※この作品はR-18です。

ラキュースの部屋を覗く   作:カール

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エロシーンはありません。すいません(汗)

原作の6巻までのネタバレを含みますので注意をお願い致します。また、オリジナル展開ですので、原作との矛盾があります。


冒険者・モモン(エロシーンはありません)

カルは、ラキュースから八本指との戦いが近い事を聞いた。

 

(ラキュース様が、死ぬかもしれない戦いに行く・・・俺に何か出来る事はあるのか・・・!あっ!?)

 

カルは、ある事を思い付いて、エ・ランテルに向かった。

 

 

 

2日後、黄金の輝き亭では、アダマンタイト冒険者のモモンが資金不足に焦っていた。

 

モモンは、手持ちの金貨を見ながらため息をついた。

 

「金がないなぁ~。冒険者としての稼ぎはあるけど、王都で借りてる屋敷の家賃や黄金の輝き亭の宿泊費・・・色々あるからなぁ~」

 

モモンは、部屋のドアがノックされたので金貨をしまった。

 

「どうしたナーベ?」

 

「はっ!モモンさーんに、冒険者組合からの使いが来ました」

 

「内容は?」

 

「はっ!王都からカトンボが、依頼に来たそうです。何でも、かなりの金額を出しての依頼だそうで、モモンさんに確認をお願いしたいそうです」

 

(マジか!?冒険者組合が、かなりの金額と言っているなら相当だな!?)

 

「分かった。行くぞナーベ!」

 

「はっ!」

 

2人は、冒険者組合に向かった。

 

 

 

 

 

モモンは、冒険者組合の応接室で依頼人のカルと話をした。

 

ナーベは、依頼の内容が漏れないように、部屋の外で警戒をしている。

 

「なるほど、通常のアダマンタイト冒険者の依頼料の10倍を出すので、八本指の六腕を殺害して欲しいと・・・」

 

「はい!」

 

(八本指・・・確か、王国の裏社会を牛耳る組織だったよな。八本指の重要拠点や戦力は、分かってないんだよなぁ~)

 

カルは、モモンが悩んでいるのは当然だと思った。

 

八本指は、王国で最大の地下組織で貴族の一部と手を組んでいて、構成員が犯罪を犯して捕まってもすぐに釈放されると聞いていた。

 

「やはり・・・難しいでしょうか?」

 

カルは、半分諦めていた。

 

「1つだけ、お聞きしても宜しいですか?」

 

「はい!どうぞ!」

 

カルは、この質問で引き受けてくれるかが決まると思った。

 

「六腕に何か恨みでもあるのですか?」

 

「ありません・・・。恋人の・・・アダマンタイト冒険者のラキュースさんが、八本指と戦う可能性が高いのです」

 

(えっ!?恋人がアダマンタイトの冒険者なの?何で、俺に依頼するの?あっ!なるほどねぇ~)

 

「恋人を危険から遠ざける為ですか?」

 

「いえ。違います。ラキュースさん・・・アインドラさんを、変えてしまった事に対する償いです」

 

「変えた?」

 

カルは、依頼の内容が命懸けだったので、正直に話す事を決めた。

 

「催眠の・・・マジックアイテムが、ありまして・・・」

 

カルは、全てを正直に話した。カルの苦しみは、少しずつ減っていった。

 

カルは、抱え込んでいた全てを吐き出して罪の意識から死を考えた。

 

「モモン様・・・すいません、こんな話を・・・最低な事をした自分ですが、アインドラさんの役に立ちたいんです。事がすんだら、命をっ」

 

モモンは、アインズの姿になって、カルの記憶の催眠に関する部分を消した。

 

そして、カルが持っていた催眠の杖を、ナザリックに転移して自分の部屋に保管した。

 

アインズは、アルベドの事を思い出した。

 

(ロールは、俺と同じ事をしたんだな・・・アルベドの事を真剣に考える時がきたのかもしれないな・・・)

 

アインズは、アルベドにメッセージを送る。

 

『アルベドよ。今。大丈夫か?』

 

『はい!アインズ様!大丈夫です!何なりとお申し付けください!アインズ様!』

 

アルベドは、アインズの声が聞けて興奮していた。

 

『カル・ロールという、王国で有名なロール商会の跡取り息子を、アインズ・ウール・ゴウンの名の下に保護する事にした』

 

『アインズ様の決定に異論はございません!そのカル・ロールという男は、アインズ様に何か特別な事をしたのでしょうか?』

 

アインズは、報連相の大切さを伝えているので、嘘を伝えるわけにはいかなかった。

 

『ロールという男は、ある事をしてしまって、とても後悔をしていた。その話を、私に正直に話してくれた。だが、死ぬ覚悟をしていたので、私がロールの記憶の一部を消した』

 

『アインズ様。過去の過ちを正直に、話しただけですか?』

 

『あぁ・・・そうだ。その過ちを聞いて・・・私は、ある事を決意した。今からやる、大規模作戦が終わったら・・・』

 

アインズは、勇気を振り絞って伝えた。

 

『2人だけで、話をしよう。アルベドよ。護衛もなしで2人だけだ。大事な事を伝えたい』

 

『アインズ様と2人きりで!大事な事を!大事な事を!』

 

アルベドは、興奮していた。

 

アルベドは、メッセージを終えてから3分程興奮して我を忘れていた。

 

「落ち着かないと、皆にメッセージを送ってと♪」

 

アルベドは、次々にメッセージを送って、カル・ロールの保護と大規模作戦が予定されている事を連絡した。

 

10分程で連絡が終わって、念の為にナーベにメッセージを送った。

 

『ナーベ』

 

『はい!アルベド様!』

 

『もう聞いていると思うけど、カル・ロールという人間を保護する事が決まったわ』

 

『カル・ロール?あのカトンボですね。今は、メッセージを使う為に少し離れた所にっ!?』

 

ナーベの、声が途中で切れた。

 

『何?』

 

『アルベド様!カトンボが、荷馬車の積み荷が落ちてきて頭を打ちました!』

 

『はぁっ!?』

 

カルは、神殿に運ばれた。




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