賑わいながら奥へと進んでいくと、あるスイッチのある機械がある場所へと辿り着いた。
「これがニューキンセツのスイッチですわね」
ツツジがスイッチを見つけて言った。
「これをオフにすれば解決ですね」
ナギもこれを戻せば大丈夫だと言った。
「ではオオゾラさん、オフに戻しましょうか?」
「うん、そうしよう」
ツツジに言われてオオゾラがスイッチをオフにしようとしたその時だった。
「危ない!」
ツツジの叫びと共に電撃が飛んで来た。オオゾラが避けると、電撃を放っている一体のレアコイルが現れた。
「あのポケモン、電撃を放ってるよ!」
「電力が以上に上がっているのはこのポケモンが原因ですわね!」
フウがレアコイルが異常なまでに電気を放っていると言うとツツジが原因はこのポケモンだと言った。
「オオゾラさん、あのポケモンを鎮めてくれませんか?」
ナギがオオゾラにレアコイルを落ちつけせてくれないかとお願いした。
「電気を纏って苦しそうにしています。戦って落ち着かせてはくれないでしょうか?」
「うん、やってみるよ」
オオゾラはボールを投げてイシツブテを出して挑んだ。レアコイルがほうでんを飛ばして来たが、イシツブテには効果は無かった。
レアコイルは何度もほうでんを飛ばして来た。イシツブテには効果は無く問題は無かった。
「オオゾラさん、レアコイルの様子が・・・」
ツツジが指を差すと、レアコイルに疲れが生じているのが分かった。
「よし、イシツブテ、いわくだき!」
オオゾラの指示でイシツブテはいわくだきをしてレアコイルにダメージを与えた。
「ここで・・・!」
オオゾラはボールを持つとレアコイルに向けてボールを投げた。ボールはレアコイルに当たって入り、しばらく動いた後、動きを止めた。
「やった!」
「レアコイルを捕まえましたわ!」
レアコイルを捕まえてオオゾラとツツジ達は喜んだ。
「レアコイルを落ち着かせるだけでなく、仲間にするなんて流石です」
オオゾラがレアコイルを捕まえた事をナギは両手を握って微笑みながら祝福した。
「さあ、早くスイッチをオフにしよう」
ランに言われてオオゾラは電力をオフに戻した。するとニューキンセツ内での異常な電力が下がって正常に戻っていった。
「これで電力も正常通りになりますわね」
「何はともあれ、無事解決して安心しました」
事件が解決したツツジとナギは喜んだ。
「オオゾラさん、捕まえたポケモン、大事に育ててね」
「うん、大事にするよ」
ランに言われてオオゾラは捕まえたレアコイルを大事に育てる事を約束した。
「さあ、ここから出てテッセンさんに報告しましょう」
ツツジに言われてオオゾラ達はニューキンセツを出てテッセンのいるキンセツシティに戻っていった。
「と言う訳で、暴走していたレアコイルをオオゾラさんが捕まえて、スイッチをオフにして正常に戻しました」
ツツジがテッセンにニューキンセツでの出来事と経過を伝えた。
「そうか、よくやってくれたな。君達に頼んで正解だったぞ!」
そう言うとテッセンは豪快に笑い出した。
「それじゃあ、まずはお礼だな。キッチンで食事でもしていくか、代金はわしがおごってやろう」
「ありがとうございます、テッセンさん!」
「わあ、ご飯楽しみ!」
テッセンのおごりと聞いてツツジ、フウ達は喜んだ。キッチンに足を運んでそこでしばらく食事を楽しんだ。
「さて、ジムに挑戦する約束じゃったな。君がわしに勝負を挑むのかね?」
「はい」
キッチンで食事を楽しんだ後、テッセンがオオゾラにジムに商戦するのかと言うとオオゾラは素直に頷いた。
「君とならいい勝負が出来そうだ。では、君の挑戦を待っているぞ!」
テッセンは豪快に笑ってジムへと戻っていった。
「テッセンさん、貴方の才能を見抜いたのかもしれませんね」
「勝負、頑張って下さいね」
ナギとツツジに後押しされて、オオゾラは挑戦に向けてやる気を出すのだった。