの角と羽は、貴重なマジックアイテムで外すと消えてしまいますので、ご注意をお願い致します」
アルベドは、笑顔でお辞儀をした。
「時間がないので早めに、ヤルダバオトの話をしたいのだが構わないかな?」
国王は、ヤルダバオトと戦う用意を早めにしたかった。
「もちろんです。国王陛下」
レエブンは、ヤルダバオトの部下がアインズを脅してきた事とガゼフが帝国に魔法結界のマジックアイテムを届けに向かった事を伝えた。
「ヤルダバオトは、帝都の民衆を人質として使ったのか!?」
「はい。その通りでございます」
「帝国の民を、救う為の行動をして頂いた事に感謝を致します」
ヤルダバオトが、帝国で事件を起こして被害が出た場合は、帝国から賠償を求められる可能性がある。
「武器を持たない者達が、理不尽な理由で殺されるのを見過ごす事は出来ません」
国王は、アインズの事を素晴らしい人格者だと思った。
アインズは、ヤルダバオトとの戦いの事について具体的な話をした。
「ヤルダバオトとの戦いの最中は、王都にマジックアイテムで結界を張りますので王都は安全です」
(デミウルゴスが、王国と帝国を両方手に入れる作戦を勝手に始めたけど・・・。ヤルダバオトが負傷して撤退するというラストは分かったけど、それ以外は通常通りで大丈夫だよな!?)
アインズは、デミウルゴスの計画の全体が知りたいと思っているが、偉大な支配者を演じているので聞く事が出来ないでいる。
「王都の民衆の安全を、気にかけてくださりありがとうございます」
国王は、貴族がヤルダバオトの宝に触れて起きた事件なので、民衆が犠牲になるのは避けたかった。
「ヤルダバオトとの決戦では、第七位階の天使召喚を使用します」
国王は、第七位階魔法が人類未到達領域の魔法で、十三英雄が使ったとされる魔法だと知っていたので驚きの声を上げた。
レエブンは、ある程度の説明を前もって受けていたので驚きの表情ではなかった。
「第七位階魔法が込められているマジックアイテムを使われるのですね。マジックアイテムの費用として、王国に伝わる五宝物をお渡し致します」
国王は、人類未到達領域の魔法を人間が使えるとは思わなかったのでマジックアイテムを使用するのだと考えた。
五宝物を報酬として渡すのは、アインズが敵国に行ってしまうと王国が終わると思ったからで、一部の貴族達の反対を押し切って決定をしたが、裏でラナーが暗躍していた事を国王は知らない。
「国王陛下。マジックアイテムではありませんよ。私が、使用できる魔法です」
「なんと・・・」
国王は、アインズの実力を聞いて報酬を中途半端な物にしなくて良かったと思った。
(良し!国王は、魔法の知識がちゃんとあるようだ!この世界では、人類未到達領域の魔法になるからなぁ・・・。後は、目の前で第七位階の魔法を使えば良いんだよなぁ?)
アインズは、もっと上位の魔法を見せた方がいいのではないかと迷ったが、計画通りに無難に行う事に決めた。
「国王陛下。今から第七位階の魔法を、ご覧に入れましょう!」
国王は、慌てた表情で話し始めた。
「今は、ヤルダバオトとの戦いに備えて頂けたらと思いますので、ゆっくりと休まれて下さい」
国王とレエブンは、アインズが結界を張る強力なマジックアイテムを持っている事と、アインズの息子の漆黒の英雄の存在でアインズの事を信頼していた。
アインズとアルベドは、王城の豪華な部屋で過ごしていた。
念のために、部屋の外に声が漏れない対策をしてある。
(第七位階の魔法を、見せなかったけど・・・問題はないよな?)
アインズは、デミウルゴスが作戦の規模を大きくした事で、何が正解なのか分からなくなっていた。
「アインズ様。流石でございます」
アルベドは、お辞儀をしてから話した。
(流石って何が?どういう意味!)
「そうか・・・私は、国王が魔法を見せてくれと言うと思ったがなぁ」
(作戦が完全に、変わってるから!何が正解なのか分からないよぉ〜)
アルベドは、笑顔で答える。
「ご冗談を、アインズ様。国王は、ラナーからアインズ様の素晴らしさを教育されているので、そんな事を言うはずがありませんわ。ヤルダバオトの討伐の報酬を五宝物にする事に決まったのは、ラナーが裏で動いていたのでしょう」
(ラナーかぁ・・・早めに遠くに離しておいて良かった!)
アインズは、デミウルゴスだけでなくアルベドも認める実力者であるラナーが、アインズがナザリックの絶対の支配者を演じている事を見抜く可能性が高いと考えた。
「五宝物は、強大な力を有する5つのマジックアイテムです。五宝物をアインズ様に献上する事は、王族と同等の地位に就くという事になります」
(なるほど・・・ヤルダバオトが、貴族を皆殺しにする事に怯えて国宝を報酬にしただけかと思ってた・・・)
「あっ!申し訳ありません。アインズ様を王族と同等の地位等と!?」
アルベドが慌てて頭を下げたので、アインズは、カッコよく手を翳してから話し始めた。
「王国と帝国の上層部を私が掌握して、パンドラが民衆の信頼を得る事が作戦の目的だ。王族と同等の地位は目的と合っているし、シャルティアを洗脳した者達が表れた際に自由に動ける立場の方が都合が良い」
「畏まりました。アインズ様」
(王族と同等で十分だよなぁ〜。国王より上だとやる事増えそうだし・・・それと、帝国の上層部はどうする?マジックアイテムを渡しただけで掌握はできないよなぁ・・・)
アインズは、考える事が増えた。
パンドラは、王都のホテルの部屋でアインズから言われた事について考えていた。
『パンドラよ。イビルアイの事を、結婚も視野に入れてじっくりと考えよ』
パンドラは、アルベドとデミウルゴスに匹敵する頭脳を誇る人物である。
パンドラは、ある事を決断してからホテルを出て花屋に向かって歩いた。
王都は、アインズの到着でお祭り騒ぎの状態だった。
「ゴウン様が、ヤルダバオトを討伐して下さるのね!」
「ゴウン様は、漆黒の英雄のモモン様のお父様だから安心だな!」
「勝利の前祝いだ!ヤルダバオトが討伐されて平和になるのは決定だぁ!」
ヤルダバオトが、貴族を皆殺しにした後に民衆を支配して苦しめるという噂が広まっていたので、ヤルダバオトを討伐する事ができる可能性が高いアインズに対する期待は大きかった。
アインズが敗北したら終わりだと思って、絶望している一部の者達もいる。
パンドラは、花屋で綺麗な花束を購入した。
「モモン様!八本指の六腕を討伐した英雄からは料金は頂けないです!サービスします!」
「いえ!八本指の六腕の討伐は、依頼を受けてした事です。それに、この花束は大切な人への贈り物なので、お代を払います」
パンドラは、お代の銀貨1枚を払って花屋を出た。
「漆黒の英雄のモモン様に恋人がいたのかぁ・・・どんな女性なんだろう?」
花屋の店員は、客とパンドラの話題で盛り上がった。
アールビア・ロールは、養子に迎えたアルシェと部屋で話していた。
「お義母様・・・戦士長様に恩返しがしたいので、浮遊板の魔法の手配をしてあげたいのです!とても急いでいましたので、今から冒険者組合で手配すれば明日の朝一で飛んでくれると思います。馬では1週間程かかりますが、浮遊板を使えば4日程で到着すると思うので・・・」
アルシェは伝えた後に、自分と妹達の為に金貨を840枚も出してくれた、恩人であるアールビアの目を見ることができなかった。
アルシェは、両親が貴族の地位に戻る為にお金を商人から借りて、その返済で苦しんでいたので金銭の大切さを知っている。
アールビアは、笑顔で話し始めた。
「恩返しは、大切よね♪カルとイミーナさんと一緒に行きなさい。王都は、ヤルダバオトの件で大変だと聞いているは・・・カルもラキュースさんの事が心配で苦しんでいるように見えるから連れて行ってあげて」
「はい・・・お義母様。ありがとうございます」
「無事に帰ってきてね!王都で困った事があったら、お義父さんを頼りなさい!」
アルシェとカルとイミーナは、帝国の冒険者組合に浮遊板の依頼を行った。
馬も運べるくらい大き目のサイズを依頼したので料金が凄くかかったが、アルシェとカルが給料を前借りして払った。
次の日の朝に、アルシェ達はガゼフと合流して浮遊板で王都に向かった。
「ロール殿。ありがとう。おかげで、ゴウン殿とヤルダバオトとの決戦の前には王都に着けそうだ!」
「ヤルダバオトは、強大な魔法を使う悪魔だと聞いていますが、ゴウン様は勝てるのでしょうか?」
ガゼフは、カルの質問に自信満々に答えた。
「ゴウン殿は、寛大なお方で!魔法の知識と強力なマジックアイテムの持ち主だ!大丈夫だ!」
カルは、ラキュースやロール商会の従業員達の事が心配だったが、王国最強の戦士が言っているので安心した。
アルシェは、王都に到着するまで、ガゼフの食事等の世話を積極的に行った。
カル達は、その姿を見てお嫁さんのようだと思った。
カル達は、王都に到着した。
ガゼフとアルシェとイミーナは、王城に向かった。
アルシェが、第三位階の魔法を使用できるので、ガゼフの手伝いがしたいと言って少し強引についていった。
(ラキュースさんに会いたい!)
カルは、王都のホテルに行ってから、ラキュースの部屋を訪ねた。
「カルさん!どうして・・・王都に!」
ラキュースは、カルが王都に帰って来たことがとても嬉しかったが、同時に王都が危険な状態なのでカルの身を案じた。
「ラキュースさんに会いたくなって・・・帰ってきました」
カルが笑顔で伝えたら、ラキュースが抱きついてきた。
「まだ、危険な状態なんですよ!モモン殿の父上であるゴウン殿が、ヤルダバオトと激闘を繰り広げる予定なのですよ!」
ラキュースは、少しだけ涙を流してから抱きしめる力を強くした。
「ラキュースさん・・・すいません」
「もう♪」
ラキュースは、カルを部屋の中に誘導してからドアを閉めた。
「ベットに、行きますよ!」
ラキュースは、カルをベットに押し倒した。
「お仕置きです!」
ラキュースは、ゆっくりとカルの服を脱がした。
「あの・・・お風呂に入ってからの方が良いかなと、帝国から浮遊板で移動したので、あまり汗はかいてはないと思いますが・・・」
「もう!雰囲気がぶち壊しです!」
ラキュースが、ほっぺたを膨らませて睨みつけたので、カルは急いで入浴を済ませた。
「お待たせしました」
ラキュースは、もう一度ベットに押し倒してから、カルの服を脱がした。
「あっぅ」
ラキュースが、カルにディープキスをした。
「クチャ、ペチャ、ピチャ」
2人の唾液が、混ざり合う音が部屋の中に響いた。
「カルさんが、帰ってきてくれて嬉しい♪」
「俺もラキュースさんと、会えて嬉しいです!」
ラキュースは、カルのペニスを舐め回した。
「あっ!我慢ができなっぅいぃ」
カルが大量の精子を出したので、ラキュースは飲み込んだ。
「はぁっ!はぁぅ!はぁ〜」
「男の人は、溜まったら発散すると・・・女性の冒険者から聞いた事があるのだけど?帝国では、発散しなかったの?」
カルは、恥ずかしそうに答えた。
「ラキュースさんが、八本指と戦うと思うと心配で・・・それどころではなかったです」
ラキュースは、自分の事を心の底から心配してくれるカルの想いが嬉しかった。
「愛しています!カルさん!」
ラキュースは、カルの乳首を舐め回した。
「あっ!気持ちがっ!良いぃ!」
カルのペニスが元気になってきたので、ラキュースはペニスをアソコに挿入した。
「あっぅ!」
「あんっ!カルさん!動くわよ♪」
ラキュースが、小刻みに腰を動かしたらカルの表情は緩んだ。
「激しく行くわよ♪」
ベットが軋む音とラキュースとカルの荒い呼吸の音が部屋に響いた。
「出っでる」
「はい♪」
カルの精子は、ラキュースの子宮に出された。
ラキュースは、アインズの勝利を信じていたので、平和になってからの事を語った。
カルは、アインズの勝利を願うと同時に、今度は自分からプロポーズの言葉を伝えようと思った。
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