※この作品はR-18です。

RETURN ON THE RANCE   作:oosima

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今回のお話であのパラレルパラダイスのラスボス(予定?)が登場しますが、まだ情報が多くないのと色々と好きになれない要素が多いので、サクッと退場してもらいます。


第1.2章 再生されゆく別世界の楽園
001 どの世界でも姉的幼馴染はいがち(パラレルパラダイス=ナクタ◎)


 ○NK(エヌケー)1年11月21日夜 某異世界 シーザー王国 某所○

 

 宇宙空間のある場所に、かつて高度な科学文明が花を開くもそれが崩壊し、ある小島のように浮かぶ大陸の世界のような、魔物や亜人に魔法などのファンタジーが存在する惑星があった。

 星に住まう主な住民である人間は、“嫉妬深い神”と呼ばれる邪神によって男達は“カル”という人間の女性を犯して殺す異形の怪物に変貌し、女性も処女のまま二十歳になると体が光の粒子と化して消滅して死んでしまうという呪いをかけられ、歪な世界を三千年も送らされていた。

 

「ぎいいいいいいいいいいいいイイィやアアアアアアアァアア!? な、何でえええええええええええええええええええええ!!!???」

 

 その嫉妬深い神が、その禍々しくも強大な力を宿した巨人の如き身を、急速に融解させながら消滅させて死につつあった。

 

「…はあ、前の世界でとち狂った魔人と魔法を衝突させて生じた魔力異常現象でこの世界に飛ばされ…しかも赤ん坊の状態までまた若返ったところでエルフ達に拾われ、女の子達をお助けしながら冒険も重ねて記憶も取り戻し、更に遅れてこの世界に来たシャングリラメンバーズと再会などした我が異世界人生18年目にして…ついにやっとここまで来たぞ…!」

 

 それを感慨深い表情で見つめている者達の先頭に、この世界での戦士の装備や衣装で身を固めたランスの姿もあった。

 

「…う、嘘じゃあ! タ、タカシが完全体で復活して…! こ、こんな…!?」

 

 そのランスの足元には光が固まって出来た鳥籠のような籠があるが、その中より醜悪な面貌で喚き散らす首だけの老婆の姿があった。

 

「おい、こいつもさっさと送ってやろう。三千年もクズでとち狂った男を愛するために何千年も人を殺しまくるような馬鹿ス女なら一緒に地獄へ送った方が幸せだろう」

「…!? ま、待て……ギャアアアアアアアアアアアァアアアア!!!???」

 

 ランスはその声で老婆を思い出したようだが詰まらなさも感じた表情を向けると、その老婆を籠から出して空高くで体の融解が進んで頭蓋がむき出しになっている嫉妬深い神の顔まで魔術強化も上乗せした剛力で投げるが、老婆は嫉妬深い神の唇に触れようとした寸前に同じく猛烈な腐敗と融解に見回れて消滅した。

 

「い! 嫌だアアアァアアァアアアアアアアァアアアアァ! 死にたくない! もう勝ちなんていいから死にたくないよぉおおおおおおばぁアアアアアアアアアアァアア!!!???」

 

 そして、嫉妬深い神が殆ど骨とそれへ僅かにこびりつく腐食した肉だけになって片膝を付いた次の瞬間、その身は光の粒子と化して大きく霧散し、それは惑星そのものを大きく包み込む光のオーロラと化した。

 

「ラ、ランス…ヨーナ…これは…?」

「ああ、完全に死んだな。魂も地獄とかが存在する辺りの方の次元へどっちも引きずられてこの世界から消えたのは感じとれた」

「そして、あの馬鹿が掛けた呪いもともに消滅した」

「…って…こ、ことはーーーー……!?」

 

 それを見たこの世界で生まれ育った女性達が震えながらも呟いたその言葉に、ランスは数秒の沈黙を置いた後、大きくはないが重い口調で次にこう言い放った。

 

「…勝ったぞ。俺達は自由だ!!」

「「「「「うわァアアアアアアアアアアアアァアアアアアアアアアアアアァアア!!!!」」」」」

 

 その言葉を受け、この決選の地に集っていた女性達、特にこの世界で生まれ育った者達から大歓声が上がった。

 

「やったぁ! もう“崩月”に怯えなくて済む!」

「あの屑な邪神の慰み者にされずに済むんだぁ!」

 

 周囲の喜ぶ女性達の姿にランスは大きく肩の荷が下りた表情になってこう漏らす。

 

「…ああ、これで呪いを掛けられて化け物になったこの世界の男達も元に戻り、女達の寿命や生殖能力も戻って世界は少なくとも再建の方向に向かえる。俺達は元の世界に戻るけど頑張れるよな」

「…あ、ランス…」

(そうか…この世界を元に戻したら…前に居た世界に帰りたいって言ってたし…)

 

 それを間近で聞いた女性達の何名かが寂しそうな表情を浮かべる。

 だが、その彼女達の予想は当人達にとっては嬉しい意味で裏切られる。

 

「……あれ? 何も起きない? おかしいな…こういうのって世界を救ったら元の世界に帰るのがゲームや漫画ではセオリーなんだが…??」

 

 数分後、惑星を覆った嫉妬深い神の邪神だった光の粒子が薄らいで消滅して、静かになるとランスは微妙な表情になった。

 

「…あ、あのー…ランス様ー…シャングリラの方より連絡がー…」

「え? 何だその自分でも信じたくなさそうな報告をしてきそうな表情は?」

「各地の拠点で捕えて牢に一旦閉じ込めていたカル達ですがー、さっき光が空を覆った時に体の表面が溶けて人間の男性に戻ったのは良いのですがー、それから全員が急速にやせ細っていって…骨だけになって死んじゃったってー…」

「さらには町の周囲に出ていたカル達も同様の状態になって死んだとの報告が続々とー…」

 

 そうした報告を矢継ぎ早に効いていって、ランスはある結論に達した。

 

「…え? これって後の再建や復興のために戦後も異世界に残らないといけないパターン?」

「「「「「…………………」」」」」

 

 其れを受けた周囲の女性達は、転移組はポカンとした表情になり、異世界組はほっとした表情を浮かべた。

 

 

 

 

 

 ○NK(エヌケー)1年11月28日昼 某異世界 シーザー王国 王都○

 

 この世界でランス達がシャングリラと共に重要な拠点を構えている、シーザー王国の何万人もの女性が暮らすその王都にある巨大なゴシック風城郭をした宮殿で、この国の要人達が集っていた。

 

「…とまあ、そういうわけで一週間前に起きた嫉妬深い神滅亡に伴って起きた…カル消滅はこの国の主要な地域全てで確認されましたー。まだ確認されていない村はありますけどそれもごく一部なのでー…」

「…じゃあ、この世界の男は全てあの屑の道連れにされた可能性が大というわけか…」

「…はい…その可能性が高いかと…”慈悲深い神”ヨーナ様…」

 

 その王宮の会議室にある円卓の首席で、濃い茶色のショートシャギーに意志の強い大きな同色の瞳をした中性的な美貌した美少女、太多 陽那(ただ ような)が報告に苦い表情を浮かべていた。

 彼女こそ、この世界の超古代の科学文明が発展していた時代から三千年前の世界へ、嫉妬深い神の元になった少年と共に呼ばれ、神と呼ばれるまでに強大な力を得るも、それをもって嫉妬深い神とそれに従っていた少女にして初代国母として邪神のためにこの国を築いた女を追放して封印していた女性で、ヨーナと主に呼ばれる。

 但し、今となってはランス達と共に嫉妬深い神を倒すためにいろいろした結果、神と呼ばれていた頃の力のほとんどは失い、今は強い魔力と再生威力こそ除けば普通の人間の範疇に収まるまで戻っている。

 

「…結局、この世界の男がいないのは変わらずね。このまま放っておけば女の子達が老いて死ぬことで人類は滅亡よ…各地の“子宮”も死んで腐り始めてるし…」

 

 続けて、ヨーナと同じ時期にこの世界へ来たその幼馴染にして、三千年前にこの歪み始められていた頃の世界へ来て、彼女から力の一部を分けられて共に戦い、嫉妬深い神とそれへ性奴隷として女性を献上するためだけにこの国を作った先代国母を封印し、それから三千年はヨーナが力を取り戻すために眠りについていた間の留守役として現国母となり、邪神の信奉者である“黒き夜明け”と戦ってきた仁科(にしな)、今現在はそれがなまった名であるニーナで呼ばれる美女が重苦しそうな表情を浮かべる。

 

「じゃあ、当面はあの子にー…?」

「…たたた大変ですー! この一週間くらいあちこちで復興作業に協力して下さってたランス様がー!」

「え? どうした? また何処かの魔女やその郎党に騙されて誘拐されたか!?」

「い、いや! 急に高熱を出してぶっ倒れてー…!」

 

 重くなり続けながらも羞恥の色も浮かび始めた会議の場で、ヨーナが今この世界で最も重要な存在となっただろうあの男を思い浮かべたその時、そのランスに異変が起きた。

 

「…う! グ…ううぅぅ…!!」

「…こ、これ絶対メイティングモルルンの危険症状ですよ」

「え? それって前に居た世界で劣化金城みたいな魔想志津香って魔女に魔力タンク用の子供を大量に孕ませるためにこの子へ掛けられたって言う呪いの?」

 

 数分後、王宮にある病室の一つのベッドの上で、少女の方の日光が口にしたその症状で苦しむランスの姿があり、同じく見たヨーナは非常に微妙そうな表情を浮かべた。

 

「…でも何で今になって急に? この世界でこの子が生活していたこの18年の間はこんな症状なんて起きなかったのに…?」

「おそらくー、時空間異常の影響で身が赤ん坊まで若返ったことで呪いも小さくなって今まで表に出なかったんですがー、この世界で元の年齢である18歳くらいまで成長したことで呪いも復活した頃合いに入ったのかとー…」

「…そんな、この世界の男達が全て死んじゃっただろう後で…異世界からとはいえ唯一の男になったランスが死にそうになるなんて…!」

 

 ランスと共に大陸世界から来た女医の診断に、周囲の女性達の絶望は強まっていく。

 

「…あのお、真面目な話であっても周囲の女性達の多くがこんな状態では今一つ締まらないというか…」

「し、仕方ないでしょう! この三千年にわたって男がいない状況とあの邪神に作り替えられた体のせいで男には性的な意味で徹底的に弱くなってるのですから!」

「…ラ、ランスを苦しめてる呪いのせいか…“浴場の泉”がいつもに比べても酷いことに…❤️」

 

 但し、室内及び外の廊下にはこの世界の女性達が欲情しきった様子で膝を付いて愛液で水溜まりを生じさせてしまっていた。

 

「…あーうん、不幸中の幸いというべきか…? 幸いにもここには性欲が爆発してる娘が大量にいるし…生殖能力も戻ってるし…」

「この子もこのまま放置すれば爆死するらしいけど、その呪いを鎮める方法がこれでは発せられる周囲の愛欲を促す波長で引き寄せられてきた女の子を孕ませること何尾を考えると…ちょうど良いと言うべきだけど…」

 

 その光景にヨーナとニーナは赤面しつつも微妙そうな表情を浮かべ合っていた。

 

「…じゃー、とりあえず以前に聞いたことのある治療法でこの子を助けよう。希望志願者はー…この国の出生事情もあって事欠かないし…」

 

 結局、ランスとこの世界双方の現状が都合よく噛み合ったので、その対処療法を取ることは自然の流れとなった。

 

「……う…く…この感覚…は…?」

「はむ❣ ジュルルルルルぅウゥぅぅぅぅ❣」

 

 数分後、下半身から立ち上る慣れ親しみつつもここ最近のものとはどこか違うその甘い感覚で、ランスが男根より立ち上る激痛を和らげられて意識を取り戻すと、この世界で深い繋がりを結んだ美女がその豊満な美乳で男根を包み込み、突き出ている亀頭に唇を被せて激しくしゃぶっている美女の姿があった。

 

「…ナクタ…」

「…ぷは❤️ 起きたなランス…大丈夫だ。今度は我々が…お前を救う…はむぅ❣」

 

 ランスが半分朦朧とした視界に収めつつも、暗みのある金色で癖があるセミロングヘアーを口淫で揺れる唇と共に揺らし、ランスより高い背丈も美点に変える引き締まりと曲線美で特に目立つ美巨乳で男根を挟んでいるのが理解できるその美女の名はナクタ。

 このシーザー王国の軍事分野の責任者大将校(グランドフィシエール)として近衛兵団を指揮する女騎士で、赤ん坊の姿でこの世界を迷い込んでしまったランスを保護した亜人種の一種エルフ族と現国母ニーナの元で、彼の姉代わりとして育ったこの世界での幼馴染である。

 

「…何と言うか、訓練の最中の事故で一緒に遭難して…そこで男というのがわかって…それでナクタに寝込みを襲われた時のことを思い出す光景…いだ!?」

「男のくせして小さいことを気にするのは相変わらずだな。リーメアリーにもまた判断に困ると言われるぞ」

 

 ちなみに、この世界における記憶喪失時代のランスの二度目の童貞を逆レイプで奪った女性でもあるが、気にしているのかその事を彼に指摘されると男根にやや強めに噛みついてジト目を向けた。

 

「…ん…禍々しい光が少し収まったように見えるな…。それでは…この身は久々だが入れるぞ…❤️」

 

 そんな長く親しい仲ならではのやり取りを挟みつつ、呪いの光が和らぎつつも隆々さを更に増した男根の上にナクタはうっとりとした顔で腰を上げて狙いを定める。

 

「…あ、ナクタ…今の俺と交わったら…その…お腹に…」

 

 それ自体は何度もある好意だが、この世界の今の急変した状況を思い出したランスは弱った手で彼女の腰を掴んで止めた。

 

「…あ❤️ 承知している…あの邪神の呪いが無くなった今…この身は…お前の子を宿すのだろう…お前の今の目覚めた呪いの効果も聞いた…あむ❤️」

 

 ランスの気遣いにナクタはその優しさと蟠りを感じるも、すぐにその青く普段は凛とした瞳を情愛深く潤ませながら彼のそれに近づけ、唇を重ね合わせた。

 

「…前の世界でのお前がどうあれ、この世界で物心を着いた時よりも苦楽を共にしてきて…この身を…皆を救ってくれたお前と交わることに…引け目など感じない。ましてや…その子をこの身に宿して産むことに…異論などない…」

「…ナクタ…」

「…だから、我が身で呪いを鎮め…代わりに…お前との子を宿らせてく…ううぅゥウゥウゥウゥ❣❓」

 

 そのナクタの優しい言葉が一区切りをつける前に、ランスの腰は自然と突き上がって彼女の酷く濡れた淫裂へ男根を突き上げてその身を跳ね上げさせた。

 

「…おああァアアアアアアアアアアアアァアア❣❓」

 

 数分後、ナクタは戦場でもめったに見せない激しい躍動を艶も帯びた状態で見せ、ランスの巨根を支えにそれから一瞬も離れることなく、それとまるで戦場での激しい剣の叩きつけ合いをしているように淫肉の衝突を繰り返していた。

 

「…ううぅ! ナクタぁ…こんな時でも…動きが激しい…あ、危ない…」

「くっはぁアア❣ アアアァ❣ 良いいい❣ 支えてくれえええええ❣」

 

 ランスもこの世界で初めて命を宿らせる行為に、快楽で呪いの痛みが薄れていったのもあって興奮を無意識に強く覚え、彼女と両手を繋ぎ合わせてその身を支えると、より激しく互いの身をぶつけ合って絡み合わせていく。

 

「…っアアアァ!」

「おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお❣❣❣❓❓」

 

 そうして灼熱の中で二つの金属の塊が叩きつけられあって混ざり合わされるように、激しくも熱い淫肉の交差が最も深く繋がり合った瞬間、二人は同時に極まった証を口から突き上げた。




次回より、原作ランス氏が知ればミラクルに自分をあそこに連れて行けというだろう、今の冒険の舞台での本作ランス達の日常が中心になります。
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