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「…ギャアアアアアアアアアアアァアアアアアア!? ぼぼぼ僕のおちんちんがぁ何でえええええええええ!?」
アダム砦で超巨大イカマンの姿をした魔人小川健太郎が情けない悲鳴を上げ、血を迸らせる股間(?)を抑えながらのた打ち回って建物を次々と倒壊させていっていた。
「こ!? 今度は何!?」
「いやアアアァ! 助けてぇええええ! まだ魔力を取り戻せていないのにいいいいいい!!」
「あ、あんたは―――!?」
「いだいよおおおおおおおお美樹ちゃああァアアアアんん!!」
「ひでぶら!?」
「―――あ…」
そうして巻き起こる瓦礫と落石の雨をセレーナは必死且つ適切に剣で捌いたり回避したりしているが、その目の前を醜態及び困窮しているのが丸出しな様子で逃げ回る志津香の姿を見た次の瞬間、健太郎の触腕によって殴り飛ばされた建物が頭上から降ってきてそれにプチっと潰されたように見える光景も目の当たりにしてしまう。
「…あ、あの子が…血を迸らせながら苦しんで…!? な、何故…!?」
その光景をお姉さんの方の日光は全身の怪我の痛みなど忘れた信じられないという様子で見入ってしまうが、そこで緋色の強いオレンジ色の閃光が彼女の視界を明るく染めてしまう。
「まあ、そっちもそっちでいつも通り仕事が溜まってるのはわかった。幸いにもあの魔人ははっきり言って俺が今まで見てきた同類の中でも雑魚っぽいからさっさと終わらせるんでそれが済んだら帰っていいぞ」
「いやねえ、そもそも天使を地上の争いのために駆り出すってのがー…まあいいわ」
ランスが握るその諦めた女性の声音で話すオレンジ色の大剣が同色の光に包まれ、その形状はより巨大化すると彼の魔術による磁力で超光速にて撃ちだされた。
「…え!?」
それは健太郎の巨大なイカの目の間を一瞬で刺し抜き、内部から無数の茨のように変化してその身を内部からずたずたに引き裂いた後、巨体を小さな魔血魂へと変えた。
「…け、健太郎君が…死んでしま…あ…!?」
お姉さんの方だが重傷な状態の日光がそれにショックとそれに甲乙つけがたい解放感を覚えた直後、これまでの負傷と疲労からか意識を失って倒れた。
「……しかし、まさか魔人が倒されるとは…“太師様”は国境から動けず、“のっぽ”は北のヘルマンを動くことはめったにない、“神剣”と“仙刃”は行方不明で“魔剣”は当代の勇者殿と共に今は自由都市地帯を旅している最中…、無敵結界を破壊できる武器がない状態で誰がこんなことを…?」
「現場の目撃証言や過去の戦いからしてランス殿なのは間違いないと思われますが、彼は戦いが終わった直後に倒れて仲間の女性達に連れられて何処かへ去りました」
数時間後、周辺での警備や練兵から大急ぎで戻ってきたサイアスが、その現場の惨状とそれを解決した男に対して調査をしていたが、解決した当人の姿はもう既にいなかった。
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「…それでー、あの大人びている方の日光さんは大丈夫ですか?」
「あー、それはまー運ばれてきた時はもう人目に当てられない状態だったけど…今じゃ見る見るうちに…あれは何なのかしら…?」
サイアス達に探されていたその人物が戻ったシャングリラの病院で、元から居住していた方の日光が自身と似ているその人物の今の容態について尋ねるが、医者をしていた元魔力美女達もその人物の現状について大いに頭を悩ませていた。
(…私と名前が同じで且つ姿も何歳か大人にしたようなまで似ている容姿にも驚いたけど…、まさかあのような特徴まで持っていたなんて―――)
「あ! 失礼しまーす! お姉さんな方の日光さんが目を覚まされましたー! それでランス様も向かわれてますー!」
「―――え、あ、はい! 私達もすぐ行きますー!」
その人物について新たな報せが入ったところで、悩んでいた元からいた方の日光もすぐさま向かうことにした。
「…はい、大丈夫ですか?」
「…ええ、何とか喋れる程度には…」
数分後、シャングリラ病院の一室にあるその病床の上には、無傷ではないが顔に絆創膏が何枚か張られている程度にまで回復した、魔人に半殺しにされたはずの方の日光の姿があった。
「…運び込まれた時は生きてるのが不思議なくらいな傷だったのに…」
「…それが見る見るうちに治っていったあれはいったい…?」
その異常な回復力に周囲の人々は不思議に思っていたが、お姉さんな方の日光はそれが現れた周囲の声が聞こえつつも今はそれに構わず、今この場で最も大きな存在である男に目を向ける。
「…ありがとうございますランス殿、あなたがいなければ私は…」
「ああ、そっちも助かったのならそれでいい」
「…それで、あの…ゼス王国を襲った…
その男で今の自分の庇護者になっているオアシスのトップであるランスに、お姉さんの方の日光はそう感謝しつつ、今の自分で最も憂慮すべき存在についても問いかけた。
「あのクソデカイカマンな魔人なら俺が仕留めた。これだけのことをやらかしている状況なら、倒せる手段があるならそうして当然だろう」
「…っ…そう…です…か…」
それに対し、ランスが魔術水晶玉で当時の破壊されていくアダム砦の町、それに伴って見るも無残な姿にされる自分、それらを間が抜けた感じが否めない口調でなしていくのが却ってシュールな巨大イカマンな姿をした魔人健太郎の姿を見せながら説明すると、お姉さんな方の日光は隔意を感じさせる口籠りをしたがそれ以上の反応を見せなかった。
ある種の人間が原作と呼ぶ時間軸なら、家族同然の存在にまでなり、使命を果たすべき時が来るまでは守ると誓った存在が害されたことで、非難の声を上げるはずであった。
だが、記憶に焼き付けられたばかりの健太郎の残酷な凶行、それで自分に刻み付けられた苦痛と恐怖が蘇ってそれらを邪魔する。
(…あの時、あの場にいたあの魔人は…姿こそ大きく変わり建ててしまっていたけど…おそらく、感じ取れた気配や波長からして…この世界での健太郎君…。そして、あの時の彼の喋り方からして…歴史書などには何故か載っていないけど…この世界にも昔に私がいて…、健太郎君と関りがあったのは間違いない…。けれど…何故かあの時の健太郎君の私に対する感情には…恨みや…何より
「うぐ…」
前の世界での記憶やこの世界で受けた苦痛や恐怖に押されてお姉さんな方の日光が思考の海に沈もうとした時、彼女が寝そべっている病床に高熱にうなされて顔が真っ赤に染まっているランスの頭がドサッと落ちてきた。
「―――あ…え!?」
「あー、ランス様また絶対メイティングモルルンの症状が強く出てるー!」
「さっき魔人を倒すためとはいえ既に契約済みながらも高位天使の人を召喚するのに魔力たくさん使ったのが裏目に出たんだわー!」
「すぐに動ける人の把握と招集をお願いー!」
それにお姉さんな方の日光が戸惑いと何故か下半身からの熱を覚えると、事情を良く知る様子の助手な方の日光達が大急ぎで彼の身を彼女の病室から連れ出した。
「アアアァアア❣ 良い❣ 良いのおおおおおおおお❣」
「もっとぉ❣ もっとちょうだアアアァイイィ❣」
「こ❣ これぇ最高よおおおおおおおおおお❣」
数分後、病院にて集中治療などに用いられているその部屋で、三つ子と思える酷似した美貌を持ちつつも細部が微妙に異なる、まるで強き雄を誘惑して抱かれ、その子を産むためだけに形作られたような黄金律のスタイルと左目を前髪で隠した艶やかな金髪ロングをしている妖艶な美女達が雌の嬌声を上げていた。
「…ランスさん、どうですかー?」
「…あーうん、ナニを増やして感覚も増えてるだけあって痛みは無くなって気持ちよくなってきたから大丈夫だ。しかし…男の慰安をしながらその子をより強く産むためだけに生まれたホムンクルスが原型なんて…本当に色々いるんだな君ら元フィール魔力組って…」
その美女三人の並べられた尻に対して金属肉体融合魔術の応用で増やして伸ばした三本の男根を突きこんで胎内を揺らしているのはもちろんランスで、ナース衣装の女性の介助を受けながら呪い鎮静化のための種付けと並行して今現在交わっている美女達の出自について複雑な思いを抱いていた。
今現在、ランスの分裂男根を受け入れている三美女は、過去の今よりも魔法や科学が発達していた時代で、親もなく試験管にて美女及び優れた子宮を持つ女性の遺伝子を組み合わせて作られたホムンクルスたちの魔力が、フィールの魔力に閉じ込められた後にランスに関わって解放された時にその願いを解釈変更して受肉した女性達の一部だ。
名前は生まれた順にマーガ・シトコ、アーメ・シトコ、エーガ・シトコと言い、受肉してからもほとんど強い男を誘惑して交わってその子を産むためだけに必要な知識しかなく、今現在は周りの女性達に日常生活を生きるための知識などを教わりながらオアシスで生活していたところ、今回のランスの絶対メイティングモルルンの危険症状発生を受受けて予定が空いていたことでその受精相手を引き受けたのである。
「そんなぁ悲しそうな顔をしないでぇ❣ 冗談抜きでぇあなたとのセックスはぁ最高よぉおおおお❣」
「本体がぁ破瓜で指輪を外してもぉ側にいたからぁ流れてきたどの男との一夜の記憶よりもぉいいいわぁ❣」
「あいつらのための兵器になるためとしての子じゃなくてええ❣ 私達にぃ人としての自由をくれたぁあなたとの絆の証ならぁ❣」
その公的には姉妹となっているシトコ三人組だが、その素性からくる淫蕩な性質を配慮してもランスから貰う快楽に酔い狂い、それを契機として雌ではなく女としての愛欲も沸き立ちだしていた。
「…不思議なもんだな…。生きるために始めたのに…もう何度もそんな理由で命を作ってるって言うのに…女達と…体の悦びで繋がれて…そこから体以外でも近づき合えるのは…新鮮さを覚えても飽きる気配は…っ!!」
そうして只の肉人形同然に過ぎなかったはずの肉体の胎内で雄から遺伝子を搾り取るためだけの肉圧に、相手を雄としてではなく男とみなして溶け合って混じりあおうとしているような成長をランスは男根で感じ取り、それ故に近づいていた彼女達の極みに応じて陰嚢にかけていた栓を一気に緩めながら、降り切って大きく開いた子宮口に赤黒く焼けるような肉の穂先を叩きこんだ。
「ヒュァアアアアアアアァアアアアァ❣ し。子宮がぁぁ破られちゃゥウゥウゥウゥぅ❣❣」
「ら❣ 卵子が犯されてるのがわかりゅううううぅゥウゥウゥウゥ❣❣」
「まだアアア孕んだばっかなのにいいいいお腹が膨れちゃったああァアアアア❣❣」
そして、いつもと変わらない灼熱且つ濃厚な子種汁の大噴射で既に胎内が限界に達していたシトコ三人は、一気に子宮から弾けて意識が天上へ達したような極みに押し上げられ、腹部は注ぎ込まれた大量の子種汁で妊娠初期状態を思わせる膨らみに達してしまう。
「「「……ふァアアアア❤️」」」
『失礼します。ランス様にかかっている絶対メイティングモルルン解呪のための方法で進展が…う❤️』
そうしてシトコ三人が極みの余韻でだらしなく前のめりに寝台へ上半身を沈め、高く掲げた尻を内部が肉棒で満たされた状態でヒクヒクとさせている中、既に妊娠済み美女の一人が室内にある連絡用の魔法水晶玉で割り込むが、痴態及び自身のお腹の子の兄弟姉妹がまた増えたことに頬を薄朱色に染めた。
マーガ・シトコ、アーメ・シトコ、エーガ・シトコ
年齢/19歳(NK1年8月時点)
容姿/第一話冒頭に出ていた美女型使徒(ベルセルク)の上記年齢化
身長/168センチ
体重/54キロ
3サイズ/B91W59H92
技能レベル/性技Lv1 生殖能力Lv1
現レベル/11
才能限界値/11→13
特技/強い雄の遺伝子の収集
趣味/強い男に抱かれてその子を産む
容姿の元ネタのこの世界における同位体。マーガがベルセルク原作漫画版、アーメが剣風伝奇ベルセルク版、エーガが劇場版ベルセルク黄金時代篇の容姿。
作中に説明されていたとおり、ある組織によって男の慰安及びその遺伝子を用いて強い子を産んで改造人間の元を誕生させるためだけに作られたホムンクルスを起源とするフィールの指輪起源魔力受肉美女の者達。
そのため、容姿の細かい特徴を除けば身長体重に3サイズは同じ。
本来なら性欲だけで構成された自我しかなかったが、ラギシス撃退直後のランスの願いを曲解解釈したことで知能レベルは大きく向上し、性欲と生殖欲求こそ強いが恩人のランスに対して人並み以上の慕情を抱いており、今回の子作り式呪い緩和作業でより強まった。
次回、鬼畜王では出たけどランス10では登場しなかったあの迷宮が登場します。