「レイズ様」
「うん?」
今日の仕事を終えると、凪がそう言ってやってきた。
「疲れてはいませんか?」
「別にこのくらいはいつものことだ」
「…その、疲れてて、色々と溜まってるのでしたら、私を使ってください」
「それ以前にお前はそういう自己肯定感が低いの何とかならねぇのか?」
「ごめんなさい、私には、こうするしか、思いつきませんので」
「幻覚で敵陣営を混乱に陥れて俺らが奇襲を掛けれるようにお膳立てしてくれてるやつがよく言うよ」
俺のところに来てから、凪はそうやって当たり前のように自ら体を差し出そうとしてくる。
家事も積極的にやってくれるし、戦力としては申し分ないが、こういう自ら甘えるんじゃなくて、自分を慰みの道具として扱ってほしいみたいな、そういう自己肯定感の低さはどうにかならないものか。
まぁ、あんなクズ親どもと過ごしてたら、そうなるか。
「凪、ちょっとこっち来い」
「はい」
凪は素直に俺のところに来て、そして俺はそんな凪を抱きしめた。
「あ、あの、レイズ様?」
「お前はもっと自分の価値を自覚しろ。
俺も含めて、ここにいる奴らはお前のことを道具みたいなことは思ってねぇよ。
だからもっと自分を大事にしろ」
「で、でも、私はレイズ様にご奉仕するためだけにいる存在で」
「それは違うだろ?
確かに俺はお前の人生を買った、眷属としても大事にしてるつもりだ。
知ってるか?
眷属ってのはお前が思ってるような、家来とか部下って意味もあるが、親族とかって意味もある。
つまりは家族なんだよ俺もお前も。
だから、今すぐその価値観を捨てろとは言わねぇが、もっと自分を大切にしろ」
「は、はい」
「でも、レイズ様に抱きしめてもらうと、とても落ち着きます」
そう言って凪は俺の体に自ら身を寄せた。
「そうかよ。
なら好きなだけそうしてろ」
「ありがとうございます、レイズ様」
凪の自己肯定感の低さはそう簡単に治るものじゃないだろう。
だから、俺らがこうして少しずつ変えてやればいい。
そう思いつつ、俺はしばらくそのままの状態でいたのだった。
「…レイズ様、一つお願いがあります」
「何だ?」
「私、レイズ様に、甘えても、良いですか?」
「お前がそうしたいからか?」
「はい、私は今まで、誰かに甘えるってこと、したことがなくて。
親からも、必要とされませんでしたし。
だから、どうやったら良いか、わからないのです」
「そうか。
なら存分に甘えていいぞ」
そう言うと、凪は安心したのか俺の胸に頬を擦り付けてきた。
「レイズ様の匂いがします」
「嫌か?」
「いえ、とても落ち着きます。
レイズ様の匂いは優しくて、でも力強くて。
私の大好きな匂いです」
「そうかよ」
凪はどうやら俺の匂いが好きらしい。
今までそんなそぶりは見せなかったのに。
いや、凪のことだから俺に嫌われないように、仕方なく我慢していたのだろう。
「もっと強くしても大丈夫ですよ?」
「ああ」俺は凪を抱きしめる力を強めてやった。
すると、凪は気持ちよさそうに目を細める。
「レイズ様の匂いに包まれていると、頭がぼーっとしてきて、でもすごく幸せで。
ずっとこうしていたいです」
「まぁ別にそれくらいならいくらでもやってやるが」
「……レイズ様って優しいですね」
そう言って凪は俺の胸に顔をうずめた。「レイズ様、これが甘えるってことでしょうか?」
「何だ、甘え足りないのか?」
「…はい、これ以上はどうしたらいいのか」
「そうだな、じゃあ続きは俺の部屋でやろう。
この執務室でやるのは色々と不味いからな」
「え、あ、はい。
よろしくお願いいたします」
そうして凪を連れて俺の部屋に向かう。
「あの、レイズ様。
私は何をすれば」
「凪、お前は甘え方がわからないみたいだからな」
「…はい」
「そこで、だ。
俺から一つ、提案がある。
凪、何も聞かずにスカートを脱げ」
「え? あ、その、はい」
凪は戸惑いながらも言われたとおりにスカートを脱いだ。
セーラー服のスカートの下に隠された白くて可愛らしいパンツが露になる。
「…っ」
言われた通り何も聞かずに目の前でスカートを脱いだが、よくよく考えてみたらそれは男の俺の目の前でパンツを見せるってことだと気付いて顔をカァッと赤くして、セーラー服の上の裾でパンツを隠そうとする。
何なら脱いだスカートを手に取ろうとするので取り上げる。
「あっ」
「せっかく脱いだのにそれはねぇだろ?
何のために脱がしたと思ってるんだ」
「す、すみません」
凪は羞恥で耳まで真っ赤にして俯いている。
その反応がいちいち可愛い。
「俺がそうしたのはな。
お前が自分から積極的に甘えられるように、この部屋で俺と二人きりでいる時はその格好でいろってことだよ。
だからもう大丈夫だろうって思うまでこれは没収な」
ポイッと、取り上げたスカートを投げ捨てる。
「でも、その」
「何だ?」
「わ、私、今まで誰かに甘えたことなんてなくて。
だからうまく甘えられないかもしれないです」
「……凪」
俺は凪を抱きしめる。
「お前は、甘えても良いんだよ。
わからねぇならわからねぇなりに、少しずつ素直になれ」
「は、はい」
凪は緊張しているのか体に力を入れていた。
俺はそんな凪を安心させるように優しく頭を撫でてやる。
「あ、あの、レイズ様?」
「何だ?」
「私、こういうことしてもらうの初めてなので……」
「……嫌だったか?」
「いえ、とても嬉しいです……でも少し恥ずかしいです」
そう言って凪は俺の胸に顔を押し付ける。
そんな仕草が可愛いと思ったのでそのまま頭を撫で続けてやった。
「さて、凪」
「は、はい」
俺は凪をベットの上に押し倒した。
「え? あ、あのっ?」
戸惑う凪をよそにそのままキスを交わす。
最初は優しく唇を合わせるだけのものだったが、だんだん舌を絡ませ合うディープなものに変わっていく。
そしてたっぷりと時間をかけて口内を犯し尽くす。
「んむっ♡れいずひゃま♡」
とろんとした目付きで俺の名前を呼ぶ凪が可愛い。
そのまま舌と舌を絡ませ合うディープキスを続ける。
そして凪が酸素を求めて口を離すタイミングで唇を離してやった。
「はぁ……っ♡はぁっ……♡」
呼吸を整える凪だが、それを待つつもりはない。
今度は首筋に舌を這わせてやる。すると凪はビクッと体を震わせた。
「んひっ♡」
と情けない声を上げるのが面白い。
さらに強く吸い付いてやる。すると凪はまたも体を跳ねさせた。
どうやら首筋が弱いらしいな。
「やぁっ♡あっ♡」
と凪は喘ぎ声を上げる。
そんな反応が可愛いのでもっといじめてやりたいと思うのが男の性だ。
今度は耳たぶを甘噛みしてやると凪は体を大きく震わせた。
「あっ♡だめぇ♡」
どうやら耳も弱いらしい。
俺は凪の弱点を見つけられたことに満足しつつ、今度はもう片方の耳に息を吹きかけてやる。
「ひゃうっ!?♡♡♡」
と声を上げる凪。そのまま耳に舌を差し込み舐め回す。
「やぁっ♡それっ♡だめぇっ♡♡」
と凪は必死に抵抗するが力が入っていないので何の意味もない。
むしろその仕草がさらに俺の嗜虐心を煽るだけだ。
空いてる手で、セーラー服の中に手を突っ込み、ブラのホックを外す。
プチッ
という音の直後に、素早く服の下からブラを引き抜く。
「あっ」
凪が何か言う前に、俺はその胸を揉みしだいた。
「んぁっ♡」
と凪は声を上げる。
膨らみかけながら、柔らかい胸の感触を楽しむようにゆっくりと揉んでいく。
そして時折強く握ってやると、凪の口から甘い吐息が漏れた。
「んっ♡ふぅっ♡んんっ♡♡」
さらに激しく揉んでやる。
すると次第に乳首が立ってきた。
それを指で摘んでやると、凪は大きく体を仰け反らせた。
「あっ♡ああんっ♡♡♡」
凪の口から甘い声が漏れる。
それを聞くだけでゾクゾクする。
そのままセーラー服を捲り、露になったピンク色の乳首を口に含み舌で転がしてやると、凪は体を仰け反らせたまま痙攣した。
どうやら軽くイッたらしいな。
だが休ませるつもりはないので、今度はおヘソに舌を入れ、そのまま舐め回す。
「だめぇっ♡♡そこぉっ♡♡」
凪は必死に抵抗するが、力が入らないようで全く抵抗になってない。
しばらく舐め回せば、凪のおヘソが唾液でコーティングされ、いやらしく光る。
「はぁ…はぁ…♡」
息が絶え絶えだが、その瞳には期待に満ちていた。
自ら足を開いて、シミができてるパンツを見せつけてくる。
「あの、レイズ様♡私もう♡」
と切なげに言う凪。
俺はそんな凪のパンツをずらし、秘部を晒す。そしてそのまま指を挿入した。
「あっ♡♡」
凪はそれだけで軽く達してしまう。
だがまだ足りないようで、もっと欲しいと言わんばかりに腰を動かし始めたので望み通りにしてやることにした。
まずは一本だけ入れてゆっくりと動かす。「あっ♡あっ♡」
指を動かす度に凪の口から喘ぎ声が漏れ出す。
しばらく動かした後、二本目を入れると、すんなり入ったのでそのまま中で動かすことにする。
「ああぁっ♡♡」
凪は大きく背中を仰け反らせ喘いだ。どうやらここが弱いらしいな。
なので重点的に責めてやることにした。
三本目を入れさらにバラバラに動かしてやる。すると凪は体を大きく痙攣させ、盛大に潮を噴いた。
「ああぁぁっ♡♡♡」
プシャァアアッ!という音と共に凪の秘所から液体が流れ出る。どうやら盛大にイったようだ。
「あ……あぁ……♡」
と放心状態になっている凪。だが休ませるつもりはないので、今度は凪のパンツを剥ぎ取り、自分のズボンも下ろす。
そしてギンギンに勃起した息子を取り出す。
それを見た凪はゴクリと唾を飲み込んだ。どうやら早く欲しいらしいな。
なので望み通りくれてやることにする。
俺はそのまま一気に挿入してやった。
ズブブッ♡という音と共に膣内に入っていく。
「んあぁあっっ♡♡♡」
凪は悲鳴のような声を上げて大きく仰け反った。どうやら今ので軽くイッたらしいな。
そのまま腰を動かすと、それに合わせて凪の口から甘い吐息が漏れる。
「んっ♡んっ♡」
最初はゆっくりだったが徐々にペースを上げていく。
パンッ!パァン!という音が部屋中に響き渡り、結合部から愛液が飛び散る。
「あんっ♡はぁっ♡んんっ♡」
凪は次第に余裕がなくなってきたようで、両手両足でしっかりと俺の体を抱きしめてくる。
その仕草がとても可愛らしく、思わず抱きしめ返してしまう。
すると凪は嬉しそうに微笑んだ。
「んっ♡んんっ♡」
そのままキスをすると、舌を絡ませてきたのでこちらも応えるようにして絡め合う。
やがてどちらからともなく口を離すと銀色の橋がかかった。
そして再び口づけを交わす。
今度はお互いを求め合うような激しいものだ。
凪の唾液はとても甘く感じた。
それを飲み込むたびに体が熱くなるような感覚に陥る。
もっと欲しいと思ったのでさらに深く貪ることにする。
凪もそれに応えるようにして、俺の頭を抱き寄せてきた。
そのまましばらくお互いの唾液を交換し合うような濃厚なキスを続ける。やがて満足したところで唇を離すと銀色の橋がかかった。
それをペロリと舐め取る。
「んっ♡んん♡」
どうやら凪はまだ足りないようで腰を動かし始めたのでこちらも応えてやることにした。
先程よりも速く動かすと、それに合わせて凪の口から甘い声が漏れ出す。
「あっ♡ああっ♡♡」
パンッパンッパンッパンッ
肌が激しくぶつかり合い、結合部からはグチュグチュッという水音が響く。
「あっ♡ああっ♡♡んんっ♡」
凪はもう限界が近いのか、体をビクビクと痙攣させている。なのでラストスパートをかけることにした。
さらに動きを早める。
パンッパンッパンッパンッ
肉同士がぶつかり合う音が大きくなるにつれて凪の声量も大きくなってくる。そしてついにその時が来たようだ。
「ああぁああっ♡♡♡」
プシャァアアッ!
凪は盛大に潮を吹き出して絶頂を迎えた。それと同時に膣内が激しく収縮する感覚に襲われる。
その刺激に耐えられず、そのまま中に出してしまう。
「あっ♡熱いのがいっぱい出てますぅっ♡」
ドクッドクッと脈打ちながら大量に注ぎ込まれる精液の感触に酔いしれているようだ。
そして全てを出し終えると同時に力が抜けたのかぐったりとしてしまった。
だが、手を強く握られている。
それはまるで、赤ん坊か、小さいガキが親とかに縋り付いているような仕草で、ぐったりとしていながらも体を丸めて、甘えているようにも見えた。
「…何だよ、甘え方がわかんねぇとか言っておいて、できてんじゃねぇか」
微笑みながら、俺は凪の髪を、優しく撫でた。
それから余韻に浸り、落ち着いてから、投げ捨てたスカートを返し、凪はさっきのことで恥ずかしく思いながらそそくさに履いた。
「その、レイズ様。
今日はありがとうございました」
「気にすんなよ。
俺からすればお前には、ただ自分をものみたいに扱うんじゃなくて、自分から積極的に求めて欲しかったからな」
「それでも、です。
…それとその、また甘えても、良いですか?」
「んなもん一々聞くまでもねぇよ」
「あ、ありがとうございます!」
そう言って凪は笑顔を見せた。
やはり笑顔の方が可愛いなと改めて思ったのだった。
後日、凪は俺に甘えるようになったが、皆の前でキスをしたりするので、その場が修羅場になったり、街にいるはぐれ悪魔の掃討数がとんでもないことになったりした。
とりあえず、俺は悪くないとだけ言っておく。