「オオゾラ、お前も遂に旅を始めたか」
「はい、チャンピオンになるために旅を始めました」
「そうか、新しいトレーナーの門出だ。こいつを渡しておこう」
ゲンジからある石を渡された。
「それって、メガストーンですわね」
ツツジがその石がメガストーンである事に気付いた。
「おう、タツベイを持っているからな。ボーマンダになった時に使うといい」
「ありがとうございます、ゲンジさん」
「何、礼には及ばんさ。さて、ツツジのバッジを手に入れたようだな。となると次のジムはムロタウンか・・・」
「そうですわね、トウキさんが相手ですわ」
「よし、わしのボーマンダでひとっ飛びといくか」
「乗せてくれるんですか?」
「ああ、困っている相手がいたら何とかするのも四天王よ」
「ありがとうございます、ゲンジさん!」
「わしの船も役に立つじゃろう。ピーコちゃんのお礼もしたいし、手伝ってやろう」
「ありがとうございますわ、ハギさん!」
「いい事をするとこうして運が巡って来るのですね」
ハギも船に乗せてくれる事になり、ツツジ、ナギ達も喜んでいた。
オオゾラはゲンジのボーマンダに乗って、ツツジ達はハギの船に乗せてもらってムロタウンに辿り着いた。
「着きましたわね、ムロタウン」
「うん、二度目になるね」
ツツジとオオゾラがムロタウンの地を踏んだ。
「オオゾラ、頑張って挑んで来い」
「わしとゲンちゃんはいつでも待ってるからのう」
「ありがとうございます、ゲンジさん、ハギさん!」
二人に礼を言うと、オオゾラはムロタウンのジムを叩いた。ジムに入って暗い道のりを進んでいくと、その奥でスクワットをしながらトウキが待っていた。
「やあ、僕に挑んで来るなんて、これは波乱の予感がしそうだぜ!僕の心を揺さぶらせてくれる勝負を期待しているよ!」
トウキとの勝負が始まった。トウキがワンリキーを繰り出して来ると、オオゾラはイシツブテを出して挑んだ。
「オオゾラさん、頑張って下さい!」
「頑張ってね、あたし達が応援してるよ!」
観客席でツツジ、ラン達がオオゾラを応援していた。彼女達の応援を受けてオオゾラは勝負に挑んだ。
「ワンリキー、からてチョップだ!」
トウキの指示でワンリキーがからてチョップで攻撃して来た。イシツブテは白刃取りでこれを防ぐとじならしをしてワンリキーを攻撃した。
「やるな、いい攻撃だぜ!」
ワンリキーがにらみつけるをしてイシツブテの防御を下げると、ローキックをしてイシツブテを攻撃した。
「イシツブテ!」
オオゾラがキズぐすりを使って体力を回復させた。ロックカットをさせて素早さを上げると、じしんをしてワンリキーを倒した。
「おお、いわタイプでここまでやるなんて、流石だ!」
トウキは笑顔でイシツブテの強さを認めると、マクノシタを繰り出して来た。少年はイシツブテを戻してダンバルを出した。
「つっぱりだ!」
トウキの指示でマクノシタがつっぱりをしてダンバルを攻撃した。
「すなかけだ!」
更にすなかけで砂を飛ばして来た。
「かわして!」
少年の指示でダンバルが砂をかわすと、とっしんをしてマクノシタを攻撃した。マクノシタがかわらわりで攻撃して来ると、これをかわしてとっしんをして追撃してマクノシタを見事に倒した。
「やりましたわ!」
「流石はオオゾラさんです」
観客席から見ていたツツジ、ナギ達がオオゾラの勝利を喜んだ。オオゾラも彼女達にサムズアップを送った。
「僕に勝つなんて君は凄い波をしているぜ。その強さを認めてこれを受け取ってくれ!」
トウキからバッジを受け取って礼をすると、オオゾラはジムを後にした。
「オオゾラさん、ジム戦、お疲れ様ですわ」
「勝った事ですし、海で疲れを癒しましょう」
ジム戦の後、ツツジ達に連れられて近くの海に来ていた。水着を着たツツジ達と一緒に海水浴を楽しんでいった。