001 全てが知識通りとは限らない
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宇宙の何処かに小島のように浮かんで存在する大きな大陸を中心とする世界があった。
その世界の地上は、創造主の娯楽のために魔王と呼ばれる絶大な力と凶暴な人格を千年の間の不死身と共に保証された者が魔物たちを率い、メインプレイヤーと呼ばれる人類を苦しめることを基本とする生態系が長らく続いていた。
だが、その生体系は歴代魔王で最も戦と流血を好む第五代魔王が、後継者として異世界より一人の少女を拉致し、彼女の意思を無視して強引に魔王を継承させたことから変化が始まる。
第6代魔王となった少女は異世界で平和に暮らしていた少女で、魔王になるのを嫌がって逃亡し、異世界より彼女を救うべく追ってきた恋人の少年と共に元の身体に戻る方法を探して、魔物たちに追われつつも大陸中を彷徨った。
だが、それに憐れみを覚えたと嘯いて旅に同行したとされる、今では名も消されたある人物の裏切りによって恋人の少年は殺され、人類と魔物双方への絶望と憎悪に支配された少女は魔王へと覚醒する。
それまで魔物の脅威に大きく怯えながらも国家を築いて身を守る術の幾つかは持っていた人類は、すべての祖国を滅ぼされてそのほとんどが魔王に対する重税を収めながらも玩具としてなぶりものにされる奴隷に大半が落とされ、魔物たちはその管理のために酷使されながら魔王の気まぐれで同じようになぶりものにされる境遇へ大半が落とされ、大陸に住まうものの大半が生き地獄へと陥る暗黒時代へと突入した。
だが、その暗黒時代は治世末期にある疫病の大流行と時を同じくして誕生した勇者と結託し、魔王から血を与えられて不老の肉体とそれほどではないが強大な力を得た魔人の一人であるガイが謀反を起こしてその第6代魔王を打ち倒し、その血を浴びて新たな魔王になったことで終わり、大陸の情勢は大きく変わる。
『人と魔の間に境界線を設ける』
そうしてガイが発した宣言によって大陸の地表上で三分の一を占める西側が魔物界、残りの東側は人間界として分けられて、条件付きながら相互不可侵が基本体制となったのである。
それを受けて人類は初めて魔物の脅威から解放されて、過去にないレベルで文明を発展させ、同族同士の内輪もめには悩まされつつも自由と繁栄を謳歌するようになった。
魔物たちは今まで奴隷として酷使してきた人類へ迂闊に手を出せない状況に一抹の不満を抱いたものの、それ以上に第6代魔王の恐怖政治から解放されたことによる喜びが増し、大陸西側に人類とは趣の異なる秩序や文明を営むようになった。
そのガイの時代が1015年の時点で終わり、年号変更がこれまでにない変化を伴って公布された当初は混乱が見受けられたが、数か月もすれば収まって人々は前と変わらない日常を送るようになった。
「いや! 離してぇ!」
そうして自由が続く人間界で、最も繁栄を謳歌している東方の大国リーザス王国のある田舎で、一人の少女が荒くれ者達に拘束されて悲鳴を上げていた。
「ひっひっひ! 離すわけないでしょ~~~! あなたみたいな上玉は~おもちゃとして最適だし~
その少女を髪が左右で黒とピンクの二色に分かれている特徴的なヘアースタイルをした男が拘束し、ナイフで衣服を切り裂いてなぶりものにしていっていた。
大陸でもっとも豊かで治安も良いリーザスでも、地域や場所では犯罪者が出るのは避けられなかった。
「さあ、本格的にその綺麗で大きなお胸ぼぉ!?」
だが、今この場でその証明をしているその男は、真横から突然として現れた大剣に峰打ちされて悲鳴を上げながら空高く身がまった。
「ラ、ライハルト様ーーーーー!?」
「だ、誰だ!? いったい何者だ…あぶぶーーーー!?」
それを見て部下の盗賊達が驚きと怒声を露わにするが、その彼らも先ほど飛ばされたリーダーのライハルトと同様に、持ち手がいないにもかかわらずふわっと浮いているその大剣が高速で飛行しだし、次々と叩き飛ばされて地面に沈んでいった。
そうして、多くの男たちは気絶するかダメージで動けなくなっていった所で、近くの茂みから一人の少年が姿を現した。
「俺か? 生活のために冒険者をやってて今回はリーザス城で仕事のために向かっている最中の身だ」
その少年は浅く焼けた肌の艶からして十代後半と思わしいが背丈は150センチ台と小さいが、機能的に濃縮された筋骨で構成された身を緑基調の冒険者衣装で身を固め、癖が強いが手入れは良くされている濃い亜麻色の長髪をポニーテールにして同色の瞳で童顔気味だが鋭くも中性的に整った面貌をしていた。
少年がその手をかざすと飛行していた大剣がひゅんっと小さく空気を切り裂く音を添えて戻ってきて、明らかに背丈を超えているその大剣を棒きれの様に担いで見せた。
「…て、てめえはまさか!? “アイスの狂乱魔法剣士伯爵”のランス・クリアか!?」
「ん? 自由都市地帯だけじゃなってお隣とはいえ別の国であるリーザスにも名が轟いているなんて光栄だな…!?」
その正体に気付いた盗賊達の様子にそのであるランスは意外そうな顔を浮かべるが、別の茂みから新手が飛び出してきて襲われていた少女を再び拘束しだした。
「へへへ! ここでてめえの首をとれるとは良い機会だぜ!」
「さあ! まずはその剣を下ろせぇ…!?」
それに再び盗賊達は下卑た笑みを浮かべるが、また別の茂みから何者かが飛び出してきて、その腰から刀を音も置き去りにする速度で抜いて男たちの懐に飛び込んだ。
「「「「「…ぎゃああああア!?」」」」」
その事に盗賊達が目にもとまらぬ速度で通り抜けられて目の前で何者かに止まられてようやく気付いた直後、その四肢に致命傷ではないが深い切り傷がいくつも走って血と悲鳴を上げながら倒れた。
「大丈夫ですか?」
「…あ、は、ひゃい!!」
それは凄惨な光景だが、助けられた少女はそのことが意識に入らないまでに助けてくれたその存在に魅入られてしまい、声もどもってしまう。
少女を助けてくれたのは、白い肌の艶からして自身と同じ十代半ばだがそれ以上に発育のいい長く引き締まった四肢に支えられた長躯、それも美点に変える豊かな将来性を感じさせる曲線美を持ち、紫色の瞳を中心にしてここから東南の島国JAPANの主要民族日本人ならではの凛とした美貌を極めて高ランクで成り立たせ、毛先に近づくに連れて退色して紫色に見える黒の長髪は縮れ毛一本ない美しく風になびく姿を見せている美少女だった。
その肉体はノースリーブで膝丈のスカートで構成された白の女性用着物で固められ、四肢は和風の篭手や同様の装甲ロングブーツで固められていたことで、その手に持つ長い日本刀と合わさってクール且つスタイリッシュな雰囲気を構成していた。
「あ、日光も戻ってきたか」
その姿を見て静かだが深い信頼感を宿した言葉を向けるランスは、この世界では自由都市地帯にする腕利き魔法剣士の冒険者として既に名が色々と広まっている今年18歳の少年である。
「はい、周囲にはもう他の盗賊の方はいないので今はもう大丈夫かと思います」
ランスに名を呼ばれて静かな微笑みを見せている少女の名は
自由都市地帯東南部に位置する島国JAPANで、ある古代遺跡の前で赤ん坊の状態で捨てられていたが、地元で剣道場を営む武家の夫婦に拾われて養子とされ、両親や後から生まれた妹と共に仲良く平和に暮らしていが、戦火で家族と生き別れになって生死すらわからなくなった状態で大陸へ奴隷として売り飛ばされた所、ランスにその違法奴隷商人を潰されて救われ、その恩義から関係が始まって今は
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「うオオオオオ! 我が娘よよくぞ無事で戻ってきたあああ! 治安隊から盗賊に襲われたと聞いた時は心臓が止まるかと思ったぞオオオオオ!!」
「うわっぷ! ちょ…お、お父さん…苦しいよ~~~」
朝方におけるそのような騒ぎの後、ランスと日光によってある盗賊団がほぼ生け捕りにされて、連絡を受けて駆けつけてきたリーザス王国の治安隊による逮捕を経て、助けられた少女であるパルプテンクス・フランダースは実家であるその酒場で号泣している父親に抱きしめられていた。
パルプテンクスは水色の長髪と同色の大きな瞳で可愛く整った美貌や豊満なスタイルから、この酒場で看板娘もしている美少女で、父親を含めて周囲から大いに人気があった。
「それでお父さん、あのランスさんたちって今はどうしてるの?」
「ああ、あの人達ならここへ治安隊の人達と共に着て今回の事件を説明してくれた時に宿も探している言っていたから、お礼に割安でここの二階の宿泊室を貸したんだ。今さっき夕食を買い込んだ姿で戻ってきたから今もいるはずだ」
「本当!?」
そのパルプテンクスは恩人であるランスのことを父から聞き出すと嬉しそうな様子を強めた。
(…~~~♪ ランスさんどうしてるかなぁ…背丈は小さいけど本当にとっても強くてかっこよかったし…隣にいる助手の日光さんもすごく綺麗だけど……)
数十分後、酒場が閉店して父親も寝静まった頃、パルプテンクスは廊下を忍び足で進み、ランスが止まっていると聞いた部屋を目指していた。
(…夜遅いけどまだ起きてる可能性はあるし…それにお礼を言うだけだし…まだ
「あ…❤️ ふうぅ…ちゅぱ❤️ はあああ…ランス様のぉ…今夜も…逞しい…❤️」
ランスについて思いを巡らすたびに、なぜか下腹部に熱のような感覚を覚えてしまいつつもその彼の元を目指すパルプテンクスであったが、それは彼らが止まっている部屋のドアの前で聞いてしまったその淫靡で小さな声で悪寒に代わってしまう。
「…ん…日光、今度もまた一段とうまくなったな…チュルン♪」
「ひぅ❣❓ ラ、ランス様ぁその舐め方は…アア❣❓」
(―――!? こ、この声と水音って…ま、まさか…!?)
続けて扉の隙間から漏れ出てくる目当ての男とその助手の艶を帯びた小さな声に、パルプテンクスは心臓がバクバクする感覚を覚えつつも、恐る恐る扉の隙間に顔を寄せて部屋の中を盗み見ようとする。
「…ふあぁぁ❤️ ランス様のぉ…凄く逞しいぃ…❤️ 胸がとけちゃいそうぅ…❤️」
「!?」
部屋の中ではベッドの上で、仰向けでの転がっているランスの上に互いの足の付け根を見せ合う姿勢で覆いかぶさっている日光が、その彼の小さな身に相反する大きくもえぐい形状をした男根を豊か且つ美しい形を保った胸で包み込み、羞恥で顔を赤くしつつも近づけて潜望鏡の様に突き出ている亀頭に唇を被せて下を這わせているシックスナインの光景が広がっていた。
(…な、何アレ…!? 職業柄からこうして泊まりに来るお客さんが部屋の中で盛るのは何度か見たことあるけど…!? あれって馬並というか形もエゲツナイし…ってかあれを挟み込めて且つあの重力に相反する綺麗な胸…日光さんって本当に私と一つしか違わないのあのスタイルで!?)
その光景にパルプテンクスは言葉を失うまでの驚きとショックに見舞われるが、同時に目の前の情事に雌としての本能も過去最大に掻き立てられて魅入られ始めてしまう。
「…~~~❣❓ ラ、ランス様ぁ…舌でそこまで深くぅ奥までそんな動きされると…っっッ❣❣」
パルプテンクスが秘かな観客になって数分が経過した果てに、日光はランスの舌が蛇のように自身の胎内で蠢いて襞肉を舐め削っていくような感覚に耐え切れず、その大きくも美麗な丸みを持つ尻肉を大きく震わせ、潮を大きく噴出させながらすがるようにランスの男根に強く吸い付いて飲み込むように吸引しだしてしまう。
「…っ! 日光…ぉ!!」
それを受けてランスは尿道を通して陰嚢の中身まで吸い上げられそうな心地を覚え、その甘い感覚に身を任せてそこで蓄えられた子種汁を噴出させられた。
「ッ❣❓ っっッ~~~~~~~~~~~~~~~~~ッはぁ❣❣❓」
日光はそれを亀頭のブルリとした震えで感じ取り、より深く唇を被せてその溶けた鉛のように熱くも粘土の高い子種汁を大きく喉を鳴らしながら飲み込もうとするも、最後の最後でついにこらえきれずに亀頭から口を離し、並みの男性の射精量くらいはありそうな残滓を鼻っ面で浴びてしまう。
「…アア…熱い…ちゅるリ…❤️」
射精された時の最後に身を起こした勢いで状態が上がった日光は、引力に引かれて自身の顔から落ちてその豊かな胸とその谷間を濡らしていく白濁の雫を指で掬い取り、羞恥と情欲が混ざり合って赤く染まった顔で眺めつつ唇に運んでゆっくりと咀嚼した。
「(…あかん、もう数え切れんレベルで可愛い子や綺麗なお姉さんにあの手この手で襲われ続けてきたこの身だけど…こいつのこの…どれだけやっても飽きる気配のない細やかな違いとか…どんなに慣れていっても擦れない乙女のような瑞々しさ…口で言うとまた調子乗ってやらかしそうだから言わんけど…。幾度となく性被害を受けてきてこの俺でもたまった状態だと襲っちまいそう…)日光、次に行くぞ次」
その様子にランスは男根がなえずにむしろ血を更に集めていく感覚を覚え、彼女のその身を押し上げて彼女の身を両足から掴み上げて立ち上がった。
「…ああ!? ラ、ランス様…ぁ…あ…❤️ あぁ❣❓」
愛しい主の雄の証に恥ずかしくも酔いしれていた日光が現実に戻れた頃には、彼女はランスの小さな背丈に似合わぬ膂力で逆駅弁スタイルにて持ち上げられた。
その処女でこそないが色あせない薄朱色の割れたアワビのような淫裂はドアの方に向けられており、人目がない(というよりパルプテンクスに気付けていない)とはいえドアはいつ開いて人に見られるのかわからないという羞恥で日光は顔を更に赤くしたところで、ジュポンとランスの衰える気配のない男根を足の付け根に埋め込まれて嬌声を上げてしまう。
(あ、あんなに大きいのがあんなあっさりと入っちゃったァアアアア!? ランスさんはモテているだろうって気づいてたけど日光さんってそのランスさんとどんだけしてるの―――)
「おい、日光、何か誰かは知らないけどドアの隙間から誰かが盗み見てきているようだぞ」
(―――おってばれてたーーーー!?)
それを見せつけられてパルプテンクスは身を更にもじもじとして言って視姦の興奮にますますのめり込んでしまうが、途中でランスの言動から自身の存在は気付かれていることを知って、声こそ出ていないが顎が外れんばかりに開いてしまう。
「ラ、ランス様ぁ!? そんな急に言われても…あアアアアアアアアァアア❣❓」
日光は主からの思わぬ言葉攻めに身をビクンと羞恥と恐怖で震わせてしまうが、そのあおりで勢いよく収縮した肉壺で、そんなことなど構わずに動いているランスの男根で肉襞を削られて溶かされるような快楽で抗議の声を嬌声に変えられてしまう。
「んんんん❣❓ こ、こんな状況でもおお激しい…け、けどオオオ気持ちいぃ…アア❣❓」
その快楽に味を占めているランスは構わずに日光の身を持ち上げたまま子宮を突き上げ続け、対する日光もそこから全身をマグマの奔流のごとく全身を駆け巡って満たしてくる快楽に抵抗力を急速に失っていってしまう。
「…よし、まずは二発目行くぞ…んんんん!」
「アアアアアアアアアアァアアアアアアアアアアアアアアアアァアア❣❣❓❓」
パルプテンクスの視姦(誰が見ているかはまだ気づいてないけど)も加わって快楽の激流が強まった果てに、ランスは日光の胎内の飽きる気配もない心地よくも強い甘い締め付けもあって本日二度目の白濁の噴火を噴出させ、それで子宮から爆ぜるような極みに押し上げられて日光は狂ったような嬌声を突き上げた。
その嬌声で鼓膜を心地よく震わせながら、ランスはこれまでのことを思い返した。
(…大学の先輩に色々面倒を見てもらいながら慣れようとしていた時期に車に轢かれ、その次は型月系世界の金属系の魔術師の家系に生まれて…そこで慣れながら何とか生きようしたら今度は自爆テロで死んで…そこまで熱心にはしてなかったけどそれでも死亡フラグ満載なのがわかるこの世界に…しかもそこで鬼畜戦士と呼ばれた存在に転生するとは…。魔物が出る森で死にかけたショックでそのことを思い出し、生き残るべく村の図書館でこの世界の魔法を習いつつも前の世界の魔術も憶えなおしたり、魔物が出る森で行き倒れた冒険者を埋葬する代わりに装備品をいただいて剣を振るいながらお金や経験値を稼ぎつつ、原作にはなかった魔物による村襲撃で独立してから、原作では明らかにされなかった時期にて、あのゼスの髪が青い魔法使いが原因の時空間異常現象に巻き込まれまくって、異世界に行ったり、過去の世界に行ったり、各地の事件に巻き込まれたりして原作ほどじゃないけど今も生きてるのが不思議な冒険に駆り出される日々を送って、そんなには憶えてはないけどついに原作の一作目と思われず時期に突入か…。転生してきた分だけじゃなくってそれと混ざり合った元々の肉体にあった方の魂にあったっぽい精神力がなければとっくに死んでいたらだろうなぁ…そういえば今回の依頼に入った原因は…)
こうして、俗に言う転生者と呼ばれるだろうこの世界のランスはこれまでのこの世界での人生について思い返したのち、今度は今この状況に至る今回の依頼を受けた時期に思考が遡ろうとしていた。
次回、今回の依頼を受ける際の経緯のお話に入る予定です。