※この作品はR-18です。

RETURN ON THE RANCE   作:oosima

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今回、原作で見慣れつつもどこか違うランスシリーズでは名物な(?)あのパートに入ります。


003 立場が逆転することは度々あるもの

 ○NK(エヌケー)1年8月2日朝 大陸東部 リーザス王国中央部 王都リーザス城 城下町○

 

「…改めて見直すとデカいな。さすがは世界で最も豊かな国の王都というだけはある」

 

 レキシントンの夜這いならぬ朝這いから数十分後、ランス達は今回の依頼で最初の目的地を目指してリーザス城のメインストリートを歩いてその町の賑わいに喜色を見せていた。

 

「…おい、見ろよあの姉ちゃんたち…」

「三人ともすげえ美人だな…」

「あのチビの連れかよ…」

「…でも可愛いあの男の子…」

「あたしもあんな優しそうな彼氏欲しいなぁ…」

 

 そんな中でもランス一行は目立っていて、周囲から同性や異性問わずに羨望や嫉妬などを集めていたが、それは観測者ならばどこか普通ではない感覚を覚えさせた。

 

「(…はあ、こんなに大勢が暮らして且つ都会だから気づいてはいたけど…綺麗な人が多くて…それでランス様に目が奪われる人が多いなあ。あの悪魔回廊で私があんな凡ミスなんかしなければ…)ランス様、もう少し早く行きましょう。何か人目が集まり始めてます」

「そりゃこんな大きな町でそんなキョロキョロしてたら目立つだろ。まずはお前さんが落ち着け」

「いや、それもあるでしょうけどそれだけじゃ―――」

「どけー! どかないとぶち殺すぞーー!!」

 

 その理由の主因に心当たりがありそうな後ろめたい表情を浮かべて女として複雑な思いを募らせた日光が急がせようとしたところで、前方から荒くれ者達が大声を上げながら逃げている姿が見受けられた。

 さらに彼らが荒らして逃げ出したと思われる大きな店は、火災の影響で今にも傾いて崩れそうになり、怪我をして動けなくなっている人々がそれに押しつぶされそうになっていた。

 

「…ッ、あれは…まずい!」

 

 それを見て顔をしかめたランスがその片手で引っ張っている黒の大きな旅行鞄に稲妻状の魔力を通すと、それは大量の砂鉄に姿を変えてランスの左手に巻きつけられると稲妻を放ちながら大きく形状を変えながら建物に高速で向かっていく。

 

「うわぁ!?」

 

 そうして無数の触手状に延ばされた砂鉄は崩壊しかけた建物を縛り付け、人がいない方向に倒れさせて怪我人の増加を防いで見せた。

 

「ああ!? な、何だありゃば!?」

 

 それを見て犯人の荒くれ者達が驚きつつも逃げていたその差中、余所見を向いた形になった彼らをレキシントンが長柄棍棒の一撃で殴り倒された。

 

「…ふう、まったくこの景気が良さそうな街でもあ(・)の(・)戦(・)火(・)の残り火はくすぶっているんだな…」

「ぶげぇ!?」

 

 そうして自身の足元に倒れた荒くれ者を背から踏みつけて拘束していくレキシントン。

 

「…く、くそおお…この…バケモンがぁ…あ!?」

 

 それを見て激痛で地に沈んだままだがどうにか這いずって隠しボウガンでその背を射抜こうとした荒くれ者の一人もいたが、それは彼の背がどこからともなく高速で近づいてきたハリガネムシのような一本の黒い触手の一本に背を刺さされ、そこから急速に回ってきた猛烈な倦怠感で意識を奪われたことで阻止となった。

 

「ランスさん!」

 

 その触手の根元にいたのは、青と白の配色で背中に“霞”の刺繡が施されて胸元が大きく開いて、下は大きく揺れる前後垂れでその下には切れ込みの鋭い白のハイレグパンツを見せ、白いハイサイソックスが特徴的なくノ一衣装でメリハリの利いた女体を固め、栗色の髪が似合うやや童顔だが温和に整った美少女で、彼女が手首からその触手を伸ばした状態でランスの姿を見ると嬉しそうな表情で駆け寄った。

 

「あ、久しぶりかすみ」

 

 そうして呼びかけられたランスからも懐かしそうな表情を返されたその少女の名はかすみ。

 元々は自由都市地帯東南部に位置する島国JAPANのある忍びの隠れ里で、そこの頭領の娘でもあり、次期くノ一の頭(かしら)候補として育てられていたが、幼い時の修行の一環で大陸へ出ていた時に戦火に巻きこまれて生き別れとなり、大陸南部に位置する魔法大国ゼスに暮らす少数民族の一つ“ムシ使い”達に救われて育てられてきた身でもある少女だ。

 ちなみに、ムシ使いとはその特徴として昆虫型のムシを体内に寄生させることで、そのムシを使役して能力を引き出して使うという特徴があり、体が丈夫で毒物に対する抵抗力も非常に高いという特性もあり、かすみもまたその育ちの都合でくノ一にしてムシ使いにもなっている。

 ランスとは彼がゼスに別の件で訪れていた時に同国の少数民族浄化政策に巻き込まれ、彼らの脱出に協力しなければいけなくなった時に救われた身の一人で、その恩義から好意を抱き、ムシ使いでの養父母からの許しを得て彼の助手メイドの一人として仕えている。

 今回は、まだ姿を見せていない他の助手メイド達と共に先行してリーザス城に先行潜入して調査しているところの身であった。

 

「…ごめんなさい。今回の仕事で何か大事なことを知ってる感じをしたのがさっきに入ったあのお店だったんだけど…あの人達の火付け強盗でそんなに多くは聞き出せなくて…」

 

 数十分後、駆けつけてきた治安隊からの聞き取り調査などを済ませた後で、かすみは事件現場から少し離れたカフェでランス達にリーザス城やその城下町で得た情報を素直に話していた。

 

「いや、それだけ聞ければ最初としては十分だ。その盗賊の迷宮に行方不明になっている人たちの何名かが運ばれたり、うつろな表情で出入りしているというのは発見したんだな…」

「はい、それで主犯格とされるその4人の魔女さん達のお一人の名前を何度か口にしていたのを聞いたの…」

「それで強さの方はどうだった?」

「レキシントンさん、内部まで潜入して見てきましたけど…ここにいる皆さんのうちの一人に全員係でかかってもまともに勝負できそうな人はいなかったわ。その魔女の一人と、組んでいる盗賊団の副頭領の人は弱くはない感じだったけど、ランスさん達なら差しでも十分に勝機はありそうな感じで…」

「…そうか、じゃーとりあえずその迷宮に行って確かめてみるか…」

 

 そうしてかすみが集めた情報を一通り聞き終えると、ランス達はその被害者たちと主犯格の一人がいるという迷宮へ向かうことにした。

 

(…何この男…!? フィールの指輪を嵌めている私よりもはるかに大きな魔力をしているじゃない…! これは…“導く者”とかいう連中と取引して得た技術で指輪の劣化量産品の腕輪を製造して嵌めさせて人形にした子達を使ってでも手に入れるべきね…)

 

 そして、リーザス城の一角にある暗闇に満ちた部屋より、魔法の水晶玉越しにその様子を盗み見ているものがおり、その者は緑色の髪越しに被っている帽子が揺れ動くまでの興味をランスに向けていた。

 

 

 

 

 

 ○NK(エヌケー)1年8月2日正午 大陸東部 リーザス王国中央部 王都リーザス城近郊 盗賊の迷宮○

 

「…ここが盗賊の迷宮か…」

 

 リーザス城の城下町でかすみと合流して数時間後、わずかにともされている照明を除けば暗闇が支配する迷宮の中で、ランスは神妙な顔を浮かべていた。

 その顔は獲物の匂いをかぎ取って目標を探す肉食獣のそれで、非常に鋭くも重いものとなっている。

 

「…ふあぁ❤️ すごく逞しい一物…❤️」

「陰嚢もずっしりとして焼けるように熱くて…❤️」

 

 但し、その姿は生まれたままの姿になって四肢を魔力封じの術式も組み込んだ鎖で“×”字状に拘束されて広げられ、露わになった男性器を中心に美しいが目が虚ろな女性達の手によって身は凌辱の中にあり、本来なら画面越しに見る者達は喜ぶだろうが当事者たちにとっては気持ちよくも非常に締まらない状態となっていた。

 

「…あ、ああ…何でこんなことに…?」

「そ、それはまあこの迷宮へ入ってそう時間が経ってない内に…日光さんがいつものように罠を踏んで起動させてしまって毒ガスを噴出させてしまって、何人かが意識を失ってー、効かなかった私達もそうした人たちを介抱しようとしたけど背後から彼女たちの不意打ちを受けて気絶して…それで連れ込まれた先でこうなったとー…」

「要するにいつものごとく日光の凡ミスのせいだな」

「いつもドジというか運がないわねぇ…」

「…おい、皆…そのことは言うな。俺のこの超肉食系美女レーダー体質と同様に…そいつのそのトラブル自動生産体質の治療は少なくとも俺にも無理…あう」

 

 それを近くの牢獄に繋がれている日光が彼女を目の前で奪われて凌辱された男性のような涙目を向け、それに顔を赤くしつつも微妙そうな苦笑いでかすみが理由を説明し、真顔のままのレキシントンとウスピラがダメ出しを行い、それを今現在は原作と違い逆レイプ輪姦真っ最中のランスは注意するも、男の悲しい性で謎の女性達に嬲られていると知りつつも快楽で言葉が中断してしまう。

 

『はいはーい、ブレスレットガールスレイブズの皆ーちゃんと仕事してるー?』

「「「「「!!!!???」」」」」

 

 そこでランス達がいる部屋に、若い女性の声による放送が流れ込んできてランス達をハッとさせた。

 

『今回捕まえたその男の子はーあなたたちも含めてこれまで捕まえてきた子の全員を束にしてもかなわないくらいにとんでもない魔力を持ってるからー、遠慮なくその魔力を宿した精液をガンガン搾り取ってこっちに送ってねー。そうすればいくらでも気持ちいいことしながらでいいからー』

「!? あの声は確か―――?」

「え!? な、何であなたがそんなところに…!?」

「―――!? 何を言って…?」

 

 その放送の声音にウスピラが聞き覚えのある表情を浮かべたその時、日光の驚いた声が彼女の鼓膜を痛めつつも気をそらしてしまう。

 日光の視線と叫びの先には、少しウェーブがかったブロンドのショートヘアーに青い瞳をして活発なラテン系の美貌と彼女に劣らない見事なプロポーションで小麦色の肌に包まれた長躯をした美少女が、ランスの雄々しくそそり立っている男根の先端にすぼめた口を被せてしゃぶりついている姿があった。

 

「セレーナ! あなたは何をして!?」

「ッ!? セレーナ? セレーナってあなたの幼馴染の友人ってあの…!?」

 

 そして、日光が悲痛な声で口にしたその名にウスピラが反応する。

 日光はJAPANで剣道場を営む養父母に育てられてきたが、その隣には大陸から戦火を逃れて移住してきた大陸人の戦士を家業とするカシマ家があってご近所付き合いがあり、セレーナはそのカシマ家の夫婦を里親として育った戦災孤児出身の少女で日光とは幼い頃からの親友であった。

 彼女とは日光の故郷が戦火で滅んだ時の混乱で別れて長らく行方不明であったが、今回依頼された仕事で提供された行方不明者や不審な人物の名簿や写真にセレーナも載っていたことから、日光は希望を取り戻してそのことをランス達に話したことでウスピラ達も知る形となった。

 

「…ふえぇ? あなたぁ…誰ぇ…私ぃ…このとってもおいしいおちんちんから体を離せないから邪魔しないでよぉぉぉぉ❤️」

「…え!?」

 

 だが、そのセレーナから日光に返されたのは彼女が誰なのかもわからず、ただ快楽への没頭だけを求める嬌声だけであった。

 

『あー、知り合いだろうけど声をかけても無駄よー。その子達はこっちで量産したマジックアイテムであるスレイブレスレットの効果でー、こっちの命令は何でも聞いて戦闘力が跳ね上がっているけどー、もはや男を捕まえてその魔力が強く宿った精液を搾り取ることしか興味がないようになってるものー。まーそれはその子も含めたブレスレットガールスレイブズと比べてやけに丈夫且つメンタル強いその男の子もー、繋げている魔力封じ付きの鎖や首輪を通して精力剤や栄養剤も兼ねた媚薬を注入され続けて常時完全勃起状態になっているから時間の問題だと思うけどー。それと無理に腕輪を外したら死ぬから止めてねー』

「な!? なんてことを…!?」

「フアアアアアァあ❣ 大きいイイィぃいいイイィ❣❣」

 

 セレーナの淫乱に変わり果てた姿の理由をその放送に告げられて日光がショックを見せた直後、そのセレーナが拘束されているランスを押し倒していつにもまして巨大に隆起しているその巨根を己が淫裂で飲み込んで嬌声を上げた。

 

「…あ…ぐ…やば…この子の中…以前に襲ってきた…ヤク付けにされて自分も麻薬体質にされてた女奴隷の殺し屋集団みたいな感じが…」

「アアアアアアアアアアァアア❣ いい❣ 良いワアアアアアァ❣❣ 君とならああああああああこれでえええ本当の天国へ私ぃいってもいいイイィ❣❣」

 

 そして、セレーナは首輪から注入されている麻薬まがいの媚薬の効果で少しずつだが瞳が虚ろになっていっているランスの上で、自身の下腹部が縦棒状にボコッと何度も膨らむレベルで激しく星を振り出し、狂ったような嬌声を連射し始めた。

 

(…う、うわあ…男女のあれってぇあそこまでぇ激しくなるんだぁ…、お、おかしいなぁ…ここに皆で移ってからの捕獲や収集で…こんなのたくさん見てきたはずなのに…なんか、体が…お腹のあたりが熱くなってきたような…)

 

 その光景を迷宮内の奥底にある一室にて魔法ヴィジョン越しに、先ほどの放送でランス達を脅迫した声の主は見て声にどこか艶めいた色が出て、足がもじもじとし始めていた。

 

「…ううゥウゥウゥウゥ…❣ 締めれば締めるほどおぉぉぉ…❣ 突かれればぁ突かれるほどぉぉぉ…❣ 体がぁどんどん染まっちゃいそうなああぁぁおちんちんだワアアアァアアアア❣ アアアア❣ ぶるってしたぁ震えがァアアアア…来るのねええええええええええええ❣ もゥウウウゥウ出来ちゃって良いからアアアァアアアアァ❣❣」

「…ア、ぁ…アアアアアア…」

「…ランス様…セレーナ…」

 

 一方、その間も凌辱は続いていっており、他の美女達による愛撫を全身で受けながらランスはセレーナによる激しい腰振りに陰嚢がずきずきと破裂しそうなまでに膨らむのを理性が遠のいていく脳髄で覚え、それをセレーナは蕩けそうな肉壺越しに覚えて嬌声を強めていき、牢越しに日光はそれを乾いた眼差しで見守るほかなかった。

 

「っあああああ!?」

「あっはアアアアアアアアアアァアアアアアアアアアァアア❣❣❣❓❓」

 

 その迷宮中に響き渡りそうな淫肉の打ち合いと混ぜ合う音と嬌声の果てに、ランスはブルリと震えて最後の理性まで押し流されそうな白濁の奔流に飲まれるような感覚を覚え、それを子宮で胎奥への突き込みと共に浴びせられたセレーナは子宮からはじけて意識が天上へ打ち上げられたような極みに押し上げられた。

 それと同時にセレーナにはめられている黒い腕輪が大きく罅割れて割れたりもした。

 

「…ん? 何だああ? 今さっき…誰かの悲鳴がしたようなぁ…」

 

 ちなみに、同じ迷宮に位置しながらも忘れ去られた区画にあるコンクリート状態の壁の一角に顔と手を除いて埋め込まれた、赤毛のやけにトホホ顔が染みついた感じの男性がその声を聴いて怪訝な顔を浮かべたりもしたが、今はまだランス達には関係のない話である。




本人の自覚はともかく、性欲と下半身の素の強さは原作に負けず劣らずですが、性格の違いから強姦はしたがらない(絶対にしないとは言ってない)良識のある本作ランス君ですが、その因果からなのか今回みたいに女性陣に性的な意味で襲われることは多い感じです。
次回、原作ではレギュラー面子に加わっていたあの4人の女の子の一人がようやく姿を見せる予定です。
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