「よし、こいつを入れて、スイッチを押せば・・・」
奥の方ではアオギリは隕石をマシンに入れようとしていた。
「お待ちください!」
そこへツツジ達が止めに入った。
「何だ、ガキンチョ共か・・・」
「その隕石をどうするの?」
ランがその隕石をどうするのかを聞いた。
「こいつか、こいつを使ってあるものを作るのさ」
「あるもの?」
ツツジが首をかしげているとアオギリが説明した。
「この隕石はいいぜ、凄い力を秘めてやがる。こいつを使えばメガストーンやキーストーンだって作る事が出来る。そして・・・」
「そして、何なの?」
フウが聞こうとした所でアオギリが笑い出した。
「がっはっは、これ以上言ったらネタバレになって話が面白くなくなっちまうだろ!まあ、それだけ凄い力を持ってるって事さ!」
そう言うとアオギリはオオゾラ達を見据えて真面目な顔つきになった。
「さて、お喋りはここまでにして始めようか。俺達アクア団にはなすべき事がある。てめえらは俺達がぶっ潰すべき敵役だという事が分かった」
「ではどうしますの?」
「俺と、俺のポケモン達で、てめえらをバッキバキに揉み潰してやるよ、来な!」
アオギリとの勝負が始まった。アオギリがゴルバットとサメハダーを繰り出して来た。
「オオゾラさん、行きましょう!」
「うん!」
ツツジとオオゾラがこれに立ち向かった。ツツジはゴローニャを繰り出して、オオゾラは、レアコイルを出して挑んだ。
「エアカッターだ!」
アオギリの指示でゴルバットがエアカッターを飛ばして来た。ゴローニャとレアコイルはダメージを受けて怯んでしまう。
「ねっとうだ!」
サメハダーがねっとうでレアコイルを攻撃した。
「オオゾラさん、大丈夫ですか?」
「うん、大丈夫だよ」
「気を付けましょう、彼は相当の腕前です」
ツツジは警戒してアオギリを見据えた。
「行け、どくどくのキバだ!」
ゴルバットがどくどくのキバでゴローニャを攻撃して来た。
「かわして下さい!」
ツツジの指示でゴローニャはゴルバットの攻撃をかわすと、ロックブラストをしてゴルバットを攻撃した。
「やりやがったな!」
アオギリの指示でゴルバットがヘドロばくだんを飛ばして攻撃に出たが、ゴローニャはかわしてストーンエッジでゴルバットを倒した。
「やるな!」
「ツツジお姉ちゃん、凄いよ!」
オオゾラはツツジの実力に見とれていた。
「オオゾラさんも頑張って!」
「うん!」
オオゾラはレアコイルにソニックブームを指示してサメハダーを攻撃した。
「かわせ!」
しかしサメハダーはこれをかわして、たきのぼりで攻撃した。
「10まんボルト!」
オオゾラの指示でレアコイルは10まんボルトを飛ばしてサメハダーを見事に倒した。
「やりましたわ、オオゾラさん!」
「うん、勝ったよ!」
アオギリに勝利してツツジとオオゾラはハイタッチをして喜んだ。
「へ、やるじゃねえか。今日は俺の完敗だぜ。ガキンチョ共の力に驚かされちまったな・・・」
「アオギリさん、隕石を返してくれませんか?」
「分かったよ、この隕石はくれてやる。てめえらの好きにするといいさ」
アオギリはオオゾラに隕石を渡した。
「やっと隕石を取り戻せたね」
「ソライシ博士、喜ぶよ」
フウとランは博士が喜ぶことを思って嬉しそうにしていた。
「アオギリ様!」
そこへ、アクア団のしたっぱ達がやって来た。
「あん?どうした?」
「おくりび山に、探していたものが見つかったようです!」
「そうか、よし、俺達もおくりび山に行くぞ!」
次の目的地に狙いを定めたのか、アオギリはえんとつ山を去っていった。そこへマツブサが現れた。
「アクア団はどこへ行ったのだ?」
「おくりび山に行ったよ」
ランの言葉にマツブサは悔しそうな顔をした。
「ぐぬぬ、奴等の後ろを追う事になるとは、不覚の極み!」
歯ぎしりをしながら、えんとつ山を去っていくのだった。
「アクア団、一体何をしようとしているのでしょう?」
ナギはアクア団が何をしようとしているのか不安になった。
「でも、まずは隕石を博士に返そう」
「そうですね、考えても仕方ありません。私達のやれる事をしましょう」
ランの言葉にツツジ達は頷いて博士の所へ向かうのだった。