「ほうでん!」
オオゾラの指示でレアコイルはほうでんを飛ばしてサメハダーを攻撃した。
「オウホウ、ヤルナ!」
サメハダーはダメージを受けながらも、ねっとうを飛ばして来た。
「かわして!」
オオゾラの指示でレアコイルはねっとうをかわすと、10まんボルトを飛ばしてサメハダーを倒した。
「アニイ、ジカンハカセイダゼ!」
負けたウシオだったが、本来の目的を果たした事に満足していた。
「オウホウ、オメエ、ナカナカヤルナ!ソコハキニイッタゼ。アニイノタメニジュウブンジカンハカセイダ。オレッチモアニイヲオイカケルゼ!」
ウシオは急いでアオギリを追いかけていった。
「ああ、何と言う事だ。あいいろのたまを奪われるとは・・・」
おくりび山の老夫婦は玉を奪われた事に愕然としていた。
「大丈夫ですか?」
ツツジが老夫婦に危害は無いかを確認した。
「わしらは大丈夫じゃ、しかしあの玉を悪用されては大変な事になる」
「私達で取り戻しましょう」
ナギが玉を取り戻そうと言った。
「そうですわね、アクア団が悪用したら、とんでもない事になるかもしれませんわ」
ナギの言葉にツツジも同意した。
「お前さん達、この玉を預かってもらえんかね」
老夫婦の老人がオオゾラに赤い玉を渡した。
「これを、いいんですか?」
「また何かに悪用されては大変じゃからな。お前さん達にもう一つの玉を託す事にしよう」
「ありがとうございます。僕達でしっかり守ります」
玉を受け取ると、オオゾラ達はおくりび山を出てミナモシティに向かった。
「来ましたわね、ミナモシティに!」
ミナモシティに辿り着いてオオゾラ達は楽しい気分になりそうだったが、アクア団を探す事にした。
「アクア団、どこにいるんでしょうか?」
「どこかにアジトがあるかもしれませんわ。詳しく調べて探した方が・・・」
ナギとツツジがアジトを探そうとした時だった。
「ホエルコ共、ダイビングするんだ!」
見ると海岸でアクア団のしたっぱがホエルコ達に技を指示していた。
「アクア団、こんな所に・・・」
オオゾラ達はアクア団のしたっぱに近付いた・
「何だお前等、俺達の邪魔はするなよ、洞窟に入ったって何もないんだからな!」
したっぱはオオゾラ達を追い払う仕草をした。そして洞窟には何もない事を伝えた。
「洞窟には何もない?」
「何かあるかもしれませんね」
「きっとそうだよ!」
「オオゾラさん、入ってみよう!」
「うん!」
ツツジ、ナギ、フウ、ランと一緒にオオゾラは洞窟に入っていった。
「侵入者だ、侵入者が入って来たぞ!」
基地に入ると、したっぱ達が集まって道を塞いだ。
「流石はアクア団、簡単には通してくれませんわね」
「私達で道を開きましょう!」
「行くよ、オオゾラさん!」
「うん、行こう!」
ツツジ、ナギ、ランに続いてオオゾラはポケモンを出してしたっぱ達の繰り出すポケモン達を蹴散らしていった。そうして奥へと進んでいき、海に通じる場所へと辿り着いた。
「潜水艦?」
ツツジが潜水艦がある事に気付いた。
「あれに乗って、何をしようと言うのでしょうか?」
「とにかく止めなきゃ!」
ナギとフウが止めに入ったが、そこにウシオが立ち塞がった。
「オウホウ、オメエタチカ。ヒトアシオソカッタゼ。アニイノノッタセンスイカンハシュッパツスルゼ」
「何ですって?」
ツツジが驚くと、潜水艦は海に潜って出発してしまった。
「アニイ、オレタチノリソウノセカイヲ、タノンダゼ!」
「遅かったようですね・・・」
ナギは間に合わなかった事に落ち込んだ。
「ナギさん、私達で出来る事を探しましょう!」
ツツジ達は基地を出てこれからどうするかを考える事にした。
「アオギリのおじさん、どうするつもりなんだろう?」
ミナモシティに戻ってフウがアオギリを心配していた。
「あいいろのたまを奪って何かをしようとしているのかもしれませんわね」
「もしかすると、その事で世界が酷い事になるかもしれませんね」
ツツジとナギはアオギリがよからぬ事をしようとしているのではと考えた。
「そうなると、ここから険しい戦いになりそうだね」
「うん、あたし達に出来る事は・・・」
フウとランがオオゾラを見つめた。
「オオゾラさん、僕達の住むトクサネシティに来て!」
「あたし達と勝負しよう、君がこれから先の試練に耐えられるか、あたし達が見定めてあげる!」
フウとランがオオゾラに勝負を誘った。
「オオゾラさん、フウさん達の勝負、受けてあげましょう」
「うん、僕、頑張るよ」
ツツジの励ましを受けてオオゾラはこれからの戦いを乗り越える為にフウとランとの勝負に挑む事にした。