キンセツシティでテッセンに勝利して一夜を過ごした後、オオゾラ達は上へ進んでいき、火山灰の積る道路を歩き、ハジツゲタウンに到着した。
「着きましたわ、ハジツゲタウンに!」
「確かソライシ博士がいるんだよね」
フウが元気に博士に会えると喜んでいた。
「ソライシ博士、宇宙の研究をされている方ですよね」
「そうだよ、あたし達も研究のお手伝いをしているの!」
ナギが聞くとランが手伝いをしているのだと言った。
「それよりも私は、化石を掘っているあの兄弟に会いたいですわね・・・」
「化石を掘る兄弟?」
「そう、ここに住んでいますの!」
「そう言うとツツジはその兄弟のいる家へと入っていったが、すぐに戻って来た。
「どうしたの、お姉ちゃん?」
「断られましたわ、化石を譲ってもらいたかったのですが・・・」
「まあ、そう簡単に手に入る物ではありませんし・・・」
落ち込むツツジをオオゾラとナギが宥めた。
「バッジをあげますと言ってもダメでしたわ。はあ、化石が欲しいです・・・」
「ま、まあ気を取り直して、博士に会いに行こうよ!」
フウが博士に会いに行こうと提案した。
「そうだね、博士に会うの、凄く楽しみ!」
ランも喜んで博士の家に向かっていった。
「ツツジさん、私達も行きましょう」
「ええ、そうですわね」
ナギ達もラン達の後を追いかけた。
「博士がいないの?」
家に付くと、博士がいないと聞かされた。
「ええ、何だか怪しい人達に連れていかれて、貴方達、博士を探してくれるかしら?」
付き人の女性が博士を探してほしいとお願いして来た。
「怪しい人達、一体誰だろう?」
「オオゾラさん、まずは探してみましょう、それで博士はどこへ行きましたの?」
「確か、流星の滝に行ったわ」
「ではそこに行ってみましょう!」
オオゾラ達は急いで流星の滝へと進んでいった。オオゾラ達が辿り着いた場所、そこは滝の流れる洞窟だった。
「ここに、ソライシ博士がいるのですね・・・」
「博士、大丈夫かな?」
ツツジとフウの後を付いて行き、博士を探していく。すると何やら騒がしい声が聞こえてきた。
「おい貴様、隕石を我々によこせ!」
見ると、ソライシ博士がアクア団にいんせきを渡すように迫られていた。
「ソライシ博士、その隕石をあたし達に渡しな!アクア団は研究の為にその隕石が必要なんだよ」
幹部のイズミが博士に隕石を渡すように迫って来た。
「アクア団、ソライシ博士に何をしてるの!」
フウがアクア団に声をかけて止めるように言った。
「おや、あんた達かい、こんな所で会うとはねえ」
「ソライシ博士をここに呼んで何をしますの!」
ツツジが聞くと、イズミは呆れた顔をして言った。
「やれやれ、面倒な子達が来たもんだよ。あたし達には大事な使命があるんだ、邪魔をするなら、少しばかりきついお仕置をしてあげないとね!」
イズミとしたっぱ達がボールを投げてグラエナとキバニアを繰り出して来た。
「オオゾラさん、ソライシ博士を救いましょう!」
「うん!」
ナギとオオゾラが勝負に挑んだ。ナギはペリッパーを繰り出し、オオゾラはペンドラーを出して挑んだ。
「すてみタックル!」
イズミの指示でグラエナがすてみタックルで攻撃して来た。ペンドラーはかわしてどくづきで攻撃した。
「ち、やるね!」
イズミの指示でグラエナがほのおのキバでペンドラーを攻撃した。更にしたっぱのキバニアがねっとうで攻撃して来た。
「させません!」
ナギのペリッパーがエアスラッシュを飛ばしてキバニアを怯ませた。
「今です、オオゾラさん!」
「うん!」
オオゾラの指示でペンドラーはメガホーンをしてグラエナを倒した。ナギのペリッパーもぼうふうを飛ばしてしたっぱのキバニアを倒すのだった。
「く、やるじゃないのさ・・・!」
「フハハ、子供相手に負けるとは笑止なり、アクア団!」
その時、赤い衣装をまとった集団が現れた。眼鏡をかけたリーダー格の男が不敵にアクア団を笑っていた。