〇
「それー!」
「えーい!」
「こらー! はしゃぎたくなるのはわかるけどここの水は生活や灌漑に使うんだから汚さないようにねー。近いうちにプールも拡大する予定だから工事が終わったらそっちを使ってねー」
新たに現れた美女の方の日光が我が身に起きた真実でショックを覚えてから数十分後、シャングリラでは美女達が遊水地で水遊びをしたり、注意されたりしていた。
「…こんな砂漠で貴重な水をぜいたくに使いますなー皆ー、まー熱すぎる砂漠だから無理ないけどー」
「夜になったら私の国とは種が異なる寒さが襲い来るけどね」
その遊水地の橋の桟橋に腰かける形で、ランスとステラ・ブレーメルは水着姿で昼食を口にしていた。
「…ところで思ったんだが色々な水着を着てる子が多いが、水着なんかこの砂漠のど真ん中でどうやって用意したんだ?」
「あー、魔力から受肉した人たちの中に服飾職人やデザイナー人が何人かいてね。その人達が集まってここで服飾会社を立ち上げるための下準備の一環で、作られた衣服の中にああした水着もあるのよ。試作品の材料は実質タダだし」
「ここ最近は砂から元素返還魔術の応用で作ってって言われて作った素材に糸や布の類いが増えていたのは、今のステラが着ているものも含めたああした水着が原因か…」
そのランスの視界を潤している美女達の麗しい水着姿の理由を説明するステラは、豊満且つ美麗な胸の谷間から腹部のへそまでのほか、わき腹や背中が見える前が大胆なワンピースで背後はビキニになる水色基調なもので、彼女の女性らしい豊満さと戦士としての引き締まりにそれを覆う北国特有の白く美しい肌、薄い金色のショートヘアーと水色の大きな瞳が調和した美貌と映え合う魅力的な水着衣装であった。
「でも❤️ おかげで苦労してる分以上の女の子が本来の意味でのこれも絡めてあなたを求めて集まってきてるわよ❤️」
真横に座る上級美女の水着姿が契機となってか、ランスの男根はトランクスタイプ水着を破らんばかりのテントを生じさせ、ステラは舌なめずりをしながらその白い指先を布越しながら男根へ絡め始めた。
そして、そのタイミングを待っていたようにランスの男根は再び呪いに寄る発光を示した。
「…ふアアアァアアァ❣ これぇぇ…❣ いつ貫かれてもおおやっぱりすごいわああ❣ 私の家を潰してぇ奴隷にしたぁあいつらなんかぁ比べ物にならないいいいいイイィ❣」
数分後、遊水地の近くにある茂みの中で、ステラはアダルトなワンピース水着のクロッチだけをずらした状態で、四つ足で高く突き上げた尻を愛しくもこの地で唯一の男に掴まれて金色の茂みに包まれた淫裂を蹂躙されていた。
「…そういうステラも声はいつものセックスのように甲高く悲鳴みたいになりながら、ここは正確に俺の弱いところを正確に追ったり待ち構えたりしながら責めてきて…んんん❣」
「だ、だってぇ❣ あなたのってぇ背丈を犠牲にいしたんじゃないかってくらいにぃこれがぁ大きすぎてぇ掴みやすいんだも…アアァ❣❓」
そのステラの高レベルな狙撃手としての弓の弦を操る手つきを思わせる正確な肉襞の動きを、ランスは肉壺の掘削に使う男根で一滴残らず味わっているが、その彼女が淫蕩に蕩けた表情で流し目を送りつつも背に触れると、ランスの腰からギリギリで保たれていた優しさが抜けて彼女は子宮から突き破られんばかりの快楽地獄に落ちてしまう。
「…ウアアァアアアァアアアァアア❢❓ ま❣ またァアアアアいかされちゃゥウゥウゥウゥぅウゥ❣ ラ❣ ランシュウウゥウゥウゥウゥぅ❣ どうかァアアアアあなたもぉおおおお種をぉぉお―――❣❓」
その暴力的だが強い雄に喰われてその血肉の一部にされているような雌の快楽にステラが狂ったような嬌声を上げていくが、そこで南の地平線より巨大な爆発が生じてそこから自身のような揺れと轟音が響いてきた。
「―――おおおおおおおおオオオオオオオ❣❓」
「んんん!?」
それに身を大きく揺らされたステラは快楽で対応力が弱っていたのもあって完全に不意を突かれ、それでビクッと震えた子宮がその奥壁まで貫かれたような衝撃を覚えて完全に脳髄が焼き切れたような極みの嬌声を上げ、それを乗せて狂ったような震えとうねりを起こした肉壺にランスは精を迸らされてしまった。
〇大陸南部 ゼス王国東部 アダム砦付近 キナニ砂漠某遺跡〇
「…う、ううぅウゥ…魔力を取り戻せるぅ…マジックアイテムがあるからぁ…来たのにぃ…何か入口が見つけられなくてええ探してたらぁ…何か骨みたいなマークがついてたぁ大きなボタンがあって押したらああ…まさかああ爆発するなてぇぇ…」
ランスとステラが種付けの最中に襲ってきた衝撃に驚いていた頃、その現場であるキノコ雲が立ち上るその地で、志津香は全身が煤まみれのアフロヘア―と化した苦悶の表情で這いずっていた。
「…わ、私はぁ…お父様とお母様をぉ…助けたかっただけなのにぃぃぃ…そ、それもこれもおおぉぉあのランスのせいでぇ―――!」
「やったー! さっきの大爆発で死ぬかと思ったけどぉまさか瓦礫に紛れて“魔血魂”が出てくるなんてー! これで僕も魔人になれるー!!」
「―――え…!?」
完全に自業自得な内容を口走りつつも、不幸の元凶と目する男への逆恨みを口ずさみながら近くに位置して先の爆発で騒めいているアダム砦を目指して這い続ける志津香だったが、その彼女の前を何やら赤く怪しい光を帯びた球を笑顔でもってはしゃぎまわる、この世界の魔物の二大主流派の片割れである男の子モンスターの一種で縫いぐるみのようなイカに簡単な人間の足が付いたような姿をしたイカマンの姿があった。
〇
「…って何が起きたんだこれ??」
短くない付き合いのある助手の一人であるステラ・ブレーメルを孕ませ、遠く離れた地で志津香が死にかけになった所を奇妙なものを持つイカマンを見つけた日の翌日、魔法長距離移動実験の検証のためその後者の近くにあるアダム砦に来たランス達は、まるで戦争真っただ中のように荒れ果てた同地の惨状に表情をこわばらせていた。
「ああ! ランス!」
そこで、3日前の言裏による強姦未遂事件で再会したセレーナが、近くの宿泊していたホテルの壊れた建物より駆けつけてきた。
「…おい、セレーナよ俺が実験のためオアシスに戻ってる間に何が起きた!?」
「そ、それが―――」
「美樹ちゃんは何処だぁアアァアアアアアアアアアアアアァアア!!??」
二人の間で状況の確認がされようとした時、アダム砦城下町の建物を破壊しながら茶色の短髪を生やした超巨大なイカマンが普段はとぼけている感が妙に似合う声で叫びつつ現れた。
「…何だあれ? 学校の体育館くらいのサイズはあるぞ?」
「詳しくは知らないけど昨日にここの近くにある砂漠の近くで大爆発が起きて、その調査のためにゼス軍が訪れたらあれが現れたのよ。昨日から抑え込もうと周囲のゼス軍が押し寄せてるんだけど、どれだけ攻撃しても傷一つもつかなくて…」
「傷一つつかない? それって…あの感じと合わせてまさかー…!?」
セレーナの説明にランスが嫌な懐かしさを覚えたその時、その超巨大イカマンの巨大な茶色い目がギョロっと自分達に向けられたのに気づいた。
「…え? な、何かあの…何故か懐かしい感じの声をしたイカマン…こっちを向いて…?」
「あの声の叫び…そして…口にしていた名…まさか…あれは…!?」
その視線に気づいた美少女でランスに使えている方の日光と、突如現れた美女の方である日光は共に妙な懐かしさを覚えるが、超巨大イカマンは彼女達二人をギョッと注視した。
「…日光さんが二人ぃ!? いや…今はそんなのどうでもい…美樹ちゃんを返せぇええええええええええええええええええええええええ!!!!」
「ギャーーー!」
「わーーーー!」
「えーーーーーーーーー!?」
「っ…あれはやはり…この世界の…い、いや…でも…!」
「何かうちの馬鹿助手やお姉さんな方の日光に何かあったような感じでこっちにやばい勢いで向かって来たーーー!!」
自分達に向かって市民や兵士を瓦礫や叫びと共に撒き散らしながら向かってきた超巨大イカマンに、自分が標的にされたらしい衝撃で助手の方の日光は困惑と驚きの悲鳴を上げ、美女な方の日光はそれに嫌な確信に近づきつつもそれを否定したい思いに駆られるが、ランスはそれに驚きつつもその戦歴から即座に臨戦態勢を取った。
「破城剣!!」
ランスは地面に手を当てて魔力を通し、大量の金属を精製して城門すら容易く穿ちそうな速度と規模で巨大剣を地面から撃ちだした。
「あぶべぇ!?」
それを叩きつけられた超巨大イカマンはその質量と豪速が齎す衝撃で打ち倒されるが、その身自体はまるで目に見えない強固な結界で守られているように傷が付いていなかった。
「…この衝撃以外は何も通せない感覚…この超巨大イカマンはやっぱ―――」
「イカマン言うなー! 確かにその辺を歩いていたイカマンに魔血魂を飲まれたからこんな体になったけど僕は健太郎! 魔人の小川健太郎だーーー!!」
「―――あ…自分で名乗った」
ランスがその感覚で面倒くさそうな表情を浮かべたその時、その対象である超巨大イカマンは自らの正体を明かした。
「…あ、あ…ぁぁ…前の世界で…私が守るべきだったのに守れなかった…主としたあの子が…まさか…イカマンの姿びぃ!?」
その名乗りにお姉さんな方の日光は知りたくなかった大切な肉親の醜態を目にしてしまったようなショックに襲われて力なく膝を付いてしまうが、そこで超巨大イカマンの巨大な触手がその身に叩きつけられて掴み上げられてしまう。
「ああ!? 大きい方の日光さんがぁ!?」
「…ぁ…が…!?」
それに助手の方の日光が悲鳴を上げるが、巨大な触手を叩きつけられた衝撃で鼻血を噴き出て頬骨が砕けた様にも見える女性の日光を小川健太郎は片足から吊り上げる。
「日光さーん、美樹ちゃんは何処―?」
「…(…この感じは…この世界にも…記録には残ってはいないようだけどやはり…私が…)わ、わかりませぶ!?」
そして、投げかけられた魔人の問いに当たってほしくなかった方向で予想や仮説が確信を帯びていく感覚に、拒絶の色を強めていくお姉さんの方の日光の頬が再びぶたれた。
「嘘は良くないよー。怪しい薬で僕を眠らせた隙に逆レイプなんてしてそれを隠してた日光さんの言葉なんか今さら信じられないもん」
「…そ、それを何故知って…!? あ、あれは仕方なぐべぇ!?」
それで鼻血を増やして顔の赤い腫れや青痣を増やすお姉さんの方の日光だが、健太郎はその彼女を容赦なく振り回して鼻っ面から瓦礫に叩きつける。
(…す、すごく傷が…痛い! この千五百年はほとんど刀の姿で過ごしていたから傷はあまりしなかったけど…ほ、
もはや悲鳴すら上げる気力もなくなり、ひたすらに傷と痛みを増やし続けるお姉さんな方の日光を周囲は放っておくはずがない。
「おい! 魔法兵はあのお姉さんに当たらんようにして魔法を魔人にぶっぱなし続けて気を散らせ! 歩兵達はがれきに埋まってる人達を救援しろ!」
「わ、わかりましたランス殿! ですがあの無敵結界に守られた魔人ではせいぜい気を逸らすのが限界です!」
アダム砦に駐屯するゼス軍指揮官の一人である知り合いを通してランスは魔人に対処しながら周囲の救援を行うが、当然の声も上がる。
この世界の魔物の王である魔王は圧倒的な力と不死身の身体を千年間保障されているが、その魔王から直に血の一部を分け与えられた魔人は主に及ばないがそれ以外には脅威な力と、外部からの神性持ち以外の攻撃は全て無効化するという無敵結界を持っており、この世界では遭遇したら戦わずに逃げるというのが常識だ。
「…それだ。あいつは感じからして馬鹿で実力も復活したばっかの弱っちいしで更にでかい図体とその力以外は脅威じゃない…おい! 何年か前に異空間からこの国に戻ったこの国の太師で“賢杖”をやってるあの人は来れんのか!?」
「あ、あの方ですが今現在はクリスタルの森経由で襲ってくる魔物の集団とそれに時おり混じる魔人への対処でずっと北から動けない状態です!!」
「…名前は公表されてないが魔王交代と当代行方不明の歪があちこちで生じているが…向こうに迷惑をかけるが仕方ないか…。おい残念な方の日光、
「は、はい!」
だが、この世界のランスはその濃密な戦歴から苦い表情を浮かべつつも、脳裏に浮かびあがった策の一つを苦渋の表情ながら選び、その身からアンテナ状に大きな魔力を立ち昇らせて念話で何処かと連絡をし始めた。
「…中々しゃべらないなー。フルボッコだけじゃー駄目かー。じゃー、そろそろ犯しちゃおうか」
「…!!??」
その頃、顔が完全にはれ上がって四肢も多く曲がった無残な状態と化して片足から吊り上げられて無言となっていたお姉さんの方の日光だが、健太郎が足の付け根より醜悪で巨大な触手の一本を伸ばしてその先端からギリギリで人間レベルのサイズと範疇を保った器官を延ばしてそう吐くと、ギョッとした怯えの表情を浮かべて必死に潰れた声で拒絶を叫び始める。
「…りゃ…りゃめです健太郎君! あ、あなだにはみぎちゃんが…!」
「は? 既に怪しい薬使って性犯罪したくせして何を言ってるわけ?」
「あ…ありぇは“聖刀”の契約の儀式で仕方なく…!」
「だったら日光さんは人間じゃないでしょ。それなら不倫にならないから美樹ちゃんもう怒らないよ」
「…へ??」
「日光さんも自分は人間じゃないって言ってたじゃない。だったらこれは故障した魔法ビジョンとかを直してるようなもんだから大丈夫だよ」
「!!!???」
だが、それに健太郎がキョトンとした表情を添えてお姉さんな方の日光を戸惑わせる言葉を吐き出し、それが深まると彼女に言い表せないショックを与えた。
(…私が…私が人であることを捨ててまで得たはずの覚悟が…こんな…こんな…使命を脇においてまで守ると誓った存在であるはずの片割れの少年から…こんな…人ではなく物として嬲るための言い訳に使われるなんて…!)
そして、健太郎の醜悪な触手が近づくのがスローモーションのように近づくにつれて、お姉さんだが痛めつけられてる方の日光の脳裏に、この世界へ来る前の世界で同じく使命のため人ではなくなった戦友の言葉が甦る。
『あの娘が魔王になった後の世界でお前さんは耐えきれるのか? 世界が焼かれてそこから阿鼻叫喚の断末魔が無数に立ち上る世界になった後でお前の心は耐えきれるか? 昔の自分が今の姿を見たらどうするか考えているか?』
『…私のことなどどうでもいいのです。たとえ…昔の私が見たとしてもきっと理解してくれます。何度やり返すことになっても私はあの子達と共にいる道を選びます。それだけの縁がもう出来ましたから…』
それに対し、今の惨状からは想像できない凛とした様子で答える自分の姿が、今の日光の嫌悪と軽蔑に憎悪を掻き立てていく。
(…何故…私はこの問いのことを…!? まさか…あの子達の傍にいることを…悔い始めているとでも…!?)
だが、それへの戸惑いをお姉さんの方の日光が強めもしたその時、彼女の眼前まで近づいた異形の触手は血を迸らせながら宙を舞った。
「「………え??」」
それに健太郎とお姉さんな方の日光の目がともに丸くなった時、両者の間をあの男が現れた。
「…全く、死人増加のせいでその魂処理のために連絡が遅れるとは…天界であってもお役所仕事の遅さは何処も変わらんなアプロス」
「…天使を地上の諍いのために無理やり連れだすあなたに言われたくないわよ」
両者の間に、浮遊する大剣へスケボー代わりに乗っているランスが、明るい輝きを放つオレンジ色を基調として何故か疲れた女性の声でしゃべる長剣を携えた状態で現れた。
ステラ・ブレーメル
年齢/19歳(NK1年8月時点)
容姿/ステラ・ブレーメル(Muv-Luv)の上記年齢化
身長/172センチ
体重/58キロ
3サイズ/B99W60H98
技能レベル/弓Lv1 魔法Lv1 冒険Lv1
現レベル/41
才能限界値/41→44
特技/ヘルマン料理
趣味/ヘルマン料理を他国風に美味しくする
容姿の元ネタのこの世界における同位体。
ランスがヘルマン辺りで活動していた頃、貴族の生まれだが実家の没落によって他家で奴隷として扱われていたところ、戦火のどさくさに紛れて彼に助けられたヘルマン美女。
性格云々は容姿の元ネタと同じで、この世界では魔法属性を乗せたボウガンを得物として高い命中率と連射力を誇る。
その経歴からランスには元から女性としての行為も抱いており、絶対メイティングモルルンの効果があるのは知っているが、いい後押し程度に考えて今回にてこの世界のランスチルドレンの一人を貰うことに成功した。
次回、今回の戦いの決着と、その後における原作シリーズにおける無機物系ヒロイン(?)枠である彼女と主人公の会話に入ります。