※この作品はR-18です。

転生者のαサファイアの冒険   作:たくと七星

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第13話「この世界を守る為に」3

「外で雨が大量に振っているだと?このままだと全てが水に飲まれるだって・・・!」

 

 

 部下の連絡にアオギリは動揺した。

 

 

「おかしい、どうなってるんだ。カイオーガが復活する事で新しい世界が作られるんじゃないのか・・・?」

 

 

「アオギリよ、カイオーガの力を見誤ったようだな」

 

 

 マツブサが立ち上がって上を見上げて言った。

 

 

「カイオーガがもたらすもの、それは全ての生命の死であろう」

 

 

「何?!」

 

 

「どうやら、我々は手にしてはならない力を求めてしまっていたようだな・・・」

 

 

「な訳があるか、カイオーガが復活して、それで、俺の求めていた世界が・・・!」

 

 

「アオギリ、外に行こう、そこであんたの理想としていた世界かどうか・・・」

 

 

「おじさん・・・」

 

 

 アオギリの狼狽する姿にフウとランは心配して見ていた。

 

 

 

 

 

「これは・・・」

 

 

「酷い・・・」

 

 

 アオギリ達が外に出ると、その景色に愕然とした。空は雨雲に覆われて大量の雨を降らせていた。まるで全てを沈むようとする勢いで多くの雨水が降り注いでいた。

 

 

「こんなはずじゃあ・・・」

 

 

「おじさん、これがおじさんの望んだ世界なの・・・?」

 

 

 ランの言葉にアオギリは瞳を閉じて項垂れた。

 

 

「違う、俺は、ポケモン達の為に・・・。あいつが生きていける世界を作りたくて・・・」

 

 

「アオギリ・・・」

 

 

 アオギリの言葉をイズミが、フウとランが聞いていた。

 

 

「おじさん、僕達に出来る事は無いの?」

 

 

「ガキンチョ・・・」

 

 

 フウがアオギリに自分に出来る事はないかを聞いた。フウとラン、小さな少年少女達の目には微かな希望が感じられた。

 

 

「僕達はホウエンを助けたい、その手伝いをしたいんだ」

 

 

「おじさん、いい人だもん、あたし達も力になりたい!」

 

 

「ガキンチョ共、俺の為にか・・・?」

 

 

「いい答えだ、フウ君、ランちゃん!」

 

 

 そこへ空を飛ぶポケモンに乗ってダイゴが現れた。

 

 

「ダイゴさん!」

 

 

「来てくれましたわね!」

 

 

「オオゾラ君、ツツジちゃん、大変な事になったね」

 

 

 ダイゴも地に立って、オオゾラとツツジに大変な事になった事を言った。

 

 

「ええ、雨が大量に降っていますの・・・」

 

 

「このままじゃホウエン地方が水に沈んじゃうかも・・・」

 

 

「ああこのままでは大変だ。だがカイオーガを止める方法はある」

 

 

「ダイゴさん、それは・・・!」

 

 

 ツツジ達がダイゴ達に視線を向けた。

 

 

「ルネシティに行こう、そこで僕の友達のジムリーダーのミクリがいる。彼に遺跡を案内させてもらおう」

 

 

「遺跡ですわね」

 

 

「ではルネシティに行きましょう」

 

 

 ダイゴの案内でオオゾラ達はルネシティに向かった。ダイビングの力を使って街に辿り着いた。

 

 

「ミクリ!」

 

 

 街に来るとミクリが待っていた。

 

 

「やあ、ダイゴ、君が来るのを待っていたよ」

 

 

「ミクリ、遺跡を案内してくれないか。カイオーガを止めたいんだ」

 

 

「分かっている、カイオーガもそこにいる。付いてきたまえ」

 

 

 ミクリの案内でオオゾラ達は遺跡の入り口に来た。

 

 

「この遺跡の中にカイオーガが待っているんだね」

 

 

 オオゾラが言うとミクリは頷いた。

 

 

「ここから先に入れば、大きな戦いになるだろう。その覚悟は君にあるかな」

 

 

 ミクリがオオゾラに覚悟を問いただした。

 

 

「はい、出来ています。僕がカイオーガを止めてホウエン地方を救います」

 

 

「うん、いい覚悟だ。それを聞けて安心したよ」

 

 

「オオゾラさん、あたしも行くよ。おじさんを助けたいもん」

 

 

「僕も行くよ」

 

 

 オオゾラの下にフウとランも付いて来てくれる事になった。

 

 

「頼む、ポケモン達を、世界を救ってくれ・・・!」

 

 

 アオギリがオオゾラ達に世界を託す言葉を言った。

 

 

「君達に重荷を背負わせてしまうかもしれないが、頼むぞ」

 

 

 マツブサも重い表情をしてオオゾラ達に世界を託した。

 

 

「オオゾラさん、一緒にカイオーガを止めましょう!」

 

 

「私達でホウエン地方を救うのです!」

 

 

「うん、ツツジお姉ちゃん、ナギお姉ちゃん、皆で一緒に行こう!」

 

 

 オオゾラはツツジ、ナギ、フウ、ランを連れて遺跡に入った。遺跡を下っていき、奥の水辺に来るとカイオーガが待っていた。

 

 

「カイオーガ・・・!」

 

 

 カイオーガは姿を変えてゲンシカイオーガに姿を変えてオオゾラ達の前に立ちはだかった。

 

 

「オオゾラさん、行くよ!」

 

 

「おじさんや皆の為にも!」

 

 

「うん!」

 

 

 フウとランはソルロックとルナトーンを繰り出して、ツツジはダイノーズを、ナギはペリッパーを繰り出し、オオゾラはボーマンダを出して挑んだ。

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