天気研究所でアクア団を追い払って休息を取った後、オオゾラ達はヒワマキシティに辿り着いた。
「ヒワマキシティ、自然に溢れてますね・・・」
街を見てツツジは自然に溢れた街並みに感心していた。木々に覆われていて、人々はツリーハウスで暮らしている。その街並みに親しみを感じてしまっていた。
「木々に溢れてて、いい匂いがするね・・・」
「自然に溢れてて、あたし、好きだよ」
フウとランも自然豊かな街を気に入っていた。
「ふふ、鳥ポケモンの真似をしていたのを思い出します・・・」
「鳥ポケモン・・・」
ナギの言葉にオオゾラは前世でポケマスをプレイしていた時にナギがそう言っていたのを思い出した。中々に変わり者だと思っていたが、実際にナギが言うと、確かにそう見えた。
「オオゾラさん、折角街に来られたのですから、私と勝負していきますか?」
ナギが自分と勝負するかをオオゾラに聞いた。
「うん、していこうかな・・・」
「それはいいですね、では私、ジムに戻りますのでいつでも来て下さいね」
ナギは一足先にジムへと戻っていった。
「オオゾラさん、ナギさんとすぐに勝負しますか?」
「うん、するつもりだよ」
「頑張ってね、僕達応援してるから」
「あたしも君の事、応援するね」
「ありがとう、フウ君、ランちゃん」
フウとランの応援を受けてオオゾラはヒワマキシティのジムに入っていった。ジムに入って仕掛けを突破していき、並み居るトレーナー達を蹴散らして、奥のステージに辿り着いた。
「オオゾラさん、待っていました」
奥のステージではナギが待っていた。
「私はひこうタイプのポケモンと歩む事を決めました。私のひこうタイプのポケモンの華麗な技を、貴方は見切れますか?」
ナギはそう言ってボールを取り出した。
「ナギお姉ちゃん、行くよ!」
「ええ、オオゾラさん、私と勝負です!」
ナギとの勝負が始まった。ナギはチルタリスを繰り出して来た。
「コモルー!」
オオゾラはコモルーを出してこれに挑んだ。
「チルタリス、りゅうのいぶきです!」
ナギの指示でチルタリスがりゅうのいぶきを飛ばして来た。
「まもる!」
オオゾラの指示でコモルーはまもるをしてこれを防いだ。
「やりますね!」
ナギの指示でチルタリスはつるぎのまいをしてから、とっしんで攻撃して来た。
「かわして!」
オオゾラの指示でコモルーはチルタリスの攻撃をかわすと、ドラゴンクローをしてチルタリスを攻撃した。
「いわなだれ!」
そしていわなだれで追撃をしてチルタリスを倒した。
「やりますね、オオゾラさん」
ナギはチルタリスを戻して、オオスバメを繰り出して来た。
「あれ、コモルー?」
オオゾラはコモルーの様子がおかしい事に気付いた。コモルーは姿を変えて、ボーマンダに進化した。
「オオゾラさんのポケモンが進化しましたわ!」
オオゾラのポケモンが進化した事に観客席から応援していたツツジが喜んでいた。
「進化するなんて、貴方にはやはり風が吹いていますね。ですが油断はしません!」
ナギの指示でオオスバメがエアスラッシュで攻撃して来た。エアスラッシュはボーマンダに当たって怯ませてしまう。
「つばめがえしです!」
ボーマンダが怯んだ所で、オオスバメがつばめがえしをして追撃した。
「そらをとぶです!」
更に空を飛んで急降下で攻撃して来た。
「かわして!」
オオゾラの指示でボーマンダはオオスバメの攻撃をかわすと、ねっぷうを飛ばして攻撃、そこからドラゴンクローで追撃してオオスバメを倒した。
「流石です、オオゾラさん!」
ナギはオオスバメを戻してペリッパーを繰り出して来た。
「戻って!」
オオゾラはボーマンダを戻してレアコイルを出して挑んだ。
「みずのはどうです!」
ナギの指示でペリッパーがみずのはどうで攻撃して来た。レアコイルはこれをかわしてソニックブームで攻撃した。
ペリッパーは羽ばたいてレアコイルの攻撃をかわして、エアスラッシュで攻撃して来た。
「かわして!」
オオゾラの指示でレアコイルはペリッパーの攻撃をかわすと10まんボルトで攻撃してペリッパーを見事に倒した。
「オオゾラさんが勝ちましたわ!」
「やった!」
オオゾラの勝利にツツジとラン達は喜んだ。
「お見事でした、流石はオオゾラさんです、貴方の強さを認めてこれを渡します」
ナギは涼しい笑顔でオオゾラにバッジを渡した。
「オオゾラさん、これからの貴方に良い風が吹く事を祈っていますね」
ナギの涼しい笑顔が印象に残った勝負だった。