「ねえ優里くん、たまには遊びに行こうよ〜」
休日にダラダラしている俺に帆波が呼びかける。
「面倒だしこのままダラダラしてようよ」
俺はベッドから動かずに返事をする。
「優里くんって意外と出不精だよね・・。でもそう言って毎週部屋で過ごしてるじゃん!」
「わかったよ、でもなあ・・」
煮え切らない俺に対して
「後で何でも言うこと聞くから!お出かけしよ?」
「ん?今何でもするって言ったよね?」
その言葉に俺はすかさず反応する。
「言ったけど・・」
「よし!すぐに準備しよう!」
「優里くん、それじゃあ行こっか!」
俺は嬉しそうな帆波を呼び止める。
「ちょっと待って。帆波にこれを着けてほしいんだ」
そう言って俺はピンクのローターを手渡す。
「にゃにゃ?!これってえっちの時に使うやつじゃ・・」
ローターを受け取った帆波は困惑している。
「何でもするって言ったよね?それつけてお出かけしようか」
「うぅ・・わかったよぅ・・」
そう言って帆波は恥ずかしそうにローターを下着の中に入れる。
ローターが下着の中に入ったのを確認した俺はスイッチを入れる。
「にゃっ!…♡」
帆波の体がビクッとする。
「ちょっと優里くん・・」
「今日一日楽しもうね♩」
「うぅ・・」
休日のケヤキモールには多くの生徒が遊びに来ていた。
「こんな人が多い中恥ずかしいよ・・」
まだスイッチを入れていないのに心細そうに帆波が俺の隣を歩く。
帆波は顔が広いからすでに何人もの生徒に声をかけられていた。
適当な服屋に入って服を見ていたところで店員に声をかけられる。
「こちらの商品はこの季節にぴったりの新作なんです」
「へぇ〜、そうなんです、、にゃっ!!」
ローターのスイッチを入れると帆波が反応する。
「お客様どうかなさいましたか?」
顔を赤らめて内股気味になっている帆波に店員が声をかける。
「な、何でもにゃいです・・ありがとうございます」
そう言って帆波は商品を戻して店から出る。
「ちょっと優里くん!何であのタイミングでスイッチを入れるの」
スイッチを切って帆波に続いて店を出た俺に帆波が抗議する。
「それがローターの醍醐味じゃない・・か!」
「んっ!♡」
再びスイッチを入れると帆波が小さく喘ぐ。
「ほんとに・・恥ずかしいよ・・」
顔を赤らめてこちらを見る帆波は、さらにこちらの嗜虐心を煽る。
帆波の羞恥心が限界そうだったので一度人気の少ないところに移動する。
「ねえ、もう外してもいい?」
「そうだな・・」
帆波に懇願されて終わりにしようか迷っていると、
「あら、優里くんと一之瀬さんではありませんか。奇遇ですね」
有栖が神室を連れてこちらに近づいてきた。
「奇遇だな。買い物か?」
「ええ、日用品を切らしてしまいまして。真澄さんに手伝ってもらってたんです」
「拒否権はなかったてしょうが・・」
怠そうながらも買ったものを持っている神室が呟く。
「それより一之瀬さんは顔が赤いですが・・大丈夫ですか?」
「だ、大丈夫だ、、にゃっ?!」
再びスイッチを入れると帆波が反応する。敏感になっているからか、先ほどよりも反応が大きい。
有栖は訝しんで俺と帆波を見ているが、はっきりとは気づいていない。
「まさかあんた達・・」
神室は察したのか少し顔を赤くしている。
「どうしたのですか、真澄さん」
「いや、だってあいつら・・」
「神室さん言わないで!」
帆波の静止をよそに神室が有栖に察したことを伝える。
「な?!ず、ずる、いや破廉恥な!」
有栖の反応で帆波の顔がさらに赤くなる。
「優里くん・・もう帰ろうよぉ・・」
・・ここら辺が潮時か。
「悪い有栖、俺らはもう帰るわ」
硬直して反応がない有栖を俺と帆波は帰路についた。
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全く動かない坂柳を見て神室が声をかける
「坂柳・・?」
「何ですかあれは。見せつけてるんですか。こんな公衆の面前であんな恥ずかしいことして、頭の中お花畑ですか。胸ですか、あのいやらしい身体がいいんですか。私の家にいた時にはあんな素ぶり見せなかったのに。いつから変態になってしまったのですか。あの雌豚が誘惑しt・・」
「ストップ坂柳」
坂柳の目から光が失われていた。