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「…まさかこの迷宮にこのような領域があったとは…」
「怪しさ満点ですけど、ここならリーザス聖武具も隠されていそうですね…」
ランスとミリの情事による揺れで悪魔の洞窟の岸壁の一角が崩れて新たな未知領域が発見されて十数分後、リーザス・自由都市解放連合軍はその区域の探索を進めていっていた。
「…しかし、この区域は中々に考古学的にも地質学的にも興味深いですな。ランス殿が協力してくれれば早く研究も進みそうですがー…」
「俺が使ってる魔術の関係でこういう土や岩石系には強いから当てにするのは構わんが今は戦時中だから戦後の落ち着いてからにしろ」
「…そうですな。今サッと見ただけでも地質学的に希少且つ高価値な資源がありますが…ランス殿には今の戦況をどうにかしてもらう必要がありますので…協力者には利権などで色々と優遇するおつもりですが…」
「…何か今回の戦いで役立つ資源が見つかるかもしれん。最優先はリーザス聖武具だが、資源調査とかも進めておこう」
その解放軍将兵の脇道へそれそうな様子に始め注意するランスだが、その当人に誘惑されると今現在呪いのせいで
「危な!!」
「あぁ!?」
その鋭い五感と濃密な経験で頭上からの不吉を覚えたランスは誘惑してきた兵士含めて周りで作業していた者達を魔術で飛ばしてその身を逃すことには成功したものの、代わりにその身が頭上で生じた大きな崩落に飲み込まれてしまうのであった。
「…はー、何か信じられないくらいの強さだけどお人好しというか…」
「あのーリリガナさん、ランス様の身はー?」
「日光ちゃんそんなに急かさないで。あほみたいに丈夫な子だからそこまで心配はいらないと思うけどー…あ、そろそろ映像も出てくるわねー…」
数十分後、解放軍はまたしても行方不明になったランスの捜索を行っていた。
「ランス様! ご無事で―――!」
『あ♪ ああーーーー…』
「―――…………」
リリガナの魔術の鏡でようやく日光は今の主の状況を見られるようになるが、その身を案じている顔は鏡面に映し出されたランスの虚ろな瞳だが妙な色気のあるショタ系アへ顔と鎖などに拘束されている姿で、一気に微妙そうなものを見る顔に切り替わる。
「…何が起きているか知らないけど、またリーザス城の地下に捕まっていた時みたいな事態になっているみたい…」
自分も嘗て関わっていた案件を思い出させる新たなトラブルの気配に、リリガナは鬱そうに目を瞑るが頬には薄っすら朱色を浮かばせた。
○
「…ふふふ、まさかこれほどの逸材が自ら迷い込んでくることになるなんて…これで“神殺し”を成せる日がまた大きく近づいたわ」
リリガナ達がランスのそのような姿を見て数時間後、悪魔の洞窟のどこかにあるその改造された地下基地の区画で、見た目は短い銀髪に黒き冠を載せて未成熟な身を黒のゴシックドレスで固めた美少女に見える女性が微笑んでいた。
「…は、アム様が目指される人類救済計画…その要の一つである兵力となる“ラグナロク・キンダー”…それを誕生させるためには胎盤として多くの悪魔に加え、汚染されて物資化した魂、その二つを繋ぐ高レベルの種馬が必要でした。その基準を満たせる男が探しても長らく見つからなかった状況で…まさかこれほどまでに高品質の種馬が突然降ってこようとは…」
その女性アムの傍には全身を黒く重厚な鎧で固めて首元にアイマスクをぶら下げている男が侍っていたが、その二人は自分達がいる部屋の隅で行われている、自分達の計画の一端を愉悦が隠せない様子で見やる。
「…アアアアアアぁ❣❓ いやアアアアアアァ❣ 人間との子供なんてぇええええええええ❣❓ け、けれどオオオオオ❣ この子ぉすごおおおおいいいいい❣❣」
そこは牢屋となっており、一人の小柄な少年が鎖や拘束具で繋がれており、その少年に苦悩と快楽で喘ぐ禍々しい首輪を嵌められた美女達が絡んで輪姦している光景があった。
美女達は背中から蝙蝠に似た翼や頭から角を生やしており、人間ではないことがわかる風貌をしている。
「…あ…ぐ…ぅぅ……」
その美女達の明らかに普通ではない劣情を浴びせられているのは、例の如く拘束されているランスであった。
例の如くその身には無数の注射針を差し込まれてそこから伸びているパイプは無数の怪しいことこの上ない機械や液体入りポッドと繋がれ、口と肛門は太いパイプを捻じ込まれて外れないようにされていた。
「さあ! もっと子種を捻りだして神殺しの戦士を孕んで産みなさい! 悪魔界の警察署長ネルガルよ!!
「アアアァア❣ わ、私ぃいい❣ 悪魔界の警察署長なのにいいいいいい❣ こ、こんなアアアァア人間の子をおおおおおおおお…おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお❣❣」
「…アアぁアア……!」
今現在、ランスを犯すために肉人形として酷使されているネルガルは、悪魔の山羊を模したような意匠が施されている高露出度の黒いビキニアーマーで露にされている白き柔肌に包まれたナイスバディを彼の腰の上でダイナミックに動かしており、普段は勇ましさも覚えさせる水色のロングヘアーと赤く大きな瞳が似合う美貌は娼婦の如く淫らに唾を撒きまくった果てに、ネルガルは漆黒の者達に尻を勢い良く降って全身が痙攣して砕け散りそうな極みに押し上げられ、その中へまた薬などの影響で虚ろな瞳になっていたランスはブルリと震え、精巣ごと噴出しそうな勢いでシャーベットのように濃厚な子種汁を噴出させられた。
「さあ、終わったらあそこの育児室に移ってさっさと成長を早めさせなさい!」
「さぁ! 来い!」
「アアアァア❣❓ ま、まだぁぁぁ…❤️」
「ううぅぅ…」
「…アアぁ…」
お互いの震えが収まったところで、ネルガルは無理やりランスから引き離されて別室に移動させられるが、そこにはランスと同じ状態にされながら、腹部がまるで臨月にまで入ったかのように膨らんでしまっている美しくも苦悶の声を上げている女悪魔達の姿があった。
「…よし、この小僧も休息させながら色々調べてみたが、本当に凄い小僧だな…」
「ああ、強すぎる魔力や才能限界値が計測できない特性など、他にもまだわからない特性があるからな。この小僧を調べれば“神殺し”において大きな戦力を増やす助けになるだろう…!?」
数時間後、漆黒衣装の者達がランスを別室に移して色々な実験をしていたその時、その別室の壁の一角が吹き飛んだ。
「な、何だ―――!?」
「ランス君! 助けに来たわよー!」
「―――あーーーーー!?」
それに漆黒衣装の者達が驚いていると、そうして開いた穴よりランスがその超女難体質により巡り合って誼を結んだハイスペ美女達が彼の救出のために現れ、今度は漆黒衣装の者達の悲鳴が巻き起こった。
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「…ふう、何か色々あったけど何とか最初の目標は達成させられました…」
「…代償としてまた大勢が巻き込まれて傷が当分癒えそうにない被害者が大勢生まれてしまったがな…」
数時間後、安堵している日光の真横でランスが乾いた笑みを浮かべており、その背後には探索や戦闘の後始末を進めている解放軍将兵達達、その中にまたランスが巻き込まれた怪しい団体による人体実験のせいで、彼の子を身籠ってしまってさらにやばい薬や魔術で成長を早められてもう臨月にまで達してしまっている腹部を虚ろな顔で撫でている悪魔達の姿があった。
ちなみに、探していたリーザス聖武具はどのようなルートか知らないが今回の怪しげな組織が、禁術で捕まえた女悪魔達を弱体化させて操るための触媒として使用していたらしく、彼らのアジトを探索していた所で見つかった。
「…とりあえずー、こんな状況だから呼んだけどー、今回で強制ママコースされたこのお姉さんたちはどうなるポルノ?」
「…そうねー。人間に騙されて捕まったとはいえそれも悪魔の間では恥みたいなものだからー、むしろそれも含めて人間との子を孕んだということで罰されるわねー…」
「そ、そんな~ポルノ様~…」
「…そんな、この人たちも被害者なのに酷い…」
その中で女悪魔達は同情の視線を向けられており、故にボコボコにされつつも多くが生け捕りにされた漆黒衣装の者達への怒りが沸き立っていった。
「そいつら早く絞首刑に出もしてよ!」
「その前に下のものをちょん切っといて!」
「あのアムとかいうガキとその取り巻きには逃げられた分をそいつらに!」
「ひぃぃ! 助けてくれええええ!」
「落ち着けお姉さんたち! そいつらの刑務作業内容はもう決まってる! 今回の被害者救済も兼ねた愚策と絡めてな! そういうわけでこいつらは借りていくぞ!」
今にもいかれる女性達に男性の象徴を潰されそうな恐怖に晒されるその漆黒衣装の男たちは、ランスが操る飛行大剣に乗せられて、何処かへ彼の手によって連れ去られていった。
「…そういうわけで、またあほな連中のせいで不幸な女性達と出くわしてしまった。何とかできる手段を教えるかアイテムをくれプリーズ」
「…やれやれ、久々の再会で矢継ぎ早に仕事の話とは余裕がないなハンサムボーイ…」
数十分後、ランスは何処かの雪原にある大きな塔の中で、一匹の舌が長い大型犬を飼う眼鏡をかけた老人の元を訪れ、今回被害を受けた女悪魔達の救済方法について尋ねていた。
「…まあ、戒律を破ってしまった悪魔の罪を帳消しにするのは難しい事ではない。材料はこちらにあるからやり方を知ってそれを持って行けば君なら作れるだろう。だが、対価は必要だがね…」
「…ああ、わかっているさ。あんたの望み通り…この身…」
だが、感情が感じられないホ・ラガの自身を見る瞳に熱が生じたのを覚えると、ランスは自分の襟首に手を掛けようとする。
「…を捧げるのはさすがに嫌なんで今回は此度の糞な事態を招いた連中の内からあんた好みのイケメンを大勢しょっ引いてきたのでこいつらを好きにしてくださいプリーズ」
「「「「「もごー! もごー!?」」」」」
「…人間よりも悪魔の方が悪辣だと思うことがあるが君の場合はそれが顕著だな」
だが、それはキッパリと打ち止められ、ランスと彼が代わりに指し示した黒衣装の美男の者達に、ホ・ラガは複雑そうな顔に変わった。
「あーそれとーこいつら調べた分だけでも一晩くらいじゃ回心しそうにないから、回心するまでは何日でも楽しんでいいぞ。その分、そっちの匙加減でいいから今回の戦いに役立ちそうなことを他にも出来る限り教えてくれ」
「…うーむ、毎回…会うたびに成長を感じさせるな君は…特にその奸智は…」
それから立て続けのランスの要求に、ホ・ラガは複雑そうにしつつも感心も強めた表情を強めていった。
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「…とまぁ、後方の収容所には連れていかれなかった連中を北の全知なあの爺さんへの手伝いに行かせた報酬で、今回の悪魔お姉さんたちを救える分の“絶対差し押さえの札”を調達してきたぞ」
「…あなた…本当に悪魔に生まれなかったのが悔やまれるわ…」
翌日、ある老人での要件を済ませてランスは解放軍の元に戻ってポルノ・ディアノから畏怖を宿した眼差しを向けられた。
「あー、それと今回のヘルマン軍が用いている暗号の解読資料とか戦争を有利に進めるのに役立つものを色々聞き取り出来たぞ」
「え!? こんだけ分厚いのが…けれど本物ならすごく役立つわ!」
次にランスは分厚い情報資料をレイラに渡して驚喜させる。
「あの“導くもの”とかいうふざけた連中は当分こちらで調べていくわ。それと、貴方と共に監禁させられて無理やり子を設けさせられた女の子たちはこちらで面倒を見るわ。こっちではともかく、負担は大きいけど悪魔界ならまだ間に合う子もいるし…」
「ああ、そこはお姉さんたちに任せるわ。ただー、止めるのは無理、けれども育てるのも無理って子がいたら、産んだ子はこちらに預けても良いっても伝えてくれ。もうかれこれ先に似たような経験の影で色々対策や施設は出来ているから…あ」
そうして話を進めていくランスであったが、そこで顔が高熱からくる真っ赤に染まってぶっ倒れて湯気を頭から出し始めた。
「…あー、またランス様が呪いの危険症状を出したようです…」
「…とりあえず、この子は最も必要としている人達に預けましょう…」
それに複雑そうな顔を浮かべつつも女性達はランスを労わる様子で担架に乗せて連れていった。
次回、今回は薄目でしか出せなかった大人向けシーンを多めに出す予定です。