【Phase-004】
いつ、自分が家まで帰ってきたのか覚えていない。どうやって自室に辿り着いて、ベッドに倒れ込んだのかも覚えていない。
ただ、聞き慣れたスマホの着メロが鳴っている。早く電話に出ろと俺を急き立てている。
枕に顔を埋めたまま、手探りで枕元のスマホを取る。液晶の表示を見るのも億劫で、いつものように液晶画面をタップしてから耳元にスマホを寄せる。
「――…もしもし」
「あ、ごめんなさい、こんな朝早く。もしかして、まだ寝てた?」
くぐもった声で電話に出ると、聞き覚えのある声が耳に入る。
「え…あれ、…もしかして、アナ?」
「あ、うん、そう。…えっと、その、おはよう?」
お互いに、妙に辿々しく挨拶する。それもそのはずで、いつも俺達は話すと言ってもゲームのフレンドチャット越しで、こうやって電話で話したことなんて一度もなかったはず。いや、そもそも――。
「あ、あれ? あのさ、もし俺の勘違いとかだったら謝るけど」
「うん…」
「俺、アナに電話のアドレス教えてたっけ?」
「違うの。ごめんなさい。昨日、私が寝ちゃったせいでヒロ君がものすごく心配してたってお母さんに聞いて。もし自分のせいだったらどうしよう、って、すごく気にしてたって。だから、もし何かあったらって、万一の時は、ってお母さんと連絡先を交換したって聞いて。だから私がお母さんから無理に聞き出しただけだから。悪いのは、全部私だから。…その、心配かけてごめんなさい。一昨日の夜、ゲームで夜更かししてただけなのに」
いや、全然覚えてない。彼女の母親と、そんな話をした覚えも無い。ただ、昨日の自分はもし彼女の母親に訊かれていたら、きっと何もかも話してしまっていただろう、とは思う。それこそ、自慰を始めたのが何歳頃だったとか、今は週に何回自慰をしているのかとか、そんな恥ずかしいことも、全部。もし訊かれていたら、の話だけど。
「いや、何ともなかったのなら、それでいいよ。良かった」
「あ、うん。用は、それだけ。どうしても、一言謝っておきたくて。朝早くにごめんなさい」
「う、うん。えっと、なんだ。その、あれだよ、あれ。モーニングコール?だと思っておくよ。テストの日に寝坊せずに済んだと思えば、その、気にしてないから」
彼女の声に口が勝手に動いて、なんとなく当たり障りのない答えを適当に返していく。でも俺の頭の中に思い浮かぶのは、そんなことじゃなくて。
「…ありがと。それじゃ、また後で」
「うん、また後で」
電話が切れる。スマホを持った手が落ちる。口から溜め息が漏れる。
「……いっそ、夢オチだったら笑えるのに」
彼女が朝から電話をかけてきた。それだけで、昨夜は彼女の家にお邪魔したのは紛れもない事実ということになる。
自分が教えた覚えのない電話番号を彼女が知っているということは、彼女の母親がそれを知っているということは。
同級生の母親とはいえ、初対面の他人に、どうしてスマホの番号を教えたりするものか。自分がそうしたということは、つまり。
「…つまり、そういうことなんだよな」
今でも信じられないことに。
自分は、同級生の母親と、それも初めて会ったその日に。よりにもよって、自分の母親と同世代の女性と。
「…あー」
思わず、呻く。思い出しただけで、勃起する。思春期の男子中高生の性欲が発情した猿も同然なのは自覚しているが。それでも。
――…あんなにも、キモチイイ、ことを。
忘れられない。忘れたくない。本当に、思い出しただけで今も口の中に勝手に涎が出てくるほどに。
この先も、きっと一生忘れられないと思う。それくらい、一生に一度の最高のセックスだった。
「はぁぁぁぁ…」
溜め息が、深い溜め息が口から漏れる。
二度寝できるような状態じゃなくなってしまった。今日が日曜日や祝日とかなら、このままずっとベッドの中で悶々とゴロゴロしていたいが、今日は生憎とテストの日だ。
幸い、彼女が電話してきてくれたおかげでいつも目覚ましをかけている時刻よりは少し時間に余裕がある。軽くシャワーを浴びて汗を流すくらいは出来る。いま頭の中を占領しているピンク色を少しでも洗い流さないと、それこそテストどころではなくなってしまう。
ベッドから起き上がって、スマホを机の上に置く。
『またね』
ふと耳元で甘い囁き声が聞こえた気がして、思わず周りを見回す。もちろん、部屋の中には誰もいない。いるはずがない。
背筋が震える。ここにはいないはずの、彼女の母親が。あの手が、腕が、あの柔らかい胸が、今も自分の体を抱き締めているような気がして。
頭を振って、とにかく今はシャワーを浴びて、学校に行く準備をすることにした。
■□■□■□■□■
【Phase-005】
テストそれ自体は、無事に終わった。
頭の中は昨日のことで一杯でロクに回らなかったが、それでも手だけは勝手に動いて答案用紙の回答欄を埋めてはいた。果たしてそれが正しい答えかどうかまではわからないが。
テスト出来の良し悪しを互いに話し合うクラスメート達に背を向けてさっさと教室を出る。
バス停まで行って、列の最後尾に並んでいる見慣れた後ろ姿の後ろに立つ。肩越しに一瞬だけ振り返りかけて、再び前に向き直る。普段ならお互い知らない振りで通すのに珍しいこともあるものだと、何かあったのかと思ってスマホを出し、いつものゲームアプリを開くと、ログインしてすぐにメッセージが飛んできた。
『ヒロキュン、聞いて! 昨日教えてもらったところがドンピシャで出たの!』
俺が返信を打ち込んでいる間にも、立て続けにメッセージが表示される。よほど嬉しかったのだろう。
それはまあ、苦手な科目のテストが予想外に上手くいったら俺でもテンションは上がるだろうから、気持ちはわかる。
『今朝、見返したノートがちょうどテストに出てきて』
『あと、テストの直前に見直した元素番号表もヒロキュンが言った通りで、本当に縦の列がそのまま出てきて』
『それに、小テストの記述問題もほとんどそのまんまで』
『こんなにいっぱいテストが解けたのは初めて! とっても嬉しい!』
『良かったな。これで赤点は回避できそう?』
『赤点どころか、お母さんもきっとビックリするぐらいの点数が取れそう! 全部ヒロキュンのおかげ! ホントにホントにありがとう!!』
ちょうど来たバスに乗りながらメッセージをスマホに打ち込む彼女の手つきも、肩越しに見ていると心なしか鼻歌交じりのように軽やかだ。本当に気分が浮かれているらしい。
『役に立ったのなら良かったよ』
『それ以上だよ! さっきもお母さんに報告したらすごく喜んでたし。…それでさ、もしヒロキュンが良かったら、なんだけど』
『?』
『今夜、晩ご飯をどうですか、って。お母さんから』
バスの吊革を掴みながら、思わず横目で彼女の方を見る。露骨に顔色が変わっているというほど赤くはないけれど、眼鏡の下の頬が仄かな桃色に染まっている。
『お母さんから聞いたけど、ヒロキュンの家って共働きなんだって?』
『だから、昨日心配かけちゃったお詫びと、今日のテストのお礼も兼ねて、もし良かったら、って』
『もちろん無理にとは言うつもりもないけど、どうかな?』
『いや、そりゃもちろん御馳走してもらえるのは俺としてはすげぇありがたいけど。いいの?』
『いいよ。だから、お母さんがもしヒロキュンの嫌いなものとか、逆に今夜に食べたいものとかがあれば訊いてきてって』
思わず、スマホを握る手に力が入る。
彼女の母親の。あの口と、舌と、唇の味が、フラッシュバックするように、不意に蘇ってきた。
今夜に、食べたいもの。とても、彼女には言えないけど。言うどころか、そもそも気取られるわけにもいかないけど。
もし、望めるのなら――。
『いや、別に。出されたものに好き嫌いは言わないって』
そんな卑しくて醜い本音を押し隠して、俺は何食わぬ顔で彼女に返信した。
■□■□■□■□■
【Phase-006】
「いらっしゃい」
「お邪魔します」
彼女の家にお邪魔して、また母親に挨拶する。
優しく微笑む母親は、昨日の初対面の時と全く変わった様子もなくて。
まるで、昨日のことは俺の妄想か、都合の良い夢だったんじゃないかと思うほどで。むしろそうであってくれたら、この何とも言えない据わりの悪い気分を味わわずに済んだのかもしれない。
でも、また彼女の部屋で勉強していると、扉をノックして母親が入ってきたものだから、俺は内心でドキドキしていた。
「ごめんなさい、ちょっといい?」
「どうしたの?」
「実は買い置きのハムを使い切っちゃってるのを忘れてて、ちょっと買い足してくるわね」
「いいよ、そんなの。私がちょっと行ってくる。ついでに何かお菓子とジュースも買ってくる。ヒロ君は何がいい?」
「え? あ、じゃあ、フリスク。ミントの強いヤツ」
「ん、わかった」
肩に引っ掛けたカーディガンの袖に腕を通しながら彼女が部屋から出て行くのを見送る。そして玄関の扉が閉まる音が響くと。
「――ふふふっ、…ねえ、もしかして期待した?」
おもむろに。
母親の雰囲気が露骨に変わって、俺の体を引き寄せる。
「……」
何も言えなかった。それはつまり、その通りだということ。
わざわざ娘が外に出るように仕向けて、それで何もされなかったら、それはそれで俺は肩透かしを食ったような気分になっただろう。
「ほら、ちゃんと言わないとダメよ? 昨日のヒロ君はあんなに素直で、欲望に忠実だったでしょ?」
俺の顔に唇を寄せてくる母親の囁きに、俺は逆らえなかった。
「期待してました。また、昨日みたいに、」
「私とセックスしたい?」
あまりにも明け透けに、開けっぴろげに、母親が口にする。間違っても、娘の同級生に向かって口にしてはならないはずの台詞を。
「――したい、です。すごく、したい」
でも、俺は。その言葉を、むしろ待っていた。今朝から、ずっと。テストの間も、彼女と勉強している時も。ずっと。
「良い子ね、ヒロ君。私も、今すぐにでもヒロ君とセックスしたいわ。ヒロ君の硬くて大きなオチンポで、淫乱マンコを突いて突いて、突きまくって欲しくてたまらないの」
母親の唇が、俺の唇に重なる。娘の部屋で。俺とキスをする。
「でも、もうちょっと待って。ね? ちゃんと約束は守るから。ちゃんと、ヒロ君のドロドロ特濃ザーメンをオマンコで受け止めてあげるから。だから、それまでは…じぃっくり、コトコト、勃起チンポの中で精液を煮詰めるように、私の裸を想像しながら良い子にして待っててね?」
そう言いながら、彼女の母親は俺の手を自分の股間に導く。スカートの裾を捲り上げて、俺の手を、内股の間に差し入れる。
「…っ」
「ふふふ、ふふ…驚いた? 実は、ヒロ君が来るのを待っている間に下着がダメになるくらいオマンコが濡れちゃって」
指先に触れる、柔らかな肉襞の感触。べっとりと指に纏わり付く、粘っこい蜜の感触。
「ほら、ねぇ…味見、してみて?」
その囁きに乗せられるがままに、手を自分の口元に持ってくる。指先が卑猥に濡れ光っている。口を開き、指先を舌で舐める。
甘酸っぱい、牝の味。目の前で淫らに微笑む、雌の味。口の中で転がすように味わい、そして喉を鳴らして飲み込む。
「美味しい?」
「はい、もっと欲しいです。たった一口だけじゃ、足りないです」
俺は、彼女の母親の体を抱き寄せる。
「そんなに食べたいの?」
「はい」
「ふふふ、あはっ、あはははっ」
彼女の母親が、声を上げて笑う。喉を反らして、愉しそうに笑う。
「いいわ。でも、本当に少しだけよ? すぐに娘が帰ってきちゃうんだから」
そう言って、娘が尻を乗せていたクッションを腰の下に敷くと、スカートをたくし上げて、むっちりと肉付きの良い脚を晒して。
そして、俺の前で、その脚を大きく開いた。
「どうぞ、召し上がれ」
ぱっくりと開いた淫裂から、むわりと立ち上る雌の臭い。
昨日は部屋も暗くて、意識も定かではなくて、だから、こんなに明るい部屋で、隅々まではっきりと女性の恥部を目にするのは生まれて初めてで。
「…い、いただき、ます」
ゴクリ、と喉を鳴らして。俺はその場に膝をつくと、彼女の母親の股間に顔を寄せる。肉厚の花弁が誘うように蠢いて、その間からねっとりとした蜜が湧き出てきているのが見える。
舌を差し出して、折り重なった襞と襞の間の膣口の中に、舌を入れる。
「あはぁ…」
甘ったるい喘ぎ声を聞きながら、俺は女性器の陰唇に自分の唇を押しつけて、膣内に差し込んだ舌を動かして。
ねっとりとした甘い愛液が、口の中に流れ込んでくる。喉に流れ落ちてもなお濃厚な牝の味が口いっぱいに広がっていく。まるで媚薬か麻薬でも口にしているような錯覚に陥りながら、舌を蠢かす。ピチャピチャとわざと音を立てて舐めしゃぶる。
「あはぁ……ヒロ君、上手よ」
彼女の母親の手が俺の頭を撫でるように動いては髪を優しく梳いてくる。それが嬉しくて、俺はますます熱心に女性器を愛撫する。舌先で襞を掻き分けるようにして膣口の内側を舐め回し、溢れ出してくる蜜を啜り上げる。
「ああん……いいわぁ、すごくいい……ヒロ君って本当に上手。チンポも大きくて、セックスも上手で、しかもクンニまで。どこまで私を悦ばせてくれるの? ねえ、ヒロ君?」
「んっ……む、ちゅっ」
「もっと奥まで味わっていいのよ。ああぁ、すごく素敵よ。こんなにされたら、私もう堪らないわ……」
彼女の母親の腰がビクビクと震えるのを掌に感じながら、俺はさらに舌を差し伸ばす。その間も左手は尻を鷲掴みにして揉みしだくのを忘れない。そうして夢中で舌を動かしていると、不意に淫裂が俺の舌を締めつけるように動く。それはつまり、俺の目の前で今彼女が絶頂に達したということで。
「~~~っ」
声を噛み殺すために、自分の小指を噛んで。彼女の母親が、イキ顔を俺に見せつけてくる。まるで、『女はこういう顔をしてる時にイッているのよ』とでも言いたげに。
「…っは、あ…どう? 私のオマンコは? 美味しかった?」
「はい。すごく柔らかくて、トロトロで。甘くて、すごく美味しかったです。こんなに美味しいものを食べたのは初めてなくらい…」
「そう、オードブルにはちょうど良かったかしら。…でも、」
ゆっくりと身を起こした彼女の母親は、俺に向かって色っぽく微笑むと、唇を頬に押し付けてきた。
「今日のメインディッシュは、また後でね。私も、ヒロ君のチンポを早くオマンコで味わいたいから。だから、今はお預け。ね?」
そう言われて俺は思わず唾を飲み込む。
「はい、俺も、早くセックスしたいです」
「ふふ、いい子ね」
机の上に置いてあったウェットティッシュを取ると、彼女の母親は俺の口の周りを優しく拭ってくれる。それから、自分の股間を広げて、
「はい、ヒロ君。拭いてくれる?」
言われるがままに、自分が夢中で舐めしゃぶった女性器の周りを優しく拭っていく。今更のように、彼女の母親の股間には黒々とした陰毛が密生していることに気付く。熟れた雌の匂いがむわりと漂ってくる。
「私のオマンコの匂い、どう? こういう匂いって人によって好き嫌いがあるらしいけど、ヒロ君的にどうなのかしら?」
「え、と。その」
「正直に言って? 私はヒロ君の正直な感想を聞きたいわ」
俺は少し考えてから、思ったことをそのまま口にした。
「正直、すごく興奮する匂いです。ずっと嗅いでいたいくらい」
そう答えると、彼女の母親は嬉しそうに笑う。そして俺の頭を優しく撫でる。まるで小さな子供を褒めるかのように。
「良かったわ。さ、そろそろ娘が帰ってくるかもしれないから、その前に晩御飯の準備を済ませちゃいましょうか」
そう言って立ち上がった彼女の母親のスカートの裾は捲り上がっていて、今も股間が丸出しのままだ。思わず淫裂を凝視してしまう。
「どうしたの? そんなにじぃっと見て」
「あ、いや、その、」
待ても出来ない駄犬だと思われたらどうしようと思って俺がしどろもどろになると、彼女はくすりと笑ってスカートの裾を下ろす。そして俺に顔を寄せてくると耳元で囁くように言った。
「……私のオマンコが見たかったら、次からはちゃんと声に出して言わないとダメよ? 自分は黙ったままで相手に察して欲しいなんて、ただの甘えなんだから。ね?」
「ご、ごめんなさい」
「ふふっ、そんなに熱い目で見つめられるのは悪い気はしないけどね。でも、次からはちゃんと言うのよ?」
「は、はい」
俺が素直に頷くと彼女はまた俺の頭を撫でて、それからキッチンへと歩いて行く。その後ろ姿を見送りながら、俺は自分の股間を見下ろす。ズボンの中でパンパンに膨れ上がっていて苦しいくらいだが、それでもまだ我慢しなければいけない。この後に控えているメインイベントのためにも。
■□■□■□■□■□
【Phase-007】
「…ぁ」
彼女が帰ってきて間もなく、夕食の準備が出来たので三人でリビングのテーブルを囲む。献立はハンバーグで、ソースはデミグラスだった。でも、ナイフを使って切り分けた肉をフォークで突き刺して口に運びかけると、ふと彼女が何かに気付いたように小さな声を漏らした。
「? どうかした?」
「ううん、別に。なんでもないの」
なんでもないと言いつつ、彼女は手をお腹に添えて、顔を俺に見せまいとするように俯く。
「ああ、そろそろだったわね。無理しないで、部屋で横になったら?」
「…でも、またヒロ君に心配かけちゃう」
「そんな風に真っ青のままで食べても、すぐに戻しちゃうでしょ? それこそヒロ君が心配するわよ?」
「……うん。じゃあ、ちょっと横になってくる」
「あ、あの、俺……」
「大丈夫、心配しないで」
彼女は俺の言葉を遮るようにそう言うと、ゆっくりと席を立つ。そして俺に軽く目配せしてからリビングから出て行った。
「あの子のことなら気にしないでいいわ。女の子はね、時々ああなるものなの。わかるでしょ? ただ月のものの時期が来ただけ。あんまり騒がなくてもいいわ。あの子は、ちょっと重い方だから、ね」
「あっ、はい……」
さすがに月経がどういうものかぐらいは学校で習うが、目の前で生身の女の子のそういう事情を話されるのは、正直に言って複雑な気分だった。心配すればいいのか、そういうものだと納得すればいいのか。
「明日もテストだから、今日は早めに休ませるわ。明日の朝までに少しは復調してくれるといいんだけどね」
食事をしながら、彼女の母親の顔を見る。娘の体を心配する母親の顔。そう見える。
あるいは、そんな風に見えるよう、表情を装っている。だって、それは、まるで――。
「…だから、あの子が寝たら…ね?」
そう言って、彼女の母親が俺に向かって微笑む。淫靡に濡れた瞳と唇で。唇の隙間から覗いた舌先が、ゆっくりと舌舐めずりをする。
「あ、その、」
「ね?」
考えるより先に俺の体が反応してしまう。それは、俺自身もずっと期待していたことでもあって。
それに抗いようもなく、俺はただ小さく頷くことしか出来なかった。だって、彼女を心配するよりも、彼女の母親とセックスする方が、ずっと魅力的に思えたから。
それが。『気にしなくていい』って彼女の母親に言われたことが、免罪符になって。俺が、彼女を気にかけるよりも彼女の母親とセックスする欲望を優先するようにと仕向けられて。俺は、俺の意思で、彼女の母親を、欲望のままに抱いてしまうことにしてしまった。
「ちょっとヒロ君を車で送ってくるわね。ついでに薬も買ってきてあげるから、先に休んでなさい」
晩御飯を食べ終わった後、彼女の部屋に母親と二人で入るとベッドに寝ている彼女は薄目を開けて俺達を見る。
「…うん。ヒロ君、ごめんなさい。せっかく来てくれたのに、またこういう事になっちゃって」
「気にするなって。アナは何も悪くないじゃんか。俺の方こそ、こういう時にどういう風にすればいいのか全然わかんなくてさ。彼女とかいたこともないから、今のアナがどれくらい辛いのかもよくわかんなくて。だから、俺の方こそ、ごめん」
「ううん、いいの。だって、ヒロ君は、別に私の彼氏ってわけじゃないんだし」
彼女は笑ってそう言うけれど、その笑顔はどこか寂しそうで。やっぱり体調が優れないせいで、気分が落ち込んでいるせいなのかもわからなかったけど。
それでも彼女の表情に浮かんでいるのは確かな自嘲で。俺は思わず彼女の顔から視線を逸らしていた。そんな俺の肩を、彼女の母親が優しく叩いてくる。
「そのくらいでいいわ。お互いに謝ってばかりだとキリがないでしょ?」
「あ、はい。じゃあ、また学校で」
「うん、また」
彼女が小さく手を振ってくれるのを確認してから、彼女の母親に促されて部屋を出る。
「それじゃ、念のため薬はここに置いておくから。辛いようなら飲みなさい。何か食べれそうなものはある?」
「…ううん。いらない」
「鍵は持って出るから、明日の朝まで寝ていられるようなら無理に起きずに、そのまま寝ちゃいなさい。無理に勉強しても、その有様じゃ頭に入らないでしょ?」
「うん、…わかってる。もう寝るから。ヒロ君のこと、ちゃんと送ってあげて」
背中で交わされる母娘の会話を、俺は黙って聞いていることしか出来なかった。
「さ、ヒロ君。遅くなっちゃってごめんなさい。行きましょうか」
俺の腕に手を絡めながら、彼女がねっとりとした声で囁く。それだけで、もう俺は彼女のことを心配するより、これからの期待に股間を膨らませてしまっていた。
■□■□■□■□■□
【Phase-008】
彼女の母親がハンドルを握る車に乗って向かった先は、俺の家――などではなく。ホテルだった。それも、明らかにラブホとわかる派手な外見で、一目見ただけでそういう目的の客専用だと分かるホテル。
無人の機械式フロントで鍵を受け取る間も、薄暗く狭い廊下を抜けてエレベーターに乗っている間も、彼女はずっと俺の腕に自分の腕を絡ませていて。
まるでこれからセックスをするためだけにラブホに来たカップルみたいに寄り添っている彼女の母親と、俺。
違う。カップル『みたい』も何も、今の俺達はまさにその通りで。これから、セックスをするためだけに、俺達はここに来ているのだ。
彼女の母親が部屋の鍵をカードキーで開ける。二人で中に入る。扉が閉まる。自動で鍵がかかる。俺は、もう我慢出来なかった。密室で、二人きりになった瞬間。俺は自分でも気付かないうちに彼女の母親の肩を掴んで、自分の方へと引き寄せていた。
「ぁはっ」
彼女の母親は何も言わずに、服のボタンを自ら外していく。ブラウスを脱いで、スカートを下ろして。俺の前で裸になる。
「……」
そして、ベッドに四つん這いになって、お尻を俺に向ける。丸い尻の肉が、左右から掴んだ手で割り開かれて、ひくつく尻穴から淫裂が丸見えになる。俺を誘うように、フリフリと尻を左右に振って。
「お、ま、た、せ。ヒロ君の大好きな、セックスのことしか考えられない淫乱な雌奴隷のオマンコ、よ? 今から、ヒロ君の素敵なオチンポで私に種付けして、子宮を孕ませて、ね?」
淫らで下品なのに、美しい尻。汗と愛液でぬらぬらと妖しく照り輝く雌穴を見せながら、俺の母親が熱っぽい声で淫らな誘惑をしてくる。
「チンポが欲しいって言ってよ」
俺の口から自然にその言葉が出ていた。彼女の母親は一瞬驚いたような顔をしたが、すぐに妖艶な笑みを浮かべて、
「オチンポ、オチンポぉ! ヒロ君の素敵なチンポに犯されたくてオマンコ疼かせてる、いやらしい牝奴隷にチンポをちょうだい! 淫乱母親マンコをヒロ君のガチガチ極太チンポで懲らしめて、ご褒美ザーメンで種付けしてぇっ! ヒロ君の子種が欲しくて欲しくて、今もオマンコがキュンキュンしてるのぉっ!」
卑猥な淫語を口にしながら腰を振り乱し、チンポを欲しがる発情した牝犬のように浅ましい姿勢で俺を誘ってくる彼女の母親は、ベッドの上で四つん這いになったまま、俺に見せつけるように尻を振っていた。
こんなのを見せつけられて我慢でなんかきるわけがない。俺はすぐさま服を脱ぎ捨てて裸になると、両手で突き出された尻を思い切り鷲掴みにして、その中心の淫裂に狙いを定める。昨日の自分は、わけもわからずされるがままに翻弄されていたばかりで、ほとんど受け身で与えられる快楽にのたうち回るだけだった。
「今日は、俺が犯すから。同級生の母親マンコを、俺のチンポで犯しまくって、俺のチンポのことしか考えられない淫乱牝奴隷に堕とすから」
「あぁっ、素敵。そうよ、それでいいの。若い牡が、熟れた雌を犯そうとするなら、骨の髄までしゃぶりつくすぐらい徹底的に、身も心も堕として支配しつくして、自分だけのものにするのよ。私をヒロ君のモノにして、ヒロ君専用の肉奴隷にしてちょうだい」
俺は彼女の母親の尻を掴む手に力を込めて。そして、一気に自分の剛直を熟れきった雌穴に突き入れた。
「おほぉっ!?」
昨日と同じように、突き入れた俺を歓迎するように柔らかく蕩けきった肉襞が全方位から一斉に絡みついてくる。絡みつくというより、喰らい付いてくる。咀嚼するように、無数の肉の疣が、俺のチンポをしゃぶりつくそうとする。
「あぁっ、ヒロ君っ、素敵よぉっ!」
彼女の母親が絶叫し、絶頂へと駆け上がっていく。俺は必死になって射精を耐えようとするが、無理だ。今朝からずっと我慢に我慢を続けてきたのだ。この膣内に、この蜜壷に、この子宮に。俺のザーメンを思う存分ぶちまけてやりたくて、そのために今まで待ち続けて。その渇きと飢えが、この快感の虜になりつつある俺の体にも影響を与えている。
勃起している性器の幹には、蚯蚓のように太い血管が浮き上がっている。ドクンドクンと脈打ちながら、傘の開いた先端から我慢汁を垂らし続けている亀頭は、自分でもわかるほどパンパンに腫れ上がってしまっている。
「あぁんっ♡ あぅっ♡ あっ♡」
俺が後ろから突き上げるたびに彼女の口から甘い嬌声が溢れる。彼女の母親の尻を掴んだ掌に力を込めて、逃がさないようにしっかりと肉を掴みながら腰を打ちつける。昨日の下から突き上げるのとはまた違う蜜壷の感触に、ますます俺のボルテージが上がっていく。
「あぁっ♡ はぁんっ♡」
彼女の母親のマンコの具合は最高だった。少しでも気を抜けばすぐ射精してしまいそうなぐらいに気持ちよくて、俺のチンポに膣肉の凹凸がピッタリと嚙み合っている。この先もし他の女とセックスする機会があったとして、こんなにも俺と相性の良いオマンコが他にあるのだろうか。
「ヒロ君、イイよ、すごくイイッ! やっぱりヒロ君のオチンポ最高っ、私のオマンコとサイズも相性もピッタリで、もうヒロ君以外のオチンポじゃ満足できないわっ! あぁっ♡ もっとっ♡ もっと突いてぇっ♡」
彼女の母親が甘えるように、いやらしく卑猥なおねだりの言葉を俺に向かって叫ぶ。
「ほら、ヒロ君も私のオマンコ好きでしょう? 好きって言って、私とセックスするの大好きって、もう私のオマンコのことしか考えられないって言いなさい?」
「俺、俺は…」
俺の口は、彼女の母親を後ろから犯す興奮で馬鹿になっていた。理性なんて、もう完全に融かされていた。
「俺、同級生の母親とセックスして、年上の雌マンコをチンポで犯すのが大好きで、アナと勉強しててもお喋りしてても、ずっと味見させてもらったオマンコの肉の味が忘れられなくて、」
「あぁんっ♡ そうよっ! その調子よ、ヒロ君。もっと言いなさい? 我慢なんかしないで、私のオマンコに中出しして、好きなだけ種付けするのよ!」
雌の尻に爪を立てて鷲掴みにして、その柔らかい尻の肉に自分の腰を何度も叩きつける。そのたびに彼女の母親は、
「あぁっ♡ ヒロ君のチンポ好きっ♡ オマンコはね、私のオマンコがね? もっと犯されたいって言ってるのぉっ♡」
と淫らに腰を振って俺に媚びる雌穴は嬉しそうにチンポをしゃぶっているし、俺のチンポは彼女の母親の子宮口まで貫くような深い挿入で子宮口を突き上げては膣襞を抉りまくっている。そして、俺はもう我慢する必要もなくなって、ただ快楽に身を委ねてひたすらに腰を打ちつけながら叫ぶ。
「もう、出るっ! 子宮に精液ぶっかけてやるっ! 俺のザーメンでイカせてやるっ、このオマンコは俺のモノだぁっ! 俺のチンポで種付けされてイキ狂えっ!」
間違っても、普段の俺なら口にするどころか思いつきもしないような卑猥な言葉が、口を突いて出てくる。でも今は、恥ずかしげもなくこう叫ぶのが自然だと思えてしまうから不思議だ。肩越しに俺へと振り向く彼女の母親が、
「ああんっ♡ 来てぇっ! 私の子宮にヒロ君の熱いのちょうだいっ♡ ヒロ君のチンポで私のマンコを孕ませてぇっ!」
「くぅぅっ! あ、あぁっ! 出るっ、出るっ! もう、出すぞっ!」
「出してぇっ! 私の子宮にいっぱい出しなさいぃっ!」
俺は彼女の母親の尻を抱え込むようにして、思いっきり腰を打ちつける。そしてそのまま、一番奥まで突き入れた瞬間。亀頭の先が熱いものに包まれたような感触がしたかと思うと。俺の股間から駆け上ってきた快感の塊が一気に弾けた。まるで放尿でもするかのような勢いで、大量のザーメンが迸る。
「あぁっ♡ 出てるっ♡ ヒロ君のザーメンが私のオマンコにいっぱいっ! 熱いのぉっ♡ イクッ!イッてるぅっ! イックぅぅっ!!♡」
俺の射精は長く続いた。その間、彼女はずっとイキ続けていた。尻を高く上げた体勢でビクビクと全身を痙攣させている。自分よりもずっと年上の熟れた雌をイカせてやった。昨日みたいに相手に主導権を握られていたわけでもなく、終始俺が主導権を握っていた。そんな圧倒的なまでの達成感と満足感が俺の全身を包み込んでいた。テストで百点満点を取るよりも、きっと今の方がずっとキモチイイ。
「はーっ、はーっ、はーっ…」
俺も彼女も汗だくで呼吸も荒くて。
「あんっ♡ まだイってるみたい……♡ ふふ、凄かったわ。ヒロ君ったら、そんなに私のオマンコが好き?」
「こんなにたっぷり射精しておいて、嫌いとか…一体どの口が言えるんですか」
「あら、もう敬語になっちゃって。遠慮しないでいっぱい甘えなさい? どうせ、もう他の女のマンコじゃ満足できないんだから、私に思う存分種付けすればいいの♡」
そう言いながら彼女は優しく腰を引いて俺のチンポを引き抜く。萎えかけていてさえ射精の直後とは思えないくらいに大きくなっていたペニスが勢いよく跳ね上がる。すると精液と愛液でドロドロになった亀頭の先から残尿のような勢いのない汁が溢れ出す。体の向きを変えた雌の口が、突き出された舌先が、俺のチンポから垂れる精液と愛液を舐め取る。
「ん、ちゅ、れろぉ……ふふ、やっぱり美味しいわね。ヒロ君のオチンポ汁は最高よ」
「そんなに美味いですか?」
「ええ。とっても濃厚で臭くて、喉に絡まって飲み下すのも大変なぐらいなのにね。でも、それがいいの。この味を知ったらもう戻れないわ」
そう言って彼女は妖艶な笑みを浮かべてみせる。俺のチンポに頬ずりをして、その顔がべっとりと汚れることも厭わずに。
「私の大切なご主人様のオチンポにご奉仕させていただきます、なーんて、ね♥」
悪戯っぽく囁いた彼女の母親の口が大きく開いて、そのまま俺のチンポを飲み込む。頬を膨らませて、下品なほどにいやらしい音を立てながら、舌の表から裏までしっかりと舐めしゃぶりながら。丹念に、執拗に、俺のチンポの隅から隅までを余すことなく綺麗に掃除して。
「私のフェラチオはどう? ヒロ君、私のご奉仕フェラは気に入ってくれたかしら?」
「は、はい」
「んふ。よかったぁ♡」
一滴も残さず精液を舐め取られ、その上に彼女の母親の唾液で隈なくコーティングされた表面を這い回る舌の感触。もちろん、他の誰かにこんなことをしてもらった経験など俺にあるわけがない。
「ちゅる、れろぉ……んふ、なぁに、ヒロ君ったら。お掃除したばかりなのに、もうこんなに大きくしちゃってるじゃない。一度や二度じゃ足りないの? 次は一体どこにハメたいって言うのかしら? ねぇ?」
俺の顔を上目遣いに見上げながら、彼女の母親は口を開いて舌なめずりをしながら、わざとらしく乳房を持ち上げてみせる。
「私の胸で挟まれたいの? それとも、お尻の穴にも興味があるのかしら? ねぇ、ヒロ君。オマンコに種付けするだけじゃ物足りなくなったの?」
俺のチンポに乳房を押し付けながら、淫らに腰をくねらせて誘惑してくる彼女の母親の姿。
「どっちでもいいなら、私に『命令』して? チンポがふやけるまで口でしゃぶり続けるでもいいし、お尻の穴がヒロ君のチンポの太さに広がって戻らなくなるまでハメ倒すのもいいわ。私の体を好きに使うことを覚えなさい? 女を従えて、自分のモノにするのが男って生き物なんだから」
愛しげに綻ばせた唇を亀頭に落とし、そのまま鈴口を舌がなぞる。なんでそんなに、いやらしいんだ。なんでこんなに、エロいんだよ。スケベすぎるだろ。口も、胸も、尻も、マンコも。全部が全部、俺を誘うためにあるみたいだ。
「ねぇ、私の体、好き?」
答えを口にするよりも、頭で考えるよりも、俺の性器が彼女の母親の舌の上で跳ねる方が早かった。
それが答えだった。俺のチンポは彼女の母親の虜になっていた。ならないわけがなかった。
「ふふ、オチンポがすっごく正直で可愛いわぁ♡ ヒロ君はやっぱり私の運命の人ね」
「う、運命って…」
「だってぇ、こんなにも私のオマンコと相性ピッタリの極太チンポと出会えたのよ? これはもう運命でしょ? もうね、ヒロ君のチンポのことしか考えられなくなっちゃった」
「……お、俺、」
俺も、と。
思わずそう言いかけて、何故か躊躇う。どうしてか自分でもよくわからないが、言葉に詰まる。
そんな俺を上目遣いに見上げる彼女の母親がクスクスと妖しく含み笑う。
「ヒロ君って本当に可愛いのね。だから好きよ、ヒロ君。大好き。ねぇ、もっと気持ちよくしてあげるから甘い言葉を囁いて? 私を愛してくれる?」
「あ、愛、って…」
愛というのが、よくわからない。恋愛だって、したこともない。親も彼女もいない、ぼっちの俺にそんなのがわかるわけがない。
「なぁに? ヒロ君は嫌いな相手とセックスできるの? ヒロ君は自分が顔も見たくない相手のオマンコを舐めしゃぶれるの? ヒロ君は誰とでもセックスできるの? そんなわけないわよね?」
「そ、それは……」
俺は。
俺は、どうなんだろうか。わからない。何も、答えられない。
「ね、だから教えて? 私のオマンコは好き? それとも嫌い?」
彼女の母親の唇が亀頭にキスする。その柔らかい感触に俺の腰が跳ねる。そしてまた、俺の股間から快感の塊が駆け上がってくる。
「ねぇ」
彼女の母親はただ一言だけそう言って、俺を見上げる。その瞳は淫らに濡れていた。まるで娼婦のように俺を誘っていた。もう駄目だった。理性とか自制心とか常識とかモラルとかそういうものが全部吹き飛んでしまった。
「…あ」
「言って。『愛してる』って。女を堕とす殺し文句、ヒロ君ならわかるでしょう?」
「お、俺、俺は……」
「『愛してる。俺の女になってください』」
「あ……あいして、」
彼女の母親の唇が俺の亀頭を包み込む。その柔らかい感触は、まるで俺に焼き印を押そうとでもするかのように熱い。
「あ、愛してる」
そう言った瞬間、喉の奥にまで飲み込まれた。強烈な吸引は、無言のまま俺に続きを促しているようで。
「愛してる。俺の女になってください」
だから。
俺は言わずにはいられなかった。
そう言うと、彼女の母親は頭を前後させて、口内粘膜で扱くように俺のチンポをしゃぶり始めた。
「んふ、ちゅぷっ、んっ、ふぅっ、じゅるぅっ♥」
唇と舌を使って丹念に亀頭や裏筋を舐めしゃぶられる快感に思わず腰が震える。そして同時に激しいバキュームフェラをされて舌先で鈴口を刺激される。まるで抽挿のようなその動きに加えて手で扱き上げたり優しく袋を揉み込んだりと俺を追い詰めていく。
「愛してる。愛してる。愛してます」
俺が繰り返すたびに、何度も何度も、亀頭から根元に向かって舌先で舐め上げられる。俺のチンポをしゃぶる彼女の母親の頭の動きが激しくなる。
「オマンコが好きです。セックスが好きです。セックスが大好きです。だからオマンコにハメたいんです」
「ん、じゅっ♥ ちゅぷ、れろぉ、んっ♥」
「俺は、もう、セックスを我慢できません。オマンコに射精することばかり考えてます」
「あぁんっ♥」
俺の言葉を聞きながらも彼女はフェラチオを続ける。その口淫は激しさを増す一方だった。まるで俺を責め立てるように激しくしゃぶりついてくる彼女の母親の口から溢れる唾液と先走り汁の混ざる液体が俺の股間を汚していく。
もう我慢できないとばかりに俺は彼女の母親の頭を掴んで股間に押し当てる。その勢いで一気に根元まで飲み込まれる俺のチンポは彼女の喉奥に突き立てられるたびに締め付けられる快感で射精しそうになる。しかし、それでもまだ足りない。
もっともっともっとと貪欲に求めてしまうのだ。この熟れた雌を自分のモノにしたいという欲求が俺の中でどんどん膨れ上がっていくのがわかる。
「愛してるっ! だから俺のチンポでオマンコ犯させてくれっ! これからも、もっと、ずっと、セックスしたい!」
「んぶっ♥、じゅぷっ♥ ちゅぱぁっ♥」
もうダメだ。我慢できない。俺の理性は完全に吹き飛んでしまっていた。もう、この雌とセックスすることしか頭になかった。雌の頭を両手で掴んで腰を振る。このまま口の中に、喉の奥に、全てぶちまけたかった。
「もうダメだっ! イクッ!」
ドロドロとした熱いものが俺の鈴口から飛び出して、違う、吸い出されていく。彼女の母親が、俺のチンポを根元まで咥えたままバキュームしている。
「あぁんっ♥」
腰を震わせて最後の一滴までも注ぎ込もうとする俺に応えるように彼女はより強く吸い上げる。何度も、喉が上下する。ゴクリ、ゴクリと音が聞こえてきそうなほどに。俺の出したものを、最後の一滴まで貪欲に飲み干していく。
「はぁ、はぁ……」
もう、限界だ。これ以上されたら本当に頭がおかしくなるかもしれない。いや、もう既におかしくなっているのか。昨日から。まるで夢でも見ているかのような。
でも、もし本当にこれが夢なら、むしろ醒めないで欲しい。こんなにもキモチイイ夢なら、もうこのままずっと夢の中にいたい。俺は、もう完全にこの快楽の虜だった。彼女の母親の口マンコに俺のチンポをしゃぶらせることがやめられない。もっと、ずっとこうしていたい。でも、それは許されないことだ。
だから、最後に一言だけ言わせて欲しい。
「愛してます」
俺を上目遣いに見上げる彼女の母親は、うっとりと目を細める。まだ俺の性器を頬張っている口を、もごもごと動かす。
『私も』
声にならなくても、その言葉が聞こえた。俺の耳には、確かに。