〇
「アアアァアアアアアアアアァアア!!??」
リーザス王国でも特殊な難病などの患者にしか用いられないその部屋で、今回の四魔女事件の首謀者である魔想志津香ががりがりのミイラ状態と化して断末魔の如き悲鳴を上げ続けていた。
そして、死につつある志津香とは対照的に、彼女の指にはめられている指輪の方は禍々しい光を強めていっている。
「…こ、これは…何が起きてるんですか!?」
「わ、わかりませんが…どうやらフィールの指輪が彼女の生命力を急速に吸い込みだしてるんです。今は治癒魔術でどうにか遅らせていますけど…」
マリア達が友の心配をしていると周りの医者たちが答えようとするが、彼らもまた詳しいことはわからないという様子だ。
代わりにランスが推測混じりで答え始める
「…あー、これはたぶん…あの執行天使に掛けられた刑のおかげだ…」
「え、ランス…?」
「執行天使というのは時空や世界の流れを大きく歪める罪を犯した連中のその行為を潰し、且つ二度と同じ行為が出来ないように、そいつらがそれを行った時に用いた技能やら才能やらを取り上げるんだ。こいつの場合、あの時に多分…魔法やら魔力やらを根こそぎ取り上げられたんだ」
「それが今の状況と何の関係が…?」
「そんな状態でもフィールの指輪ははめられたままだろう。こいつらは持ち主の魔力を強化するためにあるものだが、逆に持ち主には魔力を持ち続けてもらわないと困る」
「…あ! つまり…指輪の方が失われた魔力の代わりを求めてー…」
「この馬鹿の生命力を吸い取り始めたって感じだろうなー…」
そのランスの推測に多くの者達が答えを得て、他の魔女達の危機感が強まる。
「じゃ、じゃあ急いで指輪を外さないと! このままだと志津香が全生命力を吸い上げられて衰弱死しちゃいます!」
「け、けれどーラン…この様子…下手に触れたらこっちまで生命力を吸い尽くされそうな感じだよ。私達のレベルじゃー」
「じゃ、じゃあ今の指輪の志津香の生命力吸引に耐えられる魔力を持った人が、この子を抱いて外さないといけないってこと!? そんなこと出来る人なんてー…あ」
他の四魔女達は考えられる救命法に行きつきつつもその困難さから絶望感を強めるが、それはある人物を見やって薄れ始める。
「…おい、ちょっと待て、何だその視線は? まさか俺にこの馬鹿でカスな女と死の危険性もあるエッチをしろって言うんじゃないだろうな!?」
その視線を集められた当人であるランスは、原作時間軸では主に自分に対して向けられる言葉を、原作において自分の女の一人と自信満々に言い放っていた女性の一人に向けながら拒絶の色を示す。
「ちょ!? エッチって何て言い方をするのよ!?」
「顔を真っ赤にしても事実だろうがマリア!」
「…う、うう… 」
「で、でもーその方法で行かないと志津香が死んじゃうんです…そして、今すぐその方法を使えるのはランスさんしかー…」
「いやラン、この場では助かっても今回の罪状を考えるとどっちみちこいつは首に縄を括られてガタンと吊り下げられる未来しか見えんぞ」
「そ、そんなー!?」
「そんな泣き顔を見せても変わらん客観的事実だミル」
「いや、この女が死んでも別に構わないけどまだ誘拐された一人である葉月ちゃんやそれを追っていって迷宮で行方不明のままのシード君がどうなったか聞けてないから死ぬ前に洗いざらいはいてもらわないと困るわよ!」
「セレーナ、割と酷いことを言いますね」
「ほー、じゃー聞くが我が不詳の助手兼弟子の日光君、君が俺と同じ立場としてこの馬鹿ス*1女を救命措置とはいえ抱けると言うのかね?」
「…うぐ、それはー…」
そのランスを中心に周囲はグドグドとした状況になり始めるが、視線は再び志津香に向けられる。
「…あ、あああぁ…し、ひんじゃう…あ、ああーー…」
周囲から掛けられている治癒魔術でどうにか延命されている志津香だが、今やその身は肋骨が見えて腹部はベコンとへこみ、四肢はガリガリと化し、顔は皮が骨に張り付いて眼だけが残ったほぼ頭蓋骨状態となり、髪の毛の方は急速に色素が薄れて白髪となって抜け続けている。
「…俺ならよー、たとえ世界の命運がかかってるって言われても抱かねーわなこんなの…?」
そのあまりの惨状に、友人であるミリもまた匙を投げ始めたその時、ランスと共に来た彼の助手の一人である名取が進み出る。
「…仕方ありませんね。責任やまだ行方不明の方々がいますから…私が何とかこの人を救える状態にします…ん!!」
「…あ、あああ…?」
名取が両手をかざして巫術系治療魔法をかけると、志津香は一時的ながら急速な回復を見せて見た目は壮健だった状態に戻る。
「…うーむ、ちゃんとしたら見た目は強気な美人という感じなんだけどなー。中身はアホだけど」
「そ、そんな感想を言ってる場合じゃないでしょランス! 今のうちに志津香から指輪を外してあげて!」
「わかってるから静かにしろマリア。見た目は美人でも経緯や性格とかで萎えるって時があるのだ。そこは魔術でどうにかー…ほーらさっさとびしょびしょに股間を濡らせ馬鹿ス女ー、そんで愚息よ、お前も怠いだろうけどもうひと踏ん張りだからバッキバキにー…」
その様子にランスは非常にもったいなさそうな顔を浮かべるが、周りに催促されると渋々と言ったのがわかる様子で自分と志津香の足の付け根へ魔術を掛け始めた。
「…アアアァアアーー❣❓ く、くやヒイイイイイイィイイィ❢ けれどおおおおおおおきもヒイイイイイイィイ❣❣」
数分後、志津香は手術台の上で四肢を付いて悔しさと快楽が入り混じった嬌声を高く突き上げるようになっていた。
「…あれだけ嫌がってたわりにはしっかり腰を振ってんだな。魔術で無理やり濡らしたり勃たせているとはいえ…」
「どんな理由であれ美人とエッチさせてもらってる以上は気持よくなって且つ相手も気持ちよくしないと失礼だろー…あ」
「いひゃああアアアァアア❣❓ で、出てりゅうゥウウウゥウ❣❓ こんな奴にいいいいいいイイィ❣❓ でもいっひゃゥウゥウゥウゥゥウゥウゥウゥ❣❓」
その様子を能面で見るミリに、ランスは志津香の尻を掴んでバックの姿勢で責め上げながら自身のポリシーを語っていた最中、ドピュッとその胎奥目がけて勢いが微妙な精を漏らし、それでも志津香は悔しさと快楽の極みに押し上げられた。
そして、フィールの指輪は志津香の指よりスポッと抜け落ちた。
〇
「「「「「乾杯ー!!」」」」」
四魔女全員から指輪が外されて二日後、リーザス王国の富と権威の象徴の一つと言えるその迎賓館で、リーザス王国とカスタム双方の関係者たちが事件解決を記念して祝宴を開いていた。
「…いやー、まさかここまで大事になるとは思わなかったのう。ここやカスタムのこれからの復興を思えば全部喜ぶことは出来んがエクス…」
「そうですねバレス将軍、ですが王女殿下が戻られた以上は隠れて捜査を続けねばいけなかった以前とは違います。大きく復興に動けますから…」
その中心には、ケット改めてここリーザスで諜報活動も担当する白の軍を率いるエクス・バンケットと、ヴァンスもといリーザスの主力軍である黒の軍の将軍にしてリーザス全軍の指揮権を持つバレス・プロヴァンスが安堵の表情を浮かべていた。
二人とも事件が解決してリアが正気に戻ったことで、正体を隠す必要が無くなったので表立って半分公務であるこの祝宴にも参加していたのだ。
「ええ、ですが…その最大の立役者であるランスさんがこの場にいないのが残念ですが…」
その二人と今後の話し合いも兼ねて、車椅子ながらカスタム都市長ガイゼル・ゴードも参加していた。
「ランス殿は初めのうちは挨拶に来てくれたが直ぐに寝室へ戻られた。今は静かに休ませてあげましょう。如何せんあれだけの激闘をあまり休みも取られずに連戦してこられたのだからのう」
「そうですね、今はガイゼルさんの娘さんが様子見と面倒を見られに行きましたし…」
「そうですな、無理に歓迎しても却って苦痛でしょうから…」
三人を中心に、祝宴に参加している人々は今回の功労者の不在を惜しみつつも、その身を案じて今は休ませることにした。
「…ああ❣ ランス様のぉ…怪我人で疲れておいでなのにいい…すごおい❣」
だが、バレスたちが案じているそのランスが今はいる迎賓館の一角にある寝室で、一人に美しい少女が嬌声を上げながら腰を振っていた。
カスタム都市長の一人娘であるチサ・ゴードが、その水色のウェーブロングヘア―と生まれたままの身を揺らし、汗を周囲へ振りまいていた。
「…初めの挨拶だけでいいから出て挨拶した後で、疲労で倒れそうになったのをどうにか寝室まで連れていってもらった身で、小国とはいえ一国の元首の娘さんが看護という名目で逆夜這い…人には自慢できん状況だな」
そのチサが腰を振っている下にいるのは礼の如くランスである。
「…ふふふ❤️ 貴方がしてくれたことに比べれば小さなお礼だと思いますよ❓ それに、あなたは明日には帰りに着くと言いますし、私も父と一緒にカスタムへ復興のために戻らないといけないから…、これはお互い旅の間の一夜の夢と思えばいいかと…ンン❣」
チサはそのランスに優しく語りかけつつ、彼と唇を交わしてその腰を更に振りたくる。
淫裂からは小さな破瓜の証が流れ出ているが、チサは痛みよりも快楽が優っているようで蕩けた顔で腰を振り続けている。
「…ああ❣❓」
「…んーー、まだ本調子は出せないが…ここまでしてくれたお礼だ…ちょーっと強めに行くぞ」
ここ最近の囚われての逆レイプや逆輪姦に医療上必要といった行為ではなく、純粋に好意を抱いてくれた女性に求められての情事はランスにとっても久々だったので、チサを悦ばせるべく腰を器用に動かし始める。
「…それでー、今回の事件の首謀者はどうなるんだ? あの四魔女というのはー…?」
そこで二人がいる部屋と扉を隔てた廊下側より、祝宴参加者は迎賓館警備兵のお喋りが聞こえてきた。
「…三人の魔女は指輪で性格がゆがめられていたから心神耗弱扱いで、今後の復興を条件に減刑となって監視付きながら自由の身にはなれそうだ。問題は最後の一人だな。自力で指輪による性格改変も解除した上であれだけ大被害を出したんだから、死刑は免れても一生牢獄は最低だろうな」
(ま、当然だわな―――)
「…ふふ…」
(―――ぁ…?)
その内容にランスは納得の思いだが、自分の腰の上で身を今も触れるチサの口元に薄く酷薄そうな笑みが浮かぶと違和感を覚える。
だが、その笑みが廊下側からの次の話によって一瞬で書きかえられることになる。
「そういえばその四百人分の魔力を吸い上げたというフィールの指輪はどうなるんだ?」
「ああ、あれなら事件の証拠品としてエクス将軍達が保管してある。危険だから調査が終わり次第に処分するらしいぞ」
「…!? 馬鹿な!? 冗談ではな―――!?」
それを聞いた瞬間、チサの顔に少女らしくない強張った恐怖の顔が浮かぶが、その弾みで彼女の腰は勢いよく落ち、その胎奥はランスの雄々しい亀頭に叩きつけられることになる。
「―――アアアアアアアアアアァアア❣❓」
「…んん!!」
当然、その一撃はランスによって性の味を急速にしみ込まされていたチサのまだ若い女体には鋭すぎて、彼女は初めて味わう絶頂の前に喉が裂けんばかりの嬌声を上げて背を仰け反らせ、ランスは心地よく震えて締め上げてくる胎内に深く安堵できる白濁の噴水を上げた。
〇
「……んんん…もう朝か…」
心身ともに喜んで安堵できる交わりの夜にて、これまでの疲労もあってすぐ睡魔に落ちたランスは、次の日の朝にて寝室で自分以外の姿がないことに起きて早々に気付いた。
「…久々のリーザス城も楽しかったけど、そろそろ戻らんとな。
自分だけとなった部屋でテキパキと帰りの準備に取り掛かるランスであったが、そこで慌ただしい足音で彼には最も面倒だが何故か一番目を離せないあの助手が近づいてきた。
「大変ですランス様! 志津香さんが脱走してチサさんを誘拐してフィールの指輪を奪ったかと思ったら今度はラギシスさんが復活して指輪を奪った模様です!!」
「…はぁ!?」
そして、扉を乱暴に開いてきた日光のその報告に、ランスは驚きのあまりにその手に持っていたここリーザス城の市場で運よく購入できた希少な貝を落として割ってしまった。
〇大陸東部 リーザス王国中央部 王都リーザス城 軍総司令部所属中央病院 特殊病棟〇
「このあばずれ魔女オオオオオ! チサを何処にやったぁああああ!? チサを返せぇええええええ!!」
「…し、知らないイイィ…ラギシスがァアアアア…」
十数分後、本来なら重度の精神病患者などが暴れたりしないように管理されるその施設の取調室で、涙を流して悲痛な声音の非難を上げるガイゼルが志津香を締め上げて顔を青くさせていた。
「ややや止めてくださいガイゼル都市長! それ以上されると志津香が窒息死しちゃいます!」
「…えーーっと、あの馬鹿ス女の延命はランに任せるとして、何が起きたんだ…?」
「…え、えーっとわかっている限りで言うけどー…」
混沌としている場の状況の理由をランスが微妙そうな顔で問うと、非常に言い辛そうな表情でマリアが説明を始めた。
「…う、ううう…何で…何で私がこんな目に…? 私はただ…お父様とお母様を…助けたかっただけなのに…!?」
昨晩、リーザス王国軍総司令部の独房で、囚人服の志津香が蹲ってブツブツと虚ろな表情にて呟いていた。
「はー、昼間はあんだけ暴れてたけどさすがに夜は大人しくなったな。まー今じゃーめっちゃ弱いから殴られてもポカポカするだけで全然痛くなかったけどさー」
「あー、何か天使に罰を当てられて、今じゃーレベルも才能限界値も一しかなくて、魔法も魔力を全部取り上げられて技能も何もないすっからかんな状態だろ」
「今回の被害者達が受けた被害に比べれば安すぎると思うが…?」
その惨状の完全に自業自得過ぎる理由を警備兵達が話の種にしていると、何やら妖しい色の薄い煙が流れてきて、彼らを急速に眠らせてきた。
「…志津香さん、お久しぶりです」
「…え? あなたはチサ!?」
そうして倒れていく警備兵達を避けて通る形で、ランスに逆夜這いを掛けていたチサが何故か姿を現した。
「…話は聞いています。志津香さんはご両親を助けようとしただけなのに…それがすべて失って今では最低でも終身刑にはなりそうな状況だって…だから、助けに来たんです」
「え? え?」
「近いうちに、フィールの指輪が処分されそうです。ですが、あれを奪い返して用いればあなたの失われた魔力も戻るはずです。ですから協力を…」
「え? え? えぇ?」
チサのあまりに不自然すぎる登場、その話す内容はあまりに不自然すぎて普通なら怪しまれるが、追い詰められすぎて思考力が酷く弱っているのか志津香は戸惑いつつも頷いた。
「いたぞー! 軍総司令部独房から脱走した此度の主犯魔想志津香だー!」
「凶悪犯を捕まえろー!」
「いやアアアァアアァアアアア!?」
数分後、チサの誘いに乗って独房から脱走した志津香だが、あっさり見つかって大勢の警備兵に追われていた。
ちなみに、彼女を独房から出したチサの方は途中であっさり姿をくらましている。
「どうして私がこんな目にいいイイィ!? それもこれも全部ランスって奴がアアアァぶべぇ!?」
ほとんど自業自得だが自分をこの転落地獄に落としたと逆恨みする男の名を叫びながら裏路地へ逃げ込もうとしたところ、志津香は足を引っかけて勢いよく鼻っ面から転倒してしまう。
「…うふふふ、本当に滑稽ですね志津香さん…まあ、そのおかげで彼らの目はあなたに集まって、私は証拠品保管室に忍び込めてこれを取り戻すことができましたが…」
そうして痛がる志津香より、高い塀に腰かけた状態でチサが姿を再び現して嘲笑を浴びせてきた。
「…あ、あんたが誘ってくるからでしょお!? い、今までどこに行ってて…!?」
志津香は鼻血を噴きながらも顔を上げるが、その怒りの顔はチサの身に付いているあるものを見て急速に困惑と絶望へ変わってしまう。
「…ありがとう志津香。お前は本当に私の自慢の
そう口調が変わって嘲ってくるチサの左手には四つあるフィールの指輪の全てが填められており、彼女の背後にはその身に憑依して操っているらしい歪んだ笑みのラギシスの霊が浮かび上がっていた。
「ほとんどあんたのせいじゃねーか!」
「師弟揃って地獄にさっさと行って!」
「次から次に何なのよこの女は!?」
「ギャアァアアアァアアアアアアアアアアァアア!!??」
マリアの説明が終わった頃には、部屋の中の空気は、女性達の怒りの咆哮と殴打の音、それを浴びせられて断末魔じみた志津香の悲鳴が震わせるようになっていた。
ランスがマリアから説明されている間に、今回の事件で誘拐されて凌辱されて望まない妊娠までさせられて中絶も無理な状態となった女性達が、今度の騒ぎを聞きつけて怒り心頭で殴りこんできたのである。
そのバイオレンスっぷりは、原作時間軸でラギシス憑依チサに指輪をだまし取られたランスが、そちら側で怒りのあまり噛みついてきた志津香に与えられたダメージなど比にはならない。
「…えーーっととりあえず、その正体を明かしたっぽいなラギシスは今は何処にいる?」
「リーザス城の外れにある郊外の開発予定地に向かったのはわかってますが…ランスさんまさか!?」
「あー、帰る予定だったがほっといてもいい予感がせんから最後の一仕事に行くぞ。傷も痛むけど戦えるように回復魔術を向かう間に掛けておいてくれ」
「はあ、仕方ないわねぇ…」
「放っておくわけにもいくまい」
その志津香に呆れ果てたランス達は、非常に面倒くさそうだったが今回の依頼で最後の戦いになる
「私達も知らないふりは出来ないわね…」
「ええ、亡くなって成仏した良い方の先生の名誉のためにも…」
「ここまで迷惑をかけたお詫びは少しでもしないと…」
身内がまたしても蘇らせたトラブルに、責任感からランとマリアにミルも参戦を決める。
「…ま、まっでぇぇ…わ、わたひもぉ加わるかりゃあぁ…指輪をぉ―――」
「貴様はもう何もするな」
「―――オブぇ!?」
そのパーティーにリンチでもうボロボロの状態だった志津香も参加しようとするが本音を隠す余裕もなくなっていたので、リンチに加わっていたアイヴィーが屠殺業者が屠殺寸前の豚に向けるような表情で踵をその後頭部へ容赦なく振り下ろし、これまた豚のような悲鳴を上げた後に床を鼻血で汚しながら志津香の意識が闇に沈んだ。
この世界のあの魔女さん…あまりにも扱いがひどすぎますけど話を早く進めたいので…。
次回はランス2における最終戦と最大の見せ場が中心になります。