※この作品はR-18です。

蒼炎のハルファス   作:ガンダムラザーニャ

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セイヴァーさんからのリクエストの作品を書かせていただきました。

活動報告で眷属やシチュエーションのリクエストを募集してますので、皆様のリクエストをお待ちしております。
https://syosetu.org/?mode=kappo_view&kid=315341&uid=99940


プロローグ

とある街の一角、蒼い炎が燃える。

 

完全燃焼を現す、灼熱の蒼い炎だ。

 

それは俺の街で好き勝手しやがったはぐれ悪魔どもを跡形もなく焼き尽くす。

 

こいつらに断末魔をあげる暇も与えねぇ。

 

「ふん、俺の炎の薪にもならねぇな」

 

「それは当然でしょ。

 

この辺りで暴れる悪魔なんて、あんたの足元にも及ばないんだから」

 

ザシュッ!と、はぐれ悪魔を魔力でできたナイフで斬り捨てる女は言う。

 

「カレン、こいつらは俺に喧嘩を売ってきたんだぞ?

 

何もお前まで出しゃばることはねぇだろ」

 

「あんたは私の主よ?

 

眷属が守るのが当然じゃない」

 

「まっ、それもそうだな。

 

…しっかし、こうして眷属集めのために外に出向いたは良いが、そう上手く見つかるわけねぇか」

 

「そう簡単だったら、苦労しないわ」

 

そう言って嘆息するカレンという女。

 

まあ確かにその通りだ。

 

「仕方ねぇ、今回は俺の街でイキってたザコどもを始末できたってことで、良しとするか。

 

カレン、帰るぞ」

 

「ええ」

 

そう言って、俺はカレンを伴って家路につくのだった。

 

俺はレイズ、レイズ・ハルファス。

 

この街を治めている悪魔だ。

 

元々はフェニックス家の四男として生まれた俺だが、兄貴たちや妹と違って髪は黒く、他のフェニックス家の悪魔たち以上の火力を持つ蒼炎を出した事で、俺は両親のどちらかで断絶したハルファスの血が先祖返りで濃く出たことがわかった。

 

それに、俺のこの蒼炎は、相手を焼き尽くす火力の高い炎であると同時に、味方と認識した奴や物を治したり魔力を回復させる能力があることが判明した。

 

この治す力は本来のハルファス家の能力らしく、これによって俺は、ハルファス家の当主になるべく勉強することになった。

 

そして、一定の年齢になってから家を出て、ハルファスの家名を名乗り、領土と屋敷を手に入れた。

 

当主になってから、俺は更に磨きを上げるために修行をした。

 

この業界、舐められたら終わりだからな。

 

その一環で、仲良くなったバアル家の次期当主のサイラオーグと修行したり、俺らの気配に強者の風格を覚えたのか、ドラゴンのタンニーンとティアマット、あと偶に乱入してくるクロウ・クルワッハと修行したりしている。

 

そういうのもあって、俺が言うのも何だがかなり強くなったほうだ。

 

だが、それでも今手こずってるものがある。

 

それは眷属集めだ。

 

最初の眷属であるカレン以外は、中々見つからない。

 

一応領土内で探してはいるが、見つかるのは領土内で俺のことを舐めて掛かってイキってるクソ雑魚悪魔だけ。

 

見込みもなければ伸び代もねぇと見た。

 

「はぁ、眷属探しも一苦労だぜ」

 

「それは仕方ないわ、あんたの炎はそれだけ強いもの。

 

でも、あんたならいつか良い眷属を見つけられるわ」

 

「……そうだな」

 

そう言って俺はカレンに笑いかけて、屋敷に戻るのであった。




主人公の見た目はヒロアカの黒髪の荼毘の火傷とか継ぎ接ぎ無しバージョンです。

次回はカレンについての話となります。
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