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大陸でもっとも豊かな大国リーザス王国の南側には、大小多くの都市国家の集合体である自由都市地帯が存在する。
その自由都市の中で有力な都市の一つアイスに、景気のいい冒険者ギルドであるキースギルドが存在していた。
そこにあるギルドマスターの執務室で何名かが集まっていたが、彼らが取り囲む机上には麗しい美少女たちが無残な拷問に掛けられている姿を写し出した写真が何枚も広げられていた。
「…リ、リ、リアさ…ではなくてお嬢様ああああああああああああああああああ! 何故このような悪逆非道をオオオオオオオオオオオオオオ!!??」
その写真の何枚かを無造作につかみ上げ、血の涙を流しかねない勢いでむしゃむしゃとかんで破り捨てているのは今回の依頼人だが、白髪頭で且つ右目を片目アイパッチで隠しているなど真面目にすれば歴戦の知将というべき雰囲気が似合うだろうに、今はそんなのみじんも感じさせないやかましい親父にしか見えなかった。
「あーもうそんな嘆いてばかりいないでくださいバレスしょ…ではなくてヴァンスさん。これをネタにそのお嬢様をゆすればあなたが地元の実権を握って好き放題出来ますよ」
それを依頼を受けている側の一人であるランスが少しうんざりした様子で割と危ない発言をぶっちゃけたりするが、その相手である老人ヴァンスは血走った両目を彼に向けた。
「ランス殿! それではあのお嬢様を怪しい術でたぶらかしおっている忌々しいクソガキ魔女4人組と変わらんではないか!?」
「あーもう冗談ですからそんなに唾を飛ばさないでください。こんなの写真でも撮られて新聞に載りでもしたら貴国は赤っ恥どころではないでしょう」
「う、ううむ…その通りじゃ…」
ランスに窘められるとヴァンスは冷静さを大幅に取り戻して椅子に座った。
「…とまあ、これが今回の依頼の真相でお前さんだけをこの部屋に呼んだ理由だランス」
その両者を愉快そうに見守っているのは、ここキースギルドのギルドマスターで年季を感じさせる禿げた頭と金製品アクセサリーに派手な衣装で不適かつ脂ののった雰囲気を示すキース・ゴールド。
原作にはなかったランスの基礎学校終了直後に、ある逆恨みが原因で起きた彼の育った村ゴモラタウンが壊滅した魔物の大群の襲撃事件で、当時はまだ子供だったのにそれとは思えない魔法剣による大暴れの場面を偶然目にして気に入り、彼の保護者となって自身のギルドにヘッドハントして、今や自由都市地帯全体をも見ても最上位に加わる魔法剣士に名を連ねている彼をエースとして自身のギルドに所属させているやり手の経営者である。
「なるほどねえ、つまり…今現在、リーザスを中心に起きている同国と自由都市地帯で相次いでいる美少女の失踪や誘拐には、このお嬢様とその背後に隠れているこの4人の魔女が関わっているから、その醜態をうまく隠しつつ解決してくれと…」
「ああ、表向きの誘拐されたお嬢ちゃんたちの救助は他にも自由落札で他の連中にもやらせているが、この裏の方はそう簡単には明かせないからお前さんを直々に呼んだってわけだ」
「その通りじゃランス殿、今回のこの件…隠されてはいるが南のあの大国であの奇跡の大脱出を成功させ、当時は王子じゃった今のゼス王とその時に協力し合って親交を結び、あの大賢者でもある
そのキースとヴァンスは、この世界におけるランスの原作にはなかった様々な経歴に触れている身で、深い信頼を彼に向けていた。
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「…よーし、あと1時間くらいで例の四魔女が暮らしていたという町に着くな…」
キースギルドで今回の依頼を受け、その日に戻った自宅で装備などの準備に入念な時を費やした後、ランスは最初の目的地を目指して空を飛んでいた。
金属の精製や磁力操作が前世の魔術の流れで得意なランスは、 長距離感を移動するときは飛行機型の大型剣を精製してそれに乗り込み、飛行機の様に飛ばして移動することを好んでいた。
「ランス様、その四魔女の人達が暮らしていたという町ですが…」
その飛行機型大剣の上には、ランスの助手として彼の家でもメイドとしても働いている女性達の姿があり、その中の一人である日光が目的地のガイドブックを広げていた。
「まあ、それは例の事件が起きる前のものだから今はあまりあてにはなるまい。我らが直接に現地に到着すればわかることだ」
日光の近くには彼女と同じくランスの助手をしている女性達の姿があり、そのうちの一人に長柄でとげが多く付いた大きな金棒を磨いている女性がいた。
女性は二メートルを超す長躯を赤黒い肌で包み込み、一目で濃縮された筋骨であるのはわかりつつも女性らしい凹凸のある女体を、白地に黒い虎柄のマイクロビキニを中心として荒縄風ベルトや大きな数珠状の首飾りに鋭さを感じさせる和風の篭手で、翡翠色の瞳を中心に勇ましくも整った面貌をしていたが、大きな福耳と額から生えた二本の角に少し尖った耳で人ではないことを示していた。
「おい、レキシントン、そろそろ昼飯時だから弁当にしよう」
巨大魔法剣の船首(?)に座って操舵しているランスにそう呼びかけられたその女性の名はレキシントン。
ランスが過去にかかわった時空間異常の現場に巻き込まれて過去の時代に飛ばされた時期に、当時のその世界で死にかけていた所を救って信頼関係を築いた鬼の女性である。
鬼とは原作と同じように死後の世界における魂の掃除請負人として創造された種族だが、この世界の鬼は原作と違って少数ながら女性体も存在し、この世界のレキシントンはそれに生まれた時から属している存在だった。
この世界のランスの原作知識は多くはなくて且つ偏りがあるので知らなかったが、原作のレキシントンは鬼らしく戦好きだが酒と戦に情事が生きがいという男の鬼の魔人であるのに対し、この世界の彼女は酒と戦が好きな武人肌なのは同じだがその過激且つ露出度の高い格好とは相反して素の方では品の良さを感じさせ、実際に明かしているのはランスを含めて少数だが生まれ故郷で鬼たちの仕事場である死後の世界ではあるやんごとなき方を実父に持つ存在であるらしかった。
「ああ、そうだな主。朝の方に作っておいたからまだ美味いぞ」
そして、ランスの言葉を受けて数段重ねの重箱入りの弁当を出したように、料理好きで得意など女性らしい一面もあった。
「おお、レキシントンも作るのに加わったならうまいなー…って、上手そうだけどこれはまた精の付きそうなものばっか…」
それはランスも知っているので食欲が湧いてくるが、その重箱弁当の中にあるウナギのかば焼きや山芋など精が付く食材として強烈なラインナップばかりを見て、少し微妙そうなジト目を浮かべてしまう。
「別にいいだろう。お前の身体や仕事を考えればこのくらいの方がいい。それにお前も結婚は周りが色々面倒だから無理だろうがいつまでも後継を持たないというわけにはいくまい。お前さえよければ我はいつでも…」
「…ちょ…レキシントさん、そんな後継ぎなんて急に言わなくても…もう私たちはランス様とそれも含めての関係ですけど…」
レキシントンはそれを指摘されても頬を薄く朱色にしつつも真顔でさらりととんでもないことを言ってのけ、日光の顔を真っ赤にさせた。
「ちょっとそういう私語は止めておきましょう。もうそろそろ目的地が…あ、見えてきたわ」
「ウスピラ、助かる」
その猥談にもなりそうな話をやめさせたのは、原作と同じ青いショートヘアに水色の瞳でクールな美貌を構成しつつも、雪のような白い素肌に包まれたグラマーなボディを包む白の陣羽織付きの青いレオタードには何らかの装甲を幾つか付けた美女ウスピラ・真冬であった。
彼女はランスが数年前にゼスで起きた少数民族殲滅政策に巻き込まれたときに出会った女性の一人で、原作にはないある古代文明から続く魔法系工学技士の家系でその才もあったことから酷使された挙句に口封じで殺されそうになったところをランスに助けられてから関係が始まり、今は彼の助手の一人をしている身である。
そのウスピラが指さした方角を目にして一同は仕事に意識が戻った。
「…おお、あれがカスタムかーーー…って新聞に載っていた通り、地上に残ってるのは埋まって屋根しか見えない建物ばっかだな…」
そうしてランス達がたどり着いた最初の目的地であるカスタムは、原作と呼ばれる時間軸より早まってはいたが同じように大半が地下に埋まった状態となっていた。
「…到着ーっと、それで入り口はーーー…っと聞いていた通りこっちだな」
その地上に降りてランス達は事前情報もあってすぐに今現在の町の出入り口を発見し、そこを通って広大な地下空間の大半が広がっているカスタムの市街地に入った。
「…これはこれで幻想的だけどやっぱ陰鬱な感じだなー。何か月かしたら日照量不足やノイローゼで自殺者が出そうだ…」
「我の故郷はマグマとかでまだ明かりがあったな」
「あ、あちらが都市長府のようですランス様」
ランス一行は市内の様子に各々の感想を口にしつつも、詳しい事情を聴くために関係者を回ることにした。
「…おお、あなたがキース氏も押していた冒険者のランス・クリア氏ですか。私はここカスタムの都市長を務めるガイゼル・ゴードと言います」
そして、原作と同じように心労や負傷でベッドに横たわっているガイゼルが、娘の介抱を受けつつもランス達を出迎えた。
「初めてですねガイゼル都市長、街の様子がよくないことはわかるのでさっそく仕事の話に入りましょうか」
「そうですな、我々としても事態の早い解決を望むので…まずは…」
ランスは原作と違って横柄な態度はとらず、カスタム側からスムーズな調子で情報を聞き出していった。
「…よし、次は今まで娘同然に例の4人組を育てつつも話しに聞いた反乱で街が地下に沈んだ際に殺されたという、ラギシス・クライハウゼン氏の亡霊が出るというその人物のお宅にお邪魔するぞー」
数十分後、ランス達はカスタムの大半を地下に沈めた激闘の痕が色濃く残るくだんの現場へ出向いた。
「…うーむ、めちゃくちゃ荒れているな…」
「あ、ランス…そちらに」
その中を物色しようとしたところで、ウスピラが室内の一角を指さすと薄暗い水色の幽霊が姿を現した。
「…! あなたは…」
「…ほう、このようになったこの町へ客人が来るとは…」
そうして現れたのは、このがこうなった事件で弟子に討たれたというラギシス・クライハウゼンの幽霊であった。
「うお、都市長さんから幽霊になっているという話は聞いたが…」
「ほう、初対面なのにこの私を知っているのかね?」
「…ああ、実はー…」
そして出会ったラギシスにランス達はこれまでの経緯について説明を始めた。
「…なるほどなぁ、あの子たちは今ではここを捨てて…あの大国に流れてよからぬことをしていると…」
「ああ、そういうことですね。それでそのあなたを討つまでに成長成された弟子さん達についてのお話は全てですか?」
「…いや、最後に言うべきことがある…それは…あの子たちの手中にある“フィールの指輪”についてだ…」
「フィールの指輪…あー、確かある条件を満たした女性がはめると強力な魔力強化アイテムになるけど、その条件を失うと持ち主の魔力を吸い上げて外れるというマジックアイテムか…?」
「よく知っているな。ああ、その指輪だよ…その指輪は一定の人数めではめた人物は…人格が変貌して凶暴になるといういわくつきの代物だったんだよ。まあ、その事を知ったのは私があの子たちに一人前の証として送った後で調べごとをした後だったがな…」
「アー、たしかそれぞれ
「そこまで知っているとは大したものだ…だが一つ違う点があるな。それぞれ十人目ではなく
「…え? 百人分の魔力…それってマジでやばい…?」
「ああ、他にもなー…」
何か所か原作と違う点も含めて説明はしばらく続いてやがて終わった。
「…とまあ、そういうわけで話は終わったな。次に会うときはその四魔女を刑務所にぶち込んだ状態にして面談室へ再会できるようにしておくのだ」
「…あー、出来れば改心させて済ませることが出来るならそうしてくれ。あんなのでも我が娘同然の存在なのだから…」
そして、聞きたかった話を聞き終えたランス一行は室内を後にするが、他に人の気配が無くなった後でラギシスから愉快そうな笑い声が浮かぶ。
「…くくく、まさかあれだけの上玉且つ巨大な魔力の持ち主が関わってくるとは…これは思ったよりもうまく且つ早く行きそうだな…」
「…ぐ、何故だ…!? お前はあの時…あの子たちによって討たれたはず…!?」
だが、一方でラギシスは苦悶を宿したうめき声もまた上げていた。
「くくく…私はお前だぞ? ならばお前がこうして存在できてる以上は私もこうしてこの世に留まれて当然だろう…?」
「…ぐ…おのれ…」
その時のラギシスは、どういうわけか顔の横半分は忌々しそうに、もう片方は笑みで歪んだ状態となっていた。
ランス達はその後に市内各所をめぐって他の情報を集められるだけ集めた後、関係していると思われる少女誘拐事件が発生した現場などを調べながら、リーザス王国を目指す旅に出た。
○一か月後
「…ん、カスタムの夢を見ていたな」
カスタムの現場でラギシスに不穏な動きが起きていることなど気付かず、道中での調査にじっくり時間と手間をかけた後にリーザス城にたどり着いたランスは、到着した日の翌朝にて慣れ親しんだ甘い感覚によって目を覚まそうとしていた。
「…ん❤️ 起きたかランス…我もお前がここで寝た後に到着した。近くの迷宮で修行がてらに魔物を狩っていたら才能限界値に達してな…、それで戻ってお前の様子を見に来たら、お前のが元気になっていたから…ちょうどいいと思って拝借させてもらうことにした…んんん…❤️」
ランスの視界がはっきりしていくとそこにはレキシントンがおり、彼女の身はいつの間にか和風ビキニアーマーのショーツのクラッチだけをずらしてランスの腰の上に跨ってその朝勃ちしている男根を淫裂で挟み込んでいる姿があった。
そのレキシントンの二メートル越えの長躯でも、彼女の細くも綺麗に割れて見える腹筋は内側から縦棒上に太く浮き出ており、彼女の腰の動きと連動してグニュングニュンと室内に聞こえるまで重くも隠微な肉の音を男根は奏でさせていた。
「…っ!」
「ッぁあ❣❓」
ランスはその腹部に生じている縦棒状の膨らみを掴んで男根と肉壺の密着感を荒々しくもより深く高めさせ、残された片腕で体格の差があるにも関わらずレキシントンの尻肉を掴んでそれを起点に彼女の身を大きく揺らし、内と外から淫肉が大きくそがれていくような激しくも甘い感覚で彼女を慄かせつつも喜ばせた。
「…まあ、今日は先にここへ調査で先行していた子たちと久々に会わなくちゃいけないから…その時にビンビンの愚息なんて目に毒なものを見せるわけにはいかんし…覚悟しろ」
そして、ランスはギシギシとベッドとレキシントンの身が壊れんばかりの勢いで突き上げを上げ続け、朝から彼女の嬌声が二階を通り越して一回まで響かんばかりに喜ばせる。
一方のレキシントンも淫肉が突き破られんばかりの喜びでそれをより求めようと、その肉壺の収縮を強めてきており、ランスは並みの男根なら快楽を通り越して苦痛になってへし折れるだろう膣圧をその強靭さから喜びに変え、彼女と淫肉を介して神経が直につながったようなように腰をより荒れ狂わせていく。
「…アア❣❣❓」
「ンン!!」
その激しい肉が打ち合う艶美なドラミングの果てに、レキシントンは短いが深くも切れのいい嬌声を上げて背をおれんばかりにのけぞらせ、その歪曲も加わってのた打ち回る蛇の胎内に飲まれて消化中の心地だったランスは腰を大きく突き上げ、彼女の大柄相応の子宮越しでもその割れた腹筋が大きく膨らまんばかりの勢いと量の子種汁を噴き上げさせた。
性格とか細かい点が違っていても、割とアダルトなお付き合いには積極的なのは変わらないのがレキシントン。
次回、ここリーザス城での冒険が始まる予定です。